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2輪電気自動車・液晶&DVD・Atomプロセッサ・新しいPC・液晶タブレット・イーモバ5.8Mbps

2009-04-10 22:30:26 | Dニュース

米GMと米Segway-小型の2輪電気自動車を共同開発-
米General Motors(GM)と電動スクーターの米Segwayは4月7日、共同開発した小型電気自動車のプロトタイプを披露した。
このプロトタイプは「Project P.U.M.A.(Personal Urban Mobility and Accessibility)」というプロジェクトの下で開発された電動の2輪2シーター。「都市を迅速に、安全に、静かに、クリーンに、従来よりも低コストで走り回る」ことができるという。
P.U.M.A.は、「Segway Personal Transporter」(Segway PT)がベースとなっているものの、1人乗りではなく2人乗りで、立ったままの姿勢ではなく、座って乗れるようになっている。
P.U.M.A.プロジェクトでは環境問題などに配慮し、電気駆動装置とバッテリー、動的安定化(2輪バランス調整)、電力による加速・ハンドル操作・ブレーキ、車両間通信、自律運転・駐車などの技術を採用。これにより、エネルギー効率向上やゼロエミッション、安全性の強化などが可能になるとしている。
今回披露したプロトタイプはリチウムイオンバッテリー、デジタルスマート電力管理、2輪バランス調整、デュアル電導ホイールモーター、車外でも使えるドック接続型の車載端末を備える。スピードは最高で時速35マイル(56キロ)。1回の充電で最高35マイル(56キロ)走ることができ、充電コストは60セント程度の見込み。
また、P.U.M.A.には、GMの「OnStar」テレマティクスシステムなどのハイテク機器が搭載されており、市内を走る他のドライバーの現在位置を把握することも可能になる。また、車同士の相互通信機能で、自動で衝突を防止したり、渋滞を回避したりすることもできる。
P.U.M.A.は、都市部の交通機関が抱える種々の問題解決に役立てられると期待されており、ニューヨークで開催される自動車ショーでの正式公開が予定されている。

東芝-LEDバックライトや新フルHDパネル搭載の液晶テレビ「REGZA」-
(2009/04/08  Itmedia)

東芝は7日、液晶テレビ「REGZA」の新製品として、LEDバックライトや新開発のフルHDパネルを搭載した「ZX8000」シリーズなど5シリーズ12モデルを、4月25日から順次発売すると発表した。オープン価格。
ハイエンドとなる「ZX8000」(55V/46V型)は、バックライトにLEDを採用したほか、新開発の発光制御技術を搭載することで、コントラスト比は2万対1に、ダイナミックコントラスト比は200万対1に高めた。
パネルには光沢感のある「フルHDクリアパネル」を採用。乱反射を抑え、明所コントラストを30%向上させた。倍速駆動技術とバックライト制御技術を組み合わせた「Wスキャン倍速」で残像感を低減。超解像技術の新版「レゾリューションプラス2」も搭載した。
低消費電力モデルには、HDD内蔵型「H8000」シリーズ(42V/37V/32V型)を投入。バックライトを効率化した省エネ液晶パネルを採用し、HDD内蔵型としては業界トップの低消費電力という。120Hz駆動「倍速・モーションクリア」など高画質化技術も搭載している。

パナソニック-地上デジタル放送専用の低価格HDD搭載DVDレコーダー-
(2009/04/09  日経産業新聞)

パナソニックはHDD搭載のハイビジョンDVDレコーダー「ハイビジョンDIGA」の新シリーズで、地上デジタル放送専用モデル「DMR-XE1」を25日に発売する。テレビのリモコンと同じ感覚でチャンネルを切り替えられるダイレクト選局ボタンを搭載した。
地上デジタル放送チューナーの代わりにレコーダーを使う消費者用に操作を簡単にした。見たい番組を選ぶだけで簡単に視聴できる「新スタートメニュー」や、見たい番組がすぐに見つかる「録画一覧」、「30秒送り」や「10秒戻し」など、録画した番組の見たい場面だけを簡単に再生できる機能をつけ、初心者でもすぐに使える機能を充実させたとしている。
内蔵の160GバイトのHDDでは最長約80時間、4.7GバイトのDVDでは同約2時間10分のフルハイビジョン録画ができる。新世代DVD規格のBlu-ray Disc(BD)には対応していない。オープンだが店頭実勢は5万円前後。月産2万5000台を目指す。
デジタル対応のレコーダーではBS、CS放送のチューナーも搭載するのが一般的だが、同製品では地上上デジタル放送に限定したことで低価格化。地上デジタルチューナーとしての用途や、2台目以降の需要を見込む。
出力端子はHDMI端子×1、D端子×1、映像端子×1、音声出力端子は同軸デジタル音声出力端子×1、2chアナログ音声出力端子×1。本体サイズは幅430×高さ59×奥行き242mm、重さ約3.2kg。

