🌸初代神武天皇の東征
⛳東の道
☆四男の初代神武天皇と長男イッセは、日向を治めていた
*二人は相談し、日向国は端っこにありすぎるので
*天下を安らかに治めることのできる土地は何処かと模索
*東のほうへ行ってみようということになった
☆初代神武天皇の一行、日向国から筑紫へ向かって船出した
*各地に居を構えて滞在、日向を出てから16年以上
☆明石海峡を渡るとき土地の神ウヅビコ国つ神に会った
*海の道を知っているかと聞くと、案内すると答えた
*水先案内になったウヅビコにサオネツヒコという名を与えた
*一行の船は、淀川の支流東大阪市日下町の港に停泊した
☆生駒山を支配する豪族・ナガスネビコの軍勢が待ち伏せていた
*兄のイツセは敵の矢を手に受けて深傷を負う
*イッセは、太陽を背に負う陣形にして戦おうと提案した
☆大坂から紀伊へいたる海に出る
*紀国の紀ノ川の河口でイツセが突然、息を引き取る
☆初代神武天皇は、行く先々で出会う相手に声をかけながら東へ進む
*相手が素直に答えた場合は、恭順の意を示したことになる
⛳三本足の八咫烏
☆初代神武天皇は、兄の死の悲しみを抑えながら、熊野の村に入った
☆一行の前に大熊が姿を現わし立ちはだかった
*一行の兵士の面々も皆、気を失って死んだように倒れ込んだ
*大熊は、熊野の出中に住む荒ぶる神の化身であった
*熊野のタカクラジ、が初代神武天皇に一振りの剣を差し出した
*剣により一行の兵士たちも目を覚ました
*剣の威力が、荒ぶる神の霊力を打ち負かした
*剣の名はサシフツで、この剣は石上神宮(いそがみ)にある
☆タカクラジ夢の中で、初代神武天皇に忠告が有ったという
*初代神武天皇よ、これより奥地に入ってはいけない
*荒々しい邪神どもがはびこっている
*天から八腿鳥を送り届けるので八咫烏従って道をとれ
*三本足の烏の案内で、一行は東征の旅を続ける
⛳巧妙な罠
☆魚をとっている人「ニエモツノコ」に出会う
*この国つ神は、阿陀の鵜飼の先祖
☆「イヒカ」という土地の神だと名乗るものに出会う
☆大きな岩を押し分けて出てきた「イハオシワクノコ」に出会う
☆宇陀の地では、エウカシ・オトウカシという兄弟がいる
*初代神武天皇は、この兄弟にはあらかじめ八咫烏を使いに出す
*天つ神の御子に仕えるかどうか尋ねさせた
*エウカシの態度は横柄で反抗的であった
*鏑矢を放って八処烏を脅かし追い返した
*エウカシ兵士を駆り集めようとしたが、兵士が思う通りに集まらなかった
☆エウカシは深謀をめぐらす
*神武天皇を招いて歓待することにし大きな御殿をつくった
*御殿の板の間に、踏めばバネの力で人を圧殺する巧妙な罠をしかけた
☆兄の企みを弟のオトウカシが知り、初代神武天皇に打ち明けた
☆初代神武天皇の二人の重臣、エウカシを呼び出してこう迫った
*お前が先に御殿に入れと御殿の中へ追い入れた
*エウカシは自分のつくった罠にはまって命を落とした
*死体は斬り刻まれ、この地を宇陀の血原という
(敬称略)
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⛳出典、『眠れないほど面白い古事記』
初代神武天皇の東征1
(ネットより画像引用)
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