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チェリオン・Apple・プリンター・高火力オーブン・無線医療器具・電子マネー

2006-05-19 12:54:45 | Dニュース

米AMD-次世代マイクロプロセッサ「チェリオン64 X2」-
(ニューヨーク 2006/05/18 WSJ)
米半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は17日、次世代マイクロプロセッサの詳細を明らかにした。これによると、1つの基板に2個のマイクロプロセッサを搭載するのと同じ性能を持つデュアルコアプロセッサのノートPC向け製品を同社として初めて発売する。
長年にわたり業界最大手の米Intelとの競争を続けているAMDによると、来年発売予定の新製品は、1つの基板に4個のマイクロプロセッサを搭載するのと同じ性能を持つ。これは、ほかの半導体とのデータのやり取りがより速くでき、キャッシュメモリーの容量がより大きい。
AMDは、デスクトップPCやサーバー向けのデュアルコアプロセッサは販売しているが、ノートPC向けではIntelに後れをとっていた。
だがこの日発表した「チュリオン64 X2」で、この状況を打開する構え。この製品は4種のモデルをそろえており、直ちに販売する。価格は1000個単位で184~354ドル。

米アップル-ノートパソコンの全てがインテルCPU搭載へ-
(2006/05/17 毎日新聞)

米アップルコンピュータは16日(米国時間)、米インテルのプロセッサを搭載した13インチワイド型のノートパソコン「MacBook」を発売した。従来の12インチ型「PowerBook」と「iBook」の後継機で、ノートは全製品がインテルに移行した形となる。アップルでは珍しい黒の機種もあり、日本では17日から売り出す。
アップルは今年1月からインテルへの乗り換えを開始。ノート機は2月に15インチ型、4月に17インチ型を投入済みで、短期間で全面移行を完了した。デスクトップ機も、非インテルの機種は「Power Mac G5」を残すだけとなっている。
新製品のMacBookは、インテルのデュアルコア・プロセッサ「コア・デュオ」を採用。処理能力は、12インチPowerBookの最大4倍、iBookの最大5倍に高まったという。厚さが2.75センチで、従来(PowerBookは3センチ、iBookは3.4センチ)より薄くなり、ディスプレーも79%明るくなった。
テレビ会議などに利用できるカメラを搭載。付属のリモコン「アップル・リモート」で、遠隔操作しやすいのも売り。無線LAN(802.11g規格)、Bluetooth(2.0プラスEDR)通信機能を内蔵する。日本国内希望小売価格は、プロセッサが1.83GHzのタイプが13万8400円、2.0GHzが15万9800円、2.0GHzで色が黒のモデルは17万9800円。

沖データ-LED光源のカラーページプリンター新機種-
(2006/05/19 日経パソコン)

沖データは18日、カラーページプリンターの新製品を発表した。プリンターの露光部の光源にLED(発光ダイオード)を利用している。レーザーを採用したページプリンターに比べて、小型化しやすいのがメリット。
A3対応「C8600dn」は、印刷速度はカラー26枚/分、モノクロ32枚/分。両面印刷に対応。サイズは幅485×奥行き648×高さ341mmで、重さは40kg 今回、沖データが発表したのは、A3対応機の「C8600dn」(出荷開始6月末、価格18万6900円)、A4対応機の「C5900dn」(同5月下旬、15万5400円)、「C5800n」(同5月下旬、10万4790円)、「C3400n」(同6月上旬、9万4290円)の4機種。同社の従来製品に比べ、体積を削減し、クラス最小、最軽量を実現したとうたっている。いずれの製品もLAN端子を標準装備。WindowsとMacintoshに対応する(C5900dnはUNIX、Linuxにも対応)。
発表会で、同社の前野幹彦社長は「印刷速度や印刷コスト、メンテナンスの手間など、プリンターに対してユーザーが感じるストレスを解消できる製品」と説明した。同社の調査によると、カラーページプリンターを使っているユーザーで不満を感じているのは、4人に1人しかいないものの、個別ヒアリングなどを実施すると、実は速度やコスト、メンテナンス性、サイズなどに関して、「仕方がない」と感じているユーザーが多いという。
発表会では、今回の製品はこれを解消できることを強調。実機を使ったデモでも、ライバルとなるセイコーエプソンやキヤノンの同クラス製品と比較して、印刷速度やコスト、メンテナンス性、サイズなどでの優位性をアピールした。
昨年、同社の国内でのカラープリンターの販売台数は約2万台。今年は本製品で年間6万台の販売台数、カラーページプリンターのシェアで20%を目指すという。

