慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

コロナ・はしか・インフルエンザの流行

2023年08月01日 | 医療
🌸コロナ5類時代だが油断は禁物

 ☆コロナ報道は減っているが収束したわけではない

コロナ沖縄の感染者、前週比1.5倍へ
 ☆心配は、コロナ5類になったことで情報が減り
 *「コロナは収束した」という意識が蔓延することだ
 ☆コロナ感染者は増加傾向にあり、流行は第9波を迎えている
 *沖縄で感染者数が前週比1.5倍
 ☆コロナ5類でも、手洗い、マスク、部屋の換気が有効な予防法
 *感染したくなければ「三密(密閉・密集・密接)」も避けるのが良い
 *家でもマスクをする、換気をよくするといった工夫は大切だ

高齢者や基礎疾患のある人への注意
 ☆ワクチンを接種しても感染の可能性がゼロではない
 *免疫をすり抜けやすい型も存在する
 ☆ワクチンには重症化予防効果がある
 *高齢者や基礎疾患がある人には大きな恩恵である
 ☆新型コロナ以外の感染症も気になる
 *コロナ前の生活に戻り
 *他の感染症が爆発的に流行する可能性がある
 *冬に流行するインフルエンザも猛威を振るっている
 *全国の300以上の施設で休校や学級閉鎖の措置が取られた
 ☆感染症にワクチンもマスクも「万能ではないからしない」のでなく
 *重ねてブロックすることが重要

はしかワクチンは、はしか予防に効果大
 ☆注意すべき感染症の”はしか”
 *現在、インドやインドネシアで大流行している
 *海外旅行客が増えた今、日本でも流行する可能性がある
 ☆はしかは感染が、新型コロナやインフルエンザと違うのは
 *感染力が非常に強く、マスクや手洗いではまず予防ができないことだ
 ☆はしかはワクチンの効果が高いことが救いだが
 *コロナ禍でワクチン摂取率の低下傾向が続く
 ☆はしかの感染者に接触した場合
 *72時間以内にワクチンを接種することで予防できる可能性がある
 ☆感染症は、自分は軽症で済んでも
 *自分が移した人が軽症だとは限らない
 *「自分がかからなければいい」という問題ではなく
 *社会全体で予防に取り組むことが重要である
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『THEMIS7月号』




コロナ・はしか・インフルエンザの流行
『THEMIS7月号』記事他より画像引用)
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生殖医療のルールと国の役割

2023年07月26日 | 医療
🌸生殖医療のルールと国の役割

 ☆不妊治療や生まれる前の胎児の検査といった生殖医療
 ☆生殖医療は急速に進歩している
 *倫理的課題は多く、どこまで実施することが認められるのか
 *その判断はますます難しくなっている
 ☆現在、生殖医療のルールの多く
 *日本産科婦人科学会がつくったもの
 *「自主規制」として運用されている
 ☆学会は、国によるルールづくりを求めている

不妊治療は、保険が適用されている
 ☆精子と卵子の「体外受精」「顕微授精」などが対象
 *その後、受精卵を着床させる方法
 ☆第三者から提供された精子を子宮の中に送り込むという方法もある
 *「AID」と呼ばれている
 ☆日本産科婦人科学会
 *1人の提供者から生まれる子どもが多くならないよう
 *生まれる子どもを10人以内にするというルールにしている

代理出産
 ☆カップルの受精卵を第三者の女性に着床させて、妊娠・出産する方法
 ☆学会のルールでは「禁止」
 *妊娠した女性の身体的危険性や精神的負担
 *家族関係が複雑になるといったことがその理由
 ☆代理出産について、国内の法律では規定されていない
 *議論を呼ぶ代理出産も学会のルール

精子や卵子、受精卵の凍結保存
 ☆不妊治療で、複数の受精卵を凍結保存し
 *適切なタイミングで着床させるケース
 *がんの治療を受ける人が、放射線などによる影響を受けないように
 *治療の前に凍結保存しておくケース、などもある
 ☆学会のルールで、凍結保存したこれらの売買は禁止している
 *不妊治療を続けている人などに、高値で売買される危険性がある
 *生殖細胞を商品のように扱う商業化にもつながりかねず
 *これも国の法律の規定はない

生殖医療は進展している
 ☆生まれる前のおなかの胎児、受精卵の段階で
 *病気かどうかを調べる検査が行われている
 ☆受精卵が一定程度、細胞分裂した段階で
 *一部の細胞を取り出して調べる「着床前検査(PGT-M)」
 ☆「PGT-M」とは
 *特定の遺伝子に異常がないかどうかを調べる
 *異常が見つからなかった受精卵を選んで着床させる
 *受精卵を選ぶことから「命の選別につながる」といった議論がある
 ☆検査で、ある病気の子どもが生まれないようにする
 *障害がある人への差別を助長しないかといった意見もある
 ☆倫理的にも難しい判断
 *産婦人科学会で決められる範囲を超えている

生殖医療のルール
 ☆2000年に、当時の厚生省の専門委員会
 *報告書で倫理的、法律的、技術的側面から検討し
 *提言などを行う公的機関の設置を求めている
 ☆2000年の報告書から20年余りが経過
 *動きについては「遅すぎる」という指摘がある
 ☆生殖医療の進歩に、いまのルールが追いついていない
 ☆法律による規制が必要なもの
 *国民の間でも意見が分かれる倫理的問題の検討が必要
 ☆イギリスには、生殖医療に関する認可や監督等
 *一元的に行う機関がある
 ☆生殖医療は急速に進歩している
 ☆学会からの問題提起をきっかけに
 *国あるいは国会は、議論を加速させることが求められている
                     (敬称略)
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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⛳出典、NHK『時事公論』








生殖医療のルールと国の役割
NHK『時事公論』より画像引用)
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慢性便秘「酸化マグネシウム」(浸透圧性下剤)

