細野 環境大臣(引用)
もまた暑い日々が続く季節となりました。
こ数年、熱中症の被害は高止まりしており、今年も熱中症への対策が急がれるところです。
夏に向けて、政府は、国民の皆様に節電の取組を幅広くお願いしているところですが、
これ伴って熱中症の被害が増えることがあってはなりません。
環境省では、この夏に皆様が、クールビズや省エネ活動を無理なく進められるよう、
効果的法を提供する「クールサマー2012」を推進しています
細野 豪志
熱中症サイクル
熱中症道散策
「熱中症」とは、日射病や熱射病の総称です
高温下での運動や労働のため、発汗機構や循環系に異常をきたして起こる病気です
体温上昇、発汗停止とともに虚脱・けいれん・昏睡などを起こします
熱中症のメカニズム (体温調節の仕組みから)
体温調整の仕組み
*気温が体温より低ければ、皮膚から空気中へ熱が移り、体温の上昇を抑えます
湿度が低ければ汗をかくことで熱が奪われ、体温がコントロールされてます
*気温が体温より高ければ、皮膚から空気中に熱が移らず、体温調節は発汗だけが頼りです
ところが、湿度も75%以上に、汗をかいても流れ落ちるばかりで蒸発しなく
発汗による体温調節が出来なくなります(常にサウナに入っている状況です)
熱中症の状態
*体温を調整する機能がコントロールを失い、体温がグングン上昇してしまう機能障害です
*炎天下以外でも、湿度の高い室内でも起こります(高齢者が室内で熱中症掛かっています)
*5歳以下の抵抗力弱い子供も係り易いです
熱中症の症状
*熱失神 (めまいがしたり、失神したりする) (血管が拡張し、血圧が下がる)
*熱けいれん( 痛みを伴った筋肉のけいれん)(汗により血液中の塩分が低くなり過ぎて起こる)
*熱疲労 (めまい、頭痛、吐き気、倦怠感を伴う)( 体内の水分や塩分不足、脱水症状です)
*熱射病 (意識障害、全身けいれれん等)( 水分や塩分の不足より体温調節機能の異常)
熱中症の予防
水分と塩分の補給
*発汗により、水分と塩分を失っている為、その補給が重要です。
*発汗による体重減少8割の補給、250MLの水分を1時間に3回に分けて補給する
*食塩(0.3%)・糖分(4%)を含んだ水分の補給(糖分でエネルギーを補給)
(大塚製薬 オーエスワン製剤が市販飲料水です、又塩分が0,3%含む飲料水)
*1Lの水に、塩3G、砂糖40Gで、自宅でも容易に作成出来ます
体調を整える (体調の悪いとき、暑い日中の外出や運動を避ける)
服装に注意(通気性の良い服を着用、外出時は帽子をかぶる)」