松下電器-200V対応の高火力オーブンレンジを国内で発売へ-
(2006/05/18 フジサンケイビジネス・日経BP)
松下電器産業は17日、壁面収納型の電気オーブンレンジ「NE-WB761」を開発、8月1日に発売すると発売すると発表した。200V対応でガスオーブン並みの高火力を実現、一般的な100Vタイプの電気オーブンに比べて余熱時間を半分以下に短縮できる。価格は34万6500円。初年度1000台の販売を目指す。
食品の上面に焦げ目を付けながら、熱風で全体を包み込んで焼く「オーブングリル」機能などを国内メーカーでは初めて搭載。ローストビーフやハンバーグなど、焼き加減が難しい料理をおいしく焼き上げる。
商品開発では、各種調理師学校を運営する「辻調グループ校」(大阪市阿倍野区)と技術提携。オーブン内を効率的に循環する温風技術などに同校の調理ノウハウを生かしたほか、同校が新商品のために考案した特別メニュー14品目を紹介した「別冊レシピブック」を標準付属した。
同社の調べによると、電子レンジの05年度国内需要は約361万台で、うちオーブンレンジが約8割を占めている。
最近、キッチンスペースの有効活用から壁面収納型のオーブンレンジが人気を集めており、同社では高火力タイプで販売攻勢をかける。 
英子会社のPanasonic Manufacturing UKで生産した現地仕様製品を輸入する。調理モードは「オーブン」「グリル」に加え、国内製品としては初めて「オーブングリル」「ファングリル」を搭載し、ローストビーフやグラタン・ラザニアなどの料理を従来製品よりも簡単に短い時間で調理できる。

米メドトロニック-人体埋め込み式の無線付き医療機器-
(2006/05/18 毎日新聞)

米メドトロニックは17日(米国時間)、心臓病患者に埋め込む医療機器に、無線通信機能を持たせる技術を開発し、米食品医薬品局(FDA)から認可を得たと発表した。この機器が鼓動を監視し、異常があればインターネット経由で医師に通報する。無線機器の小型化で、医療機器も新次元に突入する。
不整脈治療用の「植え込み型除細動器」(ICD)などに、超小型の無線機能を搭載する。従来は患者の身体に端子を当てて、磁力で体内の機器を操作していたため、効率が悪かった。ワイヤレスで操作、通信が可能になれば、埋め込みや点検が容易になるうえ、遠隔監視も実現する。
こうした医療機器専用で「MICS」と呼ばれる周波数(402~405MHz)を利用するため、携帯電話などと干渉し合う恐れはないという。通信範囲は2~5メートル、家の中に中継器を置けば、インターネットと交信できる。発作の時は、医師が遠隔操作で電気ショックを与えることも可能になる。
メドトロニックは心臓ペースメーカーなどを手がけ、日本にも進出している企業で、6月から製品を出荷する。

セブン&アイ-電子マネー全規格対応の店頭端末導入へ-
(2006/05/19 日経)

セブン&アイ・ホールディングスは自社で発行する電子マネーのほか「Suica」など全規格の決済に使える共通の店頭端末を開発する方向で、JR東日本などと提携交渉に入った。07年秋の実用化を目指す。
電子マネーの利用件数はここ数年急増しているが、運営会社によって店頭端末が異なるため利用店が限られる。セブン&アイは国内最大の店舗網を持つ強みを生かし、電子マネー共通端末作りに乗り出す。
セブン&アイは来年春から独自規格の前払い式電子マネー「nanaco(ナナコ)」を発行、初年度1000万枚の顧客獲得を目指す。これと並行し、グループ小売店の集客力を高めるため、他社の電子マネーも利用できる仕組みを取り入れる。