2023年07月14日 | 医療
🌸慢性便秘症の治療と大腸メラノーシス

 ☆私自身の服用しての経験より

慢性便秘症の治療
 ☆長い間、便秘で下剤を使い続けている患者さんに
 *大腸カメラをすると、腸の色が変わっていることがある
 *大黄(ダイオウ)を含む漢方薬を内服されていた患者さん
 *ヒョウ柄のように褐色に色素沈着している
 ☆大黄など刺激性の下剤で腸管の細胞が死滅
 *マクロファージが食べることで、この色素が合成され沈着する
 *色素が沈着大腸の運動に係る神経も損傷を受けていて
 *腸の緊張がない、弛緩性便秘と言われる状態になってしまっている
 ☆原因となっている便秘薬を中止して他剤に変更すると、色がもどる
 *腸管の運動も改善され、便秘薬自体が必要なくなる人もいる
 ☆1年間、原因薬剤を中止した結果
 *2年後には、完全なピンク色に戻っていた
 ☆現在は下剤をほとんど飲まなくても毎日快便になった人もいる
 
便秘薬の種類
 ☆1⃣大腸刺激性下剤、2⃣浸透圧性下剤、3⃣上皮機能変容薬
 *2⃣は酸化マグネシウム3⃣はグーフィス®他
 *2⃣と3⃣は長期間使用しても依存性が無いと言われている
 *酸化マグネシウムはお勧め
 ☆問題は1⃣の、大腸刺激性下剤
 *大腸刺激性下剤にも種類がある
 *①アントラキノン系、②ジフェノール系、③ジフェニルメタン系
 *①のアントラキノン系下剤にはセンナ、アロエ、大黄(ダイオウ)等
 *この種類が大腸メラノーシスの原因となる
 *大腸メラノーシスを起こすのは①アントラキノン系だけだが
 *弛緩性便秘を起こすのは①~③すべて
 ☆刺激性下剤の長期連用は腸の運動を障害する
 *排便の刺激を鈍感にさせ、便秘を悪化させる
 *刺激性下剤はすべて、2~3日排便が無かったらその都度使用する

刺激性下剤の2つの大きな問題
 ☆医師・薬剤師でも弛緩性便秘の副作用を知らずに処方している
 *漢方薬だから体に安全なのだろうという先入観がある
 *「やせ薬」として一時期もてはやされた、防風通聖散
 *大黄が含まれていて、その下剤作用で排便があり体重が減ると
 *「痩せた」と錯覚させられる
 ☆大黄系薬剤、医師・薬剤師の処方が無くても手に入る
 *センナなどアントラキノン系の下剤
 *欧米では医師の処方がなければ手に入れることができない
 *健康被害が起こり得る食品が、医師や薬剤師に相談することなく
 *一般の方が手に入れる事ができてしまう現状は、大変問題

⛳便秘の治療
 ☆迷ったら、まず酸化マグネシウム
 ☆持病のある方には副作用がでる心配もあるので、主治医にまず相談する
                     (敬称略)
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⛳出典『おおの内科日記』HP

             (大腸カメラでの大腸メラノーシス症例)
           ((大腸カメラでの大腸メラノーシス進行症例)


慢性便秘「酸化マグネシウム」(浸透圧性下剤)
(『おおの内科日記』HPより画像引用)
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「エンハーツ」乳・肺・胃・子宮頸がんにも効果が

2023年06月01日 | 医療
🌸第一三共「新型がん治療薬」で驀進中

 ☆第一三共、がん事業への方針転換が実を結ぶ
 ☆第一三共、世界の製薬会社との開発競争に一歩も譲らず

「エンハーツ」抗体を運び屋にしてがん撃つ
 ☆がん征圧は医薬分野の大きな課題だ
 抗体薬物複合体(ADC)次世代のがん治療で期待されている薬剤
 ☆分子標的薬(がん細胞の増殖や転移の部分を集中的に攻撃する)
 ☆抗体医薬(がん特有のタンパク質を認識して結合すること)
 *がん細胞の働きを止める抗体医薬
 ☆ADCは抗体にもうひと工夫凝らしている
 *がんに結合する抗体に別の薬剤を積んでがんを撃つ
 *抗体は「運び屋」
 *がんを攻撃する薬物を「ヒモ」で抗体につないでいる
 *従来と比べ、がん細胞に薬物を打ち込む正確性向上した
 *より強力な葉物を使えるようになった
 ☆過去には「ミサイル療法」と呼ばれていた
 *当時の技術では有効性を証明できなかった
 *技術の改良で、ADCでがん治療に用いられるようになった
 
製薬会社大手は巨額の費用をADCにつぎ込む
 ☆ファイザーが、ADCのパイオニア米シージェン
 *約5兆7千億円で買収すると発表した
 ☆国内製薬大手の第一三共製薬
 *英製楽大手アストラゼネカとの協業で
 *世界中のがん患者にADCを届けている

⛳「エンハーツ」米国では4か月前倒しで承認
 ☆第一三共が誇るADC、製品名「エンハーツ」
 *タンパク質を阻害して、増殖を抑える乳がん治療薬として用いられてきた
 *エンハーツは乳がんを対象に20年1月から米国で発売している

 ☆「エンハーツ」乳がん以外、胃・肺がんでも承認されようとしている
 *大腸・子宮頸がんなどさまざまながん種への適応拡大を計画している
 ☆既存のADC
 *薬物を3個~4個しか結合できないが
 *エンハーツ8個結びつけることが出来る
 *手術不能、再発乳がん患者へ奏効率高い効果があるとされている
 ☆グローバル製品となっているエンハーツ
 *22年売上高予想は2千509億円に上る
 *今後順調に各種がんに適応が広がつていけば
 *ピーク時売上げは9千億円とも目されている.

第一三共新たな2剤の試験も順調に進む
 ☆第一三共のADCはエンハーツだけではない
 ☆現在複数のプロジェクトが走っており、2剤が先行している
 *「DS―1062」さまざまながん種で臨床試験が行われている
 (肺がんを対象試験は今年中には結果が得られる見通し)
 *「U3―1402」細胞の成長にかかわる「HER3」に結合する
 (抗体をU3―1402運び屋として活用している)
 (肺がん、乳がんでの効果を試している)
 ☆有望なADCを擁する第一三共の将来性に市場も反応
 *時価総額は約9.3兆円に達した
 *がん領域で世界の製薬会社トップ10を目指す
 ☆26年には、市場規模が40兆円と予想されているがん治療薬
 *ファイザー、武田、エーザイなど
 *国内外の製薬会社が激化する開発競争に参戦している
 ☆「不治の病」といわれ続けてきたがんを
 *完全克服する時代が近づいてきた
                     (敬称略)
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「エンハーツ」乳・肺・胃・子宮頸がんにも効果が
(ネットより画像引用)
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アルツハイマー型認知症の進行と余命(12年)

2023年05月31日 | 医療
🌸アルツハイマー型認知症の進行と余命

 ☆65歳以上の高齢者の場合、6人に1人が認知症
 ☆認知症の進行速度
 *個人差や認知症のタイプ、発症年齢などで大きく異なる
 *先の見えない介護に苦しむ家族もいるのが現状
 ☆認知症末期の症状と進行や寿命
 *認知症の進行速度は認知症の個人差がある
 *認知症患者の平均余命は約12年
 *認知症の終末期は合併症などに注意が必要

認知症末期までの課程(アルツハイマー型認知症)
 ☆脳の一部に変性部位が発生し神経細胞が死滅し脳が萎縮する
 ☆萎縮した部位では、血流の低下がみられ
 *神経伝達物質がうまく通らなくなることから
 *認知機能に衰えがみられる
 ☆アルツハイマー型認知症
 *認知症の中でも進行が遅い認知症
 *前兆症状がみられてから、20年ほど経過し
 *本格的な症状が出てくる場合も多い認知症
 ☆発症からおよそ10年で死に至ることもある
 ☆初期(軽度)
 *記憶障害が目立つ
 *物忘れは直前のことが分からなくなったり
 *何度も同じことを聞き返すといった状態で現れることが増える
 *日常生活にも支障が出始める
 *本人は自信喪失し、感情表現が乏しくなる
 ☆中期(中度)
 *記憶障害が加速し、新しいことが覚えられない
 *メモ書きの存在を忘れる
 *食事を食べたかどうかわからない、予定を把握できない
 *住所や電話番号が思い出せない
 *日常生活では、着替えや入浴、食事などで介護が必要な状態になる
 ☆末期(重度)
 *寝たきりの状態になることが多い時期
 *コミュニケーション能力が失われる
 *尿意、便意が分からなくなる
 *表情が失われたり、反応がなくなる
 *生活の全てに介護が必要となる
 *筋固縮が見られるため、失禁が常習となったり
 *嚥下障害が現れたりする

⛳認知症の生存年数(余命)
 ☆治療開始の時期等にもよるが、概ね5年~12年
 *アメリカで行われた60歳以上の認知症患者を対象に行った調査
 (平均余命は約5年とされている)
 *日本のある研究での認知症と診断された患者の10年生存率
 (アルツハイマー病 約20%)
 ☆認知症の死因となるもの
 *認知症の終末期では、座位や立位の保持が出来なくなり
 *経管栄養で栄養を摂取したりすることがある
 ☆認知症が死因は、肺炎・衰弱死
 *認知症の終末期、嚥下機能の低下から誤嚥による誤嚥性肺炎
 *寝たきり状態や食欲不振から衰弱死

⛳合併症による食欲不振
 ☆認知症を患う人の多くは高齢者
 *免疫力が低下していることに加えて
 *認知症の進行に伴って体力が落ちている状態
 *肺炎等の感染症にかかりやすい傾向にある
 ☆認知症の症状の1つ
 *食べ物を食べるという行為を忘れている場合もある
 ☆終末期における褥瘡

孤独やコミュニケーション不足
 ☆認知症患者は、地域の中だけでなく、家族の中にいても
 *孤独を感じている人が多くいる
 ☆認知症患者のうち約50%以上の人が孤独を感じている
 ☆認知症患者の孤独に対する苦痛から
 *患者を1人にしないコミュニケーションを重視した対応が求められる
 ☆認知症の進行とともに、失語状態になり
 *コミュニケーション困難に陥ることが懸念される

認知症における意思表明プロセス
 ☆進行に伴って患者本人が意思表示することが難しくなる場合もある
 ☆意思決定の基本
 *本人の意思を尊重する
 *本人の意思決定能力に配慮する対応で行うことが重要

⛳認知症の終末期介護
 ☆認知症の介護では、先が見えない介護の辛さ
 *家族など介護者は感じることがある
 ☆認知症患者の介護期間は、約6~7年と言われている
 ☆介護サービスを利用するメリット
 *家族にとっても介護負担を減らすことが出来る
 *認知症患者本人にとっても、社会との繋がりが持てる
 *認知症の終末期では、家族だけでの介護は難しく
 *介護サービスを利用することをおすすめする





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大動脈弁狭窄症

2023年05月04日 | 医療
🌸大動脈弁狭窄症

弁膜症とは
 ☆心臓に4つある弁(大動脈弁、僧帽弁、三尖弁、肺動脈弁)で
 ☆異変をきたして心臓が悪くなる病気
 *弁が狭くなる狭窄症、閉じにくくなる閉鎖不全症の2種類ある






大動脈弁狭窄症
 ☆大動脈弁狭窄症病態
 *左心室の出口の大動脈弁の動きが悪くなり、広がらなくなる病気
 *左心室に負担がかかり、全身に血液を送り出すことができなくなる
 ☆大動脈弁狭窄症症状
 *胸痛(狭心痛)、 失神、心不全 がある
 *症状が出現すると平均余命は各々5年、3年、2年といわれている





