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阪神間で暮らす

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

事の流れを冷静に追うと、これはやはり大疑獄事件となる

2017-03-19 | いろいろ

白川勝彦氏の「永田町徒然草」より

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事の流れを冷静に追うと、これはやはり大疑獄事件となる。

17年03月18日

No.1900


 私が「瑞穂の国記念小学校問題は大疑獄事件となる」といったのは、3月11日の午前9時であった。そう思ったのは、南スーダンからの自衛隊撤収の決定と発表が、あまりにも不自然だったからである。私と同じように、このことを問題にした人やメディアもあったが、それをもって巷間騒がれている事件を大疑獄事件に結びつけるものはほとんどなかった。

 それから1週間、巷間報道されている問題が大疑獄事件となることは、もはや疑いを容れない事実となった。直接の原因は、「安倍首相が瑞穂の国記念小学校のために100万円を寄付したかどうか」で、籠池泰典森友学園前理事長の証人喚問が、衆参予算委員会で3月23日に行われることになったからである。これまで自公両党は、野党が強く主張していた参考人招致を拒んでいた。ところが、参考人招致を飛び越えて急遽証人喚問に応じたのだ。

 大疑獄事件になるのではないかという私の確信をさらに深めたのは、3月13日の参議院予算委員会における福島みずほ委員に対する答弁だった。福島議員は、安倍首相の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設に関し質問した。これに対して、具体的な名前を出して質問したに対して、「あなたは責任を取れるんですか」と答弁したのだ。半ば恫喝といってよい。

 安倍首相は、日本国憲法第51条「両議院の議員は、議院で行つた演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない」を知っているのだろうか。知らないから、こういうことが言えるのだろう。国民議員の免責特権は、近代憲法の基本中の基本である。日本の最高権力者が、これを知らないとは、そら恐ろしいことである。 昨日の佐川理財局長の答弁も異常だった。民進党議員の質問に対して、質問外のことを延々と述べるのだ。安倍首相以下、この問題に関わる人物は何かに怯えているようである。

 来る23日の籠池氏の証人喚問は、安倍首相が森友学園等に100万円寄付したかどうかが、一義的に問題となる。まずは籠池氏の証言を見守りたいと思っている。籠池氏の証言を見た上で、この問題についての私の考えを述べたいと思っている。私の長い経験から申し上げれば、この問題は必ず大事(おおごと)になる。安倍首相や官邸が考えているほど簡単には済まない。

 今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。
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「トカゲのしっぽ」が反撃に出て「窮鼠猫を噛む」の幕が上がる  (抄)  Plus

2017-03-19 | いろいろ

ジャーナリスト田中良紹氏のヤフーニュースのコラムより

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「トカゲのしっぽ」が反撃に出て「窮鼠猫を噛む」の幕が上がる

 「しっぽ」の反撃が国民の目を問題の本質に向けさせることになるのだろうか。森友学園の国有地払い下げ問題は「しっぽ切り」の対象とされた籠池理事長が反撃に出たことで疑惑は膨らむ一方だ。

 この問題が国会で取り上げられた時、安倍総理、稲田防衛大臣、財務省、国土交通省、大阪府知事は揃って普通ではない反応を見せた。

 安倍総理は野党の質問に異様なほど気色ばみ、稲田防衛大臣も否定の仕方が強すぎて尋常ではない。そして財務省は記録をすべて破棄したと言い、知らぬ存ぜぬを貫き通そうとする。何かがなければありえない反応で、政権が吹っ飛ぶほどの深刻な問題だとわざわざ告白しているようなものだった。

 であるならば安倍政権はどんな手段を使ってでもこの問題を国民の目から遠ざけようとするだろう。そのやり口をとくと拝見させてもらい、そのどこにスキがあるかを見極めようと最初の段階でフーテンは思った。

 安倍政権が最初に言い出したのは会計検査院に調査をさせる方針である。しかしすべての記録を破棄したのだから満足な調査などできるはずはない。時間を稼いで国民の目から遠ざけうやむやにする手口が丸見えである。

 フーテンは行政府ではなく立法府が国政調査権に基き調査を行うのが一番良いと思ったが、立法府は巨大与党に支配され、籠池理事長の参考人招致は自公によって拒否され続けた。

 その理由が噴飯もので「違法行為が明確でなく民間人だから」というが、ロッキード事件でもリクルート事件でも国会は違法行為が明確でない民間人を証人喚問した。そして検察は国会での偽証を理由に民間人を逮捕した。ところが今回はできないというのだ。

 ただフーテンは籠池理事長を逮捕させれば良いと考えている訳ではない。検察も警察も官邸の意向通りになる捜査機関だから、むしろ口封じに利用される可能性がある。そう思っていると「日本維新の会」が参考人招致に前向きな姿勢を示し始めた。

 なるほど「日本維新の会」代表の松井大阪府知事はこの問題の疑惑の本丸にいる。それを考えると「日本維新の会」が籠池理事長を「しっぽ切り」したいのは分かる。大阪から籠池理事長に対する刑事告発の声が出てくるのもそうした事情だろう。

 一方で安倍政権も「しっぽ切り」をしたい。鴻池参議院議員が暴露したのはその流れだとフーテンは思う。悪いのは籠池夫妻で安倍夫妻は被害者という印象操作である。しかしそれよりもフーテンは安倍政権が籠池氏になにがしかの利益を与え、その代わりすべての責めを負うことを約束させるとばかり思っていたのだがその形跡がない。

 それどころか籠池氏は思想的に同志である稲田防衛大臣、安倍総理、松井大阪府知事を批判する動画をネット上に投降し、また保守派の人間は誰も助けてくれないと不満を漏らすようになった。そしてこれまで批判の対象としてきたTBSや作家の菅野完氏らの独占取材に応ずるようになる。

 ・・・・・。




別Webより   Plus

 そして籠池氏は15日午後2時半から外国特派員協会で記者会見することを発表した。これは籠池氏が安倍政権を相手に揺さぶりをかけ始めたとフーテンは思った。この問題が外国に大きく報道されれば安倍政権に対する外国の見方が変わる。しかも安倍総理は来週ドイツ、フランスなど欧州を歴訪する外遊計画があり、その直前の記者会見は何としても避けてもらいたいはずだ。

 そこでなにがしかの譲歩が得られれば記者会見を中止にする。そう思っていると籠池氏はやはり記者会見延期を申し出たが、しかし上京して向かった先は菅野完氏のマンションだった。

 今や『日本会議の研究』(扶桑社)の著者である菅野完氏が籠池氏のスポークスマンを務めるようになった。そこで菅野氏が紹介したのは、迫田国税庁長官(前財務省理財局長)の単独インタビューを取ってきたメディアに籠池氏は取材を受けるという内容だった。

 つまり今度の問題の張本人は迫田国税庁長官だと籠池氏が言わせているのである。またもう一人の張本人として小学校の認可を行った松井大阪府知事の名をあげ、国会で喚問されるべきは民間人の籠池氏より公人である国税庁長官と大阪府知事であると訴えた。

 「トカゲのしっぽ」が「窮鼠猫を噛む」になった。こうなると稲田防衛大臣の辞任程度では済まない話になってきた。

 一方で15日発売の「週刊新潮」は「文科省に圧力電話する『安倍昭恵』は私人か!」という記事を掲載し、安倍総理の支援者の息子で遠縁の若者のため昭恵夫人が文科省に圧力をかけ、若者が主催する会議への後援を依頼、また地方創生担当大臣賞や総務大臣賞を出すよう働きかけを行った事例が紹介されている。

 一方、安倍総理のブレーンであり「日本教育再生機構」理事長を務める麗澤大学の八木秀次教授は、安倍総理が総理に返り咲く前に「日本教育再生機構」の大阪シンポジウムで松井大阪府知事に引き合わせたことがあり、森友問題はそこから始まったと一部で報道されている。

 その八木氏は3月14日の「夕刊フジ」で森友問題を「有名人との関係を誇示して自分を大きく見せるタイプの人間による喜劇」と籠池氏を切り捨てた。八木氏は塚本幼稚園で講演したこともあり籠池夫妻と食事をしたこともあるという。

 籠池氏は問題が発覚してから思想信条が近い人間ほど自分に背を向け冷たくなったことを痛感し、それが反撃に出る覚悟を固めさせたように思える。

 稲田朋美防衛大臣の籠池夫妻に対する憎悪にも近い発言を聞かされると、近い立場の人間ほど憎しみも倍加するのだなと思わせる。

 森友問題は右派陣営内部の愛憎劇をこれでもかと見せつけてくれるようになった。さてこの先行きがどうなるか、疑惑は横に広がり縦に深まるばかりである。
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I am not Abe.   追い詰められる安倍首相「4月内閣改造」??

2017-03-18 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる。


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 03/18(土)

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森友問題が安倍政権に対する「国民不信」に火をつける  【日刊ゲンダイ】
 日本外交と政治の正体 孫崎享氏

 安倍首相が「嘘と詭弁」で乗り越えられると考えているのであれば、間違いだ。連日、取り沙汰されている大阪市の学校法人「森友学園」の問題。安倍首相は6日の参院予算委で国有地の売買金額について問われると、「法令にのっとって手続きし、価格が合理的であれば問題ない。地中のごみ等を撤去する責任を森友側に渡すのだから、ディスカウントは当然だ」と答弁し、売却額を1億3400万円としたのは適切――との認識を示していた。

 不動産鑑定士が更地価格を9億5600万円と算出し、過去に大阪音楽大学が渦中の土地を5億8000万円で購入したいと希望したところ、近畿財務局は安過ぎると拒否したと報じられている。この経緯を見ても一体、どこが「適正価格」なのか。しかも、土壌汚染除去費用として国は既に1億3000万円を支払っていたのだ。

 森友学園に払い下げされた土地(9770平方メートル)とほぼ同じ面積の隣地(9492平方メートル)は豊中市に14億2300万円で売却されているが、この時、ごみ処理などを新たに要求しない、売却時判明しなかった瑕疵が出てきても要求はできない――との条件が付いていたという。森友学園のケースは何から何まで異例だ。

 財務省の国有地処分に「未利用国有地等管理処分方針」の通達がある。ここでは学校法人の購入や賃借要請時、各財務局は「資金計画(予算措置、資金調達等)の確実性」を審査することになっているが、森友学園新設小学校の「収支計画・借入金返済計画概要」では資金が不十分にもかかわらず、近畿財務局は審査を通した。決して適切な手続きを踏んでいないことは明らかだろう。

 安倍首相の発言はあまりにいい加減と指摘せざるを得ない。大手メディアは当初、森友問題の追及をなかなかしなかった。しかし、ツイッターなどで情報が拡散されていくうちに国民不信が高まり、徐々に報道するようになった。日経新聞(電子版)の世論調査でも、読者の「70.8%」が、関係者を国会に参考人招致して真相解明をすべき、と回答。安倍内閣を支持、不支持についても、「する」36.1%だったのに対し、「しない」が63.9%となり、前回調査の支持率(63.7%)と逆になった格好――と報じている。この傾向は、一般の世論調査でも表れてきている。安倍内閣に対する不信感は国民の各層に確実に広がっている。
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 辻褄の会わない値段とあまりにもタイミングのいい大阪府の学園設置認可、そこが問題。
 


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特別防衛監察は時間稼ぎ 稲田防衛相に現場職員が激怒  【日刊ゲンダイ】

 こんな指揮官の下で働く防衛省、自衛隊職員がふびんでたまらない。

 森友学園の籠池泰典理事長との関係や、南スーダン国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸自の日報問題で連日、“火ダルマ”になっている稲田朋美防衛相。17日の衆院外務委で、日報問題に関する特別防衛監察を開始したことを明らかにしたが、「何ら意味がない」と明かすのは現職の防衛省幹部だ。

 「特別防衛監察は直近では、2016年に海自の次期多用途ヘリコプターの機種の選定過程が不適切と判断され、当時の海上幕僚長が訓戒処分を受けました。しかし、この監察では、監察対象である防衛計画課長が監察を指示したり報告書を修正したりしていました。さらに驚いたのは、計画課長自らが、監察の結果を発表し、記者レクまでしていたのです。省内職員も唖然としていて、処分された海幕は怒り心頭でした。しかも、調査に1年もかかったわけで、今回も『稲田大臣が対外的にリーダーシップをPRするための時間稼ぎ』とみられています」

 稲田氏が現場職員を憤慨させている理由はこれだけじゃない。森友問題もあるという。

 「森友問題は、稲田大臣の個人的な問題です。にもかかわらず、稲田大臣の事務所や政策秘書が頼りないため、森友との関係について、防衛省秘書課が組織的に答弁書を作成して補佐している。秘書課というのは本来、職員全体のコンプライアンスを担当する部署。それが大臣の私的な問題について右往左往している。とても見ていられないし、まともな業務を遂行できるはずがありません」(前出の防衛省幹部)

 本来であれば、とっくにクビになっていて当然の大臣が、今も平然と居座り続けていることが不思議でたまらない。
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 財務省への検査と同じく防衛省への検査もただの時間稼ぎになりかねない、それまでに稲田は辞任の可能性大。
 


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生徒集まらなければ全部パー 巨額の財政負担に怯える市民
 またアベ友に…第2の森友の現場を追う

 「学生は本当に集まるのか」「建物がいずれ廃虚になるのではないか」――。安倍首相の“お友達”が運営する岡山市の学校法人「加計学園」の獣医学部用地として、およそ36億円相当の市有地16.8ヘクタールをタダで差し出す今治市。学校新設に対し、市民が最も懸念しているのが財政負担だ。

 2005年に12市町村が合併して誕生した同市の財政基盤は安定的に推移してきたものの、近年はごみ処理施設の新設や、今年9~10月に開催される愛媛国体の施設整備――といった建設事業が増加。将来の市債償還額の増大が予想されている。15年度決算の、実質公債費比率(収入に占める実質的な借金の割合)は12.8%。県内20市町の中で最も高い水準だ。

 「市は合併特例債を見込んで箱モノ事業を進めてきただけに、今後、借金返済が財政に影響を与えるのは確実。さらに市の予測だと、現在ある公共施設をそのまま更新すると、年間101億円の財源不足になるという。そんな非常時に市有地をタダで渡し、さらに64億円を限度額に施設整備費も負担する。タダで得た土地を『加計学園』は担保に運営費を借りるというから驚きですよ。学校が潰れたら、すべてがパーです」(今治市議)

 市と同様に約32億円の施設整備費の負担を求められている愛媛県は、6月議会で可否が審議される見通し。県議のひとりは「『加計ありき』で事業が既成事実化していることに違和感を覚える。議会でしっかり追及したい」。一部市民からは、住民訴訟を模索する動きも浮上してきた“第2の森友問題”に注目が集まっている。

(おわり)
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 そんなに大きな都市じゃない、加計こけたら今治こけた、に成りかねないが住民は理解しているのか?
 


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安倍首相は説明責任を果たす時では  【日刊スポーツ】

 ★ついに森友疑惑は、首相・安倍晋三の学園への寄付金騒動へと発展した。今後は同学園理事長・籠池泰典の証人喚問における与野党の攻防戦、籠池砲の破壊力によっては、内閣は厳しい環境に追い込まれる。そもそも、防衛相・稲田朋美と首相、首相夫人に嫌疑がかけられ、連日国会で質問を受けていること自体が異常だが、メディアがさまざまな関係を探ると無関係とも言い難くなってきた。3人は、国会に真摯(しんし)に答えるわけでもなく「何の関係もない」「会ったこともない」を繰り返してきた。相応の答弁をする責任を負うべきだろう。

 ★どんなに自民党が議会でこの3人を、いや、もっと増えるかもしれない疑惑の関係者を守ろうとしても、学校設立を舞台にしていたこと、現職の首相夫人が名誉校長を務めることになったことや、首相自身が同学園に講演に行く予定まであったことなどが明るみに出てきた今、だんまりを決め込むのは得策でない。証人喚問にようやく応じた自民党だが、理事長辞任の段階で「ここが幕引きのタイミング」とばかり「参考人招致は必要なくなった」との声を上げた。確かに籠池の発言はすべてにおいて確認作業が付きまとう可能性があり、それを自民党が嫌うのは理解できるが、講演などに群がった首相や日本会議に近い議員、保守論客らの極めて狭い交友関係が露呈することになるだろう。

 ★籠池発言に野党も色めき立つが、何らかの証拠を示さない限り、首相もまた、記憶をたどり「ない」と言い続けることになるだろう。しかし、この疑惑発覚時に首相は「国有地払い下げに関係していれば、首相の辞任どころか議員も辞める」と、たんかを切った。証拠がないからクロとは言えないが、シロとも言えないというやりとりが、既に国会の混乱を招いていることになる。

 ★首相の口癖の1つに「私に任命責任がある」「責任は私にある」というのがあるが、1度もその責任を取っていない。閣僚の不祥事も内閣改造で切り抜け、責任を先送りし続けた。今こそ国民にすべての経緯を説明し責任を果たす時ではないか。
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 閣僚の不始末にも目をつぶり妻の行動もわけわからず、ただただ強権で乗り切ろうと、国民はしっかりと安倍政権のやっていることを見よう。
 

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追い詰められる安倍首相「4月内閣改造」で局面打開画策か  【日刊ゲンダイ】

 新たに発覚した南スーダンPKO部隊の日報データ隠蔽で、16日、稲田防衛相が国会で袋叩きに遭った。森友学園問題での虚偽答弁もあり、稲田大臣は即刻辞任が当然なのだが、「特別防衛監察」の実施でお茶を濁そうとしている。菅官房長官も稲田大臣の進退について「全く考えていない」と相変わらず擁護の姿勢だった。

 ところが、である。安倍首相は早晩、稲田大臣を切るつもりらしいのだ。局面打開策として安倍官邸が、「内閣改造」の前倒しを考えているという。

 「実は稲田防衛相については、2月の日米首脳会談で米国側から『交代させろ』と言われていたらしい。稲田さんと会談したマティス国防長官が『あれで大丈夫なのか』と、カウンターパートとして不安に思ったようです。共謀罪でマトモに答弁できなかった金田法相とセットで代えることになりそうです」(官邸事情通)

 “引責辞任”を改造で隠すのは安倍内閣の常套手段だが、改造の時期は早ければ新年度予算成立後の4月で、共謀罪法案の審議入り前。もしくは5月の連休明けが想定されている。菅官房長官と麻生財務相以外のほぼ全員を代える大幅改造になる可能性が高いという。

 「米国の新体制に合わせ、通商交渉の当事者である世耕経産相や山本農水相も交代でしょう。岸田外相の交代もありうる。安倍首相は代わりに甘利明、下村博文、小渕優子の3人を再入閣させたいようです。昨年の参院選で勝利したので、禊は済んだと思っている。特に小渕さんについては、女性閣僚の人材難が根底にある。安倍首相は『高市総務相も代えたいが、女性の入閣候補がいない』と嘆いています」(自民党関係者)

 ご都合主義の“お友達改造”ではイメチェン狙いの局面打開にはならないだろう。それどころか、森友学園に100万円寄付したという爆弾証言も出て、安倍首相本人が一番追い込まれている。改造どころか、総退陣が先じゃないのか。
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 甘利、小渕、下村すべて問題で辞任したあるいは改造と言って交代した人間。そんなんしか居ない安倍内閣、それなのに高支持率、国民はしっかり見ているのか??
 
