旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

田川線・伊田線・糸田線

2024-10-31 21:00:00 | 鉄道

JR九州 日豊本線 行橋駅《西口》 (福岡県行橋市西宮市)

令和6年10月15日火曜日。福岡県行橋市の行橋駅に来ている。駅前のホテルをチェックアウトして昨日出場した改札口に向かっていた。


平成筑豊鉄道 田川線 行橋駅 (福岡県行橋市西宮市)

今日利用する平成筑豊鉄道の駅入口はこちらだった。JRと別にあるとは知らなかった。




JRとの乗り換え改札

平成筑豊鉄道の改札はなく、そのままプラットフォームに上がってきた。


平成筑豊鉄道 田川線 普通 2411D列車 [400形] (行橋)

行橋直方行普通列車(1両編成)。平成筑豊鉄道の路線は非電化で気動車が走る。ワンマン運転の運転士さんに声を掛けて1日乗り放題となる切符を購入する。


1日乗り放題「ちくまるキップ」(1,000円)

平成筑豊鉄道の伊田線・糸田線・田川線が乗り降り自由。沿線温泉施設の入湯料無料の特典も付いている。行橋直方間の片道普通運賃が990円なのですぐに元が取れる。


車止め

5番線から田川線の列車は発着する。日豊本線上り線の3・4番線プラットフォームの鹿児島方が切欠きホームの5番線となっている。日豊本線上り線に挟まれる位置。


宿泊していたホテルが目の前に


(日豊本線)鹿児島方、(田川線)田川伊田方を望む



少し遅れていた日豊本線の接続をとって出発する。


metro 田川線で行橋を出発symbol6


日豊本線と並んで今川を渡る (行橋-令和コスタ行橋)

田川線は今川に沿って筑豊地区に向かう。単線非電化である。


日豊本線と分かれる


東九州自動車道と交差 (今川河童-豊津)

以前、東九州道が宮崎県まで通じたので走ってみたがよかった。かつて高速がない頃に国道10号で渋滞にはまっていたのでありがたい。往復2車線の区間もあり、無料区間ではSA・PAがないのでICで流出して港に面した道の駅のような施設を利用した。当時は清武南IC(宮崎県宮崎市)までの開通だったが、今は日南東郷IC(日南市)まで繋がっている。広島から日南まで高速だけで行けるのか。


稲刈りも終わった田圃(新豊津-東犀川三四郎)


東犀川三四郎に停車中

随分長い駅名だが夏目漱石『三四郎』に因むのだそう。三四郎は福岡県京都郡(みやこぐん)の人とある。汽車で食べていた弁当殻を窓から放り捨てたら京都(きょうと)から乗り合わせた女の顔にかかったり、名古屋の宿屋でその女と相部屋で一枚の蒲団で寝る事になった挙句何事もなく、翌朝別れ際に「あなたはよっぽど度胸のないかたですね」と言われるところまでは読んだ。さわりしか読んでないな。

田川線の話に戻る。車内は空いていたが途中駅から幼稚園か何かの遠足なのか子供さんが何人も乗ってきた。子供さんはお行儀よく着席しているので何の問題もないのだが、引率の大人が何人もいて車内で立ったままなので車窓を見るのに大いに妨げとなる。田園の広がる平野部から山間に入ってゆく丁度いいところなのに。運転士は沿線の神社の狛犬が逆立ちしているとか、九州初の鉄道トンネルとか、放送で観光案内をしてくれる。京都郡から田川郡に入ったから筑豊に来たのか。源じいの森に到着。子供さんと大人の一団が降りてゆく。駅の近くに温泉施設があり、「ちくまるキップ」の特典で入浴無料となる。温泉に入る行程も考えたが今回は入らない。柚須原に停車。未成線の柚須原線が分岐する予定だった。広い構内。明治の開業時からの木造駅舎。降りてみたい駅だが今日は降りない。


彦山川を渡る (上伊田-田川伊田)

山間を抜けて筑豊の街に入ってきた。


田川伊田に到着

これで田川線の乗りつぶし終了。実は乗っている時には何線か曖昧なままだった。




(田川線)行橋方、(日田彦山線)城野方を望む


隣のプラットフォームはJR九州の日田彦山線

ともに国鉄→JR線だったが、伊田線・糸田線・田川線の三路線は平成元年より平成筑豊鉄道に移管された。平成のうちに乗る事なく令和になってしまった。


直方行橋行普通列車が先に出発する

乗車中の列車も出発する。行橋田川伊田間は田川線だが、直方田川伊田間は伊田線である。


伊田線は複線だった (下伊田-田川伊田)

糸田線の接続する金田に到着する。平成筑豊鉄道の本社や車両基地があり、運転士が交代する。


稲穂の実る田園を行く (中泉-市場)

田川郡福智町より直方市に入る。国境であり豊前国より筑前国に入る。


遠賀川を渡る (南直方御殿口-あかぢ)

複線電化の筑豊本線と並走する区間となる。伊田線側だけにある南直方御殿口を出ると終着の直方に到着する。下車する。


平成筑豊鉄道 伊田線 普通 2411D列車 [400形] (直方)

これで伊田線の乗りつぶし終了。1本の列車で二線区を完乗した。


metro 伊田線で直方に到着symbol6

田川線 普通 2411D 行橋(9:28)→直方(10:59) 409
※直方-田川伊田間は伊田線。
◆「ちくまるキップ」(1,000円)を利用




田川伊田方を望む

右側は筑豊本線。


車止め


改札はない


平成筑豊鉄道 伊田線 直方駅 (福岡県直方市大字山部)


JR九州 筑豊本線 普通 6646M列車 [BEC819系Z002編成] (直方)

駅の外から筑豊本線の列車が見える。筑豊本線の内、電化されているのは折尾桂川間に限られる。この電車は若松折尾間は非電化区間を走る。その間の電力はどうするのかと言うと蓄電池から供給する。DENCHAの愛称がある。