大動脈弁狭窄症診断
 ☆聴診で心雑音により大動脈弁狭窄症が疑われる症例
 ☆心エコー図により確定診断す



⛳大動脈弁狭窄症の治療(症状により3通りある)
 ☆軽症の場合、保存的治療となり、特別な治療は必要ない
 ☆中等症の場合、他に心疾患がない場合は保存的治療となる
 *年1回程度の心エコー図検査で経過観察が必要
 ☆重症の場合、外科的大動脈弁置換術を行う
 *心エコー図により大動脈弁狭窄症の重症度を診断し方針を決定する
 *従来、外科的大動脈弁置換術(AVR)を行ってきた
 ☆近年、経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)行われている
 (患者さんの病状に応じた治療を選択できる)



⛳TAVI(経カテーテル的大動脈弁留置術)
 ☆TAVIには大腿動脈からカテーテルを挿入して行う大腿アプローチ
 ☆心尖部からカテーテルを挿入する心尖部アプローチがある
 ☆TAVIは術後3~4日で退院が可能となり
 *術前を含め1週間程度の入院期間で治療が完了する 
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大動脈瘤と大動脈解離

2023年05月03日 | 医療
🌸大動脈瘤と大動脈解離

 ☆大動脈瘤と大動脈解離は命に係わる重大な病気です
 ☆技術の進歩により大きな手術の安全性は高まりました
 ☆患者さんの身体的負担の少ない術式も広まっている

⛳大動脈瘤とは
 ☆大動脈とは
 *心臓から送り出された血液が通る太い血管
 ☆大動脈は樹木のように細かく枝分かれしながら
 *体のすみずみまで血液を運んでいる、幹に当たる動脈
 *途中でもさまざまな重要な臓器へ枝分かれしている
 ☆大動脈瘤とは
 *大動脈に「こぶ」のように病的にふくらんだ状態を指す






「こぶ」ができる原因
 ☆その理由は完全に解明されていない
 *危険因子は、動脈硬化、高血圧、喫煙、ストレス等が要因
 ☆他にも外傷や感染・炎症などによる特殊な大動脈瘤がある

大動脈瘤の症状と手術
 ☆大動脈瘤は自覚症状がないまま大きくなる場合が多い
 ☆胸部や背部の痛み、血痰や息苦しさ等の症状が現れることもある
 ☆腹部大動脈瘤は、大きくふくらむと「こぶ」が目立つようになる
 ☆腹部大動脈瘤が、他の病気で腹部の超音波検査等受けた時に
 *偶然、発見されることがほとんど
 *腹部大動脈瘤の破裂が差し迫った場合
 *腹痛や腰痛が起こることがある
 ☆破裂して緊急手術となるような事態を避け
 *適切なタイミングで手術を受ければ
 *成功率のきわめて高い治療が受けられる

⛳大動脈解離の状態
 ☆大動脈は内膜、中膜、外膜の3層に分かれている
 *中膜がなんらかの原因で裂けて
 *大動脈の壁であった部分に血液が流れ込むこと
 ☆大動脈内に二つの通り道ができる状態が大動脈解離


大動脈解離の原因
 ☆動脈硬化、高血圧、喫煙、ストレス等の要因が関係する
 ☆大動脈解離の発症が多い年齢は男女とも70代とされている
 ☆大動脈解離の発症は冬場に多く、夏場に少ない傾向がある
 ☆時間的には活動時間帯である日中が多い

大動脈解離の症状と対策
 ☆大動脈解離、何の前触れもなく、突然、胸や背中の激痛が起こる
 *起こったばかりの時は、血管が裂けているため
 *血管の壁が薄くなり、破裂しやすい状態にある
 ☆上行大動脈に解離が及ぶA型
 *1時間に1%ずつ死亡率が上昇すると言われている
 ☆救急車を呼んで医療機関を受診し、治療を受ける必要がある




大動脈解離と大動脈瘤との違い
 ☆大動脈解離を起こして直ぐの時期(急性期)
 *救急疾患として取り扱われる
 ☆急性期を脱して比較的安定した状態(慢性期)
 *解離した大動脈がもろく弱くなっている
 ☆大動脈瘤に拡大していくことも珍しくない
 *定期的に専門医を受診して経過をみてもらう必要がある


⛳ 大動脈の治療は?
 ☆大動脈瘤の破裂する危険性が高くなると
 *大動脈瘤を人工血管に置き換える手術や
 *カテーテル治療、ステントグラフト内挿術を行う
 ☆上行大動脈に解離があれば(A型)
 *緊急手術を開胸して行うことがほとんど
 ☆上行大動脈に解離が無ければ(B型)
 *血圧を下げたり、痛みを和らげたりして治療する
 ☆大動脈解離は手術や内科的な治療で急性期を脱しても
 *慢性期に大動脈瘤となった場合には
 *手術が必要になることがある


大動脈瘤と診断された場合の日常生活での注意
 ☆日常生活での高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙などの
 ☆危険因子を避けることが極めて重要
 ☆大動脈瘤と診断された場合
 *「こぶ」を完全に治すことは内科治療では難しい
 ☆破裂する危険性が高くなるまで大きくならないように
 *「こぶ」とうまくつきあっていくことが肝心


⛳最後に
 ☆大動脈瘤は、破裂すると即座に命に係わる状態になる
 ☆急性大動脈解離の発症を予測することはできない
 *破裂の可能性がある大きさの大動脈瘤が見つかれば
 *破裂する前に治療を受けるのが最も大切
 ☆症状がない時に「手術を受ける」と決断するのは
 *大変困難で勇気がいることです
 *手遅れにならないうちに専門医の説明をよく聞くのも必要
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高齢者うつ、 辛い本人と見守る家族

