宗教と現代社会１（政治：トランプ敗北・フランスでのテロ多発）

🌸トランプが大統領選負けた理由

⛳福音派の支持を失ったトランプ
　☆米大統領選トランプの敗北要因、福音派の支持を失ったこと
　☆福音派はアメリカの人口の約２５％
　＊中西部から南東部に多く住んでいる

　＊人工妊娠中絶などに反対する

　＊伝道も積極的で教会「メガチヤーチ」を運営している

　☆福音派、共和党候補の大統領選出に協力してきた

　＊トランプが選出された際、福音派の約８０％が彼に投票した
　＊再選挙、トランプ過去の女性問題等で福音派の支持低下した

　＊前回ほどの支持は集められなかった

🌸ヨーロッパが恐れる”イスラム化”の拡大

⛳欧州は、トルコ「アヤソフィア」のモスク化に動揺した
　☆トルコ、イスタンブールの世界遺産「アヤソフィア」

　＊モスクに転換することを発表
　＊各国の首脳から反発の声が挙があがった
　☆アヤソフィアは、6世紀東方正教会の教会として建設された
　＊オスマン帝国によりモスクに改修された

　＊帝国解体を経て、博物館として世界遺産に登録された

　☆世俗主義を掲げて建国されたトルコの象徴的な建築物

⛳トルコは９０％以上がイスラム教徒（スンナ派）
　☆エルドアン大統領が就任以降、イスラム化政策が進む

　＊アヤソフィアのモスク化も宗教的保守派から支持されている
　☆ヨーロッパ諸国

　＊トルコの強大化への懸念

　＊キリスト教の衰退に代わってイスラム教が拡大

　＊世俗主義をおびやかすという危機感がある

🌸フランスでテロが多発する理由

⛳中学校の授業中にムハンマドの風刺画を紹介した教師
　☆首を切断されて死亡した
　＊憤慨したイスラム教過激派による犯行と見られている
　☆フランスのマクロン大統領

　＊教師の行動や風刺画について「冒涜を含めて表現の自由がある」と擁護

　＊トルコやイランなどの首脳は激しく反発した
　☆フランスでは、多発テロなどの事件が多発している

　＊背景にあるのがフランス革命

　☆フランス人には、フランス革命で

　＊宗教勢力（カトリック）と強く結びついた王権を打倒した

　＊「自由」と「政教分離」を勝ち取ったとの意識が強く残っている
　☆テロが起こっても、フランス世論が風刺画に賛成している

　＊「自由」「政教分離」に対する強い思いがうかがえる

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慶喜