 

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豊洲、基準100倍ベンゼン検出 地下水再調査、専門家評価へ  【東京新聞】

 豊洲市場(東京都江東区)で都が実施した地下水モニタリングの再調査で、前回9回目に環境基準の79倍に当たる有害物質のベンゼンを検出した地点から、基準値の八十数倍から100倍の複数の数値が出たことが18日、関係者への取材で分かった。都は9回目を「暫定値」としてきたが、データが裏付けられる結果となった。

 19日に開く「専門家会議」で結果を正式に公表し、評価を仰ぐ。小池百合子知事はこれまで、老朽化が進む築地市場(中央区)を豊洲に移転する可否を「再調査の結果を待ち、総合的に判断する」と述べており、厳しい結果を受けて、今後の対応が注目される。
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 1~8回の検査値はなんだった、と言う事か、これで小池に豊洲はやめた!と言いやすくした。


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籠池氏喚問で自民幹部を批判 野田氏「おごり、不見識」  【東京新聞】

 民進党の野田佳彦幹事長は18日、大阪市の学校法人「森友学園」問題に関し、自民党の竹下亘国対委員長が「安倍晋三首相への侮辱」を理由に同学園の籠池泰典氏の証人喚問を決めた経緯を批判した。「そんな理由を公然と言うおごりや不見識は、厳しく指弾されねばならない」と山梨県昭和町で記者団に述べた。

 南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報を巡る問題では、稲田朋美防衛相の辞任を改めて要求。「自衛隊の最高指揮官である首相の責任も問われる」とも述べ、首相の任命責任を追及する考えを示した。
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 民間人だから、犯罪とは言えないと参考人招致さえ拒んでいた自民が公明を巻き込んで証人喚問、あきれたもんだ。


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「寄付金記録」学園側が提示  【毎日新聞】

 籠池理事長が、安倍晋三首相の昭恵夫人から寄付金100万円を受け取ったと話した問題で、毎日新聞は、学園側がその金を入金した記録と説明している資料の写しを入手した。

 写しは、学園が計画していた小学校建設寄付用の「払込取扱票」の受領証。依頼人の欄に修正テープの上から「森友学園」と手書きされ、テープをすかすと「安倍晋三」と書かれていた。テープには処理した郵便局の印鑑が押してある。

 ノンフィクション作家の菅野完氏が籠池氏の長女に電話をかけ、同席した報道陣もインタビューに参加した。

 長女によると、安倍首相の名前で振り込もうとしたが、郵便局で保管する取扱票の左側部分に森友学園と書かれており、名義が一致しないとして受け付けられなかったと説明。顧問の会計士と相談し、修正テープを使って書き直したという。

 長女によると、昭恵夫人は2015年9月5日に幼稚園の講演会に参加した後、籠池理事長と園内で懇談。その際に昭恵夫人から寄付金を受け取ったとしている。長女は「その日は土曜日で、現金は金庫で保管し、月曜日の7日に幼稚園の別の職員が郵便局で入金手続きを取った」と話している。
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 郵便局の訂正の印があると言う事は入金時それで出そうとしていたと言う事。
 あながち嘘じゃない。


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【速報】山城博治議長、保釈へ 高裁那覇支部が地検の抗告を棄却  【沖縄タイムス】

 米軍基地建設への反対運動中に逮捕・起訴された沖縄平和運動センターの山城博治議長(64)=威力業務妨害罪などで公判中=について、福岡高裁那覇支部は18日、保釈決定を不服とした那覇地検の抗告(不服申し立て)を棄却した。

 那覇地裁は17日夜に、公務執行妨害と傷害の罪での保釈を認めていた。威力業務妨害罪での保釈は既に認められている。
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 当然と言えば当然の判断、逃げも隠れもしない証拠隠滅の可能性もない事案、長期拘留自体がおかしなこと。安倍自公政権の汚いやり方、共謀罪の実証だね。
  

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米ジュゴン控訴審結審 辺野古中止 重ねて訴え  【琉球新報】

 名護市辺野古の新基地建設を巡り、日本環境法律家連盟(JELF)や生物多様センターが工事中止などを求め米国防総省を相手に起こした「沖縄ジュゴン米国訴訟」の控訴審口頭弁論が現地時間15日に米カリフォルニア州の第9巡回控訴裁判所であり、結審した。判決の日程は未定。原告の主張が認められれば、原審に破棄差し戻しされ、改めて原審において審理されることになる。

 弁論では控訴裁判所の判事が双方の主張を再確認した。訴訟事務局長の籠橋隆明弁護士は「ジュゴンは日本の天然記念物であり、他国の文化財への悪影響を軽減する法的義務を守るべきだとうたう米国家歴史保存法(NHPA)を順守すべきだ」として国防総省に基地建設工事の停止を求めた。

 同訴訟について、全米各地の裁判に関するニュースを配信するサイト「裁判所ニュース・サービス」も同日付で報じた。報道では判事または原告側の質問に対し国防総省は合理的な回答を示せない場面が複数回あり、判事が国防総省に対し新基地建設計画がNHPAに沿ったものなのか、政治的判断によりジュゴンへの影響はないと判断したのかなどを問いただした場面があったとした。
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 さあ、アメリカの裁判所はどういう判断を示すか、これをホップ・ステップ・ジャンプの一歩に。
 





 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長、元防衛大学校人文社会科学群学群長の
    孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



昨日の神戸
最低気温   4.5度(06:17) 前日差-1.2度)
最高気温  12.4度(12:21) 前日差+0。1度)

  今朝の神戸最低気温   5.3度 (05:28)  3月中旬並み 平年より1.0度低かった
   、

今日の神戸の
   日の出     6時06分 (昨日 6時07分)
   日の入り   18時09分 (昨日18時08分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日より一分遅い

       

 北海道東方沖の低気圧はまた遠ざかる、黄海と太平洋側に高気圧があり日本全国晴れ、九州の南西の低気圧が九州南部に雨を。
     
     
 明日の朝、太平洋側と黄海の高気圧が日本を覆い沖縄を除き全国的に晴れに。
     
     
 今朝は晴れ、風はなく温かい、午後も晴れ。
 今日の神戸の最高気温は12.8度、昨日より0.4度高く平年より0.4度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は3.5度、最高気温は15.7度、夜の気温は7.1度の予報、だいぶ気温が上がりそう。

    
 
 




森友問題を最初に追及 木村真市議が語った「疑惑の端緒」

2017-03-18 | いろいろ

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森友問題を最初に追及 木村真市議が語った「疑惑の端緒」

 大阪市の学校法人「森友学園」をめぐる国有地の激安払い下げ問題。今や安倍政権の屋台骨を大きく揺さぶっているが、この疑惑に最初に気付いたのが、豊中市議の木村真氏だ。2月8日、情報公開請求した当該国有地の売却額を非公表とした国の決定に対し大阪地裁に提訴。直後に記者会見を開き、新聞記事に取り上げられたのが「森友問題」が火を噴くきっかけとなった。疑惑に気付く端緒は何だったのか。

調査のきっかけは工事現場の児童募集ポスター

――大阪地裁に提訴してから、わずか1カ月。今や「森友問題」は連日、新聞・テレビで大きく報道されています。

 正直言って、最初はここまで問題が大きくなるとは思っていませんでした。ちょっと、びっくりしていますね。

――森友学園に目を付けた動機は何だったのですか。

 昨年の4~5月だったと思いますが、学校の工事現場の柵に児童募集のポスターが張ってあり、そこに靖国神社の鳥居らしき写真と一緒に教育勅語が載っていました。その時、ちょっと待てと。こりゃあ極右の学校じゃないかと。そんな小学校が豊中にできるのは我慢できない。早速、事務所で学校のHPを見たら、大阪市の塚本幼稚園が小学校をつくるというのが分かりました。この幼稚園は地元では右翼系幼稚園として知られていたから、これは何としても学校設置を潰さないといけない。そう思って調べ始めたのがきっかけです。

――何が分かりましたか。

 まず、土地の登記を調べました。ひょっとしたら土地取得について、何かうさんくさいことをやっているかもしれないと思ったからです。昨年5月に登記簿を取得したら所有者は国交省でした。そこで(国有地売買窓口の)近畿財務局に電話して詳細を尋ねると「定借権(定期借地権)付きで貸しています」と。この時点で何かおかしいと思いました。

――国有地貸与の何が不自然に感じたのでしょうか。

 あの国有地はもともと、豊中市が国から無償で貸与を受け、公園を整備することを希望していました。都市計画道路を造り、具体的な図面まであった。ところが、国は土地はタダでは貸せないといい、07~08年ごろになると、10年までに買ってほしい、それができないなら売却すると市に最後通牒を突き付けてきました。当時の市の財政状況は阪神大震災の影響などもあって非常に厳しく、とてもじゃないが25億円も30億円も負担できません。そこで、仕方なく(道路を挟んで)東側の部分だけを買ったのです。あれほど国は市に対して強硬に買い取りを求めていたにもかかわらず、なぜか森友には貸しているという。改めておかしいと。

――それで近畿財務局に情報公開請求した。

「国有財産有償貸付合意書」の写しを請求すると、金額と一部の条件が全て黒塗りでした。しばらくして、森友が土地を買ったという話を聞いて、今度は売買契約書を請求すると、やはり金額の類いは一切黒く塗り潰されていました。過去の国有地売買の例を調べると、森友のように随意契約の案件はすべて公開されている。それなのに森友だけは非公開。これは完全におかしい。何かうさんくさいことをやっているに違いないと確信しました。

――同時並行で大阪府私立学校審議会(私学審)の審議過程も調べた。

 森友案件は14年12月に継続審議になり、15年1月の臨時会で認可適当となりましたが、過去の私学審の開催状況を調べると、09年からの8年間で臨時会は森友の1回だけ。これは極めて異例の扱いで、他方、国有財産近畿地方審議会の議事録を読むと、森友案件については異論が噴出したものの、最終的には私学審でOKが出るのだから、OKにしましょうか、みたいな内容だった。この流れはどう考えても不自然だと思いました。

――それでいよいよ提訴に踏み切った。

 その前に昨年10月末ごろから、今回の疑惑について3万枚のビラを作って市内を中心に配りました。籠池(泰典)理事長宅の郵便ポストには特別サービスで3枚ぐらい入れたと思います。ただ、豊中市だけで17万世帯もあるため、これではラチが明かない。じゃあ、マスコミに情報提供しようと。当初はなかなか報道されませんでしたが、売買金額の非公表の件で国を提訴して会見を開けば、どこかのメディアが取り上げてくれるかもしれないと考えました。結果、もくろみ通りといったら失礼な言い方ですが、大きく報道された。そういう流れです

忖度のレベルを超えた政治家の関与があったと推測

――昨春に児童募集のポスターが目に留まっていなければ、数々の疑惑が見逃され、小学校も開校していた。そう考えるとゾッとしますね。

 本当にそうですね。正直言って、こんな右翼学校ができるのはたまらん、と思って調べ始めたわけですが、別の学校法人だったら調べていなかったかもしれません。ひょっとして、今回の森友のような類いの話は全国にたくさんあるのではないか。

――森友問題で政治家は関与したとみていますか。

 財務官僚が独断でやるはずもなく、何らかの政治家の関与があったと思います。安倍政権のかなり中枢に近い部分が直接的に関与していたのではないかと強く疑っています。

――安倍首相本人の関与についてはどうですか。

 さすがに安倍首相自らが森友の契約を値引きしろ――などと具体的な指示を出したとは思いません。ただ、大いにあり得る話だと思うのは、例えば安倍首相が財務官僚に対し「籠池さんの教育に対する情熱は素晴らしい。今度、小学校をつくるから期待している」などと言う一方で、森友が財務省に「土地を安くしてくれ」と陳情してくる。そこで、板挟みになった財務官僚がアクロバットのような技をひねり出したのではないか。つまり、忖度のレベルをはるかに超えた、ほぼ圧力に近いものがあったのではないかと推測しています。

――森友が学校設置の認可申請を取り下げましたが、どうみていますか。

 おそらく、籠池理事長は「おまえ、刑事訴追されるぞ」とか言われたのでしょうが、森友が学校設置の認可申請を取り下げても疑問点は何一つ解決していません。ワイドショーでは、塚本幼稚園のえげつない話の暴露合戦みたいな報道が目立ち、もともと何の話だったのかよく分からなくなっていますが、この問題は2つ。国有地の不可解な売却と、なぜ学校設置が認可されたのか――です。土地の賃貸借や売買をめぐっても、鑑定評価書が何通も出てくる。要するに国側は森友の条件に合うまで何度も鑑定をやり直している。国が何ら根拠なく契約するわけにはいかないからでしょうが、森友に言われるがまま値下げしまくっているわけです。一方、学校設置認可をめぐっては、議事録を読めば不認可が当然なのに強引に決まっている。そろって相当、ムチャクチャなことをやっている。幕引きどころか、ますます疑問は大きくなっているのです。大阪府では自民党よりも政権に近いのが維新であり、安倍首相と橋下前知事、菅官房長官と松井現知事のラインは強固なパイプといわれている。今回の問題にこうしたラインが関与していたのではないかと強く疑っています。いずれにしても、この問題は限りなく黒に近い灰色ではなく、完全に黒だと思うので、今後も刑事告発など使える手段を何でも使いながら、真相を解明したい

――森友が学校設置の認可申請を取り下げましたが、どうみていますか。

 おそらく、籠池理事長は「おまえ、刑事訴追されるぞ」とか言われたのでしょうが、森友が学校設置の認可申請を取り下げても疑問点は何一つ解決していません。ワイドショーでは、塚本幼稚園のえげつない話の暴露合戦みたいな報道が目立ち、もともと何の話だったのかよく分からなくなっていますが、この問題は2つ。国有地の不可解な売却と、なぜ学校設置が認可されたのか――です。土地の賃貸借や売買をめぐっても、鑑定評価書が何通も出てくる。要するに国側は森友の条件に合うまで何度も鑑定をやり直している。国が何ら根拠なく契約するわけにはいかないからでしょうが、森友に言われるがまま値下げしまくっているわけです。一方、学校設置認可をめぐっては、議事録を読めば不認可が当然なのに強引に決まっている。そろって相当、ムチャクチャなことをやっている。幕引きどころか、ますます疑問は大きくなっているのです。大阪府では自民党よりも政権に近いのが維新であり、安倍首相と橋下前知事、菅官房長官と松井現知事のラインは強固なパイプといわれている。今回の問題にこうしたラインが関与していたのではないかと強く疑っています。いずれにしても、この問題は限りなく黒に近い灰色ではなく、完全に黒だと思うので、今後も刑事告発など使える手段を何でも使いながら、真相を解明したい。

――森友問題を通じて明らかになったことは他にありますか。

 この国の政権、政治というのが異常な状態にあるということを再認識しました。安倍首相は当初、森友学園のことを非常に教育熱心で素晴らしい、と発言していました。よくよく考えると、籠池理事長が言っている内容は安倍首相が普段言っていることとほぼ同じ。つまり、思想的には一緒です。無意味に中国を敵視したり、太平洋戦争を侵略戦争と認めなかったり。従軍慰安婦問題についてもしかりです。国際的には全く通用しない言い逃れを繰り返している。森友問題が大きく注目されたことで、国民も森友学園を礼賛するような政治家が総理大臣に就いていていいのかということを真剣に考えないといけないでしょう。(聞き手=本紙・遠山嘉之)

 ▽きむら・まこと 1964年、大阪府生まれ。大阪外国語大学2部ロシア語科卒。会社員、自営業などを経て、「誰でも、一人でも入れるユニオン」北大阪合同労働組合執行委員に。07年4月の豊中市議選に無所属で立候補し、初当選。現在3期目。
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“籠池爆弾”の破壊力…この恥知らず内閣は確実に飛ぶ

2017-03-18 | いろいろ

より

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“籠池爆弾”の破壊力…この恥知らず内閣は確実に飛ぶ

■稲田防衛相の大ウソと籠池一家の本当の関係

 悲願の小学校の認可申請取り下げで、おとなしくなるようなタマじゃなかった。15日上京した「森友学園」の籠池泰典理事長(64)が向かった先は“不倶戴天の敵”の家。「日本会議の研究」の著者・菅野完氏(42)の単独インタビューに応じるためで、詰めかけた大勢の報道陣を前に、菅野氏は「籠池さんの持ってはるモンが全部出てきたら、内閣が2つ飛ぶ」と不敵な予言だ。幕引きを図ったはずが、想定外の2次ラウンドに突入─―。籠池爆弾の破壊力に、裏切りの「恥知らず」たちは一様に、青ざめている。

 籠池理事長を最も怒らせているのが、稲田朋美防衛相だ。ブチ切れるのも無理はない。

「10年前から会っていない」「法律相談は受けていない」「裁判に出廷したことはない」――。弁護士時代の籠池氏との関係について、息を吐くように嘘をつき続け、証拠を突き付けられると、「夫の代わりに出廷したことを確認できた」「記憶に基づいて答弁をしたものであって、虚偽の答弁をした認識はない」とこの期に及んで居直る。

 菅野氏は「人として美しくない」とバッサリだったが、この稲田の言い訳も限りなく「大嘘」に近い。

 弁護士の小口幸人氏がこう言う。

「『夫の代わり』というのは疑問です。夫の龍示氏が本来の担当なら、第1回の口頭弁論に本人が出廷しないのは不可解です。なぜなら第1回の期日は、裁判所が必ず原告の訴訟代理人と日程を調整して決まります。原告の代理人が日程が合わずに出廷できないなんて通常あり得ません。しかも、04年に森友学園と顧問契約を結んで最初の訴訟です。他の弁護士に任せるような失礼なことをするでしょうか」

 しかも籠池氏は、稲田とは父親の代から家族ぐるみの付き合いのようだ。父親の椿原泰夫氏(昨年10月に死去)は元高校教諭で、京都のヘイト団体「頑張れ日本!全国行動委員会」の代表も務めた根っからの極右思想の持ち主。関西保守系では有名人だった。12日に動画サイトに公開された菅野氏とのインタビューで、籠池氏はこう語っていた。

「教育関係の人間ですから、お嬢さん(稲田大臣)より、椿原泰夫先生の方が昵懇だった。ある時期までは」

 籠池氏に「お嬢さん」と呼ばれる稲田。弁護士や政治家としてやってこられたのも、父親や籠池氏の“助け”があってこそではないのか。まるで汚物を振り払うかのように“旧恩の人”を突き放す卑劣な態度は、大臣の資質ウンヌン以前に、人間失格だ。

■政権の思惑に乗っかり、籠池一人を悪者にしようとした大メディアの右往左往

 大メディアの報道もひどい。籠池理事長がきのう午前11時前に東京・羽田空港に到着すると、パパラッチのように追跡を開始。

 日本外国特派員協会での会見を中止し、菅野氏の自宅に入ると、記者やキャスターが何十人も自宅前に押しかけ、代理人状態の菅野氏に「会見は中止か、延期か」と激しい形相で詰め寄った。

 だが、ちょっと待って欲しい。確かに籠池氏はウルトラ右翼の言動を繰り返す“大阪の怪しげなオッサン”だ。しかし、本質はそこではない。矢面に立った菅野氏が「マイクを向ける相手が違う」「ホンマ悪いヤツを追いかけた方がええ」と忠告したように、疑惑を覆い隠そうとする権力者たちの闇を追及するのがメディアの仕事のはずだ。

 元NHK政治記者で評論家の川崎泰資氏がこう言う。

「マスコミは籠池氏を追いかけ回し、彼の一方的な主張をタレ流しています。恐らく、キャラが濃く、視聴率が稼げるので“おもちゃ”にしようとしているのでしょうが、そんな報道を見て『しめしめ』と一番喜んでいるのは安倍政権だと思う。政と官をまたぐ一大疑獄になる兆しがある大事件なのに、ワイドショーネタに矮小化されて伝えられているからです。果たして政治家の“口利き”があったのか、あったとすれば誰なのか。報道機関として調べることが山のようにあるはず。本質を突くのがジャーナリズムの本来の役目なのです」

 先週の会見で籠池氏は「あまりにもひどくえげつない報道」と大メディアに恨み節だったが、それも「むべなるかな」という気がしてくる。


■黒幕と名指しされた松井知事と財務官僚がやったこと

「私学審議会を曲げたのはこの男」――。菅野氏が顔写真入りの用紙を掲げ、名指しで批判したのは、まず日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事だ。

 府の私学審議会は15年1月、籠池理事長が開校を目指した小学校を「認可適当」と判断。当時は府教育長に認可権限が移る前で、松井が権限を保持していた。その1カ月前の審議会では、財務面も教育内容も森友は問題だらけとの懸念が噴出。その悪評が一転してのスピード認可だった。

 松井は「(申請者が)教育者なので性善説に立っていた」と被害者ヅラだが、籠池氏の要望を受け、12年4月に私立小の設置基準を緩和したのも松井だ。その後、私立小の設置申請は森友1件のみ。結果的に森友のための規制緩和となっている。

 ちなみに、籠池氏の要望は橋下徹氏が府知事だった11年に出された。維新を除名された上西小百合衆院議員は〈私が国会議員になった4年前、維新から「塚本幼稚園」を視察してその素晴らしさを広めろと命じられた〉と明かしている。

 橋下・松井コンビに率いられた維新は、籠池氏と“一心同体”同然なのに、今さら橋下も松井もスピード認可の背景に「国の圧力があった」と口を揃える。醜悪な責任逃れの上、大阪府は籠池夫妻の刑事告発まで検討している。

「石原都政でさえ躊躇した、教育現場での国旗掲揚と国歌斉唱の義務を条例化し、違反した教員を懲戒の対象としたのが、橋下・松井コンビです。籠池氏の極右教育への共鳴も納得で、手のひら返しはそれこそ『徳目』に反します。これで捜査当局が動き出せば、あからさまな“口封じ”。橋下・松井府政ならぬ“腐政”の約10年間で、大阪では北朝鮮さながらの恐怖政治がまかり通るようになったのでしょうか」(政治学者・五十嵐仁氏)

 もう一人の“黒幕”も忘れてはいけない。菅野氏に「森友問題の発端をつくったのは、この男」と名指しされた迫田英典国税庁長官である。昨年3月、籠池氏が国有地の買い入れ要望を提出した当時、財務省理財局長として、国有財産の売買を決裁する重要ポストに就いていた。

 近畿財務局が問題の国有地を8億円引きのディスカウント価格で、森友側に売却したのは昨年6月20日。迫田氏が国税庁長官に“栄転”したのは、その3日前だ。国有地売却の事実上の決裁者は、迫田氏と見なすのが妥当である。

■そもそも、官僚が便宜を図った動機は何か

 迫田氏は一昨年の人事で、82年入省同期の福田淳一氏が次期事務次官最有力ポストの主計局長に就くまで、福田氏と次期次官レースを争っていた。国有地払い下げの手続きが着々と進められた時期とちょうど重なる。

 また、消費税増税が宿願の財務省にとって、手続きが進んだ2014~16年は過去に例がないほど“惨敗”続き。安倍首相はこの間、増税時期を2度延期した。

「経産省出身の今井尚哉首相秘書官が、菅官房長官と一緒に官邸を牛耳る安倍政権は“経産省政権”と揶揄されるほど。当初、売却額さえ非公表にし、破格の激安価格で国有地を払い下げた過程は異例続き。前例踏襲が習性の官僚機構としては、あまりにも不自然なプロセスは、“財務省の組織を挙げた巻き返し”と考えれば腑に落ちます。首相夫人が名誉校長を務める学校法人に便宜を図って、政権に恩を売る意思が働いた可能性は十分にあり得ます」(五十嵐仁氏=前出)

 真相究明には松井知事と迫田氏、黒幕2人の参考人招致が不可欠だ。

 今回の疑惑の核心は、国民の財産である国有地が、安倍首相周辺との関係を強調する学校法人に“タダ同然”で払い下げられた点にある。しかも疑惑の渦中の人物をたどっていくと、ほとんどが安倍につながっていく。

 昭恵夫人が4月に開校予定だった「安倍晋三記念小学校」こと「瑞穂の國記念小學院」の名誉校長を務めていたのは紛れもない事実だし、学校設置が認可された時の文科相は“お友達”の下村博文自民党幹事長代行だ。私立小の設置基準を緩和し、スピード認可を“後方支援”したとされるのは、安倍と昵懇な仲で知られる大阪府の松井一郎知事。

 おまけに売却交渉のすべてを知っているはずの当時の財務省理財局長の迫田英典国税庁長官は、安倍と同郷の山口県下関市出身で、「総理も俺も長州人」と吹聴しているらしい。籠池氏の訴訟代理人弁護士だった稲田防衛相は、“秘蔵っ子”なんて呼ばれ、安倍のエコひいきで重要ポストを歴任している。さらには、昭恵夫人だけでなく、安倍本人が森友学園の幼稚園で講演を予定していたことも明らかになった。政治評論家の森田実氏が言う。

「今回の国有地の払い下げ問題で複数の政治家や官僚が不可解な動きをしたのは明らかですが、“黒幕”はあくまでも安倍首相です。安倍夫妻が森友学園のバックにいたからこそ、財務省をはじめとする国の行政機関が忖度して動いた。時の権力者の顔色をうかがい、ゴマをすってポイントを稼ごうとするのは官僚の習性です。間接的とはいえ、安倍首相の意向が働いたことを見逃してはいけません」

 森友問題はあくまでも安倍晋三の疑獄なのだ。

■籠池、菅野コンビが仕込んでいる爆弾は他にもある

 稲田が弁護士時代に森友の訴訟を担当していた事実を突き付け、国会答弁の嘘を暴いたのも菅野氏だった。

 すでに籠池氏と何時間も膝詰め談判した菅野氏は、稲田の問題以外にも政権を揺るがす爆弾を手にしたはずだ。きのう、都内の自宅で籠池氏と会談する直前には、報道陣にこう話していた。

「爆弾は(稲田の話以外に)あと4つある」

「きょう話を聞いて、さらに7つくらい出てくると思う」

 彼はモノ書きだから、慎重にウラ取りをした上で、信じるに足る事実は発表していくだろう。どんな爆弾が飛び出すのか。安倍官邸は戦々恐々である。

「稲田大臣の他にも、森友学園と関係の深かった政治家の名前が間違いなく出てくる。国会議員から森友サイドにカネが渡っていたという話も流れているし、これには現職の閣僚も関わっているらしい。そんな話が表に出てきたら大変だ。総理に近い代議士の秘書が土地取引で暗躍したという噂もある。4月に予定されている集中審議の前に、何とか森友問題を沈静化させたいのだが、投下される爆弾の内容によっては、今以上に燃え広がってしまいかねない」(官邸関係者)

 これまで菅野氏は森友学園の教育方針を厳しく批判してきた。その菅野氏と籠池氏がまさかのタッグ。この展開は予測不能で、森友の認可申請取り下げで幕引きを図っていた官邸にとっては大きな誤算だ。

「恐らく籠池さんが持ってはるもんが全部出てきたら、内閣が2つ分くらい飛ぶと思うんです。安倍晋三みたいなん、どうでもエエって話になると思う」

 菅野氏は爆弾の破壊力をこう表現していた。事件はこれからが本番だ。

■もう収拾不能、破廉恥内閣を待ち受ける悶絶死の運命

 与党の中からも「事態収拾には稲田防衛相の辞任は避けられない」という声が上がり始めていたが、籠池氏が菅野氏に爆弾を託したことで、完全に潮目が変わった。もはや、稲田のクビ程度で収束は無理だ。


「稲田防衛相の辞任は当然ですが、誰が見ても能力不足の彼女に目をかけ、防衛相にまで就けたのは安倍首相です。任命責任は免れない。それ以上に、森友疑惑の背後には安倍政権と極右のいびつな人脈があることが国民に広く知られれば、政権は持ちません。極右思想を共有する仲間内で便宜を図り、甘い汁を吸う。安倍政権がやっていることは国家の私物化です。罷免された韓国の朴槿恵前大統領と構図は変わらない。籠池理事長が本物の愛国者なら、知っていることを洗いざらいブチまけるべきです。この破廉恥政権を倒すことこそが真の国士の役目です」(政治評論家・本澤二郎氏)

 権力に驕って好き放題を続け、保身のためには熱心な支援者も平気で切り捨てる。そういう安倍政治の本質が問われているのだ。安倍に「しつこい」と罵倒され、稲田からも「大変失礼」と非難された籠池氏は、「トカゲの尻尾切りはやめて欲しい」と訴えていたが、渾身の反撃で追い詰められるのはトカゲ本体の方だ。

 何しろ、籠池爆弾は「内閣2つ」吹っ飛ばす威力なのである。安倍政権は確実に倒れる。周囲まで延焼し、現政権の中枢は二度と立ち上がれなくなる。そんな悶絶死も、ロクでもない勢力に支えられてきた安倍政権の宿命なのだろう。自業自得という他ない。

I am not Abe.   昭恵氏の寄付を否定 官房長官

2017-03-17 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる。


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 03/17(金)

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デタラメ契約のバックに次々と登場する「アベ友」たち  【日刊ゲンダイ】
 またアベ友に…第2の森友の現場を追う

 およそ36億円相当の市有地16.8ヘクタールをタダで差し出した上、県と一緒に100億円近い施設整備費も負担――。“第2の森友事件”の舞台である愛媛県今治市のケースは金額のケタが違う。異常な契約を市議会はなぜ、認めたのか。

 「市は90年代から大学誘致をずっと続けてきて、破格の厚遇条件を提示しないと、どの大学も来ないと分かっていた。大学誘致のために造成し、塩漬けになっている土地なのだから、『大学ができれば、土地はタダでいい』という考えが役所内で内々にあった。しかも、今回、市の資料には経済波及効果の金額として施設整備で280億円、大学運営で30億円とあった。こうなると、議会として反対する理由はない。さらに何といっても『安倍首相がバックにいる』という安定感だ。首相と親しい加計学園の理事長だけじゃなく、ほかにも大学誘致に関わったメンツの中には、首相に近しい人物がちらついている」(現職市議)

 安倍の“お友達”とみられているのが、加戸守行前県知事。今治市が国家戦略特区に選ばれる際に「市商工会議所特別顧問」の肩書で交渉役を担った。

 文科省出身で、安倍が大嫌いな「日教組」対策の“元締”といわれる「地方課長」を歴任。2010年まで3期12年を務めた知事時代には、「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書を県内の中高一貫校に採択させたという。知事選の際には安倍が応援演説に訪れ、安倍政権下で発足した「教育再生実行会議」の委員も務める人物だ。

 もうひとりが、やはり文科省出身で、安倍政権で内閣官房参与を務めた木曽功氏。国家戦略特区に指定後、「加計学園」に天下り。現在の肩書は、学園が経営する千葉科学大の学長だ。

 「獣医学部を設置する岡山理科大の柳沢康信学長は前愛媛大学長。つまり、何から何まで話ができている。地元議会がどうこうできる話じゃない」(前出の市議)

 なるほど、安倍政権が掲げる「地方創生」は、地元住民の意向は関係なく、“お上”主導で進めることらしい。さすが教育勅語を容認する大臣を抱える極右政権だ。しかし、そのツケを将来負担するのは他ならぬ、地元住民なのだ。(つづく)
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 お友達ならやりたい放題。
 


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この国を危うくする 世論を意識したその場しのぎの弥縫策  【日刊ゲンダイ】
 日本経済一歩先の真相 高橋乗宣氏

 残業時間の上限規制の労使交渉がまとまった。繁忙期に例外として認める残業の上限を巡って対立していたが、最後は安倍首相が経団連と連合のトップを官邸に呼び込んで直談判。仲裁役を買って出た政治パフォーマンスにより、「月100時間未満」で合意した。

 これで上限規制は法制化され、上限を超えた企業には罰則が科せられる。過労死ラインすれすれまで働くことを合法化していいのかという疑問は残るが、事実上、無制限の“残業地獄”が横行していたことを考えれば、この合意はよしとすべきだ。

 ただ、課題は多い。労使が上限をきっちり守り、働き手の残業時間を減らせば、労働力は足りなくなる。特に人手不足が深刻な中小企業からは「仕事が回らなくなる」との悲鳴が聞こえる。

 「女性の活躍推進」を打ち出す安倍政権のことだ。長時間労働の是正で生じる人手不足を女性の更なる社会進出で補うつもりだろうが、そのためには育児支援の環境と施設が不可欠だ。しかし、保育士が慢性的に不足している現状では対応しきれない。安倍政権は「待機児童ゼロ」を掲げたものの、現実はまったく追いついていないのだ。

 これでは人手不足は、ますます深刻化するばかりだ。正規雇用の長時間労働に法規制がかかれば、すでに働く人の4割を占める非正規雇用はさらに増えるに違いない。安心して子育てできない環境が続けば、少子化にも拍車がかかる。将来的には海外からの労働力に頼らざるを得なくなり、今の欧米社会のような治安の悪化は避けられないのかもしれない。まさに踏んだり蹴ったりだ。

 特に少子化は日本経済をむしばんでいく。国内の生産力に陰りが生じ、内需は縮むいっぽうだ。海外進出に打開の糸口を見つけようにも、もはやグローバル時代は終わった。米国ファースト大統領のように一国主義の保護貿易を掲げる勢力が世界中に出現。低コストのメキシコ製品をアメリカに非関税で売るようなビジネスは、もはや困難だ。

 かような状況でも、国のトップは場当たり的な対応しかできない。外交舞台ではアチコチに“いい顔”したくて一国主義を適当に受け入れる。電通の新入社員の過労自殺が社会問題化すれば残業規制に手をつけ、「保育園落ちた」ブログが話題を呼べば待機児童ゼロに乗り出す。常に世論を意識した政治パフォーマンスの繰り返し。その場しのぎの弥縫策の連続では、日本経済を取り巻く大きな環境変化に太刀打ちできない。

 そもそも「国家戦略特区」などと格好をつけても、その実態は“お友だち”に公用地を無償で払い下げただけ。「GDP600兆円の達成」と豪語したのをはじめ、掲げるスローガンは立派だが、すべてその場しのぎの掛け声ばかりだ。ビジョンなきパフォーマンス政治には、そろそろお引き取り願いたい。
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 少子化は深刻な問題だが政府はちゃんと対応していない感じだね、外国に行っては金をばらまくだけ、国内の問題を解決できないから外交で頑張ってる感、でごまかしているが国民はバカじゃないぞ。
 


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民進党の蓮舫執行部が「脱原発」で腹をくくれない理由  【日刊ゲンダイ】
 永田町の裏を読む 高野孟氏

 民進党の蓮舫代表は、12日の党大会の目玉として「2030年までに原発ゼロ」の方針を打ち出そうとしたが、党内の原発推進派や電力総連を抱える連合の抵抗にあって、あえなく挫折した。前に本欄でも書いたことだが、これをうまく打ち出せば、同党を再生させ、野党の共闘を促して、やりたい放題の安倍一強政治に冷水を浴びせることができたはずなのに、残念なことである。

 「そうなんですよ」と、閣僚経験もある同党ベテラン議員がこう言う。

 「ちょうど3・11から6年というタイミングで、誰もが改めて福島第1原発事故のことを思い起こさざるを得ない。このタイミングでわが党が原発ゼロ社会をめざして踏み出す姿を見せることができれば、次期衆院選へ向けた野党共闘の議論にも弾みがつく。目前の東京都議選にしても、今のままでは小池旋風で吹き飛ばされてしまいそうだけれども、例えば、東京五輪を日本の自然エネルギー、水素エネルギーの技術を世界に示す見本市にしようというビジョンを掲げて、ひと味違った訴え方をすることもできただろう」

 連合にしたって、決して原発推進ではないし、以前からの「30年代原発ゼロ」方針には別に異を唱えていなかったはずだ。どうして、こんなことで一致団結できないのか。ベテラン議員が言うには、「第1に、蓮舫がここぞという時に喧嘩ができない。政治家1年生の時からみんなにチヤホヤされて、八方美人で誰にでもいい顔をしようという癖がついているから、勝負に出られない。第2に、それを補うべき野田幹事長がドジョウとか言っている割には、泥をかぶって這いずり回ってまとめるということをしない。それに彼はそもそも、3・11後に最初に原発を再稼働させた総理で、ホンネは原発推進でしょう。熱心に取り組むわけがないですよ」と。

 連合との関係については、小泉純一郎元首相が最近もまた民進党に対し、こんな苦言を呈している。

 「ふがいないよ。野党第1党が何してんだ。選挙に勝たなくていいのか。電力労組関係は多くて50万票。その声を聞いてグラグラして決まらない。50万票欲しさに、500万票以上ある一般国民の声を聞いてないのが今の民進党だ。野党が候補者を一本化して原発ゼロを争点にすれば自民党が負ける」

 民進党が腹をくくって踏み出して野党をまとめれば、細川、小泉、鳩山、菅の歴代4総理がそろって脱原発を訴えるような面白い総選挙になる。蓮舫・野田執行部は、みすみすそのチャンスを逃しつつある。
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 そんなあほの蓮舫・野田を選んだのは民進党、全体にたるんでいる?
 さっさとこんな執行部は切り捨てるか分裂するよりないのでは?
 小泉元首相に言われっぱなしでは情けない。
 


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「私人」アッキーを舛添はどう思う  【日刊スポーツ】

 ★ちょうど1年前、メディアが何を追いかけていたかというと、前東京都知事・舛添要一の政治資金「公私混同」疑惑だった。知事になってからのみならず、知事になる前にも正月やお盆のホテル宿泊、美術品の大量購入、知事としても公用車の公私混同利用。週末ごとの湯河原の別荘滞在も公人としての自覚が問われた。舛添は「第三者の厳しい目」を入れて精査することを約束するも、自分で雇った弁護士ら“調査の目”を入れて潔白を証明しようとしたが、お手盛りの調査と世論は全くその公平性を認めなかった。5月には「疑惑でも何でもないと思っているものもある」と強気で、リオ五輪の開会式出席に強い意欲を見せたが、かなわず辞任。現在は小池百合子が後任の知事を務めている。

 ★舛添の問題は公人でありながら、セコイとか、ケチくさく税金での支払いにこだわり、私財を使わずに生活しようとしていたところ。政治団体など持たず、私人としていれば問題にはならなかったとの指摘もある。

 ★7日、政府は閣議で首相夫人・安倍昭恵が14年12月と15年9月に学校法人「森友学園」が運営する幼稚園で講演した際、いずれも昭恵をサポートする政府職員が同行していたことを認めた。また政府は14日の閣議で首相夫人について「首相の配偶者を指す呼称であり、公務員としての発令を要しない。公人とは一般に公職にある人を意味し、(首相夫人は)公人ではなく私人だと認識している」と定義づけた。こちらは公人として振る舞う私人の話。私人なのに公務員の秘書がいたり、都合によっては内閣総理大臣夫人の肩書を自在に使い分ける私人というわけだ。舛添は首相夫人をどう思うのか。
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 私人とはいいがたい行動に内閣として”私人”と言い張る異常さ、
 

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昭恵氏の寄付を否定 官房長官  【東京新聞】

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は十七日午前の記者会見で、「森友学園」の国有地払い下げ問題を巡り、安倍晋三首相の妻昭恵氏が百万円を寄付した事実はないと説明した。「(首相の)事務所を通じて確認をとった結果、領収書などの記録もなく、夫人個人としても寄付は行っていない」と述べた。

 同学園の籠池泰典氏は十六日、参院予算委員会の視察団に対し、昭恵氏が二〇一五年九月に講演で訪れた際、「安倍晋三からです」と言って百万円の寄付をしたと証言。菅氏は同日、首相が寄付した事実を否定する一方、昭恵氏については確認中だと説明していた。

◆14年までの寄付に首相夫妻記載なし 大阪府に提出の名簿

 「森友学園」の籠池泰典氏が、二〇一五年九月に安倍晋三首相の妻昭恵氏から寄付金百万円を受け取ったと主張していることに対し、大阪府の松井一郎知事は十七日、学園が一四年十月までの寄付者を記載し、同時期に府に提出した名簿では寄付行為が確認できなかったと明らかにした。

 松井氏は府教育長から受けた報告として「安倍首相と首相夫人の名前はなかった」と府庁で記者団に説明。一方、「証拠はないが籠池氏は(提出後も)さらに寄付金が集まっていると話している」と述べた。府によると、これ以降は寄付名簿の追加提出はない。

 森友学園が小学校設置認可に向けて府に提出した申請資料が虚偽だった場合は「偽計業務妨害容疑で(刑事)告発を検討している」と言及した。
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 大阪府知事の松井ってバカか、寄付を貰ったのは15年の9月と言っているのに14年の報告書のことを言って何になる。
 あくまでも籠池氏が国会で主張したら払っていないと言う事を安倍首相側が証明しなければならないのでは?
 
 

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東芝に公的資金案 半導体新会社 政投銀など共同出資  【東京新聞】

 経営再建中の東芝が分社化して設立する半導体新会社に、公的資金を投入する案が浮上していることが十七日分かった。東芝と組んで日本政策投資銀行、官民ファンドの産業革新機構といった日本勢が共同出資する形だ。

 政投銀や革新機構は新会社の売却に向けた入札に参加し、拒否権を持つ三分の一超の出資を目指す。東芝が分社化する半導体のフラッシュメモリー事業は国際的に高い競争力があるとされ、日本として関与を続ける価値や必要性があると判断した。

 日本勢には東芝の取引先の参加も検討されている。関係者は「残りの約三分の二の出資を米国の投資ファンドが持つのが理想だ」と述べており、日米連合を組む可能性もある。東芝は新会社の全株を売ることもあり得ると説明しているが、一部を保有し続ける可能性もある。

 入札には米国や台湾、韓国、中国など海外勢の参加も見込まれている。東芝は二十九日に受け付けを締め切り、選定作業を本格化する。
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 政府として金を入れるのは原発をこれからもやらせるために東芝をつぶしたくないと言う事、こうなると東電に続きゾンビが増える。
 公金と言う事は我々の税金、我々の承認を得たうえでやってほしい。


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「稲田防衛相、断言しない方がよかった」山本地方創生相  【朝日新聞】

 (学校法人「森友学園」との関係をめぐり、稲田朋美防衛相の国会答弁が迷走し、大臣の資質が問題視されていると問われ)稲田大臣の資質うんぬんについて、私がコメントする立場にない。ただ、はっきりしないところは断言しない方がよかったと思う。ひと呼吸置いて、不確かなところは、今は覚えていないけれども確認してから(答弁する)、という姿勢が望ましいと思う。(閣議後会見で)
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 まあ普通はこうするけどね、稲田は首相の秘蔵っ子だから。


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昭恵夫人と籠池夫人がメールで連絡と首相  【共同通信】

 安倍首相は衆院外務委で、昭恵夫人が籠池泰典氏の妻、諄子氏とメールで連絡を取り合っていたと明らかにした。
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 どうとらえたらいいの?普通なら親しい間柄ととらえるけど。


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「まごうことなき弾圧だ」 山城博治議長、長期勾留を非難  【琉球新報】

 名護市辺野古の新基地建設や米軍北部訓練場ヘリパッド建設への抗議活動を巡り威力業務妨害や公務執行妨害・傷害、器物損壊の罪で起訴された沖縄平和運動センターの山城博治議長(64)ら3人の初公判が17日午前10時から那覇地裁(潮海二郎裁判長)で開かれた。罪状認否で山城議長は長期勾留を批判した上で「このような状況は許してはならない。まごうことなき弾圧だ」と訴えた。山城議長側は器物損壊については起訴事実を争わないとした一方で、威力業務妨害と公務執行妨害・傷害の罪については無罪を主張した。

 2016年10月17日の器物損壊容疑の逮捕から5カ月身体拘束が続く山城議長に、傍聴席からは「頑張れ」などの激励する言葉や拍手が送られ、潮海裁判長に制止される場面があった。

 それぞれ山城議長らと共謀して犯行に及んだとして、威力業務妨害の罪で起訴された稲葉博さん(66)と公務執行妨害・傷害の罪で起訴された添田充啓さん(44)も無罪を主張した。

 17日は罪状認否と検察側・弁護側の冒頭陳述、威力業務妨害の証拠調べまでが実施された。次回公判は3月27日午後1時半から開かれる。

 初公判には山城議長らを支援する市民らが多く集まり、一般傍聴の22席に対して379人が傍聴を希望した。
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 微罪で長期拘留、裁判が始まっても拘留が解除される見通しは無し。
  




 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長、元防衛大学校人文社会科学群学群長の
    孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 



昨日の神戸
最低気温   5.7度(06:30) 前日差+2.2度)
最高気温  12.3度(14:01) 前日差+0。7度)

  今朝の神戸最低気温   4.5度 (05:58)  3月上旬並み 平年より1.7度低かった
   、

今日の神戸の
   日の出     6時07分 (昨日 6時09分)
   日の入り   18時08分 (昨日18時08分)

       日の出は昨日より二分早く、日の入りは昨日と同じ

       

 北海道東方沖の低気圧が戻ってくる、黄海の高気圧はゆっくり東へこの高気圧の範囲に覆われる。
     
     
 明日の朝、黄海の高気圧が日本を横断し太平洋側に、大陸の高気圧が黄海に、全国的に晴れ。
     
     
 今朝は晴れ、風はないが寒い、午後も晴れ、ちょっと大阪へ。
 今日の神戸の最高気温は12.4度、昨日より0.1度高く平年より0.7度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は2.1度、最高気温は12.0度、夜の気温は5.2度の予報、朝がちょっと寒い。

    
 
 




虚偽答弁で逃げ回る醜態 日本会議総汚職内閣の退陣が急務

2017-03-17 | いろいろ

より

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虚偽答弁で逃げ回る醜態 日本会議総汚職内閣の退陣が急務

 よくぞここまで恥知らずなウソをつけるものである。森友学園問題をめぐる稲田朋美防衛相の国会答弁が、やはり虚偽だったのだ。

 稲田は13日、参院予算委員会で野党議員から、かつて森友学園の代理人弁護士を務めていたかどうかを問われ、「籠池氏の事件を受任し顧問弁護士だったということはない。裁判を行ったこともない」と完全否定していた。ところが14日になって、森友が04年に提訴した裁判の口頭弁論調書の「出頭した当事者等」という欄に、稲田本人の名前が明記されていることがわかったのである。

 公の記録が出てきて万事休すの稲田は、14日の衆院本会議と参院予算委で答弁を撤回し、謝罪。ただしその理由は「記憶違い」として逃げ、不満タラタラなのか、予算委では終始、膨れっ面だった。

 稲田が森友の顧問弁護士だったのではないか、という疑惑は、この問題が表沙汰になった初期の頃から囁かれていたし、日刊ゲンダイを含め多くのメディアが問い合わせ、国会でも何度も追及されてきた。それなのに稲田は、ずっとシラを切り続け、虚偽答弁、虚偽回答を続けてきたのだ。許し難い詐欺師である。

 さらに、稲田と籠池理事長との関係は、代理人弁護士にとどまらない。07年に籠池夫妻から1万2000円の献金を受け取っていたこともバレた。当然、野党は稲田に辞任要求を突き付けたのだが、フザけているのはこれに対する安倍自民の態度だ。菅官房長官は「今後とも誠実に職務に当たって欲しい」と不問に付し、自民党幹部に至っては、「勘違いはある。大した問題ではない」と発言したという。驚くべき感覚である。

愛国教育は立派だと、堂々言ったらどうか

 大臣の国会答弁が、ここまで軽んじられていいのか。あまりに国民をナメていないか。

「親分である安倍首相に、国民の代表である議員に対し誠実に答えるという意識がないのですから、内閣や党全体が国会や国民を軽視するようになるのは当然でしょう。安倍首相は自分の都合が悪くなれば、カッとなって切れる。一昨日も予算委でまた、『事実なら私は辞めます』と口走っていましたが、首相が軽々しく言うことじゃありませんよ」(政治評論家・野上忠興氏)

 安倍は、森友問題が発覚した当初は籠池理事長のことを「私の考え方に共鳴している方」と好意的だったのに、騒ぎが大きくなり、森友の愛国教育に異様な目が向けられると、「非常にしつこい」と切り捨てた。揚げ句には、「私を犯罪者扱いで尋問調に聞くのは、やめていただきたい」などと勝手な妄想でブチ切れ、見苦しい言い訳を繰り返す。

 安倍がこれまでやってきたことを考えれば、本心では「愛国教育」を立派だと思っているのは間違いない。ならばなぜ堂々としないのか。逃げ回るのは、醜悪極まりない。これほど国会、国民を愚弄する内閣がかつてあっただろうか。

「天からのミッション」という戦前崇拝

 安倍は森友学園との関係をなかったことにしたいようだが、そもそも妻の名誉校長就任を認めているのである。国会で「妻から森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしいという話を聞いている」と答弁もしている。森友での自らの講演会も“前向き”に検討していたことを認めてもいる。

 だからこそ、籠池理事長は新設を計画した小学校に「安倍晋三記念小学校」という名称を付けようとしたのであり、安倍と籠池は紛れもなく「共鳴」しているというのが真実だ。それは国会で教育勅語を礼賛した稲田も同じで、いずれも同根なのである。

 その背景には籠池理事長が大阪の幹部を務める「日本会議」の存在がある。第1次政権から安倍が口にしてきた「美しい国」「日本人の誇りを取り戻す」は、もともと日本会議の理念だ。集団的自衛権の行使容認、憲法改正、愛国心教育、“自虐的”な歴史教育の是正、戦後レジームからの脱却――これらの政策もすべて日本会議が提言してきたものである。

 第2次政権で安倍が起用する大臣は、日本会議議連のメンバーがズラリ。つまり、安倍内閣が日本会議内閣なのは明らかであり、今回の森友問題で国民は、安倍とカルト的右翼団体との密接な関係を知ってしまった。

 安倍内閣と日本会議はその方向性が一致し、一体化している。彼らが目指すものとは何か。

 籠池理事長は愛国小学校の設立は「天からのミッション」だと言った。さらに、先週10日の会見では、「明治維新から150年の年に素晴らしい小学校ができ、75年かけて本来の日本の教育に戻していかなければならなかった」と戦前教育への回帰をさらけ出した。戻す? 恐ろしい勘違いである。

 憲法学者で慶大名誉教授の小林節氏がこう言う。

「彼らは明治憲法に戻そうとしているんですよ。私は30年以上前から自民党の憲法調査会や国防部会などに出席してきましたが、そこでは『明治憲法は悪くなかった。軍人がダメだったからだ』という発言がまかり通っていました。我が国には日本国憲法という成文憲法があるにもかかわらず、『そんなもの無視すればいい』『慣習憲法こそが国体(天皇を中心とした秩序)の実態である』として大日本帝国憲法を崇めているのです」

国家に奉仕する臣民づくり

 著書「日本会議の研究」で菅野完氏が日本会議のことを〈日本会議周辺の人々の意識には“国家”しかない〉〈「国家の誇り」が事実より大事〉と断じていた。戦前のように国民に滅私奉公を強要し、国家のための国民をつくり、忠臣愛国を復活させる。それが彼らの願望なのである。

「教育勅語も大日本帝国憲法も敗戦によって廃止されたものです。その事実を忘れてはいけない。特に教育勅語については、『親孝行しよう、兄弟仲良くしよう』などと書かれていることをもって、稲田大臣などは『何が悪いのか』と言っていますが、とんでもない。問題は『12の徳目』とされるものの12番目。〈一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ……〉とある。『何か危険があれば、天皇を守れ』という意味であり、天皇主権の国家に奉仕する臣民を育てるためのものなのです」(小林節氏=前出)

命や人権が蹂躙される

 突如として撤退が発表された「南スーダンPKO」でも安倍内閣は「戦闘」を「衝突」と言い換え続けたり、日報を破棄するなどメチャクチャだった。「昨年9月ごろから撤収を検討していた」にもかかわらず、10月に5カ月の派遣延長を決めたことについて、13日の参院予算委で共産党の山下芳生議員がズバリ核心を突いていた。

「安全保障関連法の最初の発動という実績をいかにつくるかが最大の目的ではなかったか」

 安倍は安保法制を整備し、同盟国とともに戦争できる国になったことを、米国に示したかったのだ。現場が「戦闘」だと日報に書き記しても、安倍政権は無視し続けた。米国にいい顔をするためなら、自衛隊員の命や人権など関係ない。そう思っているのだろう。

 国民が肝に銘じておかなければならないのは、日本会議総汚染内閣がこのまま続けば、命や人権が蹂躙されるのは自衛隊員に限らないということだ。忠臣愛国の全体主義国家ができあがった時、全国民が自衛隊員と同じような目に遭う。それでいいのか。稲田の辞任だけでなく、今すぐ内閣を総退陣させなければ大変なことになる。
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I am not Abe.   安倍首相のツルの一声

2017-03-16 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる。


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 03/16(木)

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収束みえぬ森友問題に顔むくみ 安倍首相にまた体調悪化説  【日刊ゲンダイ】

 「また体調を崩しているようだ」――。「潰瘍性大腸炎」という難病を抱えている安倍首相に再び“体調悪化説”が浮上している。近くで見ると顔はむくみ、極端に顔色が悪いという。

 「安倍首相はストレスがかかるとすぐに具合が悪くなる。野党から攻撃されることがよほどストレスなのか、国会会期末の6月になると必ずと言っていいほど体調を崩してしまう。今年はまだ3月ですが、早くも調子が悪そう。国民の目があるところでは元気に見せていますが、身内の会合などでは背もたれに首を乗せてつらそうにしている。野党の質問にすぐキレるのも体調が悪く、ガマンが利かないからでしょう」(自民党関係者)

 体調悪化の原因は「森友問題」を連日、国会で追及されていることだ。周囲が懸念していることは、安倍首相の場合、ストレスを発散できないと持病の「潰瘍性大腸炎」を再発しやすいことだ。子どもの頃からテストがあると持病が再発したと本人が語っている。症状が悪化すると血便と下痢が続き、1日に10~20回もトイレに駆け込むことになる。

■薬の副作用の可能性も

 「総理がイライラを強めているのは、昭恵夫人に足を引っ張られたという思いがあるからのようです。野党からは“アッキード事件だ”と攻められている。閣僚のスキャンダルには慣れっこですが、身内が原因になったことをストレスに感じているのでしょう。家に帰っても、母親の洋子さんから昭恵さんへの愚痴をこぼされ、気が休まらない。いつ森友問題が収束するのかみえないこともストレスになっているようです」(官邸事情通)

 深刻なのは、クスリが効かなくなったのではないかとみられていることだ。難病指定されている「潰瘍性大腸炎」は、完治することはなく、安倍首相は特効薬「アサコール」を服用して症状を抑えている。処方箋には「平常時」は1回2錠服用となっているが、1回3錠服用することもあるという。さらに、最近はステロイドも服用している、といわれている。ステロイドは強い副作用があるだけに、それが体調を悪化させている可能性もある。

 「安倍首相は大好きなゴルフをやり、外遊するとストレスが発散されて元気になる。安倍官邸は、どんなに批判されても、外遊日程とゴルフ日程を確保するつもりです」(政界関係者)

 あと一つスキャンダルが発覚したら、持病が悪化して政権を放り投げた第1次政権の時の再現もあるのではないか。
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 これだけ責められても投げ出さないのはなんだろう、もっとしつこく攻めないと。
 


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安倍首相のツルの一声 「加計学園ありき」の獣医学部新設  【日刊ゲンダイ】

 安倍首相の40年来の「心の友」、加計孝太郎氏が運営する学校法人「加計学園」に、なぜか今治市から広大な市有地が無料で譲渡された一件は、国会でも取りあげられはじめた。

 「『タオルと造船の町』に獣医学部……。つながりがさっぱり分からないね」――。岡山市の「加計学園」が運営する岡山理科大の獣医学部新設用地として、およそ36億円の市有地16.8ヘクタールを「無償譲渡」する今治市。突然、決まった大学設置に対し、首をひねる市民は少なくない。

 確かに市は1970年代から、大学誘致を模索していた。2000年代初めには、進出候補の具体的な名前に「松山大学」(松山市)が挙がった。しかし、「松山大学」の話は頓挫し、代わって07年ごろから、進出に強い意欲を示していたのが「加計学園」だった。元市議がこう明かす。

 「市は全国の学校法人に進出を打診したが、うまくいかず、造成した土地の塩漬けもやむを得ない――と諦めていた時に現れたのが『加計学園』だ。市の当時の説明では、『獣医学部は10倍以上の競争率があり、学生が集まりやすい』でした」

 市は、構造改革特区を利用して国に獣医学部の誘致を認めるよう15回も申請。しかし、日本獣医師会が「現状で獣医師は充足している」と反対を唱えたほか、国も「獣医師の供給不足は起きていない」(08年3月)と、ことごとく却下してきた。

 そんな状況が一変したのが安倍政権の登場だ。16年1月、安倍政権は広島県と一体で今治市を国家戦略特区に指定。さらに、11月の国家戦略特区諮問会議で、安倍首相が「広域的に獣医師を養成する大学の存在しない地域に限り、獣医学部の設置を可能とするための関係制度の改正を直ちに行う」とぶち上げたのだ。前出の市議は、ここに「カラクリがある」と言い、こう続ける。

 「『国は事業者を公募した』と説明しているが、すべての条件をクリアできる学校法人は事実上、以前から今治進出に積極姿勢だった『加計学園』しかありませんでした。そもそも、事業者の公募は、今年1月4日に告示され、締め切りは1月11日でした。わずか10日足らずですよ。他の学校法人が手を挙げられるはずがありません」

 つまり、安倍首相のツルの一声がきっかけで、“お友達”の学校法人は広大な公有地をタダで手に入れることになったということだ。(つづく)
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 公募の帰還がわずか10日ほど、これじゃ資料の作成もできないわ。
 


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「印象操作」は誰のおはこだ=青木理  【毎日新聞】

 現首相は最近、「印象操作」という言葉にこだわりがあるようです。たとえば、国有地が超格安で売却された大阪の学校法人・森友学園をめぐる多数の疑惑。妻の名誉校長就任がなんらかの影響を及ぼしたのではないか、などと国会で問われると、首相は声を荒らげてこう答弁しました。

 「事実がないのに、まるで事実があるかのように言うのは、これは典型的な印象操作なんですよ」「一生懸命に印象操作をされてますが、本当に何もないんです!」

 辞書をめくると、「印象」は「見たり聞いたりしたときに対象物が人間の心に与える感じ」、「操作」は「機械・器具などを動かして、作業させること/自分に都合の良い結果が得られるように手を加える」(『大辞林』)とあります。つまり「印象操作」とは「見たり聞いたりした時に与える感じを、自己に都合よく手を加える」といった意味になるでしょう。

 ここで僕は、はて?と首をひねるのです。その「印象操作」を縦横に駆使してきたのは、むしろ政権の側ではありませんか、と。

 いわゆる安保関連法制について、反対を訴える人々は「戦争法」と呼びました。僕は使いませんが、これまでできなかった集団的自衛権の行使を一部容認し、駆けつけ警護なども可能になったのですから、「戦争」の現場に一歩近づいたのは間違いない事実。しかし首相は「平和安全法制」なのだと主張しました。まさにこれ、「見たり聞いたりした時に与える感じを、政権に都合よく手を加える」ものでしょう。

 そんな例は枚挙にいとまがありません。戦後日本が長く堅持してきた「武器輸出三原則」を事実上葬った際、これに代わる新ルールを政権は「防衛装備移転三原則」と名づけました。最近では、今国会に提出された「共謀罪」法案を政権は「テロ等準備罪」と命名しています。しかし、実際の法案に「テロ」の文言は一つもなく、それを指摘されると慌てて修正する始末。典型的な「印象操作」であることの証左でしょう。

 自分たちが盛んに駆使してきたから、つい「印象操作」という言葉が口を突いて出てしまう--そんな皮肉を言いたくもなります。
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 執拗に声を荒げて反論するのはうしろめたいところがあるからじゃないか、一般的にはそういう印象。
 


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「日本全体で考えないと」 学生らがゲート前訪問 辺野古新基地建設  【琉球新報】

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に反対する市民らは15日午前、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で約200人が座り込んだ。午前11時半までに資機材の搬入は行われていない。この日は毎週水曜の拡大行動日となっており、県内外から集会への参加が相次いだ。普天間飛行場周辺で育った若者や県外から沖縄への関心を寄せる大学生らも訪れ、市民らの話を聞いていた。

 ゲート前を訪れた専修大学4年の渡辺翔太さん(22)は「沖縄は日本で一番理不尽なことが起こっている所だと思う。(沖縄の基地問題は)沖縄だけでなく日本全体で考えないといけない」と強調した。

 宜野湾市出身の東京大4年の男子学生(23)は「普天間飛行場の近くで育ったけど、移設問題には関心がなかった。どういう人がどういう思いで反対しているのかを聞き、自分の考えを持ちたい」と足を運んだ理由を語った。

 一方、大浦湾海上では大型クレーン船2隻が稼働し、汚濁防止膜の設置作業が行われている。建設に反対する市民らは抗議船4隻、カヌー約15艇で抗議行動をしている。午前8時ごろに長島付近でフロートを超えて抗議したカヌー2艇が一時拘束された。
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 若い人が真剣に現地を見ることはいいこと。
 

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オスプレイは“空飛ぶ恥”  【週刊 金曜日】
 黒島美奈子・『沖縄タイムス』記者

 つぶの一つ一つにさわれそうなゴーヤーや、花びら1枚1枚がピンと張ったアザミ。植物をモチーフにした繊細な水彩画の作者は、沖縄で暮らして20年になるという奥西眞澄さん(77歳)だ。航空自衛隊の元パイロットで、約30年間、民間航空会社のパイロットをも務めた経歴を持つ。今年1月に「オスプレイを斬る」の題名で紙芝居を披露し話題を呼んだ。

 「みなさん、飛行機が羽ばたくことを知ってますか?」。航空力学の知識を駆使し、オスプレイの構造をコウモリや竹とんぼになぞらえて解説する。「分かりやすい」と評判で講演の依頼が舞い込んでいる。2月中旬に初めて会った日にも、その携帯電話に、紙芝居を譲ってほしいとの依頼が寄せられていた。

 奥西さんは広島県呉市出身。商船大学への進学が決まっていたが「模擬試験代わりに」と友人に誘われ空自を受験したのが入隊のきっかけだ。一緒に受けた7人のうち合格したのは奥西さん含め2人だけ。入隊後は、戦闘機の操縦に必要な数学・物理・英語の履修を徹底させられた。テストの出来が悪いと除隊もあったといい、当初180人余の同期は2年目が終わるころは70人余に。奥西さんは、同期で数人というテストパイロットになるほどの優秀さだった。

 「戦闘機はスポーツカーのようなもの」と言う。夢中になるのに時間はかからなかった。特にテストパイロットの仕事はやりがいがあった。操縦にたけたテストパイロットが「安全」と判断して初めて、他のパイロットが操縦できるようになる。危険な仕事だが手当は当時1日200円だった。「命を懸けてこの額か」と皮肉ったこともある。それでも操縦できる喜びが勝った。34歳で空自を後にしたのは、地上勤務に配属されたことが理由だった。空の仕事を求めて民間航空会社に入社した。

 温暖な気候にひかれ沖縄で暮らすようになったのは55歳のころ。61歳でパイロットを退職。8年前に脳梗塞から失語症を発症した。当初は、病室で医師の問いかけに答えようとしても声が出ず、絶望感を味わった。リハビリに始めたのが描くことだった。

 日常を取り戻し始めたころ、米軍普天間飛行場へのオスプレイ配備を知った。戦闘機のパイロットだった経験から、構造上の問題には早くから気づいた。「オスプレイは、パイロット仲間には“空飛ぶ恥”と呼ばれている。買うのは世界中探しても日本ぐらい」。

 昨年、いつも参加する模合(沖縄での頼母子講)でオスプレイの話をしたら「危険性がよく理解できた」と好評だった。得意な絵と一緒に説明すればさらに分かりやすくなるのではないかと、切り絵の紙芝居を作成した。

 失語症の影響で以前のようにはしゃべれない。早口でのやりとりは苦手なので、あらかじめ台本を作成して臨む。披露する前日は何度も練習を重ねるという。「そこまでしてなぜ訴えるのか」という問いへの答えが印象的だった。

 「沖縄風に言えば『ワジワジー』(怒り心頭に発)している。自衛官の安全と命を政府は何だと思っているのか」

 危険なオスプレイの導入、「戦闘」のある海外への派遣……。「国を守ると言いながら、国民を危険に晒す行為だ」。元自衛官の奥西さんの言葉が重い。
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 元自衛隊戦闘機のテストパイロット、民間航空のパイロットだったからこそ言える話、説得力があるだろう。
 
 

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森友小に「安倍首相寄付金」 籠池氏、与野党と面会  【東京新聞】

 大阪市の学校法人「森友学園」理事長退任の意向を示している籠池泰典氏は16日、設置認可申請を取り下げた小学校に関し「安倍晋三首相からの寄付金が入っている」と述べた。国有地払い下げ問題に絡み、大阪府豊中市の小学校用地を視察した参院予算委員会の山本一太委員長と与野党理事らに対して述べた。

