読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

ゼロの迎撃

2018年12月27日 17時18分53秒 | ■読む
安生正著、宝島社刊 安生さんの「生存者ゼロ」を読んで感銘を受けました。そこで作者2作目の本書を手に取りましたが、一作目と同様のパニック小説でありながら、個性豊か(やや類型的ではありますが)な登場人物たちの群像劇といった趣でした。主人公の描き方も異能の人ながら等身大の人物として描かれています。今野敏さんの隠蔽捜査シリーズの竜崎に類似点を感じました。主要な登場人物の生き様を類型的な悪者が際立たせており . . . 本文を読む
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