マダムのひとりごと 続き

　今でこそ言っていますが、私は息子に小さい頃、
「勉強しなさい。」って言った事はそうなかったんです。
私自身、母から「勉強しなさい。」って言われ続け、
母の好きな子は『勉強のできる子』っていう思いがあって、
母に好かれるために勉強をしてきました。
当然成績も良かったんですが、
いざ進路を決める時に、自分が何になりたいかなんて、
さっぱりわからなかったんです。

　中学卒業と同時に美容師になった級友がいました。
その子が私の髪にくしを入れながら、
「わぁー綺麗な髪ね。あんた、顔はブスいけど、髪はすごく綺麗！」
そういって私の髪を編みこんでくれました。
ものすごく楽しそうな顔をして。

　高校の時の級友は、美大にいくか数学の先生になるかで迷ってました。
美術部と軽音楽部に在部して、頭のいい子でした。
今思うと芸術の星が取り巻いていたのかも。
「絵が画きたいの。東京の美大に行きたいの。
　でも、うち弟が２人もいるしね・・・
　地元の国立に通るのが一番親が喜ぶわ、でもね、画きたい。」
独特の強いタッチで私の似顔絵を画いてくれました。
彼女の悔しそうにうつむく横顔はまだ覚えています。

　私はその両方の顔をすることがなく、何になりたいかもわかりませんでした。

　明日から『今月の運勢』を載せます。
今、適職に関してのブログ鑑定を頂いています。
この鑑定は何度しても、学生時代を思い出し、少し切なくなるのです。

マダムのひとりごと ４２

　実は昨日は息子の参観・懇談会でした。
私、午前中は仕事だったし、したいことも一杯あったし、
第一そう先生とお話をすることもないしで、行きたくなかったんです。
が、「成績の悪い子の親ほど、来ないもんだ。」
って先生に思われたくないでしょう。
だから、行ってきましたよ。

　近くの公立中学に通わせているんだけど、懇談で、
「お母さんは進路についてどうお考えですか？」

って聞かれたもんだから、
（まぁ息子の成績は横に置いておいて、私の考えは、）

「文系か理系かですが、理系にいける子というのはやり全体の１割程度ですね。
　息子は文系だと思います。なら、会計と英会話が大切になります。
　息子も中学２年になりますから、会計の知識（簿記）をそろそろ付けさせ、
　英語については、専門学校に引き続いて通わせて・・・」

　ってしゃべる私を、
「そういうお母さんの思いが今の彼には重いんでしょうねぇー」
がははって一蹴される始末。

　そのことを夕食時に話すと、父も夫も、
「さーすが、一瞬で見抜くなんて先生ってプロだよねー。」
いつもは意見が合う事なんてないくせに、二人して笑われて・・・

　そういえば帰り道に、真理子ちゃんのお母さんが言っていたわ、
「私、嫌な事があっても娘の学校にいくとスカってするのよー。」
そうよねぇ、真理子ちゃんお利口だもんねぇ・・・

　このコーナーのタイトル、
「マダムのひとりごと」じゃなくて「おばちゃんのぼやき」にしようかしら。
それにしても
「主婦のストレスは子どもの成績がいいことで８割はなくなる」
ママ友が言っていたけど、けだし名言だわーって思いました。

星のメッセージ ７８

　彼のことがわからないのは、当たり前です。

だって、男と女は、動物と植物くらいに、違うんですから。

星のメッセージ ７７

　人の中に出て行くのが怖いのは、

自分の価値観がぶれるからです。

それ位のもんなら、捨ててください。

星のメッセージ ７６

　だから、調子の悪い時には「それ見たことか。」と言い、

良くなった時には、足を引っ張ろうとする周りの人たち（親戚を含めて）の

目や口を気にすることなんてないんです。

星のメッセージ ７５

　とても調子が悪い時、そばに来て励ましてくれるのが友達、

とても調子が良くて順調に物事が進んでいる時に、

一緒に喜んでくれるのが親友だと、

私は思います。

星のメッセージ ７４

　腹八分という言葉があります。
あれは、自分八分と読んでみるとどうでしょう。
自分は８割位正しいって思うんです。
残りの２割は「ひょっとしたら相手の言い分も一理あるかも・・・」
って思うんです。
　これだけでずいぶんと人間関係が楽になります。

マダムのひとりごと ４１

　実は今日は甥（夫の兄の子ども）の結婚式にいってきました。
初めて留袖を着ました。
本当は色留にしたかったんだけど、義兄の手前しぶしぶ・・・
（なんか極妻みたいになっちゃって・・・）

　式場の受け付けで「お母様ですか？」、
着付けで美容室で「お母様ですか？」とその都度聞かれ、
「いいえ」ときっぱり言ったんですが、何か複雑な気分。

　でも確かに美容室の鏡に映った自分は５０前のおばさんだし、
何よりの証拠におでこの深いしわが５本ほどくっきり。
『これってボトックス入れたらいいんかしら。でも失敗したら怖いし・・
　まぁそこまで自分にお金かけなくてもねぇ・・』

　結婚式は色々と準備が大変。
「もっと来て貰ってありがとうの気持ちがあってもいいんじゃないの？
　義兄さんも義姉さんも気がきかないわ。まっいつものことよねぇ」等
ブツブツ思っておりました。

　ただ、花嫁さんの美しさはいつの時代も同じですね。
あの花のような笑顔は幸せな未来を確信しているからなんでしょう。
警察官のお父様の実直そうなお話を聞きながら、
宝物のように育てられたお嬢さんを見つめ、
『なんで私は娘を授からなかったのかしら・・・』
となんだか悲しくなりました。

　家のために男の子、自分のために女の子って母もよく言っていたわ。
「私が生きている間に女の子を産み分けしなさい。
　あんたが一番いい目にあうから。」と。

「娘はねぇ自分のために産むんよ。がははは。」
って勝ち誇ったように笑っていた義妹のことを思い出し、
このときばかりは本当にぐうの音も出ない私でした。

星のメッセージ ７３

　プロは、間違えてはいけません。

マダムのひとりごと ４０

　実は昨日、母のお墓参りと近所に神社へお参りに行ってきました。
今月から天中殺月というのもありましたが、
なんと夫はここ４～５年というもの２月にちょっと怪我をするのです。
「ちょっとずれていたらこの指は落とすようだった。」ってぞっとするような。
それがなんとみんな夫の天中殺日と重なっていて、
私のほうが「偶然よね。」って言ってたんですが、
夫はカレンダーには自分の天中殺日をしっかり丸をしています。

　先日５日も自分の天中殺日に事故をしていまい、
なんでもお得意先で車にバックしていてぶっつけたらしく、
「まぁ人身じゃなくて良かったけど、すぐ弁償するからお金降ろしておいて。」
っていってました。

　私の占いを、
「それって金がいるん？！」ってかなり馬鹿にしていたんですが、
どうやら見直したよう。
そもそも占星術って東洋でも西洋でも国盗りに使われたんだからね。
この皇子の天中殺はこの年だからこの后と政略結婚させようとか、
命がけなの、奥が深いんだよってひとりでブツブツしておりました。

　たぶん私のほうがエネルギーが強いので、
夫に私の天中殺月が飛ぶんじゃないかって思います。

　ご夫婦とも見強だったら別になんでもないんですが、
妻が天将星で夫が見弱の星だったら妻の天中殺が飛びますから。
ご主人、要注意です。
身強同士だったら夫婦で飛ばしあいです。

　まぁイライラせずにこの２ヶ月は過ごしましょう、
とパンパンって手を合わせてきましたが、
帰り道、バイパスで割り込みされたってかーぁってなってました。
「ヤメテー！！」って叫んだ私です。