 これに先立ち、山本委員長らは大阪府庁と財務省近畿財務局、国土交通省大阪航空局を訪れ、関係者へのヒアリングをそれぞれ実施した。

 府は、小学校の設置認可などを巡り、近畿財務局とやりとりが複数回あったと説明した。
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 与野党と言っても自公からは山本委員長だけ。


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公明「共謀罪」了承 21日にも閣議決定  【東京新聞】

 公明党は16日の中央幹事会で、共謀罪の構成要件を変えた組織犯罪処罰法改正案を了承し、党内手続きを終えた。自民党は既に了承しており、17日に開かれる与党政策責任者会議で与党の審査は終了。21日に閣議決定される見通し。

 公明党の漆原良夫中央幹事会会長は16日の記者会見で「(犯罪成立に)客観的な行為を要求したことで歯止めがかかった。罪数も縮減できた。国民の理解は得られる」と述べた。

 改正案は「共謀罪」の適用対象を「組織的犯罪集団」と規定し、現場の下見や資金調達など犯罪の「準備行為」があった場合に処罰される。
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 公明は何を自民に握られているのか、創価学会の初代会長(牧口常三郎氏)は治安維持法で検挙され獄死している、共謀罪に対しては一番神経を使う政党かと思ったが。
  

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翁長沖縄知事、辺野古工事の差し止め訴訟を検討 無許可の岩礁破砕に対抗  【沖縄タイムス】

 沖縄県の翁長雄志知事は16日午前、県庁で記者会見し、国が県から岩礁破砕の許可を得ずに名護市辺野古の新基地建設工事を進めようとしていることに対抗するため、工事の差し止め訴訟を検討していると明らかにした。岩礁破砕の許可が切れる4月1日以降、県の調査で国による岩礁破砕行為が確認でき次第、提訴に踏み切る方針だ。

 訴訟に前後し、国に工事の中止を求める行政指導や、県漁業調整規則違反による告発など複数の対抗策も検討する。

 知事は破砕許可が必要ないとする水産庁の見解を疑問視し「長年示され続けた見解が、辺野古案件のために恣意的に変更されたとしか受け取れない。法治国家とほど遠く、国の二重基準と強硬な姿勢が浮き彫りになった」と批判した。
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 どうもこの知事は信用ならんな、まずやるべきは「撤回」だろう。
 岩礁破壊なんかで提訴しても安倍自公政権に言われれば裁判所は政権側だよ。





 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長、元防衛大学校人文社会科学群学群長の
    孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



昨日の神戸
最低気温   3.5度(06:45) 前日差-2.2度)
最高気温  11.6度(13:21) 前日差-1。7度)

  今朝の神戸最低気温   5.7度 (06:30)  3月中旬並み 平年より0.3度低かった
   、

今日の神戸の
   日の出     6時09分 (昨日 6時10分)
   日の入り   18時08分 (昨日18時07分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日より一分遅く

       

 太平洋側の低気圧は北海道東方沖がほとんど停滞であとは黄海の高気圧に覆われる。
     
     
 明日の朝、太平洋側北海道東沖の低気圧はだいぶ離れる、高気圧はゆっくりと黄海へ、その関係で全体的に晴れる。
     
     
 今朝はくっきり晴れ、風が少しあり寒い、午後も晴れだが少し風があり寒かった。
 今日の神戸の最高気温は12.3度、昨日より0.7度高く平年より0.7度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は1.9度、最高気温は12.5度、夜の気温は4.5度の予報、朝がちょっと寒いか。

    
 先日新わかめを酢味噌で、いかなごのしんこの釜揚げを生姜醤油で食べた。
 いかなごのしんこは不漁で値段が3倍くらいらしい。

 




ヒトラーを真似て支持率に執着する安倍政権の衆愚操作  (抄)  Plus

2017-03-16 | いろいろ

ジャーナリスト田中良紹氏のヤフーニュースのコラムより

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ヒトラーを真似て支持率に執着する安倍政権の衆愚操作

 「またか」と思わせる安倍政権の衆愚操作である。政権を直撃している森友学園問題から国民の目をそらすように、安倍総理は唐突に南スーダンから陸上自衛隊を撤退させる方針を発表した。

 「またか」というのは、昨年暮れにもオバマ政権の逆鱗に触れて政権の支持率に影響が出かねないと思われた時、安倍総理は唐突に真珠湾訪問を発表して「反戦平和」を金科玉条とする国内の大衆心理に迎合しようとした(2016年12月5日ブログ「オバマ政権の怒りに触れ真珠湾訪問のカードを切った安倍総理」)。

 しかし安倍政権の目的は都合の悪いことから国民の目をそらし、支持率の維持だけを考えているため、政策的に一貫した考えがあるわけではない。その場しのぎのポーズに過ぎないことが見え見えなのだ。

 ただ「反戦平和」を念仏のように唱えれば世界は平和になると考える大衆には、時折その気持ちに寄り添うポーズをして見せることが有効な操作方法になることを安倍政権は知っている。

 それはかつてヒトラーが用いた政治手法そのものである。ヒトラーは政権を獲得すると「平和演説」を行って諸外国に好感を与えると同時に、第一次大戦で敗れたドイツ国民の「反戦平和」感情を取り込むことに成功した。

 そしてヒトラーは中央銀行総裁のシャハトと組んで経済再建に乗り出し、平和の祭典オリンピックに力を入れ、第一次大戦後のドイツ民主化によって力を得た既成勢力と敵対しながら財界、官僚、軍部など伝統的エリート層と友好関係を結んだ。

 そのヒトラーが最も力を入れたのは国民の支持率である。そのため「失業」の撲滅、アウトバーン建設など公共事業の拡充、そして「強いドイツを目指す」ことを宣伝し、「民衆宰相」、「平和愛好家」のイメージを植え付け、人気の度合いを測るため国民投票を4度も行った。

 かつて麻生副総理は「ナチスの手口を真似たらどうか」と発言したことがあるが、フーテンに言わせれば安倍政権は十分に真似している。黒田日銀総裁と組んでアベノミクスの幻想を振りまき、東京オリンピックは自分が主役とばかり力を入れ、戦後民主化政策の影響を受けたメディアを潰し、財界、官僚、軍部などの伝統的エリート層と友好関係を結んでいる。

 そしてヒトラー同様に支持率には異常なほど気を遣う。それが昨年末の真珠湾訪問や今回の南スーダンからの自衛隊撤退のように「反戦平和」感情に寄り添うポーズとなるのだが、しかし安倍総理は天才ヒトラーにはなれない。そう思わせるのが昨今の情勢である。

 ヒトラーはシャハトと組んで経済再建に成功したがアベノミクスは「まだ道半ば」と言うしかない。東京オリンピックの主役の座も小池百合子東京都知事という「壁」が現れた。そして森友学園の問題から目をそらせようと発表された南スーダンからの自衛隊撤退は、あまりにもタイミングが露骨すぎて逆に問題の深刻さを浮き彫りにしている。

 フーテンは森友問題が国会で取り上げられた直後に、問題の小学校には認可が下りず、籠池理事長を「トカゲのしっぽ切り」をすることで問題を終息させるだろうと思った。それ以外に安倍政権が存続できる方法はないと思われたからである。

 ・・・・・。





別Webより  Plus

 2月17日の衆議院予算委員会で民進党が不可解な国有地払い下げ問題を追及した時、安倍総理は籠池理事長を自分の考え方に共鳴してくれる人物と好意的な見方を示し、夫人も教育熱心さに打たれて名誉校長を引き受けたと答弁したが、同時に「国有地払い下げに関りがあったら総理大臣も衆議院議員も辞める」と強すぎる否定をしたことでフーテンに「おっ!」と思わせた。

 そして1週間後には小学校の名誉校長であった昭恵夫人が辞任し安倍総理の答弁も一転する。夫人は無理矢理名誉校長を引き受けさせられ、自分にも「しつこく」講演依頼をしてきた人物として籠池理事長を非難した。そこでフーテンは「トカゲのしっぽ切りになる」とブログに書いた。(2017年2月25日ブログ「隠蔽」と言われて気色ばみ逆に「隠蔽工作」を感じさせた安倍総理)

 籠池理事長には然るべき利益を約束して表舞台から消えてもらうシナリオが作られているはずだと思った。一方で問題の中枢にいるのは安倍総理夫妻だけではない。森友学園の教育方針を評価し「認可適当」と判断した大阪府の松井一郎知事がどうなるかという問題もある。すると松井知事は猛然と籠池理事長を攻撃し始め、これで「しっぽ」は籠池理事長ただ一人と思わせた。

 ところが3月9日に「しっぽ」が反撃に出てフーテンはシナリオが未完成であることを知った。報道陣の前に姿を現した籠池理事長は「大阪府の認可」をあくまでも求め、インターネットにも30分ほどの動画映像を投稿して「しっぽ切りはやめてほしい」と訴えた。そして仲間であるはずの稲田防衛大臣が「10年前にしか会っていない」と言ったことや、安倍総理の「しつこい」発言を非難したのである。

 これでは国会の参考人招致を与党が認めることは出来ないはずである。安倍政権は籠池理事長というトラを野に放ってしまったのだ。しかしその翌日に籠池理事長は一転して大阪府に対し小学校設立申請を取り下げ、安倍政権の意向に沿う形を取りながら、夕方に記者会見を行うことになった。

 するとほぼ同じタイミングで安倍総理が「ぶら下がり」という緊急時に行う記者会見スタイルで、南スーダンからの自衛隊撤退を発表した。どこから見ても籠池会見の注目度を下げさせようとする発表の仕方である。

 自衛隊の撤退は昨年9月から政府内で検討されていたと後付けで言うが、国会では撤退する必要はないとの認識を示しており、説明はちぐはぐである。総理日程から分かるのは籠池理事長が反撃の姿勢を見せた9日の夕方5時22分から1時間半ほどNSC(国家安全保障会議)が開かれ、翌10日の籠池理事長の会見が始まった直後の夕方5時51分から再びNSCが10分ほど開かれ、6時05分から安倍総理は「ぶら下がり」で自衛隊撤退を発表した。

 また8日の日程を見ると夕方5時前から40分ほど国家安全保障局長、内閣情報官、外務省総合外交政策局長、防衛省防衛政策局長、統合幕僚長による会議が行われているので撤退方針はそこで決められた可能性が高い。つまりその頃から急きょ撤退方針を発表する事を考え、籠池理事長に申請取り下げをさせる日に発表することを考えたとみられる。

 それほどに森友学園問題は安倍総理にとって致命的な問題であるということだ。しかし籠池理事長の会見を見るとシナリオはまだ未完成のままのようだ。小学校設立の申請を取り下げることは承諾したが、校舎の解体に応ずる考えはなく、本人はあくまでも開校延期と主張している。従って森友問題は幕引きにならない。

 しかも「第二の森友」と言われる問題も明らかになった。こちらは安倍総理の長年の友人が経営する大学に37億円の価格のついた市有地が無償で譲渡され、その学校法人が経営する保育園の名誉園長を昭恵夫人が務めているという。森友学園と同じ構図なのだ。従って問題が終息することにはならない。

 さらに「蜜月」とか「満額回答」と衆愚が喜んだ米国のトランプ政権との関係も喜んではいられない。ロス商務長官は記者会見で「日米の貿易協定は優先度が高い」と述べ、二国間交渉で農産物の市場開放を要求する姿勢を明らかにした。「ネギ鴨外交」は国益にならないことの証である。4月から始まる麻生副総理とペンス副大統領の経済対話が思いやられる。

 トランプ大統領によるゴルフ接待は何を生み出したのか、安全保障で米国は100%日本の側に立つと言われても、米国議会を10年余見てきたフーテンは100%その言葉を信ずる気になどならない。政治家の言葉を信用する人間はただの「お人好しに過ぎない」ことは世界の常識である。

 安倍政権は追い詰められてきた。そして追い詰められてくれば国民に支持されそうなカードを次々に切ってくる。それが国益になるかと言えばそれはまた別の話である。それよりも夫婦そろって「お友達」に利権を与えるような政治、仲間内の思想を優先しそれを広めるために国民の税金を使い捨てにする政治が目の前にある。それを何とかしなければこの国に未来はないとフーテンは考える。
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I am not Abe.   ウソ答弁撤回も食い違う

2017-03-15 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる。


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 03/15(水)

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ウソ答弁撤回も食い違う 稲田大臣と籠池理事長ホントの仲  【日刊ゲンダイ】

 もはやシラを切り通せない。13日、ネット上に公開されたインタビュー動画で、「森友学園」の籠池泰典理事長が「稲田防衛相が顧問弁護士でした」などと“爆弾”証言。森友学園が起こした民事訴訟の口頭弁論に出廷したことを示す裁判記録まで飛び出した。稲田は「裁判を行ったこともない」と全面否定した自身の国会答弁を撤回。窮地に追い込まれている。

 籠池氏のインタビューは「日本会議の研究」の著者の菅野完氏が12日に実施。約25分の動画形式で、13日公開された。その中で籠池氏は「10年前から全くお会いしていない」と自分との関係を否定する稲田大臣に明らかに怒っている様子。「稲田防衛相とは旧知の仲です。10年も20年も会っていないというのは、籠池の実像を悪くしている気がする」と不満を漏らし、「2年前かなあ、1年ほど前かなあ、いわゆる業界筋の会合で、自民党会館でもお目にかかりました」と暴露した。

 籠池氏は腹をくくったのか、「衆議院議員になられる前から(私の)顧問弁護士でした」とも証言。稲田大臣の夫が塚本幼稚園の顧問弁護士だったことはすでに一部で報じられているが、菅野氏が「(稲田大臣)本人も?」と確認すると、籠池氏は「そうそう。ご主人の稲田龍示先生と、朋美先生と、それともう1人か2人かいらっしゃったか、その時の私に対する弁護士でした」と認めた。

 インタビューを受けて民進党の小川敏夫議員が13日の参院予算委員会で稲田大臣を追及。当初、「顧問になってもらった」とする籠池氏の主張を「まったくの虚偽」と突っぱねていたが、小川議員に〈森友学園 訴訟代理人弁護士稲田朋美〉と書かれた05年10月11日付の民事裁判の準備書面を突き付けられると、稲田大臣の顔はみるみる青ざめ、「(夫との)共同事務所なので、連名で(訴訟書類を)出すことはある」と絞り出すように言った。その上で「弁護士の仕事は属人的なもの、私は森友の事件を受任したことも法律相談を受けたこともない」と強弁した。

 籠池氏をインタビューした菅野完氏は稲田大臣の主張をどう聞いたか。

 「まったく意味が分かりません。共同事務所だろうが、弁護士の仕事が属人的なものだろうが、訴訟代理人を引き受けたのが事実なら、その点は潔く認めた方がいい。私は籠池理事長の主張の全てが正しいとは思っていませんが、彼の悔しさみたいなものをインタビューを通じて感じました。昵懇な間柄と信じていた相手に後ろ足で砂をかけるように去られてしまったのだから、当然の感情かもしれません」

 籠池氏が1、2年前に会ったと証言していることについても、稲田大臣は「記憶にありません」ととぼけた。

 日刊ゲンダイは国会の稲田朋美事務所に対し、①稲田大臣は森友学園の顧問弁護士を務めたことがあるか②籠池氏に10年間まったく会ってないとする国会証言は事実か──以上2点を質問したが、期日までに回答はなかった。

 やはり、2人の“ホントの仲”をハッキリさせるためにも籠池氏の参考人招致が急務ではないか。
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 安倍も稲田も同じ穴の狢、倫理観と言うものが皆無、他の自公政治家も同じような物かも。
 


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譲渡ありき…ベテラン市議も面食らう“フルスピード採決” またアベ友に…第2の森友の現場を追う  【日刊ゲンダイ】

 愛媛県の北東部に位置する今治市。「タオルと造船のまち」で知られる瀬戸内ののどかな田舎町に今、激震が走っている。きっかけは、およそ36億円相当、16.8ヘクタールもの広大な市有地をある大学の獣医学部新設用地に「無償譲渡」することが決まったからだ。

 大学の設置者は岡山市の学校法人「加計学園」。理事長の加計孝太郎氏(65)は、安倍首相の“ゴルフ友達”として知られる。理事長と安倍夫妻の関係が国会で取り沙汰されている森友学園への国有地払い下げ問題と同じ構図で、市民から「ウラがあるのでは」と疑問の声が上がる。“第2の森友”の現場を追った。

 3月上旬。JR今治駅から車で北西方面に走ること約10分。目に飛び込んできたのは、山を切り崩して造成したとみられる広大な土地だ。岡山理科大が7番目の学部として獣医学部を開設する「今治キャンパス」(仮)の建設予定地である。

 道沿いには工事の標識が立てられ、すでに一部の重機が稼働していた。市議会で土地の無償譲渡が決まってから、1週間も経たないうちのスピード着工。あまりに手際が良過ぎる。市議のひとりがこう憤る。

 「とにかく、『設置ありき』で物事が進んでいる。今治市の市長・市議選が2月5日に行われ、新たな市議が初登庁したのが20日。同日付で、突然、加計学園に土地を無償譲渡する『議員協議会資料』と題したペーパーが配られ、3月3日の議会初日には、無償譲渡に関する議案が上程されて可決だ。何が何だかわからない。ベテラン議員も『今治で20年以上やっているが、こんなに大きな案件を議会初日に採決したのは初めてだ』と驚いていた。40億円近い市の財産をタダで差し出すのだから、普通は一般質問で細かなやりとりをしたり、委員会に付託したりする。あまりに強引な進め方で、とても民主主義とは言えない」

 大学誘致は市の長年の課題だった。とはいえ、一般会計の予算規模が約815億円(17年度)の市にとって、40億円近い市有地を民間にタダで差し出すのは尋常ではない。しかも、市と県で計96億円を限度額に施設整備費まで負担するオマケ付き。森友問題の「国有地8億円値引き」も吹っ飛ぶ破格の金額だ。なぜ、こんな異例の学校設置がトントン拍子で決まったのか。調べると、森友問題と同様、今治のケースでも「安倍人脈」の存在が次々と浮かび上がってくるのだ。(つづく)
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 これから始まる加計=安倍疑獄、あまりにもあからさまな友達政治。
 


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国会と府議会で違い 籠池氏招致に維新の会“二枚舌”の理由  【日刊ゲンダイ】

 大阪府議会が籠池理事長に振り回されている。13日朝、野党第1党の自民府議団に「参考人招致に応じる」と回答していた籠池氏。午後には一転して「今は答える時期ではない」と出席を断ってきた。すると、自民府議団は参考人招致をアッサリ断念。府議会での真相解明は遠のいてしまった。

「一番ホッとしたのは大阪維新の会ではないでしょうか」(府議会関係者)

 維新は国会では籠池氏の参考人招致に賛成しているが、なぜか府議会での招致には慎重だった。自民府議団が招致を進めていた際も、「(籠池氏は)来ないという情報がある。正式協議はこれからです。絶対反対とは言わないが、党としての態度は決めていない」(維新府議)と歯切れが悪かった。それもそのはず、府議会で籠池氏にペラペラしゃべられると、維新が“火だるま”になる可能性が高いのだ。

「府議会の関心は、もっぱら小学校の認可申請の問題です。2015年1月、スピード審議で森友学園に『認可適当』を出した当時の認可権者は維新の松井府知事でした。それに、答申を出す私学審議会の委員は府議が1人入る慣例なのですが、当時は維新の横倉廉幸府議がメンバーだった。維新自身が認可問題の核心にいるわけで、籠池氏招致は避けたかったのでしょう」(前出の府議会関係者)

 国会なら籠池理事長を招致しても、メーンは国有地払い下げ問題。維新に火の粉は降りそうもない。だから国会招致は賛成できたというわけだ。

 この“二枚舌”は自民党にも当てはまる。府議会で籠池氏招致に積極的だった自民は、国会では一転して難色。両党とも世論を気にして、ヤケドをしない範囲で「解明に積極的」というポーズを見せようとする魂胆がミエミエだ。

 ちなみに、国会、府議会ともに公明党は「籠池氏招致反対」を貫いている。一体、何を意味するのか。
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 大阪維新は認可にかかわる主役、公明は国会では国交省大臣、大阪では校舎建設に関してりそなが融資している。
 元国交省大臣故冬柴氏の息子が元りそな、そして疑惑の9月に安倍が大阪入りして食事をしたのが冬柴息子の店。
 どちら転んでも公明はうしろめたい事ばかり。
 

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嵐去るの待つ公明と維新  【日刊スポーツ】

 ★森友学園疑惑は、学園が小学校開校を取り下げたり理事長が退任して「一気に幕引きムード」(野党国対)にしようとしているが、疑惑の根本が晴れたわけではない。ことに嵐が過ぎ去ることを願い、ずっとほおかむりをしていた節のある政党が2つある。