2023年05月03日 | 医療
🌸高齢者うつは早期発見→薬で治療する

 ☆元気だったのにある日突然何もできなくなる
 ☆誰もが「二度となりたくない」と病気、うつ病


「うつ病」放っておくと命にかかわる
 ☆コロナ禍でうつ状態の人が世界的に増加した
 *若い世代や失業者等、経済的に不安定な人の間で深刻化している
  ☆高齢者の増加に伴い、高齢者うつも増えている
 ☆コロナ禍で増えているうつは、身体性または心理性うつだ
 ☆身体疾患によるうつ状態
 *内分泌疾患などからくる気分の落ち込みだ
 ☆高齢者うつ
 *精神科でもともと「うつ病」と呼んでいた病気だ
 *心理性うつと区別して「身体性うつ」と呼ぶ
 *脳の変調としかいいようがなく、自然に治ることもまずない
 *なかに自殺を図ろうとする患者もいる
 *高齢者うつは早期に発見し治療につなげることが重要だ
 *高齢者うつの特徴は、症状が急に現れることだ
 *ある時期から突然、気弱になり何もできなくなってしまう
 *1、2週間~約1か月の間にガタガタと崩れていく
 *これが典型的な高齢者うつです

80%は元通りの生活に戻れる
 ☆うつ病の原因はいまだ解明されていない
 ☆身体性うつは早いうちに治療を始めれば元通りになる
 *80%の人が元気な生活が送れるようになる
 *治療が順調に進めば3か月以内に良くなることも多い
 ☆高齢者うつの治療でいちばん重要なことは
 *早く正しい診断をつけてもらうこと
 ☆認知症等と間違われることもある
 *そうなると、適切な服薬治療が行われず
 *患者にはずっと辛い状態が続く
 ☆患者の中には、なぜか体がだるい、何もできなくなったのか
 *自分でもはっきりと訴えることができない方多い
 *周囲が、うつ病ではないかと気づいてあげてほしい

⛳うつは改善後も受診や服薬を
 ☆精神科などの専門医に診てもらうことだ
 *うつによって認知機能が低下することもあるが
 *認知症であれば、うつ病のように本人の辛い思いが続くことはない
 ☆うつが改善した高齢者は声をそろえるかのように
 *「あんなに辛い思いは二度としたくない」と言う
 *家族も「うつ病にだけは二度となってほしくない」という
 ☆一度うつ病にかかった人が再発する可能性は半々だ
 *一度再発すればその後の再々発のリスクはさらに高まる
 *高齢者うつになったら、完治ということはないと考え
 *定期的受診や服薬を欠かさないことが必要だ
                      (敬称略)
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⛳出典、『THEMIS4月号』


高齢者うつ、 辛い本人と見守る家族へ
『THEMIS4月号』記事より画像引用)
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腎臓患者さんの食事療法

2023年04月20日 | 医療
🌸腎臓の食事療法
 
 ☆腎臓病の食事療法として抑えておくべき基礎知識
 ☆「塩分」「野菜・果物」「タンパク質」
     
塩分の調整
 ☆腎臓の食事療法で一番大切なのは、塩分を減らすこと
 ☆塩分を減らすことで効果が期待できる効果
 *血圧を下げる
 *腎臓の障害を抑える
 ☆塩分摂取は6g/日以下を目指す
 *6g/日は日本人の平均的な塩分摂取の半分くらいの量
 ☆塩分を減らす工夫をする方法
 *酢の物を食べる
 *ダシや香辛料を積極的に使う
 *具を増やす など

野菜・果物の調整
 ☆ミネラル「カリウム」が野菜・果物に含まれている
 *腎臓病の患者さんで問題になることがある
 ☆腎機能が低下すると腎臓からのカリウムの排泄が少なくなる
 *野菜・果物を摂取すると「高カリウム血症」になる
 ☆腎臓病の患者さんでは野菜・果物を控えるように言われている
 *果物(バナナ、アボガド、メロン、なつみかん、もも等)
 *野菜(いも類全般、かぼちゃ、白菜、キャベツ、なす等)
 ☆近年この野菜・果物の制限
 *腎臓病の患者さんの健康にとって望ましくないとの意見もある
 ☆筆者の私見も入るが、野菜・果物はしっかり食べてもらっている
 *腎機能低下が重症ではない患者さん(eGFR30以上の方)
 *高齢者の患者さん
 *カリウムの値が高くない患者さん に対しては
 ☆野菜・果物に含まれる食物繊維やビタミンが多い

⛳タンパク質の調整
 ☆タンパク質、体に吸収され代謝を受けて尿素窒素(BUN)になる
 ☆BUNが以下のメカニズムで腎臓に影響を及ぼす
 *腎臓の糸球体への負荷
 *代謝性アシドーシス(血液が酸性になる)
 *ミネラルの異常 など
 ☆腎機能低下があるときはタンパク制限が推奨される
 *eGFR45以上:0.8-1.0g/kg/日
 *eGFR45以下:0.6-0.8g/kg/日
 ☆タンパク質は、動物性、植物性タンパクがある
 *動物性タンパクはアミノ酸を効率的に体に取り入れる
 *植物性タンパクはビタミン、食物繊維も同時に取り入れる
 ☆タンパク制限には以下のようなリスクがある
 *身体機能への影響
 *食事量の低下
 *他の栄養素でのカロリーの補正の難易度が高い等
 ☆筆者の私見になるが
 *タンパク制限はリスクが高い割に
 *腎機能低下を抑える効果は根拠として限定的と思う
 *当院でもタンパク制限は積極的に行っていない
 *患者さんには、塩分の調整に集中してもらっている
 ☆高齢の患者さんが過度なタンパク制限を行った結果
 *寝たきりに近い状態になるような事例が多発している

さいごに
 ☆腎臓の食事療法は「あれもダメ、これもダメ」となりがち
 ☆食事は一生かかわること
 *我慢をするのではなく「これは食べても大丈夫」と
 *食べるものを見つけていくことが大切
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『赤羽もり内科』『東京女子医大腎臓内科』


腎臓患者さんの食事療法
(『東京女子医大腎臓内科』より画像引用)
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尿にタンパクが出た

2023年04月19日 | 医療
🌸タンパク尿の意味と病気

 ☆大多数は「別 になんともない」と思うでしょう
 *検査を受けずに放置してしまう人もいるくらい
 ☆タンパク尿の原因である腎臓の病気
 *症状に現れずに進行し症状に気づいたとき
 *透析が必要になる一歩手前、ということもある
 ☆タンパク尿が出ていても病気でない場合もある
 *長時間の起立や運動したあと、または熱が出たとき

腎臓の働き
 ☆からだの細胞を働きやすくする
 *腎臓の最も重要な役割は、からだの中の水分の量と濃度を調節する
 ☆血液をろ過する
 *腎臓は血液中の不要なものをろ過して尿を作る
 *腎臓の働きが低下してくると、血液中に不要なものが溜まる
 *逆に必要なものが尿に混ざって出てしまう
 ☆血圧を調節する
 *腎臓は血圧を調節するホルモンも分泌している
 *血液をいつもきれいな状態にしておくには
 *血液が血液の浄化器官である腎臓を通過する必要がある
 *腎臓自身が血圧を上げるホルモンを分泌して、血流量を調整する
 ☆他の腎臓の働き
 *赤血球を作るホルモンを分泌したりする
 *ビタミンDを活性化する働きもある

尿にタンパクが出ることでの悪循環
 ☆タンパクはからだにとって大切な構成成分
 ☆腎臓に病気が起きると
 *ろ過機能をもつ糸球体 をタンパクが通過して尿に出る
 *糸球体を通過しないはずのタンパク成分が通過してしまう状態
 *糸球体そのものにとっても負担になる
 ☆血圧が上がることの悪循環
 *腎臓に病気があると腎臓内部の血管が細くなる
 *腎臓の血流量が減り、糸球体も目づまりの状態になる
 *腎臓は、血流量を保つために血圧を上げるホルモンを分泌し
 *血圧を上げ、ろ過量を増やして尿量を保とうとする
 *その為、腎臓の機能はより早く低下してしまう
 ☆タンパク尿も高血圧も自覚症状はほとんどない
 ☆むくみが現れ始めたら、透析になる場合もある
 *むくみは腎臓の病気の症状のひとつ
 *ひどい貧血に悩まされるなどの生活上不愉快なことが起きる
 *だるく、眠くなります
 ☆尿毒症防ぐため、透析療法も視野に入ってくる

腎臓の病気のサイン
 □尿の泡立ちがなかなか消えない
 □朝起きたとき、足や顔のむくんでいる感じがする
 □無理をしていないのになんとなくだるい
 □夜中2回以上トイレに立つ
 □めまいや立ちくらみが多くなった
 □動悸・息切れがする
 □のどが渇く
 □食欲がない
 □血圧が高くなってきた
 □頭痛を感じることが増えた
 □顔色の悪さが気になる

尿タンパクの原因となるおもな腎臓の病気
 ☆糖尿病性腎症
 *糖尿病の治療により、血液をろ過する腎臓の働きが低下する病気
 *透析療法が必要になる原因の第一位にあげられている
 ☆慢性糸球体腎炎
 *血液をろ過し尿を作る機能を担っている糸球体に炎症が起きる
 *その働きが徐々に低下する慢性の病気
 *発病の原因は、詳しくはまだよくわかっていない
 ☆腎硬化症
 *高血圧による動脈硬化の影響が腎臓に現れ高齢者に多い病気
 *病気の進行は比較的ゆっくりしている
 ☆ネフローゼ症候群
 *多量のタンパクが尿中に排泄されてしまう状態
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『日本臨床内科医会』




尿にタンパクが出た
『日本臨床内科医会』記事より画像引用)
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大腸がん(高・中・低・未分化)とは

2023年02月22日 | 医療
🌸管状腺癌の病理組織学的特徴

 ☆腺腔形成の明瞭な腺癌を管状腺癌という
 ☆癌腺管は,円柱上皮あるいは立方上皮から構成されている
 ☆腺腔形成の状態で、高分化型と中分化型に亜分類される
 ☆高分化型は、円柱上皮からなっている
 *癌は明瞭な管状腺管を形成し、硬性型は例外的にしか存在しない
 ☆中分化型は,立方上皮からなる腺管で構成される
 *腺腔形成が高分化型ほど完全ではない
 *間質量は多くの例で中等度以下だが,硬性型をとることもある

🌸大腸の低異型度癌と超高分化腺癌 

病理総論的に腫瘍の分類
 ☆病理総論的な腫瘍組織学的類似性の分類
 *発生母地との正常組織との組織学的類似性より
 *高分化・中分化・低分化・未分化に分類される
 *分化度が高いほど,正常組織に類似する
 ☆腫瘍組織学的類似性とは逆の分類
 *正常組織からの組織学的乖離の度合いを表す用語異型度
 *乖離の程度が低いものは低異型度、高いものが高異型度
 ☆分化度,異型度ともに腫瘍の細胞像に用いられる

大腸の上皮性腫瘍は構造分化度より分類する
 ☆高分化腫瘍(腺腫,乳頭腺癌,管状腺癌 : 高分化)
 ☆中分化腫瘍(管状腺癌 : 中分化)
 ☆低分化腫瘍(管状腺癌 : 低分化)に分類
  ☆高分化腫瘍&超高分化腺癌
 *細胞異型度から良悪性の鑑別がなされるが
 *細胞異型度が低く癌とは診断できないものもある
 *超高分化腺癌でも、粘膜下層に浸潤を来しているものがある
 *超高分化腺癌は“浸潤”“転移”という診断用語
 *その組織診断基準が確立されているわけではない
 ☆低異型度癌
 *超高分化腺癌の同義語として用いられる
 *高分化腺癌をその細胞異型度から
 *低異型度癌と高異型度癌とに分類する

