内観をご存知の方もたくさんいらしてだと思います。
このご著書は易しく書かれてあってすんなりと読み進められました。
内観と言うのは自分の内側を丹念に見つけめていく作業の事です。
(う~ん、きつそうです)
それは立場を変えて、相手の立場に立ってものを見る目を養っていく事です。
立場とは読んで字のごとく立っている場所の事。
立つ場所が変わると見えてくるものが自然と違ってきます。
こうやって立つ場所を入れ替えてものを見る目を養っていくのです。
ご著書からの抜粋です。
『してもらったこと』『してあげたこと』『迷惑をかけたこと』の三つを思い出すことによって、自分というものが見えてきて、ものごとを他人のせいにすることが少なくなり、自分の人生を自分のものとして取り戻すことができるようになります。
お母さんとの関係なら小学生の頃に戻って、
してもらったことをゆっくりと思い出します。
夫との関係も出会った頃に翻ります。
してもらったことをゆっくり思い出して、
そして、自分も迷惑をかけたことを思いだしていきます。
そうして自分を見つめ直すことによっていらない衝突が少なくなります。
自分が穏やかになると、まわりとの関係もかわってゆきます。