🌸 イスラム世界とウクライナ戦争1
「要旨」
☆アメリカとNATOがアフガニスタンから撤退
*その弱体化から、ロシアがウクライナを侵略した
☆イスラム圏では、ウクライナ戦争は西欧の争いにすぎないと思っている
*しかし、トルコだけは一貫してロシアの侵略を認めていない
☆イスラム圏の国々が、アメリカに依存するようになった理由
*①チュニジアで始まったアラブ諸国の民主化運動
*①チュニジアで始まったアラブ諸国の民主化運動
*➁シーア派のイランに対抗するため
⛳アフガニスタンにおけるアメリカ・NATOの敗北
☆アフガニスタンのタリバンの誕生
☆アフガニスタンのタリバンの誕生
*アフガニスタンは、ソ連(今のロシア)に侵略された
*ソ連に、ムジャーヒディーン勢力が果敢に抵抗を続けた
*結果、ソ連軍を撤退に追い込んだ
☆今のタリバンの基をつくった人たち、抵抗運動に加わっていた
*その後、いくつもの部族や軍閥が激しい覇権争いを続けた
*その後、いくつもの部族や軍閥が激しい覇権争いを続けた
*タリバンがイスラムに従った統治で、住民の信頼を得て政権を取る
*荒廃した社会を厳格なイスラムのルールで立て直そうとした
*荒廃した社会を厳格なイスラムのルールで立て直そうとした
*過酷な支配に国民の心は離れ、欧米諸国は、タリバンを認めなかった
☆5年ほどして、9・11同時多発テロがアメリカを襲う
☆5年ほどして、9・11同時多発テロがアメリカを襲う
*アメリカは、タリバンがアルカイダ他を匿った理由で
*アメリカとNATO軍がアフガニスタンに侵攻した
☆アメリカは、20年間、アフガニスタンをつくり替えようとした
*タソバンは頑強に抵抗を続け、首都カブールは陥落し
☆アメリカとNATOは撤退に追い込まれた
*アメリカはタリバンに敗北した
*アメリカはタリバンに敗北した
*アメリカは、アフガニスタンの国外資産を凍結し、国際承認もしなかった
☆ロシアからすれば、アメリカの撤退
☆ロシアからすれば、アメリカの撤退
*アメリカとNATOの弱体化を示すもの
*かってのソ連自身がそうだったわけですから
☆アメリカとNATOがアフガニスタンから撤退したら
*今度はロシアがウクライナを侵略した
*この流れで世界を見ると、日本の報道とは違う構図が見えてくる
⛳ウクライナ戦争は西欧の争いにすぎない
☆イスラム世界では
⛳ウクライナ戦争は西欧の争いにすぎない
☆イスラム世界では
*ウクライナ戦争を西欧世界の内部の争いと見ている
☆ウクライナ戦争でも
*アメリカは自由と民主主義の価値を前面に押し出して
*ロシアを「悪」として非難し、ウクライナに軍事支援を行っている
*タリバンに対する姿勢と同じです
☆国連は侵攻が始まってすぐ、総会でロシア非難決議を採る
*イスラム圏の国もほとんどが賛成している
*国連総会は ロシアを国連人権理事会から追放する決議案を諮る
*2回ともロシア非難に賛成したイスラム圏の国、トルコだけ
☆国連は侵攻が始まってすぐ、総会でロシア非難決議を採る
*イスラム圏の国もほとんどが賛成している
*国連総会は ロシアを国連人権理事会から追放する決議案を諮る
*2回ともロシア非難に賛成したイスラム圏の国、トルコだけ
(シリアは、賛成したが内戦状態の国家)
☆トルコだけは一貫してロシアの侵略を認めていない
*又アラブ産油国の動向も注目すべきだ
⛳アメリカヘの依存を強めてきたアラブ産油国
☆イスラム主義というのは
*ムスリムの国ならイスラムの法体系や価値観に基づいた
*政治をするべきだという考え
☆彼らにとって、イスラムの聖地があるアラビア半島に
*アメリカが基地をもつことは
*イスラムの拠点がアメリカに支配されるも同然でした
☆母国サウジアラビアがアメリカに擦う寄ったことは
☆母国サウジアラビアがアメリカに擦う寄ったことは
*ビン・ラディンが、アルカイダを組織して
*「欧米の十字軍との戦い」を宣言するきっかけになった
☆彼が主張した「逆十字軍」は、欧米諸国に好都合でした
*ムスリムはキリスト教徒を敵視しているに違いないという
*欧米側の主張を裏付けることになった
☆イスラム圏の国々が、さらにアメリカに依存するようになった理由
①チュニジアで始まったアラブ諸国の民主化運動
☆イスラム圏の国々が、さらにアメリカに依存するようになった理由
①チュニジアで始まったアラブ諸国の民主化運動
*多くの国では、民主化勢力は政権側に弾圧され内戦に陥る
*アラブ産油国は、民主化運動が自国に飛び火することを恐れた
*アラブ産油国は、民主化運動が自国に飛び火することを恐れた
*アラブ産油国は、民主主義どころか、王家の持ち物のような国ばかり
*民主化の波が押し寄せるのは恐怖だったでしょう
*民主化の波が押し寄せるのは恐怖だったでしょう
*こぞってアメリカ軍への依存を強めた
➁ペルシャ湾の対岸にあるシーア派のイランに対抗するため
➁ペルシャ湾の対岸にあるシーア派のイランに対抗するため
*アメリカ軍が必要だった
*アメリカはイランをテロ支援国に指定しています
☆最近まで、湾岸の産油国は、アメリカになびいていた
*ここへ来て、風向きが変わってしまった
*ここへ来て、風向きが変わってしまった
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『分断を乗り越えるためのイスラム教入門』
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アメリカの弱体化がロシアのウクライナ侵攻の要因
(ネットより画像引用)
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