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母の事。病院の担当医と施設担当医の見解の相違か在り方か?

2013-11-26 12:08:57 | 心理学
母は今年90歳を迎えた。

父よりずっと先に行ってしまうと思ったのに・・なんとか居てくれている

パーキンソン氏病を早くから患い60定年を待たずに小学校教員をやめてから

若年性痴呆(今は認知症というのか?)にもなっていたようだ

今回は痰が切れず飲み込み誤嚥で肺炎を起こして入院

心臓と肺の間に水が溜まり心不全の様子もいつもより強くどうなるのかと心配はした

毎回ではあるが病院の担当医の先生は

「まあ、お年ですから何が起こっても不思議ではない。今迄通りでよいですか?」

「はい。管はつながないでください」

ということで治療が始まった

この先生のお蔭で父が認知症が入ってい居るかもしれないと言う事に気づくことが出来た

2005年以来何かにつけお世話になり信頼関係はできていると思う先生である


今回はなかなか水が上手く抜けなくてこずったし

誤嚥も厳しいですねと言う事だった

そして退院の時には「お母さんは生命力があるね!強いよ!」

それだけだった

そこから危険でもうだめかもしれないと言う事も

「水がなかなか抜けない」ということを聴いていたので

水分状態は悪化しているということは気づいていた

ここはどうしようもないのだから信頼して任すしかない

そして治療に関して感謝し退院したわけだ

施設担当の先生は施設に帰ってから説明があり〼ということで・・・

「どうだったか大変なことをもっと言ってもらわないと困るんですよ。」

から始まって

「肺炎は左側が上の管まで詰まっていて。。。心臓も悪いし・・・

あーでこーで・・・・云々」

大変危険な状態だったと事細かに説明してくださった

私としてはもう何を言われても私が何とかできることは何もない

お医者様に任せるしかないのである

病院の先生は「やるだけ頑張りますからね。でも何があっても不思議じゃないことは解っててね」

それだけだ

そんなことは重々承知だしやるだけ頑張るからという言葉を信じるしかない!


ほんとうに入院し退院してきたかと思ったらその日に入院したことも何回もあった

そんな中で私もおおよその先が予測できるようにはなってきてはいる

けれど予測してもそれは必ずそうなるものではない

施設に預けて一番悔やんだのはひざ下を骨折したことで

どう考えてもそのことが母に起こるとしたら原因は一つしか考えられない

その点についても施設と話し合ったし

今の状態で母を家庭で見ることは不可能である

なので施設にお任せするのが一番母にとっても幸せと考えている

勿論私の人生にとっても同じだ

そん施設の先生が

如何に大変で私が認識不足ではないかということと

病院の担当医が説明が不足しているといい

事細かに説明をしてくださった

少し前の私なら

いやだなあ・・・脅かしてばっかりで

いやだなあ・・・責任逃れの話ばっかりで・・・

そんな風に感じていたが

今回はこの先生の性格も踏まえて対応できたのではないかなあと思う

先生の熱心な対応や心配してくださる温かい気持ち

家族へ丁寧な説明をしなくてはいけない

何か手落ちが有ったら裁判になるという恐れ

家族がしなくても内部告発があるという

そんな風にいつも危険と背中合わせで大変なんですよと言う事だったと思う

充分丁寧に聴いているうち

「ここまで来たのだから最後までみさせてもらいますよ」という言葉が

先生の方から口を突いて出た

何かあったら医療行為のできる施設に変わったらどうかという先生が

最後まで観させてもらいます

私が観ますから

とおっしゃってくださり

やっと信頼関係が結べたのかなと感じた

どちらかというと病院の先生がありがたい

施設の先生の話を聴きやはり体が緊張している

ほぐす・リラックス・・・

そう思い言葉に出す

母のことはいつ何があるのか・・・天に任すしかない

母の生命力を信じるだけだ

そして私は自分の人生は自分が望むように創りだすよう生きていくと強く心に誓う




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2 コメント

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共感 (松永 悦子)
2013-11-27 08:26:30
私も同様の状態の90歳の母を、六年間の介護を経て、見送りました。
これからが長い道のりになると思います。
自然に見送る…難しいのですが、看る側が納得し死を受け入れるための時間はあまりにも長いのです。

同じ思いを感じ、投稿いたしました。
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松永さんへ (tae)
2013-12-15 20:44:10
ほんとにね。
父は私が起きたら亡くなっていました。前日までは元気そのもの・・・母ももうしばらくはいてくれるのでしょう。私もボチボチ受け入れ態勢整えなくちゃね!ありがと。
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