大腸癌手術後の転帰とその経過&組織型との関係
 ☆408例を組織学的に分類
 *治癒切除例は、その生存率・再発形式,・再発時期で検討
 *非治癒切除例も、その生存期間・非治癒切除の理由等を検討
 ☆大腸癌切除例の組織型は高分化腺癌が多い
 *中分化腺癌, 粘液癌が続き、他の組織型は少数であった
  ☆直腸癌治癒切除例の5年生存率
 *リンパ節転移の有無や深達度を一致させても
 *中分化腺癌の方が高分化腺癌より5年生存率低かった
 ☆直腸癌治癒切除例と非治癒切除例比較
 *再発死亡した症例の生存期間
 * 高分化腺癌より中分化腺癌の方が短かった
 *直腸癌では、中分化腺癌は高分化腺癌に比べ悪性度が高い癌である
                      (敬称略)                                     
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⛳出典、『胃と腸』





大腸がん(高・中・低・未分化)とは
『胃と腸』記事他より画像引用)
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大腸がんのステージ分類

2023年02月21日 | 医療
🌸大腸がんのステージ(病期)

 ☆大腸がんの広がり、進行度は病期(ステージ)で表される
 ☆進行度を表す5段階がんのステージ
 *壁深達度(T因子)リンパ節転移(N因子)遠隔転移(M因子)
 *3つの因子を組み合わせて決定される
 
 ステージ0    がんが大腸粘膜内に留まるもの
 ステージ1  がんが固有筋層までに留まるもの
 ステージ2  がんが漿膜下層を超えて浸潤する
 ステージ3  リンパ節への転移を認めるもの
 ステージ4    他臓器への転移を認めるもの

大腸がんの進行度
 ☆大腸がんの広がりを分類したものが進行度
 ☆大腸がんの進行度
 *壁深達度、リンパ節転移、遠隔転移の有無により決めらる
 ☆広がりが少ないものから進行度
 *進行度0、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲa、Ⅲb、Ⅳ の6段階に分類

大腸がんの壁深達度(T因子)
 ☆腫瘍は大腸の内側(粘膜)から発生し進行すると深部へ進展していく
 *腫瘍最深部の深さに応じてT因子が変わる
 ☆腫瘍の壁深達度がT1までを早期がんとする

リンパ節への転移(N因子)
 ☆大腸にはその領域を栄養する血管が存在する
 ☆血管に沿う形でリンパ節が存在する
 ☆大腸がんは、腸管近傍のリンパ節に転移を来す
 ☆N因子はリンパ節転移の有無と転移数で分類される

大腸がん転移の流れ(M因子)
 ☆M0 遠隔転移を認めない

ステージ別の生存率
 ☆3つの因子を組み合わせてステージを決定する
 ☆がんの予後指標診断から5年後
 *生存している割合を示す「5年生存率」で評価する
                      (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳出典、『国立がん研究センター 中央病院』他

 




大腸がんのステージ分類
(『国立がん研究センター 中央病院』他より画像引用)
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大腸がん薬物療法の最新状況

2023年02月11日 | 医療
🌸大腸がん薬物療法の最新状況

 ☆欧州臨床腫瘍学会で大腸がん薬物療法臨床試験の結果
 ☆遺伝子の修復機能が不安定なタイプの大腸がんの患者治療結果
 *新しい免疫チェックポイント阻害薬を投与した
 *8~9割の人でがんが消失した

大腸がんにかかる人は日本で年間約16万人位
 ☆男女とも2番目にかかる人が多いがん
 ☆早期発見であればほぼ治るがんである
 ☆その為、がん検診(便潜血)の有用性が高い
 ☆大腸がんは「結腸がん」と「直腸がん」に分かれる

大腸結腸がんの治療法
 ☆大腸がんの治療は、早期なら内視鏡的治療が可能
 *進行しているものには手術がおこなわれる
 (最近は低侵襲の腹腔鏡手術が主流)
 ☆手術で切除した検体を調べて
 *再発のリスクが高ければ術後化学療法が実施される
 ☆再発や転移がんでは薬物療法がおこなわれる
 *がんが切除可能な状態まで縮小したら
 *手術で切除することも選択肢の一つとして出てくる
 ☆大腸がんの薬物療法
 *術後の再発予防のための「術後化学療法」
 *がんの縮小効果を狙う「転移・再発がんの全身療法」がある
 ☆術後化学療法は、ステージⅡの一部とⅢが対象
 *薬を単剤で使うか、薬の組み合わせを使うかは
 *再発リスクの大きさや患者の体力
 *副作用の兼ね合い、仕事の有無などを鑑みて総合的に判断して決める
 ☆大腸ガンの全身療法
 *大腸がんで飛躍的に進化したのはこちらのほうだ
 *遺伝子異常の有無を検査して
 *その結果に基づいた治療薬が使えるようになってきた
 *使える薬の種類も豊富で、標準治療は1次治療から5次治療まである
 *全身療法では術後化学療法で使っている薬に加え
 *分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬なども戦力となっている

今後の、大腸がんの遺伝子治療
 ☆遺伝子の異常や特性に合った個別化医療が進みつつある
 ☆ 大腸がんの薬物療法は副作用対策も進化していている
 *今はすべて外来での治療が可能
 ☆術後化学療法は仕事との両立も出来る
 *再発・転移がんの全身療法でも工夫をすれば治療可能
                       (敬称略)                                     
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⛳出典、『AERA』







大腸がんの薬物療法の最新状況
(ネットより画像引用)
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種々の要因で異なるがんの進行速度

