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うさぎの日記

毎日とはいかないけど・・・ぼちぼちと。

欧州旅日記(ブルガリア)9月8日

2009-09-11 | Weblog
ブルガリアでの公演は
国立演劇映画学校付属の劇場です。
古い劇場にはオーケストラピットもあり
今回はそこで演奏します。(といってもふたがされていてその上です

ルーマニア、ブルガリアと言葉はもちろん違うのですが
英語の通じる人がかなり少なくて
スタッフは、かなり苦労をしています。

特に照明のK澤さんは、大変です。
でも日本語、ボディーランゲージを駆使して
K澤語を確立しつつあります。素晴らしい

写真は、アンタイオカス王(小川剛生氏)



衣裳を着けた名君サイモニティーズ(森一氏)



そして夜は、気になっていたビアバーへ。
表に醸造用のタンクが見えるのです。
ドアを開けると階段があり、地下へと下ります。
そして、各テーブルには写真のように自分でビールを注ぐ事の出来るサーバーが!
最初にメーターをゼロにして、ついだ分だけカウントされていきます。
地ビールでしょうか。とても美味しいビールでした。


欧州日記(ブルガリア)9月7日

2009-09-09 | Weblog
今日は丸1日お休みだったので
ソフィア市内から比較的近いボヤナ教会へ行ってきました。
ヴィトシャ山の麓に建つフレスコ画が世界的に有名な教会です。
世界遺産です。
その小さな教会は森の中にひっそりと立っていました。
小さいので1度に沢山の人は入る事が出来ず、
10分交代で見ていきます。
フレスコ画は何層にもなっていて
はがれたその向こうに古い時代のものが見えます。
それは見事でした。


一緒に行った、ペリクリーズ(石井さん)とアンタイオカス(小川さん)とポーズをとってみる。

教会を囲む森にたたずんでいると、
空気がよくて、体が浄化され
疲れがすーっとひいていくような感じです。
でも、寒くて、ひえひえの体を温めるため
ボヤナ教会近くのバス停のそばにあったレストランで昼食。


ブルガリアの郷土料理 ヨーグルトのスープ。キュウリが入っていて、ニンニクが効いています。


これも郷土料理 チキンのつぼ焼きです。


欧州日記(ブルガリア)9月6日

2009-09-08 | Weblog
8時過ぎの飛行機のため、朝5時半、ホテルを出発。
前日までとはうって変わって、寒い雨の朝です。

ブルガリアへ移動する飛行機は写真の小さいプロペラ機。
私たち日本人の団体が乗客のほとんどでした。


上の棚に入らずに、空いている座席でシートベルトをされる荷物たち(^o^)

ソフィアに到着後、迎えにきてくれていたマイクロバス3台で
まずは、劇場へ。荷物を下ろします。
ソフィアでは演劇・映画学校の中の劇場で公演をさせて頂きます。

ホテルで荷物を下ろしてからさっそく街へ繰り出し昼食。
劇場の前にあるHappyと言うお店。
まるで日本のファミレスのようなつくり。
メニューも写真満載。
味もお醤油や、ごま油が使ってあり、
お寿司などもありましたのでもしかしたら日本人の経営かも。




欧州日記(ルーマニア) 9月4日~5日

2009-09-08 | Weblog
4日。沢山のお客様を迎えての初日。
始めての場所、スッタフとの言葉の壁。
様々な困難もありましたが、
無事お芝居は進み、スタンディングオベーションでの暖かい拍手を頂きました。
ルーマニアのお客様はいつも暖かいです。

5日は初日の翌日の楽日でありますが、
現場に入るのは夕方なので
午前中は旧市街を歩きました。

まずは大好きなルーマニア最古の教会と言われている(1559年)
クルデア・ヴェケ教会へ。
隣には「串刺し公」の名で異名をとりドラキュラ伯爵のモデルと言われる
ウラド・ツェペシェが15世紀に築いた砦の跡があります(写真)

教会は、内部のイスや壁が新しくなっていて
以前の空気が感じられず、
ここにも変化を感じるのでありました。

教会を後にして、旧市街を歩いていると
行く先々の街角に
救急車や、パトカー、お巡りさん、レスキュー、軍人。
立ち入り禁止の先が張られ
何事か・・・・・?という感じですが
みんなすごく和やかに談笑していて、
どうやら、何かの訓練のようです。


けがをしている人の搬送の訓練も行われていて
ニセの包帯をしています。
中にはこんな人もいましたが、
カメラを向けたらピースサインです。
見えますか?腸が飛び出ている設定・・・・・(^^;)