米Intel-新しいAtomプロセッサを発表-
(2009/04/09  日経エレクトロニクス)

米Intelは4月8日,北京で開催中の「Intel Developers Forum」の基調講演で次世代版Atomプロセッサを用いたプラットフォーム「Moorestown」(開発コード名)の実機デモを披露した。Moorestownは「Atom Z」シリーズの携帯機器向けプラットフォーム「Menlow」(開発コード名)の後継版で,スマートフォンなど携帯電話機も対象とする。Moorestownの待機時の消費電力は,Menlowの約1/10になるという。実際に両者の実機を使って,消費電力が下がっていることを示した。
MoorestownはAtomアーキテクチャのマイクロプロセッサにグラフィックス機構やビデオ再生機構,メモリーコントローラを混載した「Lincroft」(開発コード名)と入出力インタフェースを司る「Langwell」(同)から成り立っている。Menlowではマイクロプロセッサ以外の主要コンポーネントをチップセット「SCH」(開発コード名:Poulsbo)にまとめていた。マイクロプロセッサは45nmプロセスで製造していたが,SCHは130nmプロセスで製造していた。このためか,3Wのうちマイクロプロセッサの消費分は0.5Wで,2.5Wをチップセットが消費するというアンバランスな状態になっていた。Moorestownではこの構成を大幅に見直すことによって,低消費電力化を実現するようだ。
またIntel社は合わせて,性能を改善したAtom Zシリーズの新製品「Z550」「Z515」を発表した。Z550は最大動作周波数が2GHzで,Atom Zシリーズでは最高の性能を誇る。
Intelは今後の製品ロードマップも発表した。同社は現在、メインストリームPCやノートPC向けのNehalemプロセッサをさらに投入することに目を向けており、グラフィックス機能を統合した32nm版Nehalemや、マルチプロセッササーバ向けの8コア搭載のNehalem EXなどを09年後半に製造するとしている。また組み込み向けとして、Nehalem EPをベースにしたプロセッサ(コードネーム「Jasper Forest」)を発表した。

Acer-新しいPCラインとIONプラットフォームを発表-
(2009/04/09  CNET)

