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「幹細胞の老化」が「個体の老化へ」

2023年07月12日 | 生命科学
🌸老化はどうやって起こるのか(2)

⛳酵母菌、飲んでよし、食べてよし、研究してもよし
 ☆酵母菌飲んでよし
 *酵母菌、ブドウやイチゴなどの果物の表面についていて
 *中から滲み出てくる糖分を餌にしている
 *種皮についていた酵母菌がブドウの糖分を分解して
 *アルコール発酵を行い、ワインができる
 ☆酵母菌食べてよし
 *バン生地に混ぜて発酵させるとパンを膨らませる
 ☆酵母菌研究してよし
 *真核細胞(核を持つ細胞)のモデル生物として研究でも大活躍
 ☆酵母菌の研究から
 *細胞増殖やDNAの複製、染色体の分配、遺伝子の発現調節
 *組換え、修復など、細胞内で起のメカニズムがわかった
 ☆酵母菌はヒトの細胞のように老化現象を示す
 *酵母菌、大体20回分裂して死に2日の命
 (ヒトの細胞、約50回分裂して老化して死ぬ)
 (ヒトの細胞、1回の分裂に大体1~2日で、数ヵ月の命)
 ☆酵母菌の寿命の短さは老化研究に最適
 *重要な寿命に関わる遺伝子が、酵母菌から発見されている
 *ヒトにも存在するサーツーという長寿遺伝子はその代表例

⛳ゲノムにも弱点がある
 ☆私たち一人一人の起源
 *母親の卵と父親の精子が受精してできた1つの細胞(受精卵)
 *受精卵は、大人になるまでに何度も分裂して
 *37兆個の細胞の集合体になる
 *37兆個の細胞全て受精卵のときに持っていた
 *体全部を作る遺伝情報を持っている
 *細胞が分裂するときにDNAを完全に複製して
 *新しい2つの細胞に受け渡す
 ☆複製の作業は大変
 *数時間で複製するわけですから、大変な作業
 *DNAには複製しにくいところもある
 *こんがらがりやすいところでは
 *DNAの複製もうまくいきません
 ☆細胞も、この壊れやすい領域を放置はしていない
 *リボソームRNA遺伝子を壊れにくくしている遺伝子が多数ある
 (その一つがサーツー)
 *リボソームRNA遺伝子は、タンパク質を作る遺伝子
 ☆リボソームRNA遺伝子
 *生命史上一番はじめにできた遺伝子の一つ
 *遺伝子の壊れやすさが、寿命を決めていると考えると
 *ゲノムが壊れて死ぬことは、生物にとって
 *その誕生以来続いている普遍的な原理なのだ

々の体は、4年で新しい体に変身
 ☆酵母のような単細胞での「細胞の老化」
 *「個体の老化」の「細胞死」が「個体死」です
 ☆私たちヒトのような多細胞生物
 *細胞がいくつか死んでもたいしたことではない
 *赤ちゃんでも、細胞は常に老化して死んでいる
 *分解されたり免疫細胞に食べられたり
 *皮膚の場合は垢として捨てられたりしている
 ☆なくなった代わりの細胞
 *幹細胞という、新しい細胞を作り出す細胞によって補われる
 *幹細胞は寿命が長く、中には一生涯生き続けるものもある
 (新しい細胞を作り続ける)
 ☆ヒトの細胞の中で一番数が多い血液の細胞
 *約4ヵ月で新しい細胞と入れ替わる
 (骨髄にある細胞が常に新しい細胞を作っている)
 ☆寿命が長く、入れ替わらない細胞は骨の細胞で約4年周期
 *大体4年で体の細胞はほぼ新しく入れ替わる
 ☆一般的な細胞の老化は個体の老化とは関係がない
 *個体の老化に直接関わってくるのは幹細胞の老化
 *新しい細胞の供給が減ると、組織の機能の低下につながる
 *細胞レベルの老化は、ゲノムの傷の蓄積による
 ☆生涯生き続けている幹細胞
 *分裂回数を重ねているので傷も溜まっている
 *幹細胞の老化が、個体の老化の原因の一つ
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『なぜヒトだけが老いるのか』





「幹細胞の老化」が「個体の老化へ」
『なぜヒトだけが老いるのか』記事他より画像引用)

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