
赤澤かおり編、メディアファクトリー刊
本書は、編集者である著者が興味を持った著者をインタビューして雑誌に掲載したものを書籍にしたものです。対象者は、フードジャーナリスト、料理家、ギャラリー経営者、雑貨店経営者、水彩画家、お菓子研究家、スタイリスト、インテリアスタイリスト、デザイナー、デコレーター、手芸家など、肩書きを聞いてもピント来ない職種を含めた、ものをつくること職業としている女性23人です。
それぞれに個性が際立っており、多くは、ご自身の気持ちに素直に従って生きて来たようです。自分がしたいことは何なのかを自問自答しながら。日本女性の感性は独特ではないかと思います。一概には言えませんが、その美意識の中に「カワイさ」が含まれているように感じます。それは、陳腐化した手垢の付いたものではなく、ある種の調和に満ちた美意識と言うべきものでありながら、やや調和を逸したもの、あるいは少し中心からずれたもの、という感じです。この現代日本の美意識に根差した形や色は、世界に誇るべきものではないかと思います。
本書に登場する女性達は、ご自身の内面を掘り下げ、独自の美を探求することに魅入られている方々とお見受けしました。
評価は4です。
本書は、編集者である著者が興味を持った著者をインタビューして雑誌に掲載したものを書籍にしたものです。対象者は、フードジャーナリスト、料理家、ギャラリー経営者、雑貨店経営者、水彩画家、お菓子研究家、スタイリスト、インテリアスタイリスト、デザイナー、デコレーター、手芸家など、肩書きを聞いてもピント来ない職種を含めた、ものをつくること職業としている女性23人です。
それぞれに個性が際立っており、多くは、ご自身の気持ちに素直に従って生きて来たようです。自分がしたいことは何なのかを自問自答しながら。日本女性の感性は独特ではないかと思います。一概には言えませんが、その美意識の中に「カワイさ」が含まれているように感じます。それは、陳腐化した手垢の付いたものではなく、ある種の調和に満ちた美意識と言うべきものでありながら、やや調和を逸したもの、あるいは少し中心からずれたもの、という感じです。この現代日本の美意識に根差した形や色は、世界に誇るべきものではないかと思います。
本書に登場する女性達は、ご自身の内面を掘り下げ、独自の美を探求することに魅入られている方々とお見受けしました。
評価は4です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます