翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

脚注の悲劇(日英)

2007年04月03日 | 英語・翻訳
(脚注のついた文章はこれまでもたくさん扱っていますが、このような経験は初めてだったので・・・)

日英、データの上書きで作業を進めておりました。

文中、脚注がたくさんついており、その数を例えば101としますね。

すると、あら不思議、推敲の段階で脚注の最後が100だったのです。

(@_@) (@_@) (@_@) 

驚いたの何のって^_^;
脚注の101番が落ちていただけなら話は簡単なのですが、101番(の内容)は100番として健在(笑)、つまり、番号が1つずつずれているわけです。


 一体、ど、どこで?

さぁ、これからが大変。どこの脚注が落ちたのか、最後からひとつずつ確認していきました。数が多い分大変な作業です。

確認作業の結果、(例えば)50番の注が抜け落ちていたとすると、そこから順に内容がずれていったことが判明。そこで、50番を復活させたのはいいけど、まだ内容はズレたまま。大変でした(このあたりは、次の日英の授業で話します)

ところで、

 なぜ50番が消えたのか?

50番がついていた本文は、1文の中ほどにある漢字数文字のかたまりだったのですが、それを英文にする際に、私は1つの文章に開いたわけです。はは~っ、これで上書きの際に「50」も消えちゃったんですね、きっと。

いやはや、この修復作業に結構時間を消費し、結果として自分に更なる負荷をかけることになりました。

しかし、物は考えようで、これを裏から見れば、実に貴重な経験をしたことになります^_^;
人間、いくら注意しても(頭が疲労していると一層)ポカが出やすいですから、気を引き締めましょうぞ。(^o^) 

これまで、翻訳に関しては悲喜交々いろいろな事件!?に遭遇していますが、まだまだ未知との遭遇はありそうです。