
学生時代の学園祭に初めて見て、びっくりした作品です。その時に黒澤明監督の3つの作品を上映しており、その一本だと記憶しています。今から35年程前のことでした。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/椿三十郎
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さて、本作は同監督の前年に公開された「用心棒」に続く、主人公の名前も同じ三十郎です。山本周五郎の作品「日々平安」を下敷きにした脚本で、主人公を「用心棒」と同じキャラクターに入れ替えた感じです。本作でも重要な敵役を仲代達也さんが演じており、最後の決闘シーンは実に緊迫感のあるものでした。非常に近くに立った二人が、10秒以上も睨み合って、一瞬のうちに決着が付くシーンは完成度が高い名場面です。また、若侍に、加山雄三や田中邦衛など、後に大活躍する多くのタレントや俳優が出演しており、これも興味深い。
用心棒と比べて、こちらの作品の方がユーモラスな場面が多く登場します。城代家老の奥方の何とも品が良く間延びした、しかもしたたかなキャラクタ等々。痛快な作品でした。
評価は5です。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/椿三十郎
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さて、本作は同監督の前年に公開された「用心棒」に続く、主人公の名前も同じ三十郎です。山本周五郎の作品「日々平安」を下敷きにした脚本で、主人公を「用心棒」と同じキャラクターに入れ替えた感じです。本作でも重要な敵役を仲代達也さんが演じており、最後の決闘シーンは実に緊迫感のあるものでした。非常に近くに立った二人が、10秒以上も睨み合って、一瞬のうちに決着が付くシーンは完成度が高い名場面です。また、若侍に、加山雄三や田中邦衛など、後に大活躍する多くのタレントや俳優が出演しており、これも興味深い。
用心棒と比べて、こちらの作品の方がユーモラスな場面が多く登場します。城代家老の奥方の何とも品が良く間延びした、しかもしたたかなキャラクタ等々。痛快な作品でした。
評価は5です。
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