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心意気
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「イスラム社会とコロナ」「イスラム教の終末思想」「六信」

2023年11月23日 | 宗教
🌸イスラム社会はパンデミックに強い

 ☆苦境に強いイスラム社会(ムスリム)

預言者ムハンマドは新型コロナにも道を示していた
 ☆新型コロナのパンデミックは世界を覆いつくした
 ☆イスラム世界には一つの特徴を見出すことができる
 *イスラム世界では、コロナ禍の不安で
 *「敵」をつくりだして衝突することがなかった
 (アメリカ・ヨーロッパでは、人種・移民への差別等が問題になった)

 *イスラム世界、社会の誰かを敵として排除する動きは顕在化しなかった
 ☆イスラム教のこの落ち着きの背景には
 *より大きな災いに対するイスラム独特の強靭性がある
 ☆イスラム圏でも、宗教指導者や国家のリーダーたち
 *「家にいなさい」と言う
 *イスラムを創始した預言者ムハンマドの生前の言行を慣行
 *ハディースの一節を引いて市民に感染拡大の抑止を訴えた
 ☆ムスリムから見れば、アッラーは偉大だ
 *神の使徒ムハンマドは、アッラーの教えを基に
 *新型コロナについても道を示していたということになる
 *ムスリムが守っていないから感染が拡大した結果
 *政府を責める声も大きくならなかった


ムスリムは身体を「洗う」
 ☆彼らが非常に清潔を重視する、とにかくよく「洗う」
 *身体が「汚れた」状態にあるときには
 *清めをしないと礼拝できないことになっている
 ☆イスラム社会、家族でない異性間では、距離が近づくことはないが
 ☆イスラム社会、同性間や家族間の物理的な距離は近い
 *挨拶ではハグをするので、感染のリスクは高かった
 ☆家族が病気になったら近くにいてあげようとしますから
 *ソーシャル・デイスタンスだけは守れませんでした

⛳闘病の末に亡くなると、天国が約束される
 ☆イスラムにおける「死」のとらえ方
 *闘病は「最後の審判で受ける罰の前借り」とされている
 ☆イスラムでは、この世界はいつか減亡するという終末思想がある
 *終末を迎えるとき、アッラーが死者を一人ずつ呼び出して
 *生前の善行と悪行を天秤にかけ、天国と地獄に振り分ける
 ☆病気で苦しむことは「善行」とされているので
 *病気で苦しい思いをすると生前の悪行が帳消しになって
 *来世で楽園(天国)に行ける可能性が高まるとムスリムは考える
 *闘病が苦しいものであるほど、闘病それ自体が善行となる仕組み
 ☆闘病で不幸にして命を落としたとしても
 *殉教者には来世での楽園(天国)行きが約束されている
 ☆辛いことも「神が予め定めたこと」として受け入れる「六信」の1つ
 *ムスリムが信じなければならないこと
 ☆日本・西欧世界で闘病や死に対し
 *このようなポジティブな見方は存在しない
 *災いに対するムスリムの強さと言ってよい
 ☆ムスリムは、苦境に際して、独自のレジリエンスをもっている
 *苦境を可能なかぎりしなやかにかわしていくこと
 *運命をアッラーの手にゆだね、不必要に悩まないという思考回路

スラム社会は、惨禍においてもパニックに陥りにくい社会
 ☆感染症(当時はペスト)に罹患しても
 *受け入れることで「恵み」がもたらされる論理の立て方
 *惨禍に対するイスラム的価値観が表れている
 ☆パニックから、誰かを悪人に仕立てて
 *うっ憤を晴らすのは、イスラム的にはひどく嫌われる
 ☆コロナ禍で、イスラム世界も多くの犠牲を払いました
 *ムスリムは感染症を「克服」するというよりも
 *感染症で、信仰の道を正すことができたと神に感謝する
 *このような思考回路は、ムスリムでない人間には想像がつかない
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『分断を乗り越えるためのイスラム教入門』



「イスラム社会とコロナ」「イスラム教の終末思想」「六信」
(ネットより画像引用)

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