マダムのひとりごと 158

　昨日は何の予定もなかったし息子が風邪を引いてしまったので、
だらだらTVのチャンネルをまわしていました。
で、ついつい見てしまいました。

『ポセイドンアドベンチャー』

　そうです、沈没した船から脱出するあの名作です。
最初にTVで見たのは、まだ中学生か小学生だった頃、
母と弟と見ました。
金曜日の夜の放映だったのかな、まだ土曜日に学校があった頃です。
最後まで見たかったのですが、早く寝るよう促されました。
ドキドキしながら見ました。
弟はまだ小学生だったかな、
翌朝『みんな助かった？』って、母に聞いていましたっけ。
　
　実は今日は弟の誕生日です。
54歳になりました(うちは弟の方が年上なのよ)
その日は記録に残る大雪で屋根が落ちるかもと怖くて怖くてと、
母が必ずこの日に言っていました。
でも、男兄弟はあっさりしていますね。
市内にいるのに会うのは実家でお正月だけ。
今年はそれも無しね。　　
もしもあの時、長男の弟夫婦が実家に帰っていたら、
こんなことにはならなかった、
もっと弟の会社は大きくなっていたかもしれない、
未だに私はそんなせんない思いを抱いてしまうのです。

　いま側にいる人達と仲良くする、家族は仲良くする、
それを１番の価値観にしなくてはの思いを強くするのです。
難しい事です。
我が思いを収めないといけないから。
でも息子にはきちんと伝えていきます。

　ところで、よい映画は何時までも心に残りますね。
占い師仲間の先生で映画大々好きな先生がいらしてです。
『シネマセラピーってあるのよ。』って言われていました。
『この世界の片隅に』も先生の一押しでした。
またよい映画がありましたら書かせて頂きますね。