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商人の宗教イスラム教2(イスラム銀行の誕生)

2022年11月20日 | 宗教
🌸商人の宗教イスラム教2(イスラム銀行の誕生)

イスラム法がすべての規範
 ☆イスラム教の特徴「ウンマ」の存在
 *ウンマとは、イスラム教徒の共同体
 *キリスト教の場合は福音を伝えることが宣教の目的
 *イスラム教の場合、ウンマを広げていくことが最大の目的
 *ウンマとは、イスラム法が行き渡った社会のこと
 ☆イスラム法が施されている地域「イスラムの家」
 *そうではない地域を「戦争の家」と言う
 ☆宗教儀礼のみならず、世俗の生活にまでに及ぶ
 *礼拝の時に身を清めるにはどのような方法も決められている
 *売買の契約方法等もイスラム法で規定されている
 ☆イスラム法の法源、『コーラン』『スンナ』
 ☆法源として重視されるのは『コーラン』
 *「ハディース」などでそれを補う
 *『コーラン』は、ムハンマドの死後すぐにまとめられた
 ☆イスラム法が難しいのは
 *『コーラン』『ハディース』に
 *なぜそうすべきなのか、理由が必ずしも説明されていない
 ☆時代が進めば、環境は大きく変わる
 *時代に応じた解釈をしなければならないことも出てくる
 *それをするのがイスラム教の法学者
 *法学者にも学派があり、権威がある法学者が尊ばれる

利子を合法とする法学者、非合法とする法学者
 ☆ユダヤ教、キリスト教と同様、イスラム教も利子を禁じている
 *『コーラン』にはその旨が記載されている
 *利子は神が創造したものではないから
 *イスラム世界でも、利子ではない形で利益を得るのかの工夫が生まれる
 ☆「ヒヤル」という買戻約款付売買
 *売買契約が結ばれて、買主がお金を払い、売主が買い戻す
 *代金返済に半年の期限を設けて、金額を最初より高く設定する
 *これを1つの契約で行えば、利子を取ったことにならない
 *利子の発生を回避する方法が昔から行われていた
 ☆ある法学者はこれを違法とし、別の法学者は合法とした
 *法学者が出す見解や判断のことで、法的拘束力はない
 ☆近代は、買戻約款付売買を合法とする考え方のイスラム世界です
 *ある意味、融通が利き、時代や環境によって柔軟に解釈できることが
 *イスラム法の特徴であり、イスラム教の強みです

イスラム金融の誕生
 ☆利子を禁じているイスラム教で
 *法学者の解釈を背景に「イスラム金融」「イスラム銀行」が創られた
 ☆イスラム法に則った金融システムの金融機関
 *特徴とし利子の禁止、投機的取引の禁止
 *禁制品取り扱い先、企業に対する投資の禁止などがある
 *禁制品とは豚肉、アルコール類、タバコ、猥褻物(ポルノ)など
 *利子を取る欧米の金融機関への融資もできない
 ☆イスラム銀行のなかには、法学者を迎え入れるなどして
 *イスラム法に適っているか否かの判断を仰ぐところもある
 ☆現代は、ムハンマドの時と環境も経済のあり方も異なるため
 *法学者の目を通して判断する
                     (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『宗教になぜ金が集まるのか』





商人の宗教イスラム教2(イスラム銀行の誕生)
(ネットより画像引用)

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