電化区間ではパンタを上げて架線から集電する




JR九州 筑豊本線 直方駅 (福岡県直方市大字山部)


駅頭の様子

以前来た時と大きく様変わりしている。平成12年に西日本鉄道北九州本線が廃止となる前に乗りに行ったが、その時に筑豊電気鉄道の乗りつぶしで筑豊直方駅に来て筑豊本線の直方駅まで歩いた。当時の直方駅は木造駅舎。駅頭ではやんちゃな男子高校生が煙草を吸っているのを年配の女性が叱っていて高校生は一応素直に聞いていたのを思い出す。




(伊田線)田川伊田方、(筑豊本線)原田方を望む




平成筑豊鉄道の駅に戻る


平成筑豊鉄道 伊田線 普通 1315D列車 [400形] (直方)

乗ってきた列車で折り返す。直方田川後藤寺行普通列車(1両編成)。行橋行ではない。


車内掲示の路線図

これでどの区間が何線なのかはっきりした。路線の位置関係は実際と異なる。


metro 伊田線で直方を出発symbol6


車両基地には気動車の姿が


(左の2線)筑豊本線複線電化 (右の2線)伊田線複線非電化
(直方-南直方御殿口)

堂々たる複々線。かつて石炭輸送が盛んだった頃を思わせる。



博多直方行普通列車とすれ違う。


筑豊本線と分かれる (南直方御殿口-あかぢ)


遠賀川を渡る


中泉に停車中

雰囲気のいい木造駅舎があちこちに。


直線区間を快走する (中泉-市場)

筑前国より豊前国に戻る。


平成筑豊鉄道 伊田線 普通 1315D列車 [400形] (金田)

列車は金田に到着。8分間停車するので車外に降りてみる。



乗り降り自由の「ちくまるキップ」なので、駅舎からも出てみる。

伊田線 普通 1315D 直方(11:16)→金田(11:37) 409
◆「ちくまるキップ」を利用


平成筑豊鉄道 伊田線 金田駅 (福岡県田川郡福智町金田)


駅頭の様子

金田駅は「かなだえき」と読む。先程まで「かねだ」と読んでいたのは内緒だ。平成18年に福智町が発足する前は金田町。大分県にUSAがあるのは有名だが、福岡県にはCANADAKANADAがあったのか。鳥取県にはHAWAIIHAWAI町があったしな。






出札口あります


平成筑豊鉄道 糸田線 普通 1315D列車 [400形] (金田)

金田から列車は糸田線に入る。出発する。


伊田線と分かれる (金田-豊前大熊)

糸田線は単線。ローカル線らしい雰囲気。


まつやま MATSUYAMA 松山に停車

伊予松山、台湾の松山には行っているが、豊前にも松山があったのか。


豊前松山を後にする…


平成筑豊鉄道 糸田線 普通 1315D列車 [400形] (田川後藤寺)

終着の田川後藤寺に到着。下車する。


metro 糸田線で田川後藤寺に到着symbol6

糸田線 普通 1315D 金田(11:45)→田川後藤寺(11:59) 409
◆「ちくまるキップ」を利用


車止め これまで令和6年10月15日撮影

これで糸田線の乗りつぶし終了。平成筑豊鉄道全線完乗かと言うとまだ一線区残っている。


平成筑豊鉄道 門司港レトロ観光線 〔潮風号〕12列車
(九州鉄道紀念館-出光美術館) 令和元年8月16日撮影

九州鉄道記念館関門海峡めかり間の2.1kmも平成筑豊鉄道の路線である。関門海峡めかり駅は先日、資さんうどん本店に行く途中で駅前を通ったのに。一人で乗るというのはいかがなものか。


車体に描かれているのはへいちくキャラクター「ちくまる」 これより令和6年10月15日撮影

何はともあれ「ちくまるキップ」で乗れる三線区を409号「なのはな号」だけで乗り終えた。




JR九州 日田彦山線 田川後藤寺駅・平成筑豊鉄道 糸田線 田川後藤寺駅 (福岡県田川市大字奈良)




駅頭の様子

今乗ってきた糸田線のほか、日田彦山線、後藤寺線の駅でもある。この後は後藤寺線に乗車する。
(つづく)


行橋で一泊

2024-10-30 09:00:00 | 鉄道

岩国駅より神戸方を望む


門司方を望む

令和6年10月14日月曜日。flag1 スポーツの日。令和元年までの体育の日。何で外来語にするかね。それはともかく、10月14日は鉄道の日(平成5年までは鉄道記念日)。今日は鉄道で九州へと向かう。


JR西日本 山陽本線 普通 3323M列車 [115系N-14編成] (岩国)

岩国下関行普通列車(4両編成)に乗車する。ワンマン運転で車掌は乗務していない。


下関 For Shimonoseki


クハ115-3014


metro 山陽本線で岩国を出発symbol6


見慣れぬ車両が… キクヤ141-1


キヤ141-1

キヤ141系気動車。軌道などを検測する車両である。岩徳線へと入ってゆく。後日調べたところ、森ヶ原信号場から錦川清流線に入って行ったのだそう。錦川沿いを走る姿を見てみたかった。さて、下り列車ではいつもは海側となる進行方向左の席に座るが、今日は山側の右の席に座ってみた。特に写真に撮りたい風景もなし。〔TWILIGHT EXPRESS 瑞風〕とすれ違うが撮れなかった。キヤ141系がよく見えたからいいか。


小郡…新山口に到着する




新山口に停車中

奥のプラットフォームには新山口鳥取行特急〔スーパーおき4号〕(2両編成)の姿が見える。山口線・山陰本線経由。新山口鳥取間の営業キロは378.1km。5時間23分の長旅である。東海道本線で言うと東京から稲沢(愛知県稲沢市)の先あたりの距離となる。特急〔スーパーおき〕には寝台特急〔出雲〕から出雲市で乗り換えて小郡まで乗った事はあるが、全区間を乗った事はない。


JR西日本 山陽本線 普通 3323M列車 [115系N-14編成] (新山口)

