昨日、8月15日に行われた荘内大祭の大名行列が無事斎行され、
荘内神社の神様が鶴岡の街をご覧になりました。
本日の豪雨が嘘のように、晴れ渡った空が広がり、
皆無事に神社へ戻ってまいりました。
凛とした声で荘内論語を論じた少年隊士
8月中、ずっと練習に参加してくれた少年三役奴振り
弱音を吐かず、三ヶ月間ずっとお稽古に励んだ舞姫たち
暑い中重いカツラをかぶり、美しく歩ききったお姫様達
稀に見る暑さの中重たい鎧甲冑を着て毅然と武将を演じきった甲冑武者達
初めての乗馬にも関わらず、疲れた顔を一切見せずに藩主役を演じきってくださいました
中高生の皆さんも、初めての着物に重い旗を持ちながら、
凛々しい態度でおまつりに臨んでくださいました。
まだまだご紹介しきれないお役の方々がたくさんいらっしゃいます。
本当に多くの町内会の皆さんをはじめ、ボランティアで参加してくれた中高生まで、
おまつりを成功させようと一歩一歩暑さに負けず歩ききってくださいました。
本当にありがとうございます。
さらには沿道に暑い中お集まりいただき、行列に大きな拍手と声援をいただきました。
応援に来てくださった方、見に来てくださった方、ありがとうございました。
今年も大成功を収めることができ、
また、神様が神社を飛出して鶴岡の街を見に行くという特別な行事を滞りなく収められ、
本当に嬉しく思います。
おまつりというのは、神社にいる巫女や神主だけではできません。
準備をする人、計画を立てる人、人員を配置する人、参加してくれる人、練習に来てくれる人、練習に送り迎えをしてくれる人、裏方で走ってくれる人、見に来てくれる人、お祭りの情報を拡散してくれる人、神様に報告する人…
たくさんの人、人、人の集まりがまつりです。
このお祭りがこの先100年も200年も続くかどうかは、この1年の私たちの代で途絶えさせない
というのがまず第一の課題となります。
どうか、来年のお祭りも今年のように収められますように…