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世界の宗教(インド仏教の消滅)

2016年12月10日 | 宗教
他宗教の圧力で消滅したインドの仏教

インドの仏教へのヒンドウー教の圧力と密教の成立
イスラム勢力の攻撃により、インドの仏教インドでの拠点失う
北インド最大の教育機関ナーランダー僧院
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典、『宗教史(成美堂出版)』他引用&参照
 ☆本には、綺麗な絵画が記載されています












インド仏教消滅(『宗教史(成美堂出版)』、ネットより画像引用)

ヒンドウー教の圧力と密教の成立
インド仏教が衰退したひとつの要因は、ヒンドウー教が発展したことです
ヒンドウー教は、バラモン教と違って階級や性差に関係ないので、庶民に広く浸透した
ヒンドウー教(ジヤイナ教)は、厳しい禁欲や修行を求めないので庶民に広く浸透した
ヒンドウー教は、多神教で他の宗教から神仏や教義を自由に取り込めた(他宗教を駆逐)

仏教教団は根本分裂以降
インド仏教は、発展するヒンドウー教の圧力に抗しきれなかった
大乗仏教の一派が、ヒンドウー教から呪法や儀式などを取り入れた
 ☆真言や独特の呪法は地者に漏らしてはならない秘儀とされ「密教」とよばれた
「密教」も、ヒンドウー教同様に他宗教の取り込みに柔軟でした
「密教」は、伝播先の民間宗教と一体化して展開した
 ☆日本では大日如来を天照大御神の本地仏とする

インド仏教インドでの拠点失う
インドの仏教を衰退させたのは、イスラム勢力の攻撃です
ヴイクラマンーラ僧院襲撃で、僧たちはカシミールやチベットなどへ逃れた
教団は離散し、ナーランダー僧院などを含めたインドの仏教拠点はほぼ消滅した
インド仏教が息を吹き返したのは、スリランカの仏教団体による復興運動でした

北インド最大の教育機関ナーランダー僧院
ヒンドウー教と仏教の教育機関、多くの学僧を輩出した、
衰退するインドの仏教にとり重要な拠点でした
中国の玄奘、朝鮮の義しょうもナーランダー僧院で学ぶ

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