何かストレスの発散なのか・・・
肝っ玉のちっちゃい男がわめいていた
小さいのは肝だけじゃないかも・・・・アッ・・失礼
時は昨日の夜

場所はと言うと・・・
息子の勤める店


いきつけの店だ
友達と久しぶりにご飯しよう行った店で

いつもの事ながら


「今日は何がおすすめなん?

雨続きで魚はあかんかなあ・・?」と言うと


「天然の鯛のおいしいのが有るよ」と


「じゃあそれ」
京都のおばんざいのたいたんをたのんだり・・・




看護と介護は同じ目線になりにくいなあなどまじめな話もしながら・・
もうそろそろいい感じのときに


後ろで




「ごめんなさいですむか!」と怒鳴っている


お茶を運んでいたが柱に誤ってぶつかりお客さんの背中にかかったのだ
一寸小太りの色白の男の子のバイト


のこが
何度も謝っている
背中にかかったと言っても腰の当たりで背広の上から・・・・ちょびっと・・・
起こるほどのことでもなさそうなのにな・・・・
ホールの先輩の女の子が対応しているが

随分いちゃもんを付け
「お前は後ろをとおるな!」

など・・・
ことが収まってしばらくしたら
注文がその客から入ったので
若い女の子がききに行った

「アーー注文はな。

あいつをうしろとおらせるな!

それと・・ここにキッス

」と ほ・ざ・い・て・いる(あっ、いってる)
それを小耳に挟んだ私達は・・



「

最低な男やネエ。ここをどこやとおもってんねん

。あんな人と付き合っている女の気が・・しれん。興ざめやネエ。

」
口が裂けても私がしてあげようか?なんて冗談もいえへんわ

と・・・
せめてデートなら
「僕も熱かったけどきみは大丈夫?」なんていったら
もう







やのになあ・・・・
新米のバイトを気遣わない女性もきっと性格一緒だよ。。なんて
珍しくそんな話で盛り上がってしまった・・・
こんなことは本当に珍しい
余りにいい年の男が若い子をいたぶっているようにしか見えなかったのだ
食事をするその友達とは男性に対する考えも良く似ている
第一線で看護をしてもう30年近くになり長勤め何やかや経験がある。
精勤をするり逃れる上司や事務長など痛い目にあってきたり
素敵な恋愛をしてくる中での磨かれた観察眼だ
私のほうが少し年上だが男性の見る目に付いては彼女に相談する事さえあるのだから・・・
起こられた青年は21歳で最近一寸失敗続きで凹んでいたようだ
店に入ったときから実はなんだか凹んでいるのかなあ・・と言うくらい一寸暗めの感じだった
いつもは笑顔が一杯なのにね。
だから何か心配事でもあるんか?と訪ねたら


メンタルの話や引き寄せの話のさわりを言うと
目に涙を一杯溜めて
「有難うございます



」と
一人暮らしでいろいろなことを抱え込んでいたから
心配が一杯あると
話に来ていいよと言うと
「

有難う」と
皆色々あるんだから・・・
貴方一人ではないよ・・ね
と。
生きていたら何かは起こる
そのときの自分の捕らえようやそのときの心の状況がその現実を厳しくさせたり
そうでなかったり
ただ・・訓練する事で
穏やかに心を保つことは出来るようになると感じている
最悪最低なときにどう態度で表すか
それがその人の本性だと思う

切磋琢磨するのは自分の心磨き
いかなるときでも


心穏やかにしていると見えてくるものが違ってくる
本当の優しさは厳しさも兼ね備えている
そして穏やかであるのだろうなあ・・・・
人生を全うする間にそんな心が身についているといいなあ・・・・・