 ★その1つが公明党だ。与党の首相・安倍晋三夫妻や国有地払い下げで本来ならば副総理兼財務相・麻生太郎らが当事者だったわけだが、野党が主に首相夫妻をターゲットにしたため、首相の疑獄のように扱われているが、この内閣の中枢2人の責任が問われた疑惑の中で、公明党はだんまりを決め込んだ。公明党が関与していたというわけではない。しかしこの疑惑を国会で質問した議員も皆無、3月1日から開会している大阪府議会でも、大阪維新の会や自民党ですら質問しているにもかかわらず、公明議員4人全員が全く触れないというありさまだ。いくら与党の一角を占めているとはいえ、一切無視する態度が政権をチェックすると豪語する公明党の態度なのかといえば「何か重大な疑惑隠しをしているのではないか」(野党追及プロジェクトチーム)と勘繰りたくなるが、ただの“下駄(げた)の雪”で何があっても付いていくというならとんでもない話だ。

 ★そして維新の会の対応だ。一連の森友疑惑について元大阪市長・橋下徹の発言は歯切れが悪いが9日、ツイッターに「(森友学園)大阪市長のときに株式会社立の高校を市内に誘致しようとした。当時の北区長からの要望。区長は事業者から要望を受けていた。大阪府私学課は私学設置基準を基に明記されていない財務状況を理由に猛反対。しかし同時期に森友へ条件付き認可。この対応の違いはなんだ? おかし過ぎる」と無関係を示唆。また府知事・松井一郎は「私学課を呼ぶならもう僕の時代なので僕を呼べばいいじゃないか」と府の私学課長の参考人招致をかたくなに拒み、それなら自分が出るという不自然さ。脛(すね)に傷でもあるのだろうか。
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 先の記事とほぼ同じ、どちらも悪、通り過ぎるのを鳴りを潜めているだけ。
 


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森友問題で答弁ぶれる稲田氏 発言しては修正  【東京新聞】

 稲田朋美防衛相は十四日の衆院本会議で、大阪市の学校法人「森友学園」が起こした二〇〇四年の民事訴訟に、自身が原告側代理人弁護士として出廷したことが確認できたとして、学園の訴訟への関与を否定した十三日の参院予算委員会での発言を「記憶に基づき答弁した。訂正し、おわびする」と撤回し、謝罪した。辞任はしない考えを示した。発言しては修正する繰り返しに、野党側は稲田氏に閣僚の資質がないとして辞任を要求した。

 安倍晋三首相は衆院本会議で、稲田氏について「しっかり説明責任を果たし、今後とも誠実に職務に当たってもらいたい」と述べ、続投させる考えを示した。

 本会議後の参院予算委員会で、稲田氏は学園の理事長退任を表明した籠池(かごいけ)泰典氏が、〇七年に稲田氏の政治資金パーティーに出席していたことを認める一方、「それ以外の献金の記憶がない」と説明した。

 だが、民進党の風間直樹氏が、籠池氏夫妻が〇七年に稲田氏の政治資金管理団体に個人献金していたと指摘すると「記憶にないが、指摘するのであれば、そうではないか」と述べた。

 当時の政治資金収支報告書によると、籠池氏は幼稚園園長、籠池氏の妻は副園長の肩書でそれぞれ六千円を献金した。

 稲田氏は、夫が〇四年十月から〇九年八月ごろまで、籠池氏と顧問弁護士の契約を結んでいたことも認めた上で、自身も弁護士事務所の一員であるとして「責任が全くないとは言えない。私と全く関係がないということではない」と述べた。

 森友学園が起こした〇四年の民事訴訟については、第一回口頭弁論に稲田氏が出廷したことを示す裁判所作成記録があることが明らかになった。

 民進、共産、自由、社民の野党四党は十四日の与野党国対委員長会談で、稲田氏の答弁は虚偽だったとして辞任を要求。自民党側は「故意にうそをついたのではない」として応じず、籠池氏の参考人招致も拒否した。
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 嘘をついても訂正して謝罪すれば何でも済むのなら「嘘つき」と言う言葉が死語になると言うツイッターがあった。
 この人単なるあほかと思っていたがたちの悪い嘘つきだった。
 答弁するにしても「調べたうえでお答えします」とすれば炎上することもないのに、安倍首相の真似をしたのか強気一辺倒で結果陥没。
 
 

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うそつき大臣かばう内閣の限界  【日刊スポーツ】

 ★森友学園疑惑は、図らずも政権の脆弱(ぜいじゃく)性を知らしめる結果となった。首相・安倍晋三に当初、政治的な関与が取り沙汰され、野党は色めき立った。首相は疑惑発覚直後に、進退に言及したことも中長期的には大きな疑獄に発展することを予測させる物言いで、むきになって反論するところも野党に事の重大性を示唆するに十分な態度と言えた。

 ★また、同学園と首相夫人が親しく、名誉校長を買って出たり、講演で学園を褒めたたえる発言などの映像が矢継ぎ早に発覚すると、相当蜜月であると国民は感じた。しかし、学園の理事長の軽口も相当なもので自らを大きく見せようと権力の力を借りた部分は、双方の利害が一致した部分でもあるだろう。その行状をこざかしく先回りした役人が、覚えめでたくなろうとしたのか、いささか強引に見えても褒められたいと立ち回った節もある。だが、役人の答弁はのらりくらり、資料は破棄したの一点張り。これでは疑うなと言われても無理な話である。

 ★加えて過剰なまでの首相の国会答弁の激烈ぶり。完全に常軌を逸している。一連の疑惑に関与していなくとも、予算委員会で問われれば冷静に答えればいいだけだ。「まるで罪人扱い」「あたかも犯罪者のごとく」「失礼だ」「強引なこじつけの印象操作だ」。野党からの質問に激しく抗議する形で声を荒らげた。

 ★首相夫人が公人か私人かの問いに首相は「妻は私人」と答弁、閣議でも「公人ではなく私人であると認識している」と答弁書が作成された。しかし、私人であろうとも結果的に脇が甘く、私学の広告塔になっていた事実は残る。それを否定するようでは内閣全体の器が小さく見える。防衛相・稲田朋美に至っては、さまざまな答弁が言い訳から入る印象はぬぐえない。これだけ調査時間があるにも関わらず、丁寧に調べず国会内外で学園と無関係を強調し続けた罪はついうっかりとは言い難い。これを官房長官・菅義偉は「何の問題もない」としたが、これでは罪人扱いどころかただの「うそつき大臣」でしかない。内閣の限界を感じる。
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 やっぱり一般認識も「うそつき大臣」だった。


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政府「許可は不要」岩礁破砕の再申請しない方針 4月以降も工事継続  【沖縄タイムス】

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は3月末に期限を迎える岩礁破砕許可の再申請をしない考えを15日にも県へ伝える方針を固めた。許可は不要とし、4月以降も工事を続ける。許可を必要としている県が強く反発するのは必至で、県は無許可の状態での工事を確認した場合、県漁業調整規則違反に当たる可能性があるとして、行政指導や検察庁への告発などを含め、対抗策を打ち出す構えだ。

 本来、埋め立て工事を進めるためには岩礁破砕許可が必要だ。だが政府は、名護漁業協同組合がシュワブ沖の常時立ち入り禁止区域「臨時制限区域」(561ヘクタール)全ての漁業権を放棄する手続きを取ったことから、県漁業調整規則に基づき「漁業権が設定されていない漁場では許可は必要ない」と判断した。

 翁長雄志知事は、知事権限のうち岩礁破砕許可は「工事に大きな影響を与えうる」と重視している。政府の判断は、工事の中断を警戒し、知事権限の効力を無力化する狙いもある。

 政府関係者によると、14日、水産庁は防衛省に、これまでの国会答弁や水産庁長官の通達などを踏まえ、漁業権は消滅しているとする防衛省の見解に相違はないとの認識を示した。

 一方、県は工事海域には現在も漁業権が設定されているとの立場だ。2月には防衛局へ、4月以降も工事をするには新たに岩礁破砕許可を得る必要があると文書で通知し、漁業権の縮小には漁業法に基づき知事の変更免許を受ける必要があると指摘している。


■漁業権消滅 政府と県に認識の違い

 名護市辺野古の新基地建設工事で新たな岩礁破砕許可を巡る政府と県の認識のズレは、漁業権に関する見解の相違が背景にある。政府は漁業権の消滅に関して事前に水産庁と協議するなど周到に準備し自信をのぞかせる。一方、県は許可が切れる4月以降も沖縄防衛局が埋め立て工事を続けた場合、行政指導や県漁業調整規則違反での刑事告発も視野に対応を検討しており、対立は深まりそうだ。

 政府は当初から、期限切れを迎える3月末までには県に「許可不要」の考えを伝える意向だった。

 防衛省は昨年11月に名護漁協へ漁業権の放棄を打診する前から水産庁や法務省などを交え、法律解釈を協議。漁業権の消失とそれに伴い岩礁破砕許可が不要であることを確認した。防衛省幹部は「水産庁のお墨付きだ」と自信をみせる。

 許可が切れる約2週間前に県へ伝達するのは、政府側の「正しい」主張を広く発信することに加え、事前説明により国内世論に「強引」との印象を与えないことが狙いだった。

 一方、県は辺野古の工事海域は名護漁協が持つ漁業権の一部で、この部分のみを放棄し漁業権を縮小するには知事の変更免許を受けなければならないと指摘。名護漁協はこの手続きを経ていないため「工事海域の漁業権はまだ設定されており、埋め立て工事を続けるには新たな岩礁破砕許可が必要だ」としている。

 県はこうした立場の根拠として、過去の国会答弁や水産庁長官の技術的助言を挙げる。ただ、政府との認識の食い違いが明らかになって以降、水産庁に見解を問い合わせていない。「正式に政府から申請しないと連絡があったわけではない」というのが理由だ。

 政府から許可申請しない意向が伝えられれば、水産庁に見解を確認した上で「何らかの措置を取る」としている。
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 法治国家と言いながら司法に圧力をかける安倍自公政権、水産省にも圧力をかけて政権に有利なようにした。


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続編「主張の正当化」「偏見を増幅」 専門家が批判  【毎日新聞】

 東京メトロポリタンテレビジョン(MX)の番組「ニュース女子」が沖縄の基地反対運動をテロリストに例えるなどの内容を放送した問題で、動画投稿サイトで13日に公開された制作会社DHCシアターによる「続編」は、六つの論点について再取材し検証する内容だった。だが論点の提示の仕方や再取材の内容に、問題のすり替えやメディア批判が見られた。メディア論に詳しい専門家は「自分たちの主張を正当化しようという巧妙さを感じる。県内2紙が左翼的で偏った報道をしているという偏見を増幅させる懸念がある」と指摘した。

 論点の一つは「『二見杉田トンネル』で危険だと引き返したのは問題か」という提起だった。これに対し「撮影スタッフの安全に配慮し、撮影を中止した」と説明。トンネルから抗議行動の現場の東村高江まで約25キロと距離は示したものの、二見以北に住民が住んでいることなどに触れず、危険部分を過度に強調した。

 前回の放送は、2万円の文字があった「茶封筒」について、あたかも日当かのような印象を与える映像を流した。しかし、続編では茶封筒を検証せず、「日当をもらった」という当事者の証言を示さななかった。手弁当で参加する人がいることには言及しなかった。

 「『反対派は救急車の通行も妨害している』という証言の真実は」との論点は、再取材で消防本部の署長の「妨害の事実はない」という証言を紹介。一方で「徐行した」との発言を引き出し、「メディアは都合のいいストーリーを作って報道している」などとメディア批判に矛先を変えた。

 さらに「高齢者を『逮捕されても生活に影響がないシルバー部隊』と表現したのは問題だったか」という論点の提起については、1月の放送では「過激派デモの武闘派集団『シルバー部隊』」という表現をしていた。今回は「シルバー部隊」に省略し、断りを入れないまま表現を変えた。

 前回、東村高江の基地建設現場を訪問しなかった軍事ジャーナリストの井上和彦氏の取材について「極めて誠実に取材したことが検証された」と締めくくった。

 上智大学新聞学科の水島宏明教授は「『自分たちが正しい』という姿勢は全く変わっておらず、居直っている。番組をインターネット上に流すこと自体、BPO(放送倫理・番組向上機構)の権威を認めていない」と指摘。その上で「トランプ政権の影響で、何が真実か分からない『ポスト真実』時代になっている。沖縄の問題もその次元に突入しているというのがよく分かる番組だ」と述べた。

 東京MXは「BPO審議に影響を及ぼす可能性がある」として地上波放送を見送り、同テーマで独自に取材制作・放送する方針だ。
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 いい加減な恥の上塗り、BOPに反するから放送ではなくNetでながす。


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海自最大艦が南シナ海へ 【毎日新聞】

 海上自衛隊が最大の護衛艦「いずも」を5月から7月にかけて南シナ海とインド洋に派遣する。中国が人工島の埋め立てを進める南シナ海に同艦を航行させるのは初めてで、中国をけん制する狙いとみられる。いずもは「空母型」の護衛艦で、ヘリコプター9機を収容できる。防衛省関係者によると5月初めに日本を出て同月中旬にシンガポールでの国際観艦式に参加。米軍と共同で訓練するなど南シナ海での活動を調整している。
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 わざわざ中国を刺激に行く、戦争がしたい安倍政権、森友、加計(かけ)学園をごまかすためにも一発やる?
  

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「身を隠すよう連絡あった」籠池氏の発言、財務省は否定  【朝日新聞】

 学校法人「森友学園」(大阪市)の理事長を辞任する意向を示している籠池(かごいけ)泰典氏にインタビューをしたノンフィクション作家の菅野(すがの)完(たもつ)氏が15日午後、都内で報道陣に対応し、「財務省から身を隠すよう連絡があった」などとする籠池氏の発言を紹介した。稲田朋美防衛相と一昨年秋に都内で会ったとする発言も明らかにした。

 菅野氏によると、大阪府豊中市の国有地売却をめぐる問題が報道された後、籠池氏の弁護士が財務省の佐川宣寿理財局長から「10日間でいいから身を隠してくれ」と連絡を受けた、と籠池氏が話したという。また、稲田氏とは2015年10月に都内であった保育園関連の会合で握手を交わして会話をした、と話したという。

 こうした内容はこの日午前の国会でも取り上げられ、佐川局長は「隠れてくれなどと言った事実はない」と否定した。稲田氏は「多数の方々が参加する業界の会合や政策会合や講演会などの場に、籠池さんがお見えになったのかもわかりませんが、私の記憶に基づくと、お会いしたという認識はございません」と答えた。
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 嘘が蔓延する日本の国会、なんとかせんとあかんで。
 





 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長、元防衛大学校人文社会科学群学群長の
    孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



昨日の神戸
最低気温   5.7度(24:00) 前日差-2.4度)
最高気温  13.3度(13:14) 前日差+0。1度)

  今朝の神戸最低気温   3.7度 (06:00)  2月下旬並み 平年より2.2度低かった
   、

今日の神戸の
   日の出     6時10分 (昨日 6時12分)
   日の入り   18時07分 (昨日18時06分)

       日の出は昨日より二分早く、日の入りは昨日より一分遅く

       

 太平洋側の低気圧と大陸の高気圧の間を午後低気圧が通り過ぎ近畿圏に雨をもたらす、太平洋側の低気圧はかなり強い。。
     
     
 明日の朝、太平洋側の低気圧はだいぶ離れる、中国の高気圧はゆっくりと黄海へ、その関係で西日本は晴れる。
     
     
 今朝は晴れ、風はなかったがその後強くなる、夕方晴れているのにパラパラと降りだした、割と短時間で晴れた。
 今日の神戸の最高気温は11.6度、昨日より1.7度低く平年より1.2度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は3.4度、最高気温は11.1度、夜の気温は4.8度の予報、今日とほぼ同じ気温。

    
 
 




籠池会見核心は土地不法占拠継続方針の表明

2017-03-15 | いろいろ

植草一秀氏のブログ 植草一秀の『知られざる真実』より

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籠池会見核心は土地不法占拠継続方針の表明

2017年3月12日 (日)


 「アベ友」事案第1弾では、森友学園の籠池泰典理事長が記者会見し、小学校設置の認可申請を取り下げることを表明した。


 国会では財務省の佐川宣寿理財局長が、小学校設置認可が下りない場合、


 「認可がなくなると用途指定の前提が崩れる」


 と答弁し、麻生財務相は3月10日の参院予算委員会で


 「買い戻し契約があり、基本的にはその方向(国が当該土地を買い戻すこと)になる」


 と答弁している。


 買い戻す場合の金額は売却額1億3400万円のうち学園側が支払い済みの約2778万円になる。


 財務省は3月10日の国会答弁で、森友学園側が建設中の校舎を解体して更地に戻してから土地を国に引き渡すことや、違約金1340万円の支払いを求める方針を明らかにしている。


 ところが、3月10日に記者会見を開いた籠池泰典氏は、


 建設中の校舎を解体しない


 小学校設置認可を再申請する


 理事長は退くが森友学園の運営には関与する


 などの意向を表明した。


 テレビメディアは籠池泰典氏のまったく意味のない発言だけを公共の電波に乗せて放映し、質疑応答の部分をまったく放映しなかった。


 単に籠池独演会を垂れ流しただけである。


 安倍首相は、籠池氏が質疑応答で問題発言をすることを恐れて、泥縄の南スーダン自衛隊撤退の緊急記者会見を被せてきた。


 これに全面協力したのがNHKである。


 籠池氏の記者会見では途中から長男の独演が始まり、父親と長男による二重の独演会に移行した。


 二人とも問題の本質を何も理解せず、単なる被害妄想の言説を撒き散らしただけである。


 問題の本質は、国有財産が不当に低い金額で払い下げられた疑いが濃厚に存在するという点にある。


 もちろん、森友学園の教育内容が著しく歪んでおり、この著しく歪んでいる教育について、安倍首相および安倍首相夫人が絶賛してきたことも重大な問題である。


 国民が疑念を抱いているのは、その教育方針を絶賛してきたとともに、新設小学校の名誉校長にまで就任してきた安倍首相および安倍首相夫人の存在が、森友学園の激安価格での国有地取得や、普通では考えられない学校設置の認可等に何らかの影響を与えたのではないかという点にある。


 この論点には一切触れずに、新左翼と共産党と朝日新聞が、森友学園の小学校設置を妨害しているなどという言説は、常識以前の問題である。


 小学校設置認可申請は取り下げられたが、当該国有地を更地に戻して、国に返還することについて、籠池泰典氏が同意していない以上、この問題は、まったく何も解決していない。


 籠池氏は大阪府に対して建設費が7億5000万円であると伝えていることについて、法的に問題がないと主張したが、開校予定は本年4月なのであり、現時点までに発生した建設費の概算はすでに確定したものになっている。


 その建設費について、請負業者が15億5000万円であると証言しているのであるから、7億5000万円という数値は、現状では


 虚偽以外の何者でもない・


 この数値が虚偽である以上、認可が下りる可能性は存在しない。


 この点を記者が突かないのは甘すぎるとも言える。


 いずれにせよ、問題は何も解決していない。


 この問題について、国有地売却価格の開示請求などにより、重大事実を表面化させた最大の功労者である木村真・大阪府豊中市議ら市民有志が、売却を担当した財務省近畿財務局の職員を背任容疑で大阪地検に刑事告発すると伝えられている。


 この点が、この問題の核心部分である。


 公開されている各種情報では、森友学園は小学校を開設するだけの財政基盤をまったく有していない。


 その森友学園が国有地をタダ同然の価格で入手し、小学校開設に進んできたこと自体が、この世の七不思議のひとつなのだ。


 とりわけ、これから焦点が当たるのは、森友学園がどこから小学校建設資金を引き出してきたのかである。


 建設費は15億5000万円であり、寄付金は集まっていない。


 建設業者は支払資金について確認せずに工事を請け負ってきたのか。


 あるいは、何らかの金融機関が融資することになっているのか。


 この点も明らかにする必要がある。


 野党は財務省関係者、国土交通省関係者、および籠池泰典氏、安倍昭恵氏の参考人招致を必ず実現させる必要がある。
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I am not Abe.   安倍首相式辞に「違和感」=原発事故の文言なく

2017-03-14 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる。


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 03/14(火)

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大阪 松井知事 森友学園の小学校 認可答申の背景に国の要請  【NHK NEWSWEB】

 学校法人「森友学園」が大阪・豊中市に建設していた小学校は、認可の申請を取り下げたことで、来月の開校ができなくなりました。大阪府の私学審議会がおととし、条件付きで、この小学校を認可するのが適当だとする答申をまとめていたことについて、松井知事は国有地の売却を早く進めたい国の要請を受けたものだったという認識を示しました。

 大阪の学校法人「森友学園」は、来月の開校を目指して、豊中市で小学校の建設を進めていましたが、国や大阪府に金額の異なる契約書を提出していたことなどが相次いで明らかになり、先週、認可の申請を取り下げました。

 この小学校について、大阪府の私学審議会は、おととし1月に開いた臨時の会合で、条件付きで認可するのが適当だとする答申をまとめていました。さらに、その翌月に開かれた国の審議会では、建設予定地だった豊中市の国有地を森友学園に10年以内に売却することを条件に、借地契約を結ぶことが了承されていました。

