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「おばあちゃん仮説」「老後」

2023年07月15日 | 生命科学
🌸ヒトだけがなぜ老いるのか(1)

 ☆生物にとり「死」は必然だが、「老化」は必然ではない
 *野生の生物には、老化は原則ない
 ☆ヒトは、これまで築いてきた「社会」により
 *飢え死にしたりするようなことは少なく
 *他の生物には見られない長い老後の期間が存在する
 ☆ヒトだけが例外的な存在になった
 *ある意味「ヒトの社会が作り出した」とも言える「老化」

人生の40%が生物学的には「老後」
 ☆多くの生物にとり、老化して動きが緩慢になることは生存には不利
 *老化は選択されてきたものではなかった
 *生物にとり、普通に考えれば、老化は無い方が良い
 ☆生物・ヒトの「老化」の老化年齢
 *子供が産めるメスを基準に老いていないとする
 *ヒトの場合、50歳前後で閉経を迎える女性が多い
 *ヒトの場合も閉経を老いの境界線としている
 *ヒト、人生の約40%の期間、産む機能を喪失後を「老後」とした
 ☆ヒトと同じ大型霊長類であるゴリラとチンパンジー
 *大体ヒトと同じ時期に閉経を迎えるが、その後の「老後」はない
 *子供が産めなくなると、すぐに寿命を迎えて死に老後はない
 ☆シャチとゴンドウクジラはヒト少しだが老後がある
 *ヒトとシャチ、ゴンドウクジラの共通点は子育てにある
 *老後のある生物は例外的で普通はない
 ☆老後の存在はそれぞれの生物の共通の祖先から
 *受け継いだ性質ではなく、その種固有の性質
 *たまたまその種だけが獲得した性質

ヒトは毛が抜けて長生きになった
 ☆長い老後は陸上の哺乳動物ではヒトでしか見られない
 *長い老後は、ヒト固有の「事情」があって老後が生じた
 ☆老後を進化的に説明する「おばあちゃん仮説」
 *ヒトの子育てが特殊であることが関係している
 *ヒトの赤ちゃんは非常に手がかかる
 ☆ヒトと遺伝的に近縁であるゴリラとの比較
 *大人のゴリラの身長はヒトの成人と同じくらい
 ☆ヒトの新生児
 *ヒトの新生児のゴリラの倍位大きく、産むのも一苦労
 *ヒトの赤ちゃんは、昼夜問わずよく泣き両親は寝不足になる
 ☆ゴリラの赤ちゃん
 *赤ちゃんの体重ヒトの新生児の半分ぐらい
 *新生児でも余り泣かない
 (泣くと他の動物から見つかりやすく危険)
 ☆ヒトもゴリラも2~3年は母乳メインで育つ
 *ゴリラの赤ちゃん、おしめ替え、離乳食などは不要
 *ゴリラは生後自力で母親の体毛を掴んでしがみついて移動する
 *ヒトは親が両手で赤ちゃんを抱っこする
 ☆ヒトの赤ちゃんは、ゴリラの赤ちゃんに比べて手がかかる
 *救世主である「おばあちゃん」が登場する
 *40~50代の若いおばあちゃん
 *おばあちゃんは、赤ちゃんの世話も育児の指導も上手
 *産後の母体の回復期から献身的に助けてくれる
 ☆かくして太古、おばあちゃんが元気で長生きな家族ほど
 *子供を持てるキャパシティが増え、子だくさんになった
 ☆ゴリラの場合、あかちゃんが母親にしがっみついているので
 *ヒトほど他の補助重要ではない
 ☆体毛が退化した「裸のサル」である私たちの祖先
 *寒さをしのぎで、服を作ったり、火をおこしたり、家を作った
 *その能力と技術、それらを作り出す「知能」が発達した
 *加えておばあちゃんの重要な役割を作り出し「長寿」を手に入れた
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『なぜヒトだけが老いるのか』





「老後」「おばあちゃん仮説」
『なぜヒトだけが老いるのか』記事他より画像引用)

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