2023年02月03日 | 医療
🌸がんの進行速度

 ☆癌の種類やステージで個人差がある

進行の早いがん、遅いがん
 ☆がんの種類で、初期の進行が早いもの、遅いものに分かれる
 ☆進行の早い血液ガン(白血病、リンパ腫)
 *がん細胞が増え始めてから初期症状が出るまでの時間が短い
 *白血病には、「急性」「慢性」の2種類がある
 (急性の場合は1日単位でどんどん進行していくことがある)
 *抗がん剤治療「治癒」が期待できる場合がある
 ☆進行の遅いがん(胃・大腸・乳がん等)
 *画像診断などで見つけられるようになってから
 *症状が出るまでの期間が長く、健診などで見つけやすい
 ☆がんの多く
 *2㎝以上の大きさがあるかないかで、進行度(ステージ)分類が変わる

⛳ガンの大きさ2cm設定理由
 ☆細胞は1個→2個→4個→8個→……と
 *倍の数に分裂しながら、指数関数的に増えていく
 ☆1個のがん細胞が1cmのがんの塊には10年〜30年掛かる
 *1cmでは、まだ画像診断などでは見つけられない
 *1cmのがんの塊、2cmになるまでは1年〜2年
 *1cm~2cmになるまでの間にがんを発見できれば早期発見
 ☆2cmになるまでにがんを発見するために
 *多くのがん検診は、1年おきか2年おきと設定されている
 ☆がん細胞は指数関数的に増えていく
 *初期のうちは進行速度に差があっても
 *がん末期では、どのがんも進行が早くなる
 *早期がん年単位、進行がん半年単位、末期がん1か月単位で進行

「若いから」進行が早いわけではない
 ☆「若いから進行が早い」「高齢だから進行がおそい」わけではない
 ☆「どんな種類のがんができるか」が影響する
 ☆一般的に、若い人には、進行の早いがんができやすい
 ☆進行が遅いがんである胃がんや大腸がん
 *40歳未満での発症はほぼない
 ☆乳がんを若くして発症するのは、遺伝性乳がんの方が多い
 *遺伝性の乳がんは、進行が早く抗がん剤が効きにくい
 ☆高齢者でも、白血病を発症した場合には進行が早い
 *進行の速度は、年齢ではなく、どんな性質のがんなのかが関係する

⛳がんを予防・早期発見するには
 ☆がんを100%予防できるという万能な秘策はない
 ☆国が推奨するがん検診は5つ


まとめ
 ☆がんの進行速度は、年齢ではなく「がんの種類と進行度」で決まる
 ☆若いから早い、高齢だから遅いとは一概には言えない
 ☆早期発見できるほど、生存率は高くなる
 *早期発見するためにも、定期的にがん検診を受けよう

⛳近年注目されているのが「中分子フコイダン療法」
 ☆がんには、手術や化学療法等の治療法がある
 ☆海藻類に含まれるフコイダンという成分
 *機能性を保ちつつ腸管から吸収されやすくした中分子フコイダン
 ☆抗がん作用をはじめ、以下のような作用も報告されている
 *抗腫瘍・抗がん作用/抗アレルギー作用等
 ☆中分子フコイダンを摂取することで
 *抗がん剤との組み合わせによる相乗効果
 *副作用の軽減などが期待できる治療法
                       (敬称略)                                     
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⛳出典、『フコイダンラボ』



種々の要因で異なるがんの進行速度
(『フコイダンラボ』より画像引用)
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認知症に「夢」の新治療「超音波」

2023年01月29日 | 医療
🌸認知症に新治療・脳に「超音波」を照射

 ☆狭心症と同じ「循環不全病」ととらえたアプローチから生まれた


⛳東北大が4年前から治験開始
 ☆認知症学会へ新薬レカネマブについて知ろうと
 *多くの認知症専門医が詰めかけた
 ☆学会で、関心を集めたユニークなシンポジウムがあった
 ☆循環器専門医で、東北大学循環器内科学の下川客員教授の発表
 *アルツハイマー病に関して
 *従来とは全く違う発想、機序で新しい治療法が
 *生まれようとしていると講演
 ☆下川氏らが開発したのは「超音波」照射
 *患者の脳に超音波照射して認知症を治す治療法
 *エビデンスも着実に積み上げてきている
 *下川氏は、「衝撃波」治療を経由してこの治療法にたどりついた

⛳超音波照射による一酸化窒素で血管をしなやかにする
 ☆下川氏は、イタリアグループの発表をヒントに得た
 *内皮細胞に低出力の衝撃波を照射するとNOが産生される
 ☆下川氏は、認知症治療に繋がると感じた
 ☆体内で血管の最も内側にある内皮細胞がNOを産生すると
 *血管を拡張・新生させ、血管の筋肉を柔らかくし
 *動脈硬化の抑制につながる
 ☆NOによる血管拡張・新生によって
 *血液の循環を改善すれば、認知症治療につながるのでは
 *認知症予防によいとされる運動、友だちとの談笑、脳トレなど
 *脳の血流を増やす方法でもある
 ☆気になるのは、「アミロイドβ」との関係
 *レカネマブも、脳内のアミロイドβが出す毒素を脳から排出させ
 *治療効果をあげる仕組みだ

厚労省も「先駆的医療機器」に指定した
 ☆アミロイドβを減らそうという前に
 *「もっと上流を考える」というのが下川氏の発想だ
 ☆超音波(LIPUS)照射して内皮型一酸化窒素合成酵素が増えた結果
 *血管新生だけでなく、アミロイドβ蓄積の低減に作用している
 *アミロイドβの低減で認知機能低下の抑制も確認している(マウス)
 ☆厚生労働省がLIPUSを、「先駆的医療機器」に指定している 
 ☆治験ではアルツハイマー病をターゲツトにしてきたが
 *脳血管性認知症も治療できる可能性もある
 *そうなると認知症の80~90%はカバーできることになる
                       (敬称略)                                     
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⛳出典、『THEMIS1月号』





認知症に「夢」の新治療「超音波」
『THEMIS1月号』記事より画像引用)
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