🌸生と死が重なる時1
⛳死者と再会する人たち(亡くなった人に出会う現象)
☆配偶者を亡くした人への聞き取り調査結果で
*半数の人が、配偶者が現われたり気配を感じた経験をしている
*死別から10年以内にそうした現象を経験することが多い
☆亡くなった配偶者と会話ができ、励まされ、相談に乗ってもらい
*助けられていると答えた人もいる
☆その現象「幻覚」呼ぶが、「幻覚」だと決めつけられない
*経験者の半数以上、「経験ありませんか?」と問いかけるまで
*この現象について誰にも語っていない
☆経験者本人には、日常生活とかけ離れた異常な体験と認識され
*他人に話さず、心の内に秘められ日常生活では語る事は無い
⛳3・11と悲嘆幻覚
☆「悲嘆幻覚」
☆「悲嘆幻覚」
*「体外離脱体験」や「臨死体験」ほど解明が進んでいない現象
*東日本大震災後の幽霊遭遇謂に、悲嘆幻覚が含まれている
*経験者本人にとり、極めて重要だが、何度でも経験できる保証のない
*経験は、通常、個人的な秘密として閉ぎされる
☆幽霊謂は、社会全体の死生観から
*恐怖や不安を取り除く方向にいくばくかでも寄与する
*だが、話の信憑性が疑われたり、好奇の目で扱われたりする
☆そうした目から逃れるために
*大事な方を亡くした方の思いに寄り添っている人ほど
*なるべく話題に出さないように秘匿する努力する
⛳死を「アンタッチャブル」にする社会
☆死は生命の終わり、人生の中断等、それ以上ではないと捉える人がいる
☆死は生命の終わり、人生の中断等、それ以上ではないと捉える人がいる
☆一方で死の先には魂が向かう場所が約束されていると捉える人もいる
☆死が人生の中断、ただ単にそれだけと捉える人
*恐怖以外で死を迎えることができるだろうか?
*殺人事件や孤独死などで人が亡くなった家を「事故物件」と呼ぶ.
*殺人事件や孤独死などで人が亡くなった家を「事故物件」と呼ぶ.
*「事故物件」では電話に不審な着信が続いたり
*どこからともなくお経が聞こえたりするなどの
*怪奇現象が起こりやすいのだ
☆人は死後もなんらかの影響を持っという思想の上に成り立ち
☆人は死後もなんらかの影響を持っという思想の上に成り立ち
*「死は生の途絶ただそれだけ」という近代化された考えの対極にある
☆事故物件での怪奇現象語りのブームで
*日常から隔離された存在である「死」がフランクに
*誰もが身近に感じ取るような存在に転換されればよいと願う
☆誰もが迎える死を目撃したというだけで禁忌となっている
*アンタッチャブルな恐ろしさは倍増されてしまっている
☆誰もが行き着く死に対し恐怖が蔓延している
*終末期医療の最適化や幸福度の上昇のためには
*国全体に充満する死に対する不安や恐怖を取り除く必要がある
☆異界を通じて逆に死に穏やかな懐かしさを感じる
*別れた人にいつかまた会える場所がある
*そういう流れにならないものだろうか
(敬称略)
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⛳出典、『死の医学』
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『死者との再会』『悲嘆幻覚』『幽霊』『死を触れない社会』
(『死の医学』記事、ネットより画像引用)
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