Acerは世界規模の大手PCメーカーであり、またGateway、eMachines、Packard Bellブランドを有している。
同社は米国時間4月7日夜、ニュージャージー州のリバティサイエンスセンターで開催のプレスイベントで、新しいシステムの一群を発表した。
10機種以上に及ぶ新しいノートPC、ネットブック、ネットトップ、オールインワンPCの発売はどれもまだ先で、新学期シーズンに向けて6月に発売を開始する見込みだという(うち数モデルは米国で発売されない可能性がある)。
「Acer Timeline」は、13.3インチ、14.1インチ、15.6インチモデルのシリーズで、16対9対応のLEDディスプレイ、Intelの超低電圧(ULV)プロセッサ、(現行の「MacBook」のように)マルチタッチジェスチャー対応のタッチパッドを備えている。さらに、画期的なパッシブクーリング(Intelが開発し、「Laminar Wall」と呼ばれる)を搭載している。これは、ノートPCの外面に触れたときに感じる温度を低く保つというもの。
Acerは、超低電圧CPUとLEDディスプレイの採用により、1回のバッテリ充電で8~10時間の使用が可能だとしている。
この3モデルはすべて少し先細の形状であり、厚さはおよそ0.9インチ(約2.3cm)から1.5インチ(約3.8cm)にわたっているが、思ったより若干重く感じられた。Acerによれば、Timelineモデルの重量は3.5ポンド(約1.6kg)から5.3ポンド(約2.4kg)になるという。
「Acer Aspire one」は10インチ型ネットブックは小さすぎで、12インチモデルは大きすぎるという人のために、AcerはAspire oneネットブックの新しい11.6インチモデルを投入する。
この新モデルには標準的なIntelの「Atom」CPUと160GバイトのHDDが搭載されているが、現在の最低価格のAspire oneと異なり、このモデルには薄型LEDスクリーン、マルチタッチジェスチャーが採用され、キーボードとタッチパッドも、現在のトップセラーである349ドルの10インチモデルより良くなっている。
Gatewayは、この10インチおよび11インチネットブックと同じと思えるバージョンを「LT20」および「LT30」の名称で出す予定。
「Gateway EC」は、13.3インチノートPCの詳細はまだ固まっていないが、16対9対応のLEDディスプレイ、切り替え可能なグラフィック、SSDを搭載し、厚さは1インチ(約2.5cm)以下になる予定。Gatewayは、省エネ型の低電力モードや、Energy Star 5.0の準拠によって、「グリーン」面を強調している。
また、Acerは米国時間4月7日、「Atom」プロセッサベースのPCでデスクトップPC並みの性能の実現を目指した「Acer AspireRevo」を発表した。
AspireRevoには、主要PCメーカー製のAtomベースPCとしては初めてNVIDIAの「ION」プラットフォームが採用されている。IONは、Appleの13インチ「MacBook」や「MacBook Air」に採用されている「GeForce 9400M」グラフィックスプロセッサ(GPU)を搭載したチップセット。
Atomは、Intelの主力の「Core 2」チップアーキテクチャに比べ動作速度は遅いが、その分省エネになっている。
AspireRevoの主な外観的特徴としては、本体の大きさがノートPC並みに小さい点(ただノートPCに比べ若干厚みがあり、一般のハードカバー本ほどの大きさ)。そして内部では、AtomプロセッサとNVIDIA製グラフィックチップを搭載したネットブックなどの端末は、Intel製品のみ(すなわち、AtomとIntel製チップセットの組み合わせ)のプラットフォームよりもはるかに性能が優れているというNVIDIAの主張が試されることになる。
しかし、たしかに以前はそうだったが、今後も確実にそうとは言い切れない。Intelは最近、「Atom N280」と、それと組み合わされる専用チップセット「GN40」の出荷を開始した。GN40はIntelのネットブックプラットフォーム上で初めて1080pのHD再生を実現する。
Acerのマーケティング担当コーポレートバイスプレジデントであるGianpiero Morbello氏は声明で、「AspireRevoは(中略)リビングルームに設置するのに最適。なぜなら、NVIDIAのIONは、デジタル写真の閲覧、ビデオの視聴、家族向けビデオゲームをプレーする際に鮮やかなグラフィックエクスペリエンスを提供するからだ」と述べている。
◆NVIDIAはIONベースのAspireRevoの主な機能
・Windows Vista Home Premiumに対応
・7.1chの高品位オーディオと1080pのHDビデオ
・SPORE、Call of Duty 4、Sim City 5などの人気ゲームに対応
・DirectX 10グラフィックスと高度なデジタルディスプレイ接続
・NVIDIAのCUDA技術を使った急速ビデオエンハンスメント、トランスコーディング

ワコム-ホテルのチェックインを液晶タブレットでペーパーレス化-
(2009/04/08  Itmedia)

ワコムは7日、ホテル業界初のペーパーレスチェックインシステムに、同社の液晶一体型ペンタブレットが採用されたと発表した。
リゾートソリューションが4月30日にオープンする「ホテルリソル池袋」に導入する。液晶一体型ペンタブレットに電子宿泊カードを表示し、宿泊客に必要な情報を書き込んでもらい、情報はシステムに取り込んで保管する。紙の宿泊カードと保管に必要なコストが不要になる上、宿泊者情報のセキュリティ管理を向上できるとしている。
リゾートソリューションは今後開業する施設にも同システムの導入を検討していく。

イー・モバイル-上り最大5.8Mbpsサービスを4月17日より開始-
(2009/04/08  CNET)

イー・モバイルは4月17日より、3.5世代HSPA規格による「EMモバイルブロードバンド」の上り最大通信速度を5.8Mbpsまで高速化し、東京近郊、愛知、京都、大阪の主要ターミナル駅、空港などの地域で提供を開始する。国内の通信事業者としては初めての試みになるという。
また同日より、対応端末として、Huawei製USBタイプデータスティック「D23HW」を販売する。D23HWは、キャップレスのローテーター方式を採用したモデル。下り最大通信速度は7.2Mbpsとなる。カラーはプラチナホワイトの1色で、対応OSはWindows Vista、Windows XP、Mac OS X10.4および10.5。初期費用は、契約期間に制限がない料金プラン「ベーシック」の場合が3万8980円、2年契約の「新にねん」の場合が1万4980円。
なお、すでにEMモバイルブロードバンドを契約しているユーザーが、従来の契約を継続してこの5.8Mbpsサービスを利用する場合、D23HWの買い増しが可能だ。現在契約中の料金プランや契約期間は変わらず、「EM chip」(USIMカード)を差し替えて利用する。参考価格は3万8980円となっている。