伊坂幸太郎著、新潮社刊。2008年本屋大賞と第21回山本周五郎賞を受賞した作品です。以前、娘が伊坂幸太郎にハマり、夢中で読んでいましたが、私は、この作品が初めてです。他の作品は知りませんが、本作は緻密な構成と魅力的な登場人物がでグイグイと引き込まれました。すぐにでも映画になりそうな作品です。これから、他の作品を読む楽しみが・・・。でも、次は、あえて、別な作家の作品を読み始めています。(好物は、とっておきたい!)
この本のタイトルは、ビートルズの楽曲で、アルバム「アビーロード」のものと知って嬉しくなりました。(私が14歳の時に発売されたアルバムで)既にLPレコード盤は処分してしましましたが、当時としては画期的なアルバムでした。ステレオ効果を活かしドラムの音が左右から身体を包み込むように鳴り響いて、次の曲につながっていくところは、今でも頭で思い浮かべる程、印象的で格好良かった。また、アルバム8曲目の「ゴールデン・スランバーズ」から最後の「ハー・マジェスティー」までの4曲のメドレーパートは圧倒的な輝きを放っています。その他のアルバム収録曲は、ジョージ・ハリスンの「ヒア・カムズ・ザ・サン」など、たくさんの名曲もあります。
井坂さんの本作は、構成が非常に凝っていて、結末を提示してから、ドキュメント風に謎解きをするスタイルです。主人公を始め、登場する人物が皆魅力的で、エピローグも余韻を残して秀逸です。
評価は5です。
この本のタイトルは、ビートルズの楽曲で、アルバム「アビーロード」のものと知って嬉しくなりました。(私が14歳の時に発売されたアルバムで)既にLPレコード盤は処分してしましましたが、当時としては画期的なアルバムでした。ステレオ効果を活かしドラムの音が左右から身体を包み込むように鳴り響いて、次の曲につながっていくところは、今でも頭で思い浮かべる程、印象的で格好良かった。また、アルバム8曲目の「ゴールデン・スランバーズ」から最後の「ハー・マジェスティー」までの4曲のメドレーパートは圧倒的な輝きを放っています。その他のアルバム収録曲は、ジョージ・ハリスンの「ヒア・カムズ・ザ・サン」など、たくさんの名曲もあります。
井坂さんの本作は、構成が非常に凝っていて、結末を提示してから、ドキュメント風に謎解きをするスタイルです。主人公を始め、登場する人物が皆魅力的で、エピローグも余韻を残して秀逸です。
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