新山口では26分間も停車する。ちょっと車外に出てみる。


JR西日本 山陽本線 普通 3328M列車 [115系N-04編成] (新山口)

懐かしい塗装、瀬戸内色の列車が入ってきた。シティ電車を思い出す。さて時間がたっぷりあるので駅のお手洗いを借りてくる。高速バスのSA・PAでの休憩でお手洗いに行く感覚。


metro 山陽本線で新山口を出発symbol6


乗車券 岩国 ➡ 行橋(3,820円)

乗車券は前日のうちに出札口(みどりの窓口)で買っておいた。「乗車券類は、発売当日から有効となるものを発売する」という規則があるが、当日駅で買おうとしてもすぐに買えない場合もあるので乗車券のみでも前売してくれるのは現実的だと思う。折しも全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席等が連続する3日間乗り降り出来る特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」(7,850円)が発売中で、後から考えると企画券を買った方がお得だったのだが、まあ普通運賃でいいでしょう。


本由良に停車中


山口宇部道路(山口県道6号山口宇部線)と交差 (本由良-厚東)

この先で山口市より宇部市に入る。周防国長門国の国境越えだがどこだったか判らない。


新幹線が近づく


厚東に停車中


山陽自動車道下関宇部線と交差 (厚東-宇部)


宇部に停車中


また新幹線が近づく (小野田-厚狭)

地図を見ると新幹線、国道2号、山陽道が直線的に建設されているのに対し、山陽本線は南へ北へ南へ北へとジグザグに進んでいる。


厚狭に停車

新幹線と美祢線の乗換駅。美祢線については昨年6月30日より7月1日にかけた大雨により被災して全線で運休。代行バスが運転されている。


木屋川を渡る (幡生-小月)

下関市に入ってきた。左の車窓には九州が見える。


中国自動車道と交差 (長府-新下関)


長門一ノ宮…新下関に到着

昭和50年に新幹線で初めて下関市を訪れたので、さすがにそれ以前の旧称、長門一ノ宮駅に馴染みはない。昭和55年改称の周防富田駅は新南陽駅でいいとしても、平成15年改称の小郡駅を新山口駅と呼ぶのはまだ違和感がある。西広島駅も己斐の方が判りやすい。


山陰本線が合流 (新下関-幡生)

山陽本線上り線と下り線との間に山陰本線が入ってきた。山陰本線も昨年の大雨で被災し、長門市小串間で不通となった。美祢線とは違い今年になって 長門市人丸間および滝部小串間で運転を再開した。残る人丸滝部間の復旧については着工後一年半の工期が必要と見込まれる。山陰本線で運転されていた〔TWILIGHT EXPRESS 瑞風〕は山口線・山陽本線に迂回するコースになっている。


下関市街地を行く (幡生-下関)


海が見える

海の向こうは彦島。関門隧道(鉄道)は本州本土からではなく彦島から掘られている。列車は終着の下関に到着。下車する。乗り換え時間が短くてゆっくり写真を撮る間もない。同一プラットフォームの向かいの列車に乗り換えるだけだから手間ではない。


JR九州 山陽本線 普通 5173M列車 [415系Fo1511編成] (下関)

山陽本線の内、JR西日本下関まで。この先はJR九州下関小倉行普通列車(4両編成)に乗車。出発する。車窓に車両基地を眺め、短い橋梁で本土から彦島に渡る。そしてすぐに入るのが関門隧道である。関門海峡を海底トンネルで通過する。山口県より福岡県、長門国より豊前国に入る。トンネルを抜け九州に入ると車内の照明が非常灯を残して消える。山陽本線は直流電化で鹿児島本線は交流電化。門司駅構内に死電区間が設けられている。照明が点灯して門司に到着。もう交流なのだろう。列車は鹿児島本線に乗り入れる。程なくして終着の小倉に到着。下車する。


JR九州 山陽本線 普通 5173M列車 [415系Fo1511編成] (小倉)
※門司-小倉間は鹿児島本線。

ブレた写真。


metro 山陽本線で小倉に到着symbol6 ※門司-小倉間は鹿児島本線。

日豊本線に乗り換えとなるが普通列車はすぐに出発する。別に普通列車でもよかったのだが、特別企画乗車券「秋の乗り放題パス」では利用出来ない列車に乗る。駅の出札口(みどりの窓口)に行く時間はない。プラットフォーム上にある券売機で自由席特急券を購入する。


白いソニックが出発し、青いソニックが入って来る


JR九州 特急〔ソニック29号〕 3029M列車 [883系AO-18編成] (小倉)

短い区間だが特急を利用する。博多大分行特急〔ソニック29号〕(7両編成)の自由席に乗車する。小倉で下車する客も多く空席を探す手間はあまりない。小倉で進行方向が変わるが、座席の向きの転換はあらかた終わっていた。


車内よりプラットフォームを望む

プラットフォーム上のうどん店が何ともいい。小倉で食べた事があったっけ。何かラーメンを食べた気がする。


metro 特急〔ソニック〕で小倉を出発symbol6


西小倉で鹿児島本線と分かれる

新幹線、都市高速とも分かれる。


B自由席特急券 小倉 ▶ 25kmまで(500円)

プラットフォーム上の券売機でSuicaで購入した特急券。磁気券ではない。


先日、車で訪れた辺り (安部山公園-下曽根)

どこかに資さんうどん本店(福岡県北九州市小倉南区)があるはず。


この建物か?

今日は残念ながら資さんうどんには行かない。さて列車は振り子式車両で速い。しかし細かく揺れて何だか落ち着かない。小倉まで国鉄車両の列車を乗り継ぎゆっくり来たからか。


福岡県道245号新北九州空港線(新北九州空港連絡道路)と交差 (朽網-苅田)

東九州自動車道苅田北九州空港ICと北九州空港 KKJ RJFR とを結ぶ。北九州空港は海上の人工島にある。空港島の北側が北九州市小倉南区、南側が京都郡苅田町となる。落ち着きのない列車だったがすぐに行橋に到着。下車する。寝台特急〔富士〕も小倉の次の停車駅は行橋だったが、もっとゆっくりだった気がする。


JR九州 特急〔ソニック29号〕 3029M列車 [883系AO-18編成] (行橋)


metro 特急〔ソニック〕で行橋に到着symbol6

山陽本線 普通 3328M 岩国(10:44)→下関(14:19) クハ115-3014
山陽本線 普通 5173M 下関(14:21)→小倉(14:34) クハ411-1611
※門司-小倉間は鹿児島本線。
特急〔ソニック29号〕 3029M 小倉(14:42)→行橋(14:57) クモハ883-8

◆岩国-行橋間の運賃3,820円 小倉-行橋間のB自由席特急料金500円




クモハ883-8


2面5線の高架駅

乗車券は自動改札に投入出来るけど特急券は出来ないので、有人改札でまとめて渡して出場する。


行橋が生んだ「知」の巨人 末松謙澄

改札を抜けると目の付く場所にこちらの像が。どなたかは存じ上げない。


JR九州 日豊本線 行橋駅《東口》 (福岡県行橋市西宮市)


東口・駅頭の様子


フリーダ・カーロ Frida Kahlo

駅頭にもこちらの像が。どなたかは存じ上げない。


蒸気機関車C11の動輪が展示されている

鉄道の日にふさわしい。東口より西口に回る際に駅構内のファミリーマートに立ち寄る。入口の扉は手で押すのだが「」の文字もあり、香港に行った時を思い出す。ちなみにJR九州の売店はファミリーマートになっている。JR西日本ではセブン-イレブンのように。


JR九州 日豊本線 行橋駅《西口》 (福岡県行橋市西宮市)


西口・駅頭の様子




駅から見えるホテルを予約している

午後3時を過ぎているのでチェックインする。ウェブサイトからの宿泊プランで5,600円。福岡県の宿泊施設では宿泊税がかかり200円。ポイントカードのポイントで1,000円分割引してもらい、支払いは4,800円となった。


客室の様子




客室からの眺め

駅はすぐそこ。午後4時からは大浴場?が利用出来るので汗を流してくる。


スーパードライ350ml(360円)

日も暮れて近くの飲食店に入る。麦酒の缶の横はお茶。焼酎ではない。


チキン南蛮定食(600円)

勢いでチキン南蛮にしたけど、唐揚げやとり天でもよかったかな。


いただきます♪

旨い。麦酒によく合う。そして安い。定食に麦酒を注文して千円でお釣りがくる。


華さん食堂 行橋店 (福岡県行橋市西宮市)

ごちそうさまでした。



ホテルに戻る。テレビでは地上波、衛星波と映るが、動画サイトは見る事は出来ない。


sun 市村さんのお天気を見て…


tv 突然、福岡のニュースに変わる


福岡県のお天気を見て…  これまで令和6年10月14日撮影

明日は雨は降るのだろうか。そして福岡からの放送のままお天気の時間は終わる。広島と一緒だな。山口だと地域の天気のとこだけ差し替えるのに。北九州市のホテルに泊まった時は山口放送が映ったが、このホテルでは映らない。就寝する。


tv 全国のニュース これより令和6年10月15日撮影

令和6年10月15日火曜日。行橋のホテルで起床する。大浴場?で朝風呂に入ってきた。


tv 九州・沖縄のニュース

那覇のホテルで福岡局からのニュースを見た時には違和感があったが、行橋だと違和感がない。


九州に雨雲が…





また沖縄に行きたい。しかし摂氏30度越えはもういいかな。


客室からの眺めは曇り空


朝食バイキング

九州にいるがいつものホテルでいつもの朝食。そしていつも麵をとってしまう。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


ABホテル 行橋 (福岡県行橋市西宮市)

快適なホテルをチェックアウトする。 (つづく)


驛麺家・後藤商店

2024-10-28 21:00:00 | たべる

JR西日本 芸備線 吉田口駅 (広島県安芸高田市甲田町下小原)

令和6年10月12日土曜日。広島県安芸高田市の吉田口駅に来ている。鉄道ではなく車で来ている。



立派な窓口もあるが無人である。プラットフォームに行ってみる。




備中神代方を望む


プラットフォームより駅舎を望む




吉田口 よしだぐち Yoshidaguchi

旧高田郡旧吉田町ではなく旧甲田町にある吉田口駅。旧佐伯郡旧宮島町ではなく旧大野町にある宮島口駅の如し。旧吉田町の中心は国道54号が通り、鉄道は少し離れた旧甲田町、旧向原町を通る。中国自動車道も少し離れたところを通っている。平成16年に高田郡吉田町、八千代町、美土里町、高宮町、甲田町、向原町が合併し安芸高田市が発足している。広島市から国道54号を走って来たのだが、旧八千代町には瀬戸内海と日本海との分水嶺となる上根峠(267m)がある。峠と言っても平坦な場所である。吉田口駅も分水嶺の日本海側にある。








広島方を望む


1面2線で交換可能

芸備線は全線非電化単線となっている。




芸備線 標準時刻 Geibi Line Timetable

思いの外、列車本数がある。但し当駅は快速通過駅なのでその分の本数が減る。あと20分弱で三次行普通列車が来るが駅舎にもプラットフォームにも人影はない。出発時刻が近づくとやってくるのか。



先程、郡山城のある旧吉田町を通過して吉田口駅を見に来た。来る時は広島県道212号吉田口停車場線を通ったが、経路を変えて県道29号吉田豊栄線で旧甲田町から旧吉田町に戻る。




道の駅 三矢の里あきたかた (広島県安芸高田市吉田町山手)





旧吉田町にある道の駅に到着。飲食店に入り昼食。


名物「三矢うどん」を注文


三矢うどん(750円)

毛利元就の三本の矢に因み天ぷら・きつね・牛肉の入ったうどん。ようは全部のせか。七味を投入。


きつね(油揚げ)


牛肉


天ぷら


麵はこんな感じ♪

いただきます。広島駅のうどんと同じ味。ここは広島駅弁当さんのうどん店、駅麺家の店舗なのである。広島駅から離れた吉田の道の駅でうどんを食べる。相変わらず旨い。名物と言うので三種類の具の載ったうどんを注文したが、具はひとつで充分ですよ。And noodles. わかって下さいよ。


驛麺家 道の駅安芸高田店 (広島県安芸高田市吉田町山手)

先ず改札内の広島駅店で食べ、駅前のビックフロント店で食べたが、サイトを見るともう一店舗あり道の駅安芸高田店にやって来たのだ。これで三店舗制覇。うまいでがんす。ごちそうさまでした。


ここにも萬聖節の飾り付けが…


三矢の訓の場面

毛利元就公が生涯を過ごしたのがここ安芸国の吉田である。



サンフレッチェ広島の練習場は吉田にある。サンフレッチェの名称は数字のFrecce(イタリア語での意)で、三矢の訓に因む。


安芸高田市 公式マスコットキャラクター たかたん

昼食を終え、道の駅をあとにする。




しまねSuper大使吉田くん

吉田から吉田くんへ。広島県より島根県、安芸国より石見国へとやって来た。ちなみに吉田くんは島根県飯石郡旧吉田村(現雲南市)出身という設定。出雲国吉田である。石見空港 IWJ RJOW(島根県益田市内田町)でお手洗いを借り、売店で竹風軒の源氏巻を買ってゆく。




後藤商店 (島根県益田市安富町)

国道9号線沿いにあるこちらのお店にやって来た。


お目当てはうどんの自動販売機

鶏天うどんを選択。硬貨を入れボタンを押して少し待つ。


出来上がり♪


鶏天うどん(400円)

今日のうどん二杯目。七味を投入する。


鶏肉


天ぷら


麵はこんな感じ♪ いずれも令和6年10月12日撮影

いただきます。こちらは一度訪れた事があり再訪だが、やっぱり旨い。うどんを食べ、おつゆも飲んでいると柚子の皮が入っており風味がよい。ちょうどお店の方が補充されていたので直接、ごちそうさまでした。お店を後にして国道9号から国道187号に入り、中国山地を越えて島根県より山口県、石見国より周防国に帰った。


宮島線・本線

2024-10-27 09:00:00 | 鉄道

JR西日本宮島フェリー 宮島航路 宮島駅 (広島県廿日市市宮島町)

令和6年10月11日金曜日。広島県廿日市市の宮島に来ている。これから本土に戻り広島へ向かう。JR西日本宮島フェリーには出札口はあるが、みどりの窓口の営業は随分昔に終了している。そして昨年には連絡乗車券の発売も終了した。


自動券売機

天ぷらうどんというボタンを探しそうになるが、宮島口までの切符しか発売しないので食券を売るような券売機で事足りるのだろう。

Not need tax ticket when you return. please show your JR pass at gate.

英文で「復路では宮島訪問税券は不要、改札でJRパスを提示ください」と注意書きがある。文字に起こしていて気付いたのだが、写真を見ると「gate」が「gete」になっとらんか。


宮島松大汽船 宮島航路 宮島桟橋 (広島県廿日市市宮島町)

復路は松大さんを利用する。こちらも出札口や券売機を撮りたかったが、改札が始まったので乗り場へ進む。宮島発では宮島訪問税は関係ないので運賃のみの200円がSuicaを改札(有人のみ)の読取機にタッチすると引き去られる。


乗船するフェリーが近づいてきた


船内の様子

船名も確認出来ぬまま乗船。JRのフェリーと違って外国人の姿が少ない。修学旅行の小学生が大勢乗船してきた。近くの席のご婦人方が児童さんにどこから来たのか尋ねる。男児「兵庫県の〇〇小学校です」そこまで詳しく答えんでもええ。たこフェリーを思い出したが、子供らが生まれる前に廃止されている。後で調べたところ1条校の修学旅行等は宮島訪問税は課税免除となる。A市へ帰るなら新幹線で楽々だなと思ったが、山陽自動車道をバスだったらしんどそう。大きくなったらまた来てね。


宮島松大汽船 宮島航路 〔安芸〕(299t) (宮島口)

宮島口に到着。下船する。乗っていた船は〔安芸〕だった。


安芸 AKI 廿日市

船名は旧国名の安芸国が由来でしょう。

宮島航路 〔安芸〕 宮島(13:45)→宮島口(13:55頃) 運賃200円


JR西日本宮島フェリー 宮島航路 〔ななうら丸〕(268t)

海を見ると〔ななうら丸〕が宮島に向かっていた。


自動改札

宮島から宮島口に到着した場合は改札を通る必要はないが、自動改札機を見てみる。


交通系ICカード読取部と二次元コード読み取り部

磁気券などの投入口はない。ICカードの内、PASPYは自動改札ではなく有人改札にある引き去り機にタッチする。サービス終了するのだなと思う。JR西日本宮島フェリーと運賃は同額だが、宮島松大汽船は「ジャパン・レール・パス」「青春18きっぷ」などJRの特別企画乗車券では乗船出来ない。


宮島松大汽船を下船すると…


目の前が宮島線の駅


広島電鉄 宮島線 広電宮島口駅 (広島県廿日市市宮島口)

広電宮島口駅から広島駅停留場まで広電で移動する。


10分毎の運転

山陽本線より運転頻度は高いが所要時間が大きく違う。改札はない。そのままプラットフォームへ。


広電宮島口発広島駅行普通列車(5車体3台車連接固定編成)


広電西広島方を望む


広島電鉄 2⃣号線 宮島線 普通列車 [5000形グリーンムーバー] (広電宮島口)

乗車して扉付近の乗車専用リーダーにSuicaをタッチする。PASPYのほか、交通系ICカードが利用出来る。今年からMOBIRY DAYSというサービスが始まっているがようわからん。PASPY終了後は移行するのだろう。


metro 宮島線で広電宮島口を出発symbol6



フェリーは混雑していたが電車は空いている。大半が山陽本線、自家用車、貸切バスを利用しているのだろうか。麦酒のせいもあってウトウトする。時々目を覚ます度に乗客が増えている。始発から座っているからいいが、車内に網棚はない。膝の上に載せているがウトウトする度にずり落ちてしまう。広電西広島に到着。当駅までが宮島線で鉄道線である。この先は軌道線の本線に入る。路面電車である。最高速度は40km/hとなり、交差点は信号機だらけ、電停も多数あるのでなかなか進まない。以前は汽車(国鉄→JR)で西広島に来て、己斐(現広電西広島)から電車(広電)に乗り換えて市の中心部に向かっていたから馴染みの路線ではある。本線とは言わず、広島駅広電西広島広電宮島口間は2号線と系統で案内される。路面電車の区間になってもウトウトする。原爆ドームを車窓から見る。外国人観光客が多く見られる。紙屋町八丁堀と言った市街地を通ってゆく。天満屋が家電量販店になっている。百貨店の建ち並ぶ界隈なのに。


稲荷町交差点付近 (的場町-稲荷町)

新たな路面電車の軌道を造っているのが見える。稲荷町交差点より広島駅まで本線の軌道の経路が変更となる。比治山下経由の皆実線も新しい経路の工事が行われている。車窓の反対側には広島駅に向かう本線の新しい軌道もあるはずである。この辺は場外馬券売場がありよく来ていたところ。


的場町交差点付近 (猿猴橋町-的場町)

現在の皆実線がここで合流する。この先の広島駅までは廃止予定。電車は広島駅に行けなくなるが、段原一丁目的場町八丁堀紙屋町東皆実町六丁目段原一丁目の循環ルートが新設される。


荒神橋を渡る

昭和14年に架けられた併用橋。被爆橋梁の一つ。車道は往復2車線なのか4車線なのか曖昧だが目一杯走っている。国道6号四ツ木橋を通った時にも同じ感覚だった。どちらも本当は往復2車線なのだろう。軌道の廃止は寂しいが、毎日荒神橋を渡っていた頃もあり車線が4車線となるのは歓迎である。電車は猿猴橋町の電停を出ると終着の広島駅停留場に到着した。


広島電鉄 2⃣号線 本線 普通列車 [5000形グリーンムーバー] (広島駅)



宮島線 普通 広電宮島口(14:08)→広島駅(15:18) 5011A 運賃270円
※広島駅-広電西広島間は本線。

降車専用リーダーにSuicaをタッチして下車する。70分間の長旅だった。宮島口で急いで山陽本線に乗り換えたとして14時4分に乗れれば広島14時31分着。次の14時18分に乗れば広島14時48分着。所要時間は広電の半分以下である。運賃は420円。市内電車の途中の停留場に用があるとか用途に分けて使い分けたし。今日は廃止となる区間を含めて乗り通したかったからこれでいいのだ。ほとんど寝ていたけど。


車止め


広島駅の地平の電停も廃止となる


広島電鉄 本線 広島駅停留場 (広島県広島市南区松原町)


経路を変更して広島駅ビルに入り込む高架を建設中


小倉駅のモノレールのように駅舎に入ってゆくのか


路線バス乗降場は駅ビル1階部分の暫定利用が開始されている




路面電車駅前大橋ルートの高架橋

宮島では牡蠣しか食べていない。遅くなったが昼食にする。


天ぷらうどん(420円)

広島駅のうどんが駅の外でも食べられる。


天ぷらはこんな感じ♪

関東のかき揚げとは大分違う。小エビと衣のみと思う。


麵はこんな感じ♪

以前よく食べていたのが天ぷらうどん。そうそうこの味。相変わらず旨い。うどんを食べていると観光客であろう、外国人グループが入店しようとしている。「Stand」などと話していて結局入店しなかった。立ち食いなので止めたのだろう。座って食べたいのならば駅ビルの商業施設にむさしさんやちからさんがあったはず。


驛麺家 ビッグフロントひろしま店 (広島県広島市南区松原町)

広島駅改札内と同じく広島駅弁当さんのお店。ごちそうさまでした。




お店の前を路面電車が行き交う




JR西日本 山陽本線 広島駅《南口》 (広島県広島市南区松原町)


路面電車の高架が駅ビルより駅前通りに延びる




駅前大橋で地上に降りて来る


場外馬券売場前付近

稲荷町交差点で現在の本線に繋がる。


猿猴橋

猿猴川に架かる猿猴橋。西国街道(山陽道)の旧街道が通る。




ゑんこうは志



大正15年竣工の猿猴橋。絢爛豪華な装飾を持つ橋だったが、戦時中の金属類回収令で装飾品は供出された。昭和20年8月6日午前8時15分、米軍による原子爆弾投下にも耐えた被爆橋梁である。平成には装飾が復元されている。


猿猴橋より駅前大橋を望む


高架線が橋の高さに降りて来る


荒神橋を行く路面電車を望む (猿猴橋町-的場町)

路面電車の走る風景も今のうち。




〔サンフレッチェ電車〕[5100形・5108号(グリーンムーバーマックス)]が行く




広島県道164号広島海田線

ここまで県道を路面電車が走る。この先の荒神交差点で右折すると国道2号の旧道となる。左折も旧道で広島駅南口へ。直進すると荒神陸橋を渡り新幹線口の方へ行ける。


この先の荒神陸橋では在来線の上、新幹線の下を抜ける


荒神橋に227系?


Red Wing


荒神𣘺


広島電鉄 6⃣号線 本線 普通列車 [700形] (猿猴橋町-的場町)

荒神三差路交差点より電車を見てゆく。土橋より江波線に入り江波に至る6号線の系統。




広島電鉄 5⃣号線 本線 普通列車 [700形] (猿猴橋町-的場町)

的場町より皆実線、皆実町六丁目より宇品線に入り広島港(宇品)に至る5号線の系統。


広島電鉄 5⃣号線 本線 普通列車 [350形352号] (猿猴橋町-的場町)

昭和33年製造の車両。


渋滞で交差点内で停止している車両が路面電車などの通行を妨げとるなあ…


広島電鉄 1⃣号線 本線 普通列車 [1000形グリーンムーバー・レックス] (猿猴橋町-的場町)

結局、もう一回信号待ち。こちらは紙屋町から宇品線に入り広島港(宇品)に至る1号線の系統。


広島電鉄 2⃣号線 本線 普通列車 [5100形グリーンムーバーマックス5101号]
(猿猴橋町-的場町)

路面電車に227系が来た。JR在来線とは軌間が違うのにどうやって。冗談はさておき、今年の9月20日から車両デザインを入れ替えた〔ラッピングコラボトレイン〕が運転されている。広電西広島から宮島線に入り広電宮島口に至る2号線の系統で運転されている。先程、広電宮島口広島駅間を利用した時にすれ違ったので存在には気付いていた。逆にJR西日本にも5100形グリーンムーバーマックスのデザインをした227系A12編成が走っているそうである。そちらはまだ見掛けていないが山陽本線福山新山口間、呉線、可部線が運行区間だそう。








広島電鉄 本線 猿猴橋町停留場 (広島県広島市南区猿猴橋町)

経路変更で廃止となる猿猴橋町電停付近に移動。


猿猴橋町 えんこうばしちょう Enkobashi-cho

猿猴は河童の一種で毛むくじゃらで猿みたいな妖怪なのだそう。猿猴川にはようけ猿猴が住んどるんじゃろう。知らんけど。しりこだま抜かれんようにせんと。


広島電鉄 2⃣号線 本線 普通列車 [3950形グリーンライナー] (猿猴橋町)


広島電鉄 2⃣号線 本線 普通列車 [3900形ぐりーんらいなー]
(猿猴橋町-的場町)

白い〔ぐりーんらいなー〕。日赤ラッピング。


広島電鉄 6⃣号線 本線 普通列車 [700形] (猿猴橋町)

道路が狭いので猿猴橋町の安全地帯も狭い。小網町はプラットフォームを設けられないほど狭い。


広島電鉄 2⃣号線 本線 普通列車 [5200形グリーンムーバーエイペックス] (猿猴橋町)


広島電鉄 2⃣号線 本線 普通列車 [3950形グリーンライナー]
(猿猴橋町-的場町)

広島駅で次々折り返してくる。


広島電鉄 5⃣号線 本線 普通列車 [350形352号] (猿猴橋町)


広島電鉄 6⃣号線 本線 普通列車 [1000形グリーンムーバー・レックス] (猿猴橋町)





昔の電車が路面電車らしい。大人60円、小人30円だったな。いつのはなしだ。



今は市内線220円、白島線内のみ160円(小児は半額)。


狭いプラットフォーム (猿猴橋町)


軌道の箇所は石畳

軌道敷を芝生で緑化するところがあるが、石畳の方が風情があって好きである。


広島電鉄 1⃣号線 本線 普通列車 [1000形グリーンムーバー・レックス]
(広島駅-猿猴橋町)

それでは広島駅に戻る。


いずれも令和6年10月11日撮影

復路は広電ではなく山陽本線で帰った。 (おわり)


山陽本線・宮島航路

2024-10-26 09:00:00 | 鉄道

JR西日本 山陽本線 岩国駅《東口》 (山口県岩国市麻里布町)

令和6年10月11日金曜日。山口県岩国市の岩国駅に来ている。昨夜、岐阜県出身の方の動画で大竹駅から岩国駅まで歩いているのを見た。ようおいでになりました。見慣れた風景の中を移動されていると不思議な気がする。今日も広島に出掛ける。前日、車で出掛けてきた時に新しい広島駅ビルも見てくるつもりだったが、すっかり忘れていた。広島に行く前に宮島にお参りして来ようと思う。




岩国発白市行普通列車(6両編成)に乗車


Red Wing

転落防止幌を赤い翼に見立てている。3両編成同士を連結。


JR西日本 山陽本線 普通 1534M列車 [227系A05編成+A41編成] (岩国)


metro 山陽本線で岩国を出発symbol6

小瀬川を渡り山口県より広島県、周防国より安芸国に入る。


乗車券 岩国 ➡ 宮島口(330円) これまで令和6年10月11日撮影

さて、岩国駅で宮島駅までの連絡乗車券(乗車船券)を買おうとしたら宮島までの設定がない。みどりの券売機プラスと近距離の券売機の両方とも買えない。昨年のお正月には買えたのだが。


乗車券 岩国 ➡ 宮島(510円) 令和5年1月7日撮影

後日調べると、旅客鉄道会社線とフェリーとの連絡乗車券は昨年の9月30日をもって発売終了となっていた。廿日市市が課税する地方税、宮島訪問税が昨年の10月1日より設けられた事に伴うのか。宮島訪問税については報道等で知っていたが、連絡乗車券は切符の値段に含めて発売するのだと思っていた。国鉄時代から宮島までの切符は通しで買っていたし、お正月には往復の特別企画乗車券も利用した。無くなると思ってもいなかったので手元に切符が1枚もないのが残念である。


対岸に宮島を望む (大野浦-玖波) これより令和6年10月11日撮影


JR西日本 山陽本線 普通 1534M列車 [227系A05編成+A41編成] (宮島口)

宮島口に到着。下車する。


metro 山陽本線で宮島口に到着symbol6

山陽本線 普通 1534M 岩国(11:25)→宮島口(11:47) クモハ227-5 運賃330円




神戸方を望む

跨線橋は二箇所。門司方に設けられた新しい方はエレベータで昇降する。


門司方を望む


〔TWILIGHT EXPRESS 瑞風〕のゲート




出札口と改札口

出札口は塞がれている。


みどりの券売機プラスが設置されている

外国人旅行者が列を作っている。


JR西日本 山陽本線 宮島口駅 (広島県廿日市市宮島口)


駅頭の様子

駅を出て突き当りが桟橋。




国道2号を地下道で渡る


あなごめし うえの (広島県廿日市市宮島口)

人気の穴子飯のお店には今日も列が出来ている。何度かお弁当を買ったが本当に旨い。


桟橋に到着




宮島松大汽船JR西日本宮島フェリー 宮島航路 宮島口旅客ターミナル(広島県廿日市市宮島口)




広島電鉄 宮島線 広電宮島口駅 (広島県廿日市市宮島口)

広電の駅は桟橋のすぐそばに移転している。




JR西日本宮島フェリー 改札口・出札口・券売機

宮島航路は松大とJRの便がある。運賃は同額だが別の会社の切符では利用出来ない。国鉄→JR西日本JR西日本宮島フェリーとなっても鉄道と通しの切符で利用していたが、別々に切符を買うとなるとJRの連絡船を利用しなければならない縛りは無くなる。しかし習慣でこちらを利用する。


自動券売機

往復片道、そして宮島訪問税券から選択する。乗船券には100円の宮島訪問税が含まれている。連絡乗車券の発売は終了したがJR西日本宮島フェリーを利用出来る特別企画乗車券は発売されている。「青春18きっぷ」「ジャパン・レール・パス」など。これらには宮島訪問税は含まれていないから券売機で切符を買って納める事となる。


片道乗船券 宮島口→宮島(300円)

運賃のみなら200円。宮島訪問税は100円。宮島を訪問(入域)するごとに1人1回100円なので往復乗船券の発売額は500円となる。税については1年分で500円となるお得な納付もある。宮島の住民、宮島への通勤・通学者などは課税されない。


ターミナル内の様子


happy Halloween!

場所柄、萬聖節の飾りに南瓜より紅葉が多いのがいい。


改札より入場してフェリー乗り場へ

今まで宮島口桟橋に改札はなく、宮島桟橋で収札していたが、新しい自動改札機が設置されていた。JR西日本宮島フェリーでは昨年の9月13日よりICOCAサービスを開始。それ以前もPASPYの片利用でICOCASuicaなど交通系ICカードが利用出来た。PASPYサービスは終了する事が決まっている。さてICOCASuicaなど交通系ICカードを改札機にタッチすると運賃・宮島訪問税が引き去られる。PASPYについては自動改札ではなく有人窓口の引き去り機で運賃を支払う。今回は乗船券を購入したので券面の二次元コードを改札機に読ませて入場する。訪日外国人で多いであろう特別企画乗車券では有人改札で企画券を提示して宮島訪問税券は回収されるそう。


乗船するフェリーが近づいてきた


JR西日本宮島フェリー 宮島航路 〔みせん丸〕(210t) (宮島口)


宮島松大汽船 宮島航路 〔宮島〕(197t) (宮島口)

隣の乗り場から松大汽船が出航する。2社の船があるから便数は非常に多い。


〔みせん丸〕も出航する


松大さんは宮島桟橋へ一直線




海上には牡蠣筏


宮島が近づく


嚴島神社を望む

JR西日本宮島フェリーの宮島行の便は日中は大鳥居に接近したコースを取る。


船内の様子(下船が始まり乗客はすでに席を立っています)

それにしても乗客の外国人の割合が多い。七、八割方そうじゃないかね。企画券「ジャパン・レール・パス」で利用出来るからか。インバウンドよのう。宮島でまったりしていってください。さて〔みせん丸〕は宮島に到着。下船する。

宮島航路 〔みせん丸〕 宮島口(12:10)→宮島(12:20頃) 運賃等300円(宮島訪問税を含む)


急いで乗ってきた船の写真を撮りに行く

宮島桟橋の改札で切符を回収しなかった。そのまま持ち帰る。鹿に構わず桟橋の見える場所へ。


JR西日本宮島フェリー 宮島航路 〔みせん丸〕(210t) (宮島)


みせん丸 MISEN MARU 廿日市

和文は進行方向から書かれている。『ターャジス』だな。船名〔みせん丸〕は宮島の弥山(535m)から名付けられている。


すぐに宮島口へと折り返す

両頭船なので向きを変える必要はない。




JR西日本宮島フェリー・宮島松大汽船 宮島航路 宮島桟橋旅客ターミナル(宮島駅)
(広島県廿日市市宮島町)

上記の二社の他、瀬戸内シーラインアクアネット広島の航路もある。それでは神社へと向かう。




海岸沿いの道を進むと次のフェリーが見える


JR西日本宮島フェリー 宮島航路 〔ななうら丸〕(268t)


ななうら丸 NANAURA MARU 廿日市

船名は宮島の七つの浦、七浦に由来する。宮島のある佐伯郡宮島町、宮島口のある大野町は平成17年に廿日市市に合併している。以前、東京にある民放のテレビを見ていたら「廿」(にじゅう)の文字を知らないのか「甘日市」となっていた。なんとも適当なものである。








大鳥居を望む

潮が満ちてきて鳥居の下まで歩いていけない。それにしても外国人観光客が多い。あと多いのは遠足か修学旅行の児童・生徒さんか。平日という事もあって一般の日本人観光客が少なく見える。お正月は初詣の参拝客が訪れるので日本人も多いのだが。


嚴島神社 (広島県廿日市市宮島町)

海に浮かぶ境内へ。御社殿まではまだ潮が満ちてませんが。








一部は修繕中

海上の御社殿の維持は大変でしょう。客神社に続いて本社本殿に拝殿よりお参りします。




祓殿








能舞台




退出しました


境内の外より望む




五重塔


左は豊国神社(千畳閣)






先程より、より潮が満ちてきた

夕方には満潮になる。そしてなかなか磯の匂いがする。






アサヒビール(400円) 焼き牡蠣 レモポン(650円)

お参りを済ませて一盞する。


いただきます♪

牡蠣が旨い。おつゆも飲み干す。ごちそうさまでした。 (つづく)


木島商店 (広島県廿日市市宮島町)