読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

近現代染色の展開と現在

2010年10月12日 20時02分57秒 | ■見る
茨城県つくば美術館で開催中の展覧会です。この展覧会は、京都の染色専門の美術館「染・清流館」所蔵の作品を紹介しています。
今まで、職人の手仕事を紹介する書籍やビデオを結構多く見てきました。なので、そうした延長線上にある作品が展示されているものと思っていましたが、とんでもなく別物でした。下記のURLで見るごとく、ほとんどの作品は「絵画」というべきものでした。
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URL => http://www.tsukuba.museum.ibk.ed.jp/2010/2010some.html
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数点着物に染色した作品がありましたが、ほとんどは、抽象や具象の絵画と言うべきものでした。また、様々な布の切れ端を縫い合わせて組み合わせたオブジェ風の作品もあり多彩な作品群でした。
しかし、まぁ、なんでわざわざ染色という技法として難易度の高い手法で描くのか疑問に思いましたが、陶芸でも同様に、木彫や彫塑によらずオブジェを作っているのだから、これも一つの表現手法なのだと思います。着物に描かれたならば不思議には思いませんでしたが、一枚の平面作品に仕立てた、ということなのかもしれません。
評価は3です。

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