 これについて、大阪府の松井知事は13日、「当時、国からは国有地の売り渡しを審議会にはかるため、小学校の認可の見込みを発表してくれと言われた。国の担当者が大阪府教育庁の私学課に何度も足を運んでいた」と述べ、府の私学審議会が答申をまとめたのは、国有地の売却を早く進めたい国の要請を受けたものだったという認識を示しました。
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 だったら何で今まで黙ってた、最初問題になったときに言えばいいことじゃないか。
 維新の松井知事に火の粉が降りかかりだしたからあわてているな。
 


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安倍首相式辞に「違和感」=原発事故の文言なく-福島知事  【時事ドットコムニュース】

 福島県の内堀雅雄知事は13日の記者会見で、安倍晋三首相が東日本大震災の政府主催追悼式の式辞で「原発事故」の文言を使わなかったことについて、「県民感覚として違和感を覚えた」と語った。

 内堀知事は、東京電力福島第1原発事故により「福島県は甚大な被害を受けている。それは過去形ではなく、現在進行形だ」と強調。「『原発事故』『原子力災害』という重い言葉は欠かすことができない」と苦言を呈した。

 首相は式辞で、福島で順次避難指示が解除される一方、なお12万人以上の避難者がいることに触れ、「切れ目のない支援に力を注ぐ」と表明。しかし、これまで毎年式辞に盛り込んできた「原発事故」の文言は使わなかった。
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 ようするに福島はすでにアンダーコントロールから復興した、と言いたいのかもしれないが何も解決していない。
 野山の放射物質はそのままだし熔けた核燃料はどこにどれだけあるかわからず、放射物質に汚染された地下水が毎日発生している。
 許容線量が引き上げられたため以前なら危険だった食物も安全となってしまっている。
 


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国交省資料で判明 森友疑惑「ゴミ処理8億円」は相場の4倍  【日刊ゲンダイ】

 森友学園をめぐる疑惑の火ダネとなった国有地の8億円ディスカウントの名目は、地下埋設ゴミの撤去費用だ。算定した大阪航空局の資料を基に、国交省が国会に提出した「地下埋設物撤去・処分費用の算定方法」というペーパーがある。これを精査すると、やっぱり過剰見積もりの疑いが濃厚なのだ。

 億円という金額には、まったく整合性がありません。意図的に数字をいじり、初めに巨額の値引きありきで算定したのではないか。1点目の疑問は、1立方メートル当たり3万円を超える処分費用です。普通土壌の7~8倍、ガラ入り廃棄物処理費の4倍に相当する。2点目は対象面積と掘削面積のズレです。約5190平方メートルを対象としているにもかかわらず、掘削は約2488平方メートルで、2倍の開きがある。3点目は埋め戻し土量です。敷地を①基礎杭を打つ箇所②校舎建設箇所③その他――で3分類しているんですが、そのうち②の土量を一般的な目安の2割増しで計上している」(建設関係者)

 埋設ゴミの掘削から埋め戻しまでのプロセスは具体的に「床掘4300立方メートル」「積込み5100立方メートル」「残土運搬5100立方メートル」「埋め戻し6100立方メートル」と記載されている。掘り出した土は空気に触れると体積が2割増になるため、「床掘」から「積込み」にかけての2割増は一般的な範囲だが、「埋め戻し」は「床掘」の1割増が適当なのに、3割増で概算されている。

■取材に応じた工事関係者は突然死

 さらに不可解なのが、約1億3600万円の「現場管理費」と約7280万円の「一般管理費」だ。

 「総費用の3割近くを管理費が占めるのは異常です。進捗状況を逐一チェックする建築現場でも総額の1割程度が目安。ゴミを掘削して運び出すだけの作業に、そこまで目を光らせる必要はない。この工事は2億円もあれば収まるはずです」(前出の建設業者)

 しかも、算定通りに作業していない可能性が高い。ゴミ撤去を請け負った大阪府内の工事業者が毎日新聞の取材に「国に掘り起こす必要はないと指示された」と証言しているのだ。記事は6日夕刊に掲載。この工事業者は7日夜に死亡した。

 現地を取材するジャーナリストの田中龍作氏は言う。

 「警察は早々に自殺として処理。一方で家族は心臓発作と主張していました。そんな状況にもかかわらず、8日に通夜、9日に告別式が営まれた。あまりの段取りの良さに面食らいました」

 工事の内情を知る業者の突然死。森友問題は疑獄のニオイをぷんぷん放っている。
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 工事業者が死んだのは何だったのか、口封じで殺されたのかも。
 まったくでたらめな積算は何のために(安倍友仲間が得をする)、加計学園の土地は36億円、建物への補助は97億円、森友より大きい。
 友達だけが恩恵を受ける腐敗政治、公明も一枚かんでいる?
 


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動くのか大阪地検 森友・籠池理事長が脅える“口封じ逮捕”  【日刊ゲンダイ】

 「森友学園」の籠池泰典理事長が突然、小学校の設置認可申請を取り下げたことで、安倍政権は幕引きを図ろうとしている。しかし、疑惑は全く解明されていない。大阪地検も告発状が提出されたこともあり、この問題に強い関心を持っているという。籠池理事長が逮捕されることはあるのか。

 疑惑の核心はもちろん、国有地が8億円もディスカウントされ、不当な安値で森友学園に払い下げられたことだ。

 籠池サイドが政治家に口利きを依頼して、金品が渡っていたら、「贈収賄」や「あっせん利得処罰法違反」「政治資金規正法違反」に問われる。売却に関与した役人は、国に損害を与えた「背任」の容疑をかけられる可能性がある。

■突破口は「補助金適正化法違反罪」

 キーマンは、売却交渉のすべてを知っているはずの2人の財務官僚だ。当時、理財局長だった迫田英典国税庁長官と、近畿財務局長だった武内良樹国際局長。2人とも、野党から参考人招致を求められている

 「財務省が大きな政治力に屈して国有地を安く売った疑いは捨て切れません。でも、動機は別だった可能性もある。ちょうど国有地の売却交渉が進められていた2014~16年は、財務官僚にとって悲願である消費税の税率アップが大きな政治テーマになっていた時期です。結局、安倍首相は2回、増税を見送り、財務省は挫折した。官邸のご機嫌を取るために、昭恵夫人が名誉校長を務める学園に便宜を図った可能性があります」(政界関係者)

 大阪地検は「補助金適正化法違反罪」を捜査の突破口と考えている、という解説が飛び交っている。森友学園は、小学校の「建築費」をめぐって23億円、15億円、7億5000万円と、全く異なる3つの契約書を作成。国交省、関西エアポート、大阪府にそれぞれ提出している。本当の金額は15億円だと建築業者がバクロしている。森友学園は、国交省から少しでも多く補助金を受け取るために「建築費」を水増し報告した疑いが持たれている。6194万円の交付が決まり、すでに5650万円を受け取っている。

 元検事の落合洋司弁護士はこう言う。

 「一般的に補助金適正化法違反は、詐欺事件などの入り口事件として使われることがあります。贈収賄などに比べて立証のハードルが低い。ですが、懲役5年以下と重い刑です」

 実際、事件はどう進むのか。大阪地検は動くのか。「どうぞ、この学校を開設させていただきたい」――と、申請取り下げの前日まで意気軒高だった籠池理事長が一転、4月開校を断念したのは、「理事長を辞めないと捜査当局が動くぞ」というメッセージが届いたからだと報じられている。

 「安倍政権が籠池理事長の口を封じたいのは確かでしょう。あの男は何を言い出すか分からない。ユーチューブにアップした動画では〈『しつこいヤツや』とか籠池潰しはやめて欲しい〉と安倍首相に敵意も見せていた。籠池理事長が余計なことを口にし始めた時、地検が動くのではないか。注目は、3月21日です。この日、森友学園が振り出した手形の決済日を迎える。森友学園が倒産に追い込まれるような事態になったら、破れかぶれになった籠池理事長が、洗いざらいブチまける可能性があります。逆に言うと、沈黙していれば地検は動かないかも知れない」(自民党関係者)

 大阪地検は安倍官邸の意向など気にせず、疑惑解明に乗り出さないとダメだ。
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 誰が後ろで動いていたのか、何のために。
 籠池前理事長はすべてを知っている、彼が死なないようにしなければ。
 

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かじ切れない民進を連合けん制  【日刊スポーツ】

 ★民進党結党1周年の定期大会が開かれた。その中で来賓としてあいさつした連合会長・神津里季生は東日本大震災と福島第1原発事故に絡む廃炉問題について「一部のマスコミ報道においては、今回の議論をめぐる一連の動きを党内対立、あるいは民進党と連合が対立している、そんな扱いがありました。しかし私は真摯(しんし)に議論を重ね、それぞれにそれぞれの方々が真剣に意見を交わしてきたものであると理解しております」と対立はないとしながらも「リーダーの立場にある人間、あるいは為政者が、自ら対立や分断をあおるようなことはしてはならないと思います」「支持率が急上昇するような秘策は私はないと思います」と党代表・蓮舫をけん制した。

 ★また、あいさつの結びには「私たちにとっては民進党しかありませんから、ぜひよろしくお願いしたいと思います」とした。しかしその連合自身が民進党が誰と付き合うか、誰と組むかを選ぼうとしていたのではないか。神津が蓮舫と原発廃炉と共産党が嫌いなのはよく分かったが、人事を含む政党の内政には関与しないという87年、連合発足時の明確なルールを逸脱しているといっていい。確かに連合はほかに支援したいと思える政党はない。しかし、今の連合の神津(基幹労連)と事務局長・逢見直人(UAゼンセン)ら幹部の原発神話志向と自民党協調・融和路線は、民進党には極めて不愉快な状況という現実に気づいていないのだろうか。これで労働者の気持ちを忖度(そんたく)しているなど片腹痛い。

 ★歴代民主党執行部は保守政党を目指すたび、労組に気兼ねして、かじを切り切れず、民主リベラル勢力という緩やかな路線を選択して苦しんでいたが、それを今批判しているのが連合執行部といえる。このねじれは連合が考えを改めるか、自民党と組みたいと本音を言うかになってきた。なんとも締まらない党大会となった。
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 「私たちにとっては民進党しかありません」と言いながら官邸に出入りしているのはどこの誰なんだろうね。
 
 

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山城議長の勾留、米軍・星条旗紙も報道「海外に非難拡大」  【沖縄タイムス】

 【平安名純代・米国特約記者】米軍準機関紙「星条旗」は13日、基地建設反対運動中に逮捕され、傷害などの罪に問われている沖縄平和運動センターの山城博治議長の長期勾留に対する非難が高まっており、即時釈放を求める連帯の輪が国際人権団体や海外にも拡大していると報じた。記事は沖縄発で、3ページ目の3分の2以上のスペースを割き、約5カ月に及ぶ流れを詳報している。

 同紙は、昨年10月17日に約2千円相当のフェンスの有刺鉄線を切ったとして器物損壊容疑などで逮捕された山城氏が身体が冷え込む独房で勾留され、家族との面会や使い切りカイロの差し入れすら認められないなど、米国の基準からかけ離れた状況を描写した。

 山城氏の釈放を訴える支援者らが長期勾留の不当性を主張し、日本政府は山城氏を隔離することで基地反対運動を封じ込めようとしているなどと訴えていると指摘。昨年12月には、2週間で約4万1千筆もの署名が集まり、現在も毎朝、那覇地裁前に支援者が集まり、即時釈放を訴えていると強調。さらに「アムネスティ・インターナショナルのような国際人権団体も山城氏の即時釈放を訴え、抗議の輪は遠く離れたニューヨーク市にも広がっている」と指摘し、長期勾留に対する非難が高まっていると報じた。

 同紙は、米国務省に見解を求めたものの、コメントは得られなかったと伝えている。
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 先日米国務省から人権問題に問題ありと指摘され高市総務相が反発していたがこれは人権に関し未開発国と言う事、特に安倍自公政権。
 恥ずかしいことだととらえないと。


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稲田防衛相、一転「夫の代わりに出廷したと…」森友訴訟  【朝日新聞】

 国有地売却問題に揺れる学校法人「森友学園」(大阪市)をめぐり、稲田朋美防衛相は14日午後の衆院本会議で同法人の訴訟への関与を否定してきた一連の国会答弁について謝罪し、訂正すると述べた。稲田氏は同日午前の閣議後の記者会見でこれまでの発言は「私の記憶にもとづいた答弁」と説明したが、野党は虚偽答弁の疑いもあるとして辞任を要求する構えだ。

 稲田氏は会見で、同法人が起こした民事訴訟で原告側代理人弁護士として自身が出廷した記録があるとの一部報道について、「(弁護士の)夫の代わりに出廷したのでは、と推測している」と釈明した。

 一部報道によると、稲田氏は2004年12月、森友学園が起こした民事訴訟の第1回口頭弁論に、原告側代理人弁護士として出廷したことを示す大阪地裁作成の記録があることがわかった。第1回口頭弁論調書には、稲田氏ら2人の名前が「出頭した当事者等」に記載されていたという。

 国有地売却などをめぐる問題で同法人理事長を退任する意向を示した籠池(かごいけ)泰典氏との関係について、稲田氏は国会で「籠池夫妻から何らかの法律相談を受けたことはない」「裁判を行ったこともない」などと答弁してきた。この日、記者団から虚偽答弁の可能性を問われ、稲田氏は「虚偽の答弁をしたという認識はない」と説明。「(報道内容が)事実だとわかった場合には、国会答弁との違いは訂正したい」と述べ、引責辞任は否定した。

 菅義偉官房長官は14日午前の記者会見で、安倍晋三首相とともに稲田氏から説明を受けたことを明らかにした。稲田氏は「全く記憶にない。事実関係を調査している」と述べたという。菅氏は会見で「稲田氏の個人的な活動に関することで、適切に説明されると思う」としたうえで、職務の続行は「全く問題ない」と述べ、辞任の必要はないとの認識を示した。

 一方、民進党の山井和則国会対策委員長は同日午前の会見で、稲田氏の答弁に食い違いがあるとして「虚偽答弁だったら辞任に値する」と批判。同日午後に与野党国対委員長会談を開き、籠池氏ら6人の参考人招致を改めて求めるとともに、稲田氏の辞任を要求する。
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 覚えてないんか、嘘つきか単なるあほ、こんな人間が防衛大臣なんて自衛隊員は命を預ける気になるか。





 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長、元防衛大学校人文社会科学群学群長の
    孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



昨日の神戸
最低気温   8.1度(02:14) 前日差+4.1度)
最高気温  13.2度(15:04) 前日差+1。6度)

  今朝の神戸最低気温   7.9度 (05:07)  3月下旬並み 平年より2.2度高かった
   、

今日の神戸の
   日の出     6時12分 (昨日 6時13分)
   日の入り   18時06分 (昨日18時05分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日より一分遅く

       

 太平洋側を東に進んでいた低気圧が朝に雨を降らせた?低気圧の動きが複雑、北陸は雨、東北は雪。
     
     
 明日の朝、太平洋側の低気圧は少し離れるが日本海側がより陸に近づく、中国の高気圧が張り出してきて西から晴れる。
     
     
 今朝は曇り、道路が濡れていた夜に降った?その後曇っていたので雨が来るかと思ったが昼前から晴れに、風があり寒く感じた。
 今日の神戸の最高気温は13.3度、昨日より0.1度高く平年より0.6度高かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は3.6度、最高気温は10.7度、夜の気温は6.4度の予報、今日より低めの気温。

    
 
 




籠池理事長は本物のワルだ これから“疑獄の蓋”が開く

2017-03-14 | いろいろ

より

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籠池理事長は本物のワルだ これから“疑獄の蓋”が開く

 いくら「南スーダンPKO撤収」のぶら下がり会見を同時刻にぶつけても、ゴマカシは通じない。国民の関心は電波ジャックの居直り会見にクギ付けだ。この週末もテレビが繰り返した森友学園の籠池泰典理事長の辞任会見の異様さに、「やはり、この人はマトモではないな」と改めて全国民が思い知ったはずだ。

 小学校の認可申請を取り下げたのも、「朝日と共産の陰謀で潰された」「国会で野党が追及するから工事が滞った」と被害者ヅラ。自分を「二・二六事件の将校」になぞらえ、「国家のために殉ずる気持ちで頑張ってきた人たちが、あのように国家の指導部に抹殺されていった」と語る国士ヅラ。記者から何を聞かれても、右から左に受け流すツラの皮のブ厚さは「本物のワル」を思わせるに十分である。

 こんな極右思想にかぶれた怪しいオッサンに出くわせば、誰もが一瞬で「何やら怪しい」と判断できるはず。これだけ危ういムードを醸し出す人物はそうそう見当たらないのに、この国の首相が一時は「教育に対する熱意は素晴らしいと聞いている」と称賛し、「私の考えに非常に共鳴している方」とまで言ってのけたのである。

 なるほど、第1次政権時代には不祥事で閣僚が計4人も交代。政権に返り咲いてからも既に4閣僚が不祥事で辞任に追い込まれた。基本的に安倍首相には人を見る目がないのだろうが、妻の昭恵夫人は輪をかけた“節穴”だから始末が悪い。

 教育勅語を暗唱させ、「安倍首相ガンバレ」と言わせる教育方針に疑問を抱かず、「主人も素晴らしいというふうに思っている」とお墨付きを与える。「何か私もお役に立てればいいかな」と積極的に名誉校長を引き受けたのだから、昭恵氏は「見る目がない」と言うよりも、極右理事長と同類と見なすのが妥当かも知れない。

 首相夫妻がハク付けに関わった小学校の用地取得や補助金支給に、財務省や国交省が何らかの便宜を図ったのではないか――。

 この問題こそが、籠池理事長の辞任という「トカゲのしっぽ切り」では、とても拭いきれない最大の疑惑であることは言うまでもない。

政権与党が「オール籠池化」の異常な光景

 昨年10月、籠池氏に「防衛大臣感謝状」を贈った稲田防衛相だって怪しいものだ。籠池氏とは「ここ10年ほど、お会いはいたしておりません」と国会で答弁したが、籠池氏は動画サイトの“ネット声明”でこう言っていた。

 「国会議員の先生が私を知らないとおっしゃってましたけど、よく存じ上げている方もいらっしゃいますね。10年前に会ったとおっしゃってましたけど、(中略)2年ほど前にお会いしたことがあるんじゃないかと思います。ある特定の会合で」

 この発言が単なる当てこすりと思えないのは、稲田夫妻も籠池氏と深い関係にあるからだ。数年前には稲田氏の資金集めパーティーの発起人に籠池氏が名を連ねたと報じられた。夫で弁護士の龍示氏について、籠池氏の長男は「弁護をお願いした」「顧問弁護士のような感じ」と週刊朝日の取材に答え、本紙が龍示氏に事実関係を確認すると、「守秘義務」を理由に肯定も否定もしなかった。

 そもそも、稲田氏は今なお「教育勅語自体が全く誤っているというのは私は違うと思う」と国会で言い放つような女性だ。籠池氏は辞任会見でも「志は一緒だから」と同志と見なしたほど。互いに関与する最大の極右団体「日本会議」の活動を通じてのみならず、稲田氏とは父親の代からの交流を指摘する声もある。

 「安倍首相や稲田防衛相に限らず、籠池夫妻が“こんにゃく”を渡そうとした鴻池祥肇元防災担当相など、この問題に関与する自民党の面々は揃って『日本会議』のシンパばかり。今や自民党内の日本会議シンパは240人を数え、閣僚クラスになると、大半がメンバーです。自民党の改憲草案が教育勅語的発想が色濃くにじむのも納得で、それだけ籠池氏の“教育方針”に共鳴する議員が数多い証拠でもある。『オール籠池化』と呼ぶべき状況では、疑惑に絡んだ議員が、もっと存在する可能性は捨て難い」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 安倍官邸と自民党が、認可申請取り下げと理事長辞任で、森友問題の幕引きを図っているのなら、あまりにもムシがよすぎる。むろん、疑惑が何ひとつ解明されないままに幕引きを図っても、国民の疑念をますます募らせるだけだ。

 なぜ、近畿財務局は異例を積み重ねて国有地をタダ同然で払い下げたのか。森友学園との訴訟リスクを意識しながら交渉や面会の記録を破棄。払い下げ価格も豊中市議の木村真氏が訴訟を起こすまで開示しなかった。

8割強の国民が政権の驕りを感じている

 この隠蔽姿勢だけでも腐臭が漂うのに、野党が再三要求する関係者の国会招致を、与党はなぜかたくなに拒むのか。どうして官邸は「籠池氏は何を言い出すか分からない」と過度に恐れるのか。

 籠池氏の切り捨てといえば、大阪府の松井知事も同じ穴のムジナだ。財務面でも教育内容も問題だらけの学校法人と知りながら、スピード審議で学校認可を一時、前向きに検討した理由は何か。

 何より、前日まで強気一辺倒だった籠池理事長が、たった一晩で態度を豹変させたウラで、どんな圧力があったのか─―。日を追うごとに疑惑は増すばかりなのに、政権内部には認可取り下げで一件落着ムードだ。

 森友学園に払い下げた国有地も買い戻す方針で、大新聞には「売った値段と同じ値段で買い戻したらこの問題は終わり」という政府関係者の匿名コメントが載っていた。とことん国民をナメきった連中だ。政治評論家の森田実氏が言う。

 「不正受給の疑いのある森友学園への国交省の補助金だって、安倍政権の態度は認可取り下げで返還すれば万事解決です。盗人を歓喜させるような権力の“お目こぼし”ではないですか。ただし、法治国家の原理原則を歪めてまで、この問題の決着をもくろんでも時すでに遅し。よっぽどのことがあるに違いない、と国民の疑念の炎に油を注ぐようなものです」

「理事長国会招致に賛成」74.6%

 共同通信が11、12両日に実施した世論調査によると、森友学園への国有地格安売却問題について、「適切だと思わない」との回答は実に86.5%に上った。籠池氏の国会招致には74.6%が「賛成」している。

 視聴者の異常な関心の高さに答えざるを得ないのだろう。政権批判を控えてきた民放ニュースやワイドショーでも森友問題を大きく取り上げ、国民の疑念をさらに強める相乗効果も生まれている。まるで、これまでの抑圧へのウップン晴らしの雰囲気すら漂う。前出の森田実氏はこう言った。

 「放送法をタテにした強権と、メディア幹部と会食を重ねる“アメとムチ”。この方針でマスコミの批判を封じたつもりの安倍政権にとっては大誤算でしょう。森友問題が大問題になったのは、多くの国民が『長期安定』と称される政権のたるみ、驕りを敏感に感じ取っている証拠です。あらゆる国政選挙であまりにも勝たせ過ぎた結果が、『安倍バンザイ』の歪んだ幼児教育を生んだと反省しているのだと思います。まさに“驕れるもの久しからず”で、安倍1強に潮目の変化を感じます」

 森友学園の認可取り下げでアテが外れた関係者の間で、暴露合戦が始まるのも時間の問題だ。つまり、疑獄の蓋が開くのはこれから。スキャンダルに見舞われた政権はもろいものだ。森友疑獄は、燎原の火のように安倍政権を一気に焼き尽くしてもおかしくない。
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I am not Abe.   首相もM友学園での講演を予定していた

2017-03-13 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる。


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 03/13(月)

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「森友」側から依頼 首相も講演を予定していた  【東京新聞】

 安倍晋三首相は十三日午前の参院予算委員会で、妻の昭恵氏を通じて学校法人「森友(もりとも)学園」側から依頼を受け、講演を予定していたことを明らかにした。講演は実際は行われなかった。「妻からそういう話があり、行くようにしたいと伝えた」と述べた。民進党の小川敏夫氏の質問に答えた。

 首相は講演を予定したことについて「何が問題なのか分からない」と主張。小川氏は「首相と学園との関係が密接であること、教育方針と首相の考えがかなり共通しているのではないかという観点から確認した」と述べた。昭恵氏は、森友学園系列の塚本幼稚園(大阪市)で複数回講演したことが分かっている。
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 何を聞かれているのかわからない、わからないふり?
 


