旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

パワフル×スマイルちば ムーミン列車

2011-09-04 00:00:00 | 列車の旅

いすみ鉄道 いすみ線 普通 12D列車 [いすみ200型車両] (上総中野)

線路に降りて、車両の前で記念撮影をする輩のせいで、時間ギリギリとなってしまったが、無事にいすみ鉄道の列車に乗り換えられた。こちらの気動車、車内はロングシートでレールバスなのだが、車内には懐かしいキャラクターが。岸田今日子さんといえば…


ムーミン!どうも車内だけではなく…

運転士が車内放送で挨拶して、進行方向右の車窓を見るよう促す。が、どこに何がいるのか分からない。恐らく表にムーミン関係のキャラクターがいるのだろうけど。乗客の小さな女の子も「見えなかった」と残念そうである。


運転士曰く、大多喜城が一番格好良く見える場所 (大多喜-小谷松)

ワンマン列車だが、運転士さんはサービス旺盛である。なお、こういった放送で案内する場所では、速度を落として運転。この列車は大原行だが、途中の大多喜で下車する。


いすみ鉄道 いすみ線 普通 12D列車 [いすみ200型車両] (大多喜)

いすみ鉄道 いすみ線 普通 12D 上総中野(9:02)→大多喜(9:29) いすみ204


metro 大多喜に到着symbol6

次に乗る列車は急行で、急行券が必要となる。大多喜駅の出札口で切符を買う。何と硬券の切符ではないか。しかも地紋には「JNR こくてつ」とある。懐かしい。


急行券 大多喜→大原(300円)


いすみ鉄道 いすみ線 大多喜駅 (千葉県夷隅郡大多喜町大多喜)

駅名が命名権で「デンタルサポート大多喜駅」となっているそうだが、知った事ではない。いすみ鉄道では、駅名命名権を販売。契約期間最低3年間で、販売額は百万円(税別)から。ちなみに鉄道名命名権も募集中で、契約期間は最低5年間で、販売価格は年間三千万円(税別)という。経営が厳しいんだろうけど。


大手門をくぐり、大多喜城へ向かう!


急行列車の入換作業!

線路沿いを歩いていると、転轍機を手で動かし、列車の入換をしている。


現役の手動の転轍機!


大きく蛇行している夷隅川! (千葉県夷隅郡大多喜町大多喜)


いすみ線 第四夷隅川橋梁? (大多喜-小谷松)

道路は夷隅川沿いに出る。なかなか長閑な風景。川のせせらぎだけが、といいたいが、近くの高校から吹奏楽の練習の音が聞こえてくる。


千葉県立博物館大多喜城分館 (千葉県夷隅郡大多喜町大多喜)

坂を登って大多喜城に到着。ここには大多喜藩があった。大多喜藩→大多喜県→木更津県→千葉県となり、現在は大多喜城は県立博物館である。時間がないので、外観を見るのみ。


上総大多喜城本丸跡に、昭和50年竣工の天守が建っている!

お城は再建だけれど、当時の大井戸が残る。お城から山道を下る。大井戸は県立高校の敷地内にあった。大多喜藩→千葉県だから県有地なのだろう。運動部が練習に励んでいる。


大井戸 (千葉県夷隅郡大多喜町大多喜)


駅に戻るとムーミンが! (大多喜)

いすみ鉄道では、あちらこちらでムーミンが見られる。ちなみに、ムーミンはカバではない。そろそろプラットフォームに向かう。 (つづく)


いすみ線 急行〔急行1号〕 90D列車 [キハ52形車両] (大多喜)


metro 駅名標は現代風symbol6


このへん、国鉄木原線といった感じ! (大多喜)
いずれも平成23年7月24日撮影