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憲法誕生時にしかけられた罠(1)(コピペ憲法&8月革命)

2021年01月02日 | 憲法
🌸憲法誕生時にしかけられた罠(1)

日本国憲法どこの国の憲法?                                
 ☆憲法とは国家の最高法規
 *国の統治権・統治作用に関する根本原則を定めるもの
 ☆国家にはさまざまな法律や条例などの法規範があり、その頂点が憲法
 *憲法は、国家観、歴史観、死生観、文化や伝統などを凝縮したもの
 ☆日本国憲法の場合、前文はきわめて一般的
 *最大の理由は、アメリカ人が作ったから
 ☆大日本帝国憲法は、10年以上の時間をかけて作成された
 ☆日本国憲法の草案の作成経緯知られていない

日本国憲法世界に恥ずべきコピペ憲法
 ☆日本国憲法の草案の作成経緯
 *マッカーサーは、幣原首相中心に作成した憲法に不快感を占めす
 *マッカーサーはGHQ民政局局長で草案を作るよう命じた
 *民政局のメンバー25人、資料を集め憲法を9日間で作る
 *彼らは、現存する他国の憲法や宣言から表現を拝借した
 ☆「アメリカ合衆国憲法」前文
 *われら合衆国の人民は(中略)われらとわれらの子孫に
 *自由のもたらす恵沢を確保する目的をもって
 *この憲法を(中略)確定し制定する
 ☆「日本国憲法」前文
 *日本国民は(中略)われらとわれらの子孫のために(中略)
 *わが国全上にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し(中略)
 *この憲法を確定する
 ☆日本国憲法の前文は、コピペと言ってもいい
 *各条文にも、多くの国の憲法とそっくりな文章がいくつもある
 *最大の理由は「時間がなかった」ので応急処置的憲法だったから
 ☆作成にあたった25人
 *日本がこの憲法をずっと使い続ける意識はなかった
 *あくまでも占領基本法のように認識していた

GHQは、押し付けの憲法を承認するよう恫喝
 ☆日本政府は、改正案を「憲法改正要綱」としてGHQに提出
 ☆マッカーサーが作成を命じた草案を携えたホイットニーの説明
 *日本政府が作成し、総司令部に提出された憲法改正案
 *自由と民主主義の文書として、受けいれることができない
 *最高司令官はこの草案をあなた方に示すよう、私に命じた
 ☆白洲次郎は、ホイットニーに抗議する
 *ホイットニーは「原子力」という表現を使うなどの表現で脅す
 (この草案を受け入れなければ、もう一度原爆を落と意味)
 *白洲は血が逆流する思いだったといわれている
 ☆ホイットニーは述べた
 *この草案が受け入れれば、天皇の地位は安泰になるだろう
 *拒否したら天皇を戦犯にするぞとの恫喝
 ☆日本政府は、占領されている以上GHQの意向には従わざるを得ない
 *ホイットニーの案をベースに日本国憲法が誕生した
 ☆日本国憲法設立委員会に顧問として参加していた清水教授
 *清水教授は、行政裁判所長官、枢密院議長を歴任
 *教授は、日本国憲法の施行後、国と天皇制の行く末を憂いて自殺した
 *死は「大日本帝国憲法に殉じた」と言われている

日本国憲法の八月革命説
 ☆日本政府の問題は、独立後もこの憲法を変えれてないこと
 *『聖書』のように崇めるようになってしまった
 ☆日本国憲法を変えれなかった主の理由
 *学界で力を持っていた憲法学者・宮澤俊義氏の存在がある
 *日本の憲法学の頂点は東京大学法学部憲法第一講座
 ☆宮澤氏は著書も多く残している
 *日本国憲法の注釈書である『全訂日本国憲法』(宮澤俊義著)
 *憲法学を学ぶ者のバイブルとされている
 *司法試験や国家公務員試験を受ける学生たち、必ずこの本を読む
 ☆宮澤氏は同書で、天皇の存在に関して記載している
 *天皇は、なんらの実質的な権力をもたず
 *内閣の指示で、機械的に『めくら判』をおすロボット的存在
 ☆宮澤氏が1946年に提唱したのが、「八月革命説」
 *日本国憲法は明治憲法の改正ではない
 *主権者である国民が自らの手で制定した憲法であるとしている
 *その説明として登場したのが、宮澤氏の「八月革命説」
 ☆日本政府はポツダム宣言を受諾する際
 *連合国に国体(天皇制の維持)の護持を求めた
 *連合国からはの返事で、日本政府はこれで要求は認められたと判断
 *ポツダム宣言を受諾した
 ☆全13項目からなるポツダム宣言を日本は受諾した
 *明治憲法の天皇主権から国民主権に移行したと見る
 *形式では、日本国憲法は明治憲法を改正したことになる
 *手続きからして、法律的には明らかな矛盾
 ☆宮澤氏はアクロバティックな論理を展開
 *明治憲法から日本国憲法に非合法な変更
 *これは法的な意味での「革命」と呼ぶべきで「八月革命説」
 ☆宮澤氏の主張をわかりやすく説明する
 *日本はポツダム宣言の受諾した結果
 *天皇主権の国から国民主権の国へ変動した
 *革命であり、法的に明治憲法と日本国憲法、断絶していても問題はない
 *「八月革命説」の八月とは、日本がポツダム宣言を受諾した8月を示す
 *宮澤氏はこのような論理、日本国憲法を正当化した
 *宮澤氏のもとで憲法学を学んだ芦部氏らもこの説を支持している
 ☆日本の文系アカデミズムでは、恩師や先輩の学説を否定しにくい
 *憲法学では、いまだに「八月革命説」が通用している
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『百田尚樹の日本国憲法』












憲法誕生時にしかけられた罠(1)(コピペ憲法&8月革命)
(ネットより画像引用)

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