マダムのひとりごと 114

　ブログ鑑定で165のぷーさんの鑑定版を見ながら、
171のヒロキさんと親子だったらどうなんだろって思いました。
すみません、占い師のささやかなお楽しみです。
教えることが大好きなぷーさんは、
教える楽しさをとても楽しそうに熱心に子供に伝えるでしょう。
そしてその子供がヒロキさんのように伝達の星が主星で、
教えることが大好きだったら、迷うことなく同じ道へ進んだことでしょう。

　でも一見教えることが大好きなヒロキさんの星ですが、
それでは物足りないものもお持ちです。
迷わず教職につかれても、
時間の経過とともに星たちがブーイングを起こすでしょう。
『なんか違うんだよ。』って。

　秋風が吹き寒くなる頃は各資格試験の合格発表があります。

　この時期になると思いだす受講生がいます。
その方は獣医から会計士へ転身されました。
お父様が高校の校長先生で自身は生物がめっちゃできたそうです。
○○模試でいつも全国区で名前がのっていたと本人は言っていました。
『僕、本当は会計の方へ行きたかったんだけど、
　周囲に、さすが校長先生の息子さんだ、勿論理系にいくんでしょ。
　こんな感じでいつも言われて結局獣医師になったんですよ。』

『生物も化学も成績が良かっただけ。
　獣医師になったんだけど、なんか違うんです。』

　彼の線の細い横顔を眺めながらなんとも言えない思いをしたものです。
もう何年も前の話です。
彼の鑑定版を見たことはありません。
でもきっと星が囁いたんでしょうね。
『自分の道へ行くのは今しかないぞ。』って。
進路で悩まれている方は、
どうぞ静かに自身と対話する時間と場所を持たれてください。
繰り返し繰り返し答えが出るまで持たれてください。
静かに耳を澄ませて星の囁きを聞いてほしいのです。
ブログでも適職鑑定が続きます。