サジッタ&清史郎の部屋

相棒3頭と暮らす馬日記

私は乗り方が変ると思う!!

2006-09-01 12:14:47 | コーチとして
言い方を変えれば、上手になると思う。そして私の指導を押し付けられる??学生も他校とは比較にならないほど綺麗な乗り方になると思う。

夏の大会3日目、講習会の障害飛越実技で清史郎に乗った私の拳に、H岡パパ様から『拳が伏せていて、基本的にハミを引っ張る拳になっていますからダメですよ。拳は絶対に引っ張ってはダメ。その為には手首をくっつけ、親指を立てて乗ってください。』と指導を頂きました。

試合から帰ってきて今朝から運動を開始したのですが、これは物凄く難しいです。強く強く意識していないと脇が開き拳が伏せる。両手首をくっつけるということは、馬がハミに対して低伸する正しいハミ受けでないと方向支持が上手く行きません。脚の圧迫によって馬を真っ直ぐに進ませる、外方のハミが正しく受かっている、輪線上で肩から逃げないという物凄く正しい状態になっていないと、手首をくっつけた状態では輪乗りすらまともに出来ません。

という事は、姿勢を直すだけではなく、正しい姿勢で正しく動く馬にしておかないとダメなのです。
久々にはっきりとした課題が出来ました。後肢旋回を行なうとか、踏歩変換を行なうとかいったような課題では有りませんが、非常にベーシックかつ非常に高度な要求です。

私は今年の年末に48歳になりますが、乗馬技術の向上ということに物凄く貪欲です。これは自分が下手くそだという物凄いコンプレックスがあるからです。だから綺麗な乗り方をする人、上手な人を見ると物凄く嫉妬?するし、その人の技術や指導の言葉・運動の組み立てから何かを盗み取ってやろうと目を皿のようにして見ています。
その中で自分と共通点があれば嬉しいし、違ったことをやっていれば自分の馬でチェックです。

話は元に戻りますが、ハミを引っ張らないで乗った清史郎の動きは滑らかで伸び伸びとしていて、段発に溢れています。
次にH岡パパ様にお目にかかるのが何時のことかは判りませんが、必ず、絶対に『私のアドバイスを守ってくださってますね・・・。馬が素晴らしく良くなりました。』的な言葉を頂けるよう精進です。
すごく大変な作業だから何人の学生が付いて来れるか判りません。でも美子には当然要求しますし、卒業後は大学院に進学して部に残る美子には後輩にも指導してもらいます。

繰り返しますが、私は変ります。そして部員も変ってもらいます。
では、中四国の他校は誰が気づいて、誰がアクションを起こすのでしょう? それがなければ、馬場では暫らく広大の一人勝ちです・・・。
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