慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

戦後も変わらなかった日本の縦型社会

2022年12月30日 | 宗教
🌸誰かに縋る日本社会(自由からの逃走)

日本にはいないゲーリング型人間
 ☆GHQの方針により戦争責任の追及を免れた天皇
 *全国各地を行幸し、国民と直接接触することによって
 *戦前のあり方、イメージを大きく変えていくことになる
 *国民はそうした天皇を歓迎し、「天皇陛下万歳」を叫んだ
 ☆天皇の戦争責任を問う声や退位を求める声も繰り返し湧き上がる
 ☆政治学者の丸山の「超国家主義の論理と心理」が注目されている
 *戦争犯罪を追及したニュルンベルグ裁判において
 *ヒトラーとナチスを正当化する議論を展開した
 *ナチス・ドイツのナンバ2ヘルマン・ゲーリングを対比させ
 *日本の戦犯にはゲーリングのような
 *「傲然たるふてぶてしさ」を示す人間はいないだろうと予測している
 ☆丸山が、日本の全体主義の特徴として強調しているのが
 *天皇への近接、親近感である
 *軍人のプライドも、「皇軍」天皇の軍隊であることに求められ
 *天皇への直属性が
 *権威・独善意識の源泉になっていると述べている
 ☆東条英機首相、戦時下の帝国議会の委員会において述べている
 *自分は一人の草芥の臣であり、ほかの人間と少しも変わらない
 *ただ天皇から首相という職責を与えられている点だけが違う
 *陛下の御光がなかつたら石ころにも等しいものだ

戦後も変わらなかった縦型社会
 ☆権威の源泉である天皇自身の場合
 *天皇を中心に、さまざまの距離に於て万民が翼賛するという事態
 *実はこれを垂直に貫く一つの縦軸にほかならぬ
 *戦争中は、この世界観が世界に向かって拡大され
 *日本を「万国の宗国」とし、縦軸の構造を持つスローガンが成立した
 ☆日本のあり方は、戦争に敗れたが変化していない
 *憲法学者の宮沢俊義は、ポツダム宣言の受諾で
 *主権が天皇から国民へ移行したとする「八月革命説」を唱えるが
 ☆八月革命の論理に無理がある
 *日本の敗戦という事態が生み出したものであり
 *憲法についても、国民の意志は反映されていない
 *結果、アメリカによる「押し付け憲法論」が唱えられるようになる

丸山員男の限界
 ☆ドイツのナチズム、イタリアのファシズムを日本の軍国主義と比較し
 ☆近代の社会において国民を抑圧する政治体制が生み出されていくのか
 ☆20世紀において全体主義がさまざまな国で台頭したのか
 ☆その全体像を明らかにするような試みにはなりようがなかった

                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『AIを信じるか、アッラーを信じるか』

戦後も変わらなかった日本の縦型社会
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 藤田信吉(直江兼続と並ぶ戦... | トップ | “疲労”を捉えにくい生体アラーム »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

宗教」カテゴリの最新記事