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世界最薄BD・DS&ディズニー・携帯関連・急速充電電池&ゴミ発電

2009-04-14 23:20:01 | Dニュース

Samsung-世界最薄39mmのBDプレーヤを発売-
(2009/04/14  日経エレクトロニクス)

韓国Samsung Electronicsは,厚さが39mmのBlu-ray Disc(BD)プレーヤ「BD-P4600」を4月12日,発売した。SamsungによればBDプレーヤとして「世界最薄」という。09年1月に開催された「International CES」では薄型テレビとともに壁掛け展示され,話題を集めた。
BD-P4600はHDMI端子を装備しており,1080p映像を出力できる。再生できる動画圧縮フォーマットはMPEG2,VC-1,H.264,DivX 6.4。無線LANによる通信機能を備えており,パソコンにダウンロードした映画などを転送して再生するといった使い方を想定している。携帯型音楽プレーヤやデジタルカメラとの接続用にUSB2.0端子も装備した。価格は44万9000ウォン(1ウォン=約0.08円で換算すると約3万4000円)。Samsung社は同機の発売で,09年通期のBDプレーヤの世界販売シェア首位を狙うとしている。

任天堂とOLC-携帯ゲーム機「DS」使った東京ディズニーリゾート商業施設案内-
(2009/04/14  日経)

オリエンタルランド(OLC)と任天堂は、東京ディズニーリゾート(TDR)内にある店舗の情報などを携帯型ゲーム機の「ニンテンドーDS」シリーズで確認できるサービスを25日に始める。TDRの中核をなす複合商業施設「イクスピアリ」内の約140店が対象で、レストランや雑貨店の概要、映画館の上映スケジュールなどを調べられる。目的の店舗まで画面上で案内する機能もある。
サービス名は「イクスピアリ・ニンテンドーDSガイド」。イクスピアリ内に設けた40カ所の電波の発信拠点で、DSの無線通信機能を使えば専用ソフトをダウンロードできる。利用は無料。イクスピアリを舞台にしたゲームや、友達同士でメッセージを伝え合う「伝言板」機能などもある。最大16人とタッチペンを使った手書きメモの伝言をやり取りすることもでき、待ち合わせなどに便利。
ニンテンドーDSだけでなく、「DS Lite」や「DSi」でもサービスを受けられる。
新サービスは、ニンテンドーDSの新たな可能性を模索する任天堂と、運営施設の利便性・付加価値向上を目指すOLCのニーズが合致した。

シャープとパイオニア-携帯電話とカーナビを連携させるデータ規格-
(2009/04/14  日経エレクトロニクス・日経ニューメディア)

シャープとパイオニアは13日,携帯電話機とカーナビの通信に向けたデータ規格「フォトリモ@ナビ Ver1.0」を開発したと発表した。フォトリモ@ナビに対応した携帯電話機やカーナビを使えば,位置情報やカーナビで計算した到着予想時刻,携帯電話機の着信情報,電子メールの受信情報などを,Bluetoothや赤外線により簡単にやり取りできる。
両社は07年の資本提携後にテレビやカーエレ分野におけるさまざまなテーマで共同開発を進めており,今回の成果は「協業の一環」(パイオニア)である。今後は他の携帯電話機メーカーやカーナビメーカーにも,この規格の採用を働きかける。「将来的には誰でも使えるようオープンな形にしていきたい」(シャープ)
ただし「公開の時期や方法についてはまだ決定していない」(パイオニア)
「フォトリモ」はもともと,シャープが携帯電話機と家電機器でデータのやり取りをするために開発した規格である。JPEG形式の画像に,家電機器を制御するための情報を付加するものであった。フォトリモ@ナビでは,これをカーナビでも使いやすいようにした。例えば,GPS機能を搭載した携帯電話機を持ったユーザーがお勧めのレストランを見つけ,レストランの写真(JPEG形式)を撮影する。この写真データには位置情報などもフォトリモ@ナビ規格に基づいて登録される。これを友人の携帯電話機に送信すれば,その写真データと撮影地点の情報を友人のカーナビに簡単に登録できる。「カーナビ向け地図における大きな課題の一つが,店名といった頻繁に変わりやすい情報に対応しにくいこと。フォトリモ@ナビを使ってユーザーのお勧めの店名や位置情報などを簡単にカーナビに登録できれば,こうした欠点を補完することができる」(パイオニア)
「フォトリモに対応した機種であれば,今回のフォトリモ@ナビも使える」(シャープ)。現在,フォトリモに対応した製品としては,08年に発売したシャープ製の携帯電話機「SH706iW」や同年に発売した液晶テレビ「AQUOS R」シリーズがある。一方,対応カーナビの発売時期は未定である。「ソフトウエアのバージョンアップでは対応させることができず,現行機種に搭載することは難しい」(パイオニア)という。
本規格のベースとなる「フォトリモ」は,「フォト(画像)でリモートコントロール(制御)」を意味する。

センチュリー-2wayタイプの携帯電話用充電器を発売-
(2009/04/14  BCN)

センチュリーは13日、携帯電話用充電器として、乾電池とUSBポートから充電できる「ケーブルチャージャープラス(Cable Charger Plus)」3製品と、シガーソケットとUSBポートから充電できる「ケーブルチャージャープラス車載(Cable Charger Plus Syasai)」を発売した。価格はオープン。
「ケーブルチャージャープラス」は、乾電池とUSBポートから充電できる。乾電池は単3形乾電池2本を使用。
背面にクリップを備え、カバンなどに固定できる。また、長さの調節が可能なコードリールを搭載。最長80cmまで引き出すことができる。
実勢価格は、NTTドコモのFOMA、SoftBank-3G用の「ケーブルチャージャープラスFOMA」と、au-CDMA WIN用の「同 au」が998円前後、NTTドコモのFOMA、SoftBank-3G、au-CDMA WIN、WILLCOM対応の「同 マルチ」が1280円前後の見込み。
「ケーブルチャージャープラス車載」は、シガーソケットと、USBポートから充電できる。最長120cmまで引き出せるコードリールのほか、可動式プラグを搭載する。対応機種はFOMA、3G、au、WILLCOM。実勢価格は1280円前後の見込み。

東芝-最短1分半の急速充電できるHV向け新型リチウムイオン電池-
(2009/04/14  日経)

東芝は世界最高出力のハイブリッド車(HV)向け電池など、2種類の車載・産業用高機能リチウムイオン電池を開発した。ハイブリッド用は最短で1分半の急速充電が可能でプラグインにも対応、このほど量産体制を整えた。エネルギー容量の大きい電気自動車用のサンプル出荷も今秋にも開始する。車載や太陽光発電の蓄電など用途が広がる充電池事業で出遅れていた東芝は新型電池の投入で巻き返しを狙う。
東芝は、既存電池と負極の材料が異なる長寿命で急速充電が可能な新型リチウムイオン電池「SCiB」を昨年に実用化。今回はさらに材料などを改良し、出力密度(重量1キログラム当たりの出力)を世界最高の3900ワットと同社従来品の4倍に高めたハイブリッド車用電池を開発した。
通常数十分単位でかかる充電時間が大幅に短縮できるためプラグインハイブリッド車にも活用できるという。1万回以上の充電にも耐えられる長寿命も特徴。既に日米欧の主要な自動車メーカーに試験出荷を始めた。
高い出力よりもエネルギーを持続的に供給する必要がある電気自動車向けには、エネルギー容量の大きな新型リチウムイオン電池を開発した。正極の材料を改良している。エネルギー密度(重量1キログラム当たりの蓄えられるエネルギー量)が100ワット時と、同社従来比5割高めた。電気自動車(EV)のほか、フォークリフト用電源、太陽光発電の蓄電といった産業機器向けなどに今秋にもサンプル出荷を開始する。

米廃棄物処理最大手ウェイスト-ゴミ発電で中国市場進出を検討-
(2009/04/14  Bloomberg)

米廃棄物処理最大手のウェイスト・マネジメント(テキサス州)は、廃棄物発電分野で中国市場進出の検討に入った。医療廃棄物にも手を広げ、包括的な廃棄物処理サービスの提供を目指している。
同社のスタイナーCEO(最高経営責任者)は8日、ニューヨークでインタビューに応じ、上海の複合企業、上海城投の子会社とともに中国国内で発電所を建設し運営するプロジェクトを提案したことを明らかにした。同CEOによると、同プロジェクトをめぐり仏公益事業大手のベオリア・アンビロンヌモンとGDFスエズと競争しているが、受注に成功すれば発電の売り上げの20%にしようとする同社の戦略の一歩となる。
リセッション(景気後退)の影響で、ウェイストの各事業部の利益は減少している。とくに住宅や商業施設の建設中止が続き、建造物や解体廃材の除去事業での利益は08年下期に15%も減少した。それでも、エネルギー販売の伸びに助けられ、同社の売り上げは05年の131億ドル(約1兆3150億円)から08年の134億ドルに増加。同社の08年末時点での資産は4億8000万ドルだが、今年は2億5000万ドルを上乗せできる見込み。
廃棄物処理業界では昨年大きな再編が起こった。金融市場が機能不全に陥った10月、ウェイストは業界2位のリパブリック・サービシズの67億3000億ドルの敵対的買収を断念。結局リパブリックは12月5日に同第3位のアライド・ウェイスト・インダストリーズの買収を完了した。
スタイナーCEOは、中国がこの先5年以内に廃棄物発電所を100基以上建設する計画を立てているとし、「われわれもこの土俵に上がらなければならない。欧州や中国の企業も入札に力を入れてくるだろう。
買収より事業の落札で、われわれは成長できる」と述べた。世界展開に際して同社をけん引するのは、廃棄物発電関連の子会社、ホイールアブレーター。
ウェイストはすでに110件の廃棄物発電プロジェクトを抱えているが、2012年までに60件を追加したい考え。同社は2020年までに200万世帯に供給できる電力の生産を目指している。
同CEOは周期的な景気の悪化に対抗して利益を確保するため、医療廃棄物分野の買収にも力を入れている。同社は今後2~3年以内に、2億5000万ドルを投じて最大手ステリサイクルに次ぐ地位を目指すという。
同CEOは、医療業界がステリサイクルの競合会社を求めていると述べ、「当社が医療廃棄物分野を手中に収めれば、包括的なサービス提供という強みを発揮できる」と意欲を見せた。