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CPUとGPUを統合したプロセッサ・スクラッチ式宛名ラベル・Windows Vista07年1月発売

2006-10-30 12:47:41 | Dニュース

米AMD-ATIの買収手続き完了・CPUとGPUを統合したプロセッサ-
(2006/10/27  CNET)

Advanced Micro Devices(AMD)は米国時間10月25日、54億ドルでATI Technologiesの買収を完了したと発表した。同社はチップセットやグラフィックス技術の拡大へ乗り出そうとしている。
またAMDは、「Fusion」(コードネーム)開発プロジェクトについても発表した。AMDの最高技術責任者(CTO)であるPhil Hester氏が06年入ってから説明した概略どおり、同プロジェクトでは08年から09年の間に、CPUとGPUをシリコンレベルで統合したx86プロセッサの提供を目指している。それが実現する前にAMDでは、ここ数年間Intelが採ってきた戦術でもある、PCプロセッサとチップセットの組み合わせを顧客に提供できるよう、チップセットの設計におけるATIの技術を採用していく予定。
今回の買収契約の背後にある理由の1つとして、より完全な製品をPCユーザーに提供したいというAMDの思いがある。同社は最近、大手PCベンダーと接触しており、Hewlett-Packardにおいて製品ラインを拡大し、Dellに関しても存在感を拡大している。Hester氏によると、膨大な量のPCを出荷しているこれらのベンダーは、プロセッサと、プロセッサを他のすべてのシステムに結びつけるチップセットを、一度にまとめて取引する方式を望んでいるという。
AMDは、同社のプロセッサ用チップセットに関して、NVIDIAやATIをはじめとするサードパーティー企業に依存してきた。しかし今回のATI買収によって、AMDはこれらのチップセットを独自に設計、構築できるようになる。合併後に同社がIntel製品向けにチップセットを引き続き製造するかどうかは不透明で、AMDとIntelとの駆け引きという点で興味深い展開になりそうだ。
しかしAMDでは、さらに高度なゲームやマルチメディアアプリケーションが開発されるにつれ、グラフィックスプロセッサはPCにとって、これまで以上に重要パーツになると見込んでもいる。同社は今後、ATIの強力な独立したグラフィックスチップに対応するチップセットのほか、グラフィックス機能が組み込まれたチップセットをPCベンダーに提供できる。Intelの場合、主流PCユーザーにとっては十分な、基本的なグラフィック技術を統合したチップセットを提供することで、かつてはNVIDIAやATIによる個別のグラフィックスプロセッサによって支えられていた市場を侵食しつつ、PCグラフィックス技術を提供する最大手企業の地位に到達している。

共同印刷とヤマトホールディング-スクラッチ式の宛名ラベルを共同開発-
(2006/10/27 Itmedia・日経)

共同印刷とヤマトロジスティクスは、コインなどでこすると住所や名前の印字部分を消去できる宛名ラベル「消え~るくん」を11月1日に発売する。初年度売り上げ3億円を目指す。
「消え~るくん」のラベルには、コインの角などで削ると情報が消えることが印刷されている。同社では一般の利用者が自分宛てに届いた荷物などのラベルから簡単に住所や名前を消去し、安心して廃棄できるとしている。
運ばれている間に宛先の住所や名前がこすれて消えてしまわないように、通常のスクラッチラベルに比べて耐久性と耐水性を強化した。

マイクロソフト日本-「Windows Vista」の07年1月発売を正式発表-
(2006/10/27  日経・CNET)

マイクロソフト日本法人は26日、パソコン用基本ソフト(OS)「Windows Vista」を来年1月に発売すると発表した。同社にとって5年ぶりのパソコン用OSで、操作性や利便性を高めた。NECなどパソコン各社は現行OS「Windows XP」から乗り換える顧客に対する予約受け付けを順次開始。国内パソコン需要が低迷するなか、各社が期待をかける「Vista商戦」が幕開けする。
個人と企業向けのOS4種の価格を同日公表した。個人向けの廉価版「Home Basic」は2万5800円、動画表示や音楽再生機能を強化した「Home Premium」は2万9800円。現行のXPを使っている利用者がVistaに乗り換える場合は、それぞれ1万3800円、1万9800円で済む。
企業のセキュリティ要求に応えるビジネスユースの「Business」は3万7800円。すべての機能を有し最上位の「Ultimate」は4万8800円。
富士通やソニーなどパソコン各社もVistaの購入予約を26日から始めた。各社のXP搭載パソコンを買った人が、来年1月以降にVistaに乗り換えられるようにする。各社ともマイクロソフトより4000~5000円安くXPから乗り換えられる期間限定価格を設定。
また、同時に発表された「Office 2007」は、「Windows Vista」と同様に4種類の製品で展開される。収録されるソフトは、「Office Personal 2007」がWord、Excel、Outlookの3種類。「Office Standard 2007」が「Personal」の3種類にPowerPointを加えた4種類。「Office Professional 2007」が「Standard」にAccess、Publisherを加えた6種類。「Office Ultimate 2007」が「Professional」にGroove、OneNote、InfoPath、InterConnectを加えた10種類となっている。