🌸裁判長の泣けちゃうお説教(3)
⛳「たしかに、ぼくは母を殺しました」
☆男は実母の首を絞めて殺害したとして逮捕された
*警察の取調べでも男は心中を図り
*母も殺害されることを受け入れ
*男は「承諾殺人」で罪で起訴された
☆基本的に、被害者が犯罪を受け入れ、承諾していれば
☆基本的に、被害者が犯罪を受け入れ、承諾していれば
*その加害者を処罰できない
*殺害したが、1日でも長く、母と一緒に暮らしたかったとも答えている
*その気持ちにも偽りはありません
☆殺人という犯罪、どんな事情があれ許されないのも事実
*その為、被害者の承諾があっても、処罰の対象となる
*承諾殺人罪の最高刑は、懲役7年です
⛳「介護離職」が、ふたりを追い詰めた
☆男は10年以上、母とふたり暮らしをつづけてきた
☆男は10年以上、母とふたり暮らしをつづけてきた
☆母は生前、要介護3のアルツハイマー型認知症
*昼夜を問わず、徘徊を繰り返していた
*ご近所の方や警察官が居場所を突き止めて、連れもどしていた
☆男は「これ以上、他人さまに迷惑をかけられない」と
☆男は「これ以上、他人さまに迷惑をかけられない」と
*工場勤務の仕事を辞めて、母の介護に専念した
*生活は、母の年金だけで生活費をまかなっていた
*生活は、母の年金だけで生活費をまかなっていた
*役所で生活保護を申し込むものの、断られた
*男はカードローンも限度額に達した
☆親子は、ほぼ引きこもり状態となった
☆親子は、ほぼ引きこもり状態となった
*昼間でもカーテンを閉め切り、暮らすようになっていた
*ケアマネージャーにも不信を抱き、男は居留守を使って接触を絶つ
☆男は、自分の食事を2日に1回に切り詰めてまで
*ケアマネージャーにも不信を抱き、男は居留守を使って接触を絶つ
☆男は、自分の食事を2日に1回に切り詰めてまで
*母の食事を優先し介護をつづけていた
⛳日本人の美徳も、ふたりを追い詰めた
☆家賃が払えなくなった男
⛳日本人の美徳も、ふたりを追い詰めた
☆家賃が払えなくなった男
*母を連れて繁華街へ繰りだし食事をした
*「最後」の親孝行のつもりでした
*もう自宅へはもどれない
*川のほとりに座ったまま、ふたりは夜を明かす
*「最後」の親孝行のつもりでした
*もう自宅へはもどれない
*川のほとりに座ったまま、ふたりは夜を明かす
☆息子は覚悟をきめて母に告げた
*「もう生きられへん。ここで終わりやで」
*母は「そうか、あかんか」と、静かにつぶやいた
☆「他人さまに迷惑をかけない」という日本人の美徳
*「もう生きられへん。ここで終わりやで」
*母は「そうか、あかんか」と、静かにつぶやいた
☆「他人さまに迷惑をかけない」という日本人の美徳
*ここまで2人を追い詰めてしまったのかもしれない
☆東尾龍一裁判官は、判決の言い渡しで特別に温情をかけ
☆東尾龍一裁判官は、判決の言い渡しで特別に温情をかけ
*懲役刑に執行猶予をつけた
☆裁判官は、男に対して述べた
*母親は、被告人に感謝こそすれ、けっして恨みなど抱いていない
*母親は、被告人に感謝こそすれ、けっして恨みなど抱いていない
*今後は幸せな人生を歩んでいけることを望んでいると推察される
*この裁判は、あなただけが裁かれているのではありません
*この裁判は、あなただけが裁かれているのではありません
*社会全体のあり方が問われています
☆東尾裁判官は、法廷から社会へ向けて、問題提起をした
*介護保険や生活保護行政のあり方も問われています
☆東尾裁判官は、法廷から社会へ向けて、問題提起をした
*介護保険や生活保護行政のあり方も問われています
*こうして事件に発展した以上、どう対応すべきだったのか
*行政の関係者は考え直す余地があります
☆最近「介護離職防止」のスローガン世の中に浸透してきた
*介護をプロに任せるのもひとつの選択肢です
☆最近「介護離職防止」のスローガン世の中に浸透してきた
*介護をプロに任せるのもひとつの選択肢です
☆特別養護老人ホームや介護つき有料老人ホーム
*入居しようとすれば、相応の費用がかかります
*家族に要介護者が出ていない段階から
*家族に要介護者が出ていない段階から
*介護問題への備えを進めておくべき時代に入っているのでしょう
☆男は、理解のある社長の会社に雇われた
*男は、懸命に人生をやり直そうとした
*判決から約8年後、無念にも琵琶湖にみずから身を投げている
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『裁判長の泣けちゃうお説教』
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『裁判長の泣けちゃうお説教』
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます