翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

生徒と私-その3

2005年11月06日 | 教室

生徒さんに学ぶものは非常に多いです(^_^)

たとえば、

昨日の日英授業、ちょっと変わった表現をしてきた人がいました。

「表現の検証の必要性」を学習済みで、その表現も検証しており「○○件ヒットしました」との報告も。

ただ、検証作業は検索ヒット数が多ければいいというものではなく、それがどのような文脈で使われているのかも確認する必要があるのです。

ここで、ちょっと脇道にそれますが、以前英訳の仕事で「円滑な~」を"smooth~"にして、ネットで検証したところ、相当数ヒットしました。

「あぁ、よかった」と思ったのですが、念のため、どのような文脈で使われているか確認したところ、大笑い。(この話、いつだったか?以前の記事でも書いているので重複します(_ _)

すべて、某国の「ぽ○のサイト」だったのです。それにしても1国限定というのが不思議ではあります。その国の文化?かも。注:○部分は、はっきり書くと検索でひっかかるので(苦)

もちろん、その訳はボツにしました(笑)。

話を戻して、生徒さんの訳です。更に検証作業を進めると、生徒さんの表現は正しい文脈で使われていることが判明!

すばらしい!

この他にも、人生の先達をはじめ、いろいろな分野で社会経験が豊富な人も多く、生徒さんから学ぶこと、新たに発見することは本当に多いのです。

やはり、「教えること、即ち、学ぶこと」ですね・・・(^^) 感謝