欧州旅日記(ルーマニア)9月3日

2009-09-07 | Weblog
写真は楽屋までの廊下。
まるで病院のようであります。



今日は、公開ゲネが終わったあと
プロデューサーのT氏が全員での乾杯を企画してくれました。
ルーマニアでは恒例なのですが
「カルク・ベーレ」というドイツの商館をレストランにしているルーマニア料理のお店です。

ルーマニアの民族音楽の生演奏がある素朴な感じのお店だったのですが、
最近は、ラテンダンスのショーやダンスタイムがあるらしく
大音量の音楽と共に、綺麗なダンサーが踊り
次々とお客様を誘って踊っていました。

とにかく大音量で辟易。
ここも変わったなぁ。

写真はルーマニアの代表的なお料理「ミティティ」

欧州日記(ルーマニア)9月2日

2009-09-05 | Weblog
この日は稽古のあと、
俳優であり、演出家であり
このカンパニーの演出も何本かしている
イオン・カラミトル氏と食事に出掛けました。
彼は、私たちの音楽をとても気にいってくれて、
4年前にラビィサリをルーマニアに呼んでくれたのです。

彼が連れていってくれたのは
彼が総裁を務める「ユニテール」(演劇協会)の事務所。
その庭を今年ガーデンレストランにしたのだそうです。
緑が一杯のとても素敵なレストランに仕上がっていました。
(前回来た時は普通のお庭でした)



メニューは、イタリアン。
ルーマニアとは思えない繊細な(失礼!)味付け。
とても美味しかったです。



トマトのスープ。
そしてスモークサーモン。


欧州旅日記(ルーマニア)9月1日

2009-09-03 | Weblog
ルーマニアで迎えたはじめの朝。
晴れ渡った空。少し風は冷たいのですが、
時間と共に、気温も上がって、
真夏日です。
(写真はお部屋のバルコニーから、朝日を浴びて気持ちの良い時間)

今日は、劇場に荷物を入れて、
そして私たちは解散となりました。



写真は劇場です。これから照明などの仕込みが始まります。

自由時間。
まずは、買い出しです。

私にとってルーマニアを訪れるのは4年ぶり3回目。
相方はおそらく6回目くらいになるようです。

最初に訪れたのは2002年。次は2005年。そして今回。
今回特に街の変わりように目を見張ります。

新しいビル、新しいホテル、新しいレストラン、
新しい車、車の洪水。

大好きだった市場は無くなっており、
人々は、スーパーマーケットで買い物をしています。

もちろんスーパーマーケットは7年前からありましたが、
その横に市場があり、
新鮮な野菜や果物、はちみつなどが山と積まれて売っており、
沢山の人でにぎわい、スーパーマーケットは閑散としていたのです。

豊かになる事はけして悪い事ではないのですが、
それによって失うものが大きいという事を私たちは知っているだけに
何だか寂しい気がしました。

スーパーマーケットでお水や、ビール、ワイン、
ちょっとした野菜と、鳥肉を買い込み(今夜は水炊き!!)、
帰りにお持ち帰りのイタリアン。
スパゲッティーボロネーゼ。
写真は撮り忘れましたが、これがうまい。
数年前のブカレストでスパゲッティーがアルデンテはあり得なかったです。



欧州旅日記 8月31日

2009-09-02 | Weblog
8月31日(月) 出発

夕べ、疲れ果てていたので10時に寝てしまったら
なんと4時半に目が覚めてしまいました・・・(^^;)
でも洗濯をしたり、おにぎりを作ったり、ゴミを捨てたり
あっという間に6時半。
成田までは、車で出掛けます。
今回、「かえるパーキング」と言う処にお願いして22日間預かってもらいますが
5500円という安さ!!空港まで取りにきてくれます。

チェックインを済ませたあと、
朝食のおにぎりをほお張るK氏。

今回お世話になるのはオーストリア航空。


機内は、こんなにカラフル!!

でもとても座席が狭くて、ウイーンまでの約12時間のフライトは
しんどいー。
ウイーンから乗り継いで一気にルーマニアまで約1時間30分。

ブカレストに着いたのは現地時間の21時近く。
空港から町の中心部に有るホテルまではバスで移動です。
バスの窓から見る4年ぶりのルーマニアは、
大きなショッピングモールが出来ていたり
車も随分増えて、かなり変わったように見えます。



ホテルにチェックインして、荷ほどきもほどほどに
ビールを飲みに出掛け・・・・・
そしてバタンキュー。
旅の初日は過ぎていくのでありました。