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哲学との関連知識2(倫理)

2021年01月18日 | 哲学
🌸倫理に関する必須知識

 ☆現在は、高校で「倫理」という科目を学ぶが
 *西洋哲学と日本思想と宗教、心理学などの寄せ集めで意味不明
 *倫理とは、正しい行いの規範を言い不可欠の知識である
 ☆倫理で、二大倫理として対比される功利主義とカントの義務論

功利主義(ベンサム)
 ☆ある行為の善悪についての判断する場合
 *それが幸福や快楽をもたらすか否かに求める倫理観
 *幸福や快楽の量が多ければ多いほどよしとされる
 *「最大多数の最大幸福」のスローガンで表現されている

 ☆社会の利益を最大化するためには、少数の人が幸福になるよりも
 *多数の人が幸福になる行為のほうが望ましい
 (不幸になる少数の人のことはおかまいなし)
 *一見ひどい発想のようですが、私たちの社会
 *この功利主義に基づいて設計されている
 ☆ミル(イギリスの政治哲学者)
 *ベンサムとは異なり、幸福や快楽の「質」に着目した
 *量は少なくとも、質さえよければ幸福だとした

⛳義務論(カント)
 ☆「定言命法」とは
 *正しい行いについては無条件の義務を求める
 *私たちの行為の基準は、誰が採用しても不都合や矛盾の生じない
 *常に当てはまる原則に基づいたものであるのが必要
 ☆道徳というのは、条件次第で変わるものであってはいけない
 *お金を積めば道徳の基準が変わるというのはおかしな話
 ☆カントは提言する
 *「嘘をつかない」「困っている人がいれば助ける」の行為
 *常に求められるべきもの
 *この原理は、何が正しいか中身までは確定できない
 ☆カントは説明する
 *人間の人格を尊重することだけは、道徳の原理として正しい
 *人間は動物と異なり、強制されなくても、自分を律することが出来る
 *この自律性こそが意志の自由の現れ

⛳徳倫理学
 ☆行為の選択基準を徳のある人間が行う行為に求める考え
 ☆どうすれば徳を身につけることができるのか?
 *習慣によってはじめて可能になる
 *共同体で、日々の生活実践の中で何が正しいかを身につける
 ☆人間の性格そのものに倫理の根拠を求める

⛳応用倫理学
 ☆従来の倫理学を現代的な問題に応用する学問
 *具体的な分野(生命倫理・環境倫理・技術者倫理・職業倫理等)
 ☆いずれにも共通しているのは
 *古代ギリシア以来の西洋哲学の概念を応用する
 *それに加えて新たな規範を定立しようとしている
 ☆環境倫理の分野の例では
 *人間中心主義を超えるためのデイープ・エコロジーという概念
 *世代を超えて倫理が分かち合える為、世代間倫理の概念が唱えらる
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『教養としての哲学』


哲学との関連知識2(倫理)
『教養としての哲学』記事より画像引用)

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