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「稲田防衛相は森友代理人」 民進・小川氏が指摘  【東京新聞】

 民進党の小川敏夫参院議員会長は13日の参院予算委員会で、大阪市の学校法人「森友学園」が関係する民事裁判の準備書面に、訴訟代理人弁護士として稲田朋美防衛相と稲田氏の夫の名前が記されていると指摘した。稲田氏は「私は法律相談に乗ったことはないし、顧問弁護士だったことはない」と答えた。

 学園の国有地払い下げ問題に関連した質疑。小川氏は事実関係を確認する必要があるとして、学園理事長退任の意向を表明した籠池泰典氏の参考人招致を重ねて求めた。
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 籠池氏ははっきりと顧問弁護士、と言っている。籠池を証人喚問すれば逃げられない。
 だから自民は証人喚問に難癖をつけている。
 


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ミサイル落下前の情報提供「不可能に近い」 官房長官  【朝日新聞】

 菅義偉官房長官は13日の記者会見で、北朝鮮の6日の弾道ミサイル発射をめぐり、日本周辺を航行していた船舶・航空機に発射情報を伝え終えたのはミサイル落下から約20分後だったと明らかにした。菅氏は「(ミサイルは発射)10分後に日本に到達する。その範囲で情報提供するのは不可能に近い」と述べ、落下前の情報伝達は困難との認識を示した。

 北朝鮮は6日午前7時34分、同国西岸の東倉里(トンチャンリ)付近から4発をほぼ同時に発射。約1千キロ飛翔(ひしょう)し、約10分後に日本海に落下した。

 菅氏は会見で、発射情報を船舶・航空機に伝えたのは同日午前7時47分~同8時3分だったと説明。「事前通告もなく(発射が)行われ、どこに飛んでくるのか察知することは難しい。(情報伝達は)最短の時間で対応している」とし、「事前に防ぐことが最大限大事だ」と強調した。

 自民党は「弾道ミサイル防衛に関する検討チーム」を設置し、日本の弾道ミサイル防衛(BMD)の増強について議論している。
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 そうでしょうそうでしょう、ミサイル防衛なんて言ってもアメリカ本土に対する対応であって日本は無理だって事。
 トランプに取り入る為に安倍自公政権はミサイルの増強を狙っているが、かえって北の標的にされる危険が増すだけ。
 


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籠池氏一転、参考人招致「応じられない」 自民府議団に  【朝日新聞】

 学校法人「森友学園」への国有地売却と小学校の設置認可手続きをめぐり、自民党大阪府議団は13日午後、学園の理事長を退任する意向の籠池(かごいけ)泰典氏から、府議会の参考人招致に応じられないとの意向を伝えられた、と記者団に明らかにした。同府議団はこれに先立ち、同日、記者会見し、籠池氏から招致に応じる考えを伝えられたと説明していた。籠池氏の参考人招致は断念するという。

 自民党府議団によると、同日朝、籠池氏から「私の思いを話させていただく」と参考人招致に応じると言われたが、同日午後3時過ぎに籠池氏から「釈明したいが、今の時期はやめた方がいいということになりました」と連絡があったという。同府議団は、小学校の設置認可を審議してきた府私学審議会の梶田叡一会長だけの招致を求めるという。
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 話そうと思ったんだが某筋から金を積み増すから止めろ!と言われましたと言ってしまったら?
 「釈明したいが、今の時期はやめた方がいいということになりました」ってんだから。


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「安倍1強」に潮目の変化 豊洲、森友の意味するもの  【サンデー毎日】
 倉重篤郎のサンデー時評

 世の中、不思議なものである。安倍1強の風向きが微妙に変わってきた。

 東の「豊洲」、西の「森友」という二つの疑惑が、その原因である。いずれも、公有地の売買をめぐり、政治が中立であるべき行政を捻(ね)じ曲げたのではないか、との疑いが持たれている。今のところ、安倍晋三政権の屋台骨にこれといった揺らぎは出ていない。だが、気をつけたほうがいい。税金の無駄遣いは古今東西、民が最も嫌う行為であり、スキャンダル報道はメディア間の競争に拍車をかけ燎原(りょうげん)の火のように権力をも焼き尽くすことがあるからだ。

 その怖さに気づいていない権力者が2人いる。

 1人は元権力者と呼ぶべきか。石原慎太郎氏である。石原氏が先日、日本記者クラブで記者会見したのを聞いていてそう思った。

 石原氏は、東の疑惑、つまり、東京都が築地市場移転のため東京ガス保有の豊洲用地を購入した件で、矢面に立たされている人物だ。当時の知事として、今回自ら会見を申し出てきた。

「座して死を待つつもりはない」というのがその理由だった。すべて真実を語ります、という触れ込みもあり、300人を超える報道陣が集まった。

 確かに石原氏は、一つだけ重要な指摘をした。それは、小池百合子知事の不作為責任である。自分には移転先決定、土地購入にサインした行政上の作為責任はあるが、小池知事には豊洲移転を凍結したままその後の決断をせず、市場関係者を混乱に陥らせ、かつランニングコストをいたずらに膨らませている、と指弾したのだ。

 石原氏が、小池知事を責める資格がどこまであるかは別にして、豊洲問題を最終的にどう落とすのか。つまり、豊洲移転を白紙撤回するのか、それとも豊洲に移転するのか、という悩ましい決断をすべき時がいずれ来る。その時は小池さん、あなたが全政治責任を負った決断をしなくてはならないんですよ、と。この問いかけは正しい。小池ブームもいずれさめる時がくる。皆においしい決断をできるわけでもない。その政治のリアリズムを先輩知事として言い置く義務を行使した、と受け止めたい。

道義的な責任は免れない─それに気づかない安倍首相

 ただし、それ以外は、他者に責任の尻を押しつけんとする見苦しい発言が多かった。やれ役人がああした、議会も同調した、云々(うんぬん)である。中でも小池知事に対する怨念(おんねん)の深さは聞いてる方が戸惑うほどであった。いきおい、事実関係の整理が甘くなった。特に、メディアが疑惑の核心とした東ガスに対する瑕疵(かし)担保条件の免除という特典を誰が、いつ、どうやって決めたか、という経過については、何ら具体的事実を提示できなかった。

 多分石原氏には言い分があったことであろう。東ガスとの交渉を任せていた浜渦武生副知事に事前に聞きただしていれば、この会見でもそれなりに整合性のある説明ができていた可能性がある。それを怠り、自分の言いたいことだけを発信し、その結果、疑惑の傷口を広げ、老政治家が必要以上に晩節を汚すことになってしまった。

 スキャンダル政局の怖さを軽んじているように見えるもう1人の権力者は、安倍晋三氏である。

 西の「森友」問題がこれほどの大問題になるとは多分思ってもみなかったのではないか。それは当初のこの問題の答弁で明らかだ。森友への国有地払い下げや学校認可について、自分も昭恵夫人も何ら一切関与したことはない。だから、もしそんな事実が出てきたら首相どころか国会議員も辞めますよ、と早々とタンカを切った。

 それはその通りであろう。首相がそんな細かい口利きをするわけがない。事務所としてもそんな陳情には取り合わなかった、というのが真相であろう。ただ、安倍氏が見逃していることが二つある。

 一つは、森友問題のわかりやすさである。9億円との鑑定が出た国有地がゴミ問題を理由に1億、8億と値を下げ、最終的に国庫には200万円しか入らなかったこと。そして、教育勅語を暗唱させ、「安倍首相ガンバレ」と言わせる教育方針に対する素朴な疑問。これが、メディアと国民世論にどれだけの関心を呼ぶかについての想像力が欠けていた。自ら法的、政治的に無関係であれば、いずれ安倍1強の下、メディアも材料を失っておとなしくなるだろう、との安直な構えが墓穴を掘った。

 土地払い下げをした近畿財務局も、学校認可を一時前向きに検討した大阪府も、森友側に都合のいい対応をしていた疑いはぬぐえない。ではなぜそうなったのか。これについての納得のいく回答が出るまでは、この問題はくすぶり続ける、ということになる。

 鴻池祥肇参院議員ら政治家の介在が役所側にプレッシャーを与えたのか、それとも、役所側が勝手に安倍案件と忖度(そんたく)してサービスをしたのか。あるいは、まだ表に出ていない勢力の影響によるものなのか。それはこれからの解明を待ちたい。ただ、それが結果的にどういうことであったとしても、安倍首相の道義的な責任は免れない。というのが、安倍氏が気づいていない二つ目の論点である。

 ノブレス・オブリージュという言葉がある。権力の保持には責任が伴うことを指す。今の政治家に決定的に欠けている資質である。

 安倍氏にはそこまでは望まない。ただし、首相夫人である昭恵氏が名誉校長という事実上の広告塔として使われた。寄付金集めや役所対策に利用されていた公算が大である。その1点で、国政の最高責任者としてモラル面での責任は免れない。なぜそんな当たり前の対処ができないのか。周辺もそう諫言(かんげん)できないのか。そこに安倍政治の意外な脆(もろ)さがのぞいている。
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 官邸に財務省を呼び翌日開会中の大事な国会を抜け出し大阪へ行った、その翌日首相夫人が記念小学校名誉校長として森友学園塚本幼稚園で講演。
 そして首相のお気に入りの稲田防衛相が森友学園の顧問弁護士をしていた、これだけあって何も関係ありませんは通じない。
 
 

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「山城議長の保釈を」 大阪でミキサー車など250台パレード  【沖縄タイムス】

 「辺野古新基地NO」を掲げるミキサー車など250台のパレードが12日、大阪市内の繁華街であった。4労組でつくる関西生コン産業政策協議会が春闘に合わせて実施。毎年辺野古を主要スローガンの一つに掲げており、ことしは勾留が続く沖縄平和運動センターの山城博治議長の保釈も求めた

 賃上げ要求に交じって、山城議長の顔写真と「不当な長期勾留許さない」の文字が入った横幕を掲げたミキサー車もあった。

 出発前の集会には約700人が参加。構成団体の全日建連帯労組関西地区生コン支部の武建一委員長は昨年の集会に山城議長を招いたことを振り返り、「逮捕、拘束は闘争を押しつぶすための攻撃だ。新基地建設は絶対に認められない」と強調した。

 パレードは辺野古沖のボーリング調査を請け負う深田サルベージ建設の本社前も通り、抗議の声を上げた。
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 以前シールズ関西の街宣時もコンクリートミキサー車が何十台も車体に戦争法案反対を掲げ走ってくれたよ。


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つり下げ落下事故 危険な訓練を廃止せよ  【琉球新報】

 「安全に配慮」が実効性なき空約束にすぎないことを、タイヤ落下事故が証明した。危険なつり下げ訓練の廃止を強く要求する。

 米海兵隊は宜野座村城原区、金武町中川区近くでヘリコプターつり下げ訓練を強行し、米軍施設内にタイヤ複数を落下させた。

 昨年12月の集落周辺のオスプレイつり下げ訓練に対し、地元や県は「重大事故の危険がある」と訓練中止を要求していた。それを無視して訓練を再開した直後の落下事故である。

 「タイヤが人に落ちたら死んでいた」という住民の切実な訴えにも耳を貸さず、米軍は訓練継続の方針だ。人命無視も甚だしい。

 米軍は「人道支援・災害救援任務のため訓練は不可欠」と強弁している。「人道支援」と称し、訓練で地元住民に生命・身体の危険を強いるのは矛盾極まりない。

 軍事専門家は「海兵隊は戦闘訓練が99%。人道支援は言い訳にすぎない」と欺瞞(ぎまん)を指摘する。

 米軍が「必要な訓練」と強弁し訓練を続行するのは政府が容認しているからだ。稲田朋美防衛相は事故を受け「安全面に最大限に配慮を求めた」とするが、訓練中止要請への言及は避けた。稲田氏はオスプレイつり下げ訓練の際にも、同様の見解を示していた。

 2006年の読谷村沖の海兵隊ヘリ廃車落下事故で、当時の防衛施設庁次長は「日米安保条約の目的達成に必要」と宙づり輸送を容認し「住民の安全への最大限の配慮」を求めたと述べている。

 落下事故の度に政府は一貫して「安全配慮」を繰り返し、つり下げ訓練を容認する姿勢だ。

 米軍はオスプレイつり下げ訓練でも「施設内飛行」を強弁した。住宅上空など民間地飛行を沖縄防衛局職員も現認しながら、政府は「確認できない」とする答弁書を閣議決定し事実認定を曖昧にした。

 米軍、政府は最低限「民間地区飛行禁止」を明確に確認すべきだ。飛行が施設内か外かを確認する監視システムも不可欠だ。

 周辺住民は度重なる施設外つり下げ訓練、昼夜の騒音被害に苦しんでいる。オスプレイ対応のヘリ着陸帯「ファルコン」の近さが原因だ。ヘリの飛行、つり下げ訓練を施設内に限定しても、わずかにそれただけで被害を被る恐れがある。

 訓練を優先し住民を犠牲にすることは許されない。「ファルコン」の撤去でしか安全は確保されない。
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 防衛省や政府の言うのは口先だけ、オスプレイが墜落事故を起こしても数日後には飛行を再開、それにも米軍の「安全を確認した」をただただ鵜呑みにしただけじゃないか、




 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長、元防衛大学校人文社会科学群学群長の
    孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



昨日の神戸
最低気温   4.0度(05:41) 前日差-0.7度)
最高気温  11.6度(16:11) 前日差-0。1度)

  今朝の神戸最低気温   8.1度 (02:14)  3月下旬並み 平年より2.5度高かった
   、

今日の神戸の
   日の出     6時13分 (昨日 6時14分)
   日の入り   18時05分 (昨日18時04分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日より一分遅く

       

 北海道の北にあった高気圧は道東辺りで消滅、日本海、太平洋側、九州の南に低気圧があり西日本は曇り・雨、北海道は晴れ、沖縄は荒天。
     
     
 明日の朝、西からの低気圧・前線は日本の南に、日本海の低気圧は東へ、高気圧は中国大陸に、西から曇り・晴れに。
     
     
 今朝は曇り気温は高いのに寒い、午後もなんとなく寒い、雨は降っていない(ここだけか)。
 今日の神戸の最高気温は13.2度、昨日より1.6度高く平年より0.7度高かった。
 明日は曇りのち晴れ、朝の最低気温は6.6度、最高気温は12.6度、夜の気温は5.9度の予報、朝の気温はちょっと低いがそのあとは気温が上がる。

    
 




そこまでやるか安倍官邸 強引幕引き、電波ジャックの狂乱

2017-03-13 | いろいろ

より

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そこまでやるか安倍官邸 強引幕引き、電波ジャックの狂乱

 こんな幕引きがアリなのか。ぶったまげるまでの強引さだ。

 10日夕方のテレビは、まるで電波ジャックの様相だった。学校法人「森友学園」の小学校建設をめぐる一連の問題で、渦中の籠池泰典理事長が17時半から、経営する塚本幼稚園で会見。夕方のニュースは一斉にこれを中継した。

 籠池理事長は小学校の設置認可申請を取り下げたことを明らかにし、「何も悪いことはしていませんが、学校を建設できなかった責めは取らせていただく」と、理事長辞任も発表したが、謝罪の言葉は一切なく、「朝日と共産の陰謀で潰された」「国会で野党が追及するから工事が滞った」とあくまで被害者ヅラ。さらには「明治維新から150年の年に素晴らしい小学校ができ、75年かけて本来の日本の教育に戻していかなければならなかった」と戦前教育への回帰願望を臆面もなく開陳するなど、トンデモ持論を展開する一方だった。

 視聴者も唖然の極右独演会をテレビ局は垂れ流し続けたのだが、その最中に突然、「南スーダンPKO撤収」の速報が入る。理事長と記者との質疑応答が始まろうかというタイミングで、テレビ画面は一斉に安倍首相のぶら下がり会見に切り替わってしまった。こんどは籠池理事長に代わって安倍首相が電波ジャックという錯乱の金曜日だった。

■疑惑は何ひとつ解明されていない

 「南スーダンからの撤収は朗報ですが、5月の話ですから、いま緊急発表して会見するような話ではない。籠池会見にかぶせてきたのは明らかで、それだけ安倍官邸は焦っている。後ろ暗さを認めたも同然です。メディアの攻勢に慌てふためいて、籠池理事長に申請を取り下げさせ、問題にフタをするシナリオを描いたのも官邸でしょう。週末に行われるマスコミ各社の世論調査向けの工作ですよ。しかも、きょう11日からしばらくはメディアも震災追悼一色になります。森友問題への追及が手薄になるタイミングで、南スーダン撤収をぶつけてきた。首相個人の保身のために、政策をねじ曲げる。震災も利用する。完全に国家を私物化しています」(政治評論家・本澤二郎氏)

 緊急性のない南スーダン撤収で会見しておきながら、同じ日に政府は「東日本大震災の3月11日に毎年開いてきた首相会見を打ち切る」と発表。自分たちの都合で何でも決められると思い上がっているのではないか。

 官邸の思惑通りということか、金曜夜のニュース番組では南スーダン撤収がトップニュースになり、その分、森友学園のトンデモ会見は扱いが小さくなった。土曜日からは震災報道がメーンになる。だが、これで幕引きなんて許されない。籠池理事長の会見でも疑惑は何ひとつ明らかにされなかったからだ。

 なぜ、財務省は異例を積み重ねて国有地をタダ同然で払い下げたのか。誰がこのスキームを考えたのか。財務面でも教育内容も問題だらけの学校法人だと認識しながら、大阪府がスピード認可した理由は何か。政治家の口利きは本当になかったのか。そして、「トカゲの尻尾切りはやめろ」と反論動画をユーチューブにアップするなど強気だった理事長が、一夜にして急変、申請取り下げに転じたウラに何があるのか――。

 「籠池理事長が態度を急変させたのは、官邸が裏取引を持ちかけたからだと見るのが自然でしょう。このあたりで幕引きにしないとマズイと考えた官邸が、事態の収束を図った。ただ、南スーダン撤収までぶつけてきたのは、さすがにやりすぎで、国民だって、ますます怪しいと感じているはずです。肝心なことが何も解明されていないのに、このまま問題を隠蔽して幕引きなんて許されない。政府には、国民の疑問に答える義務があります」(ジャーナリストの横田一氏)

大阪府と握り、身の安全とカネを保証して黙らせた?

 会見で、籠池理事長は「涙が出る思いで申請を取り下げた」と語ったが、一方で、小学校開設への意欲も力説していた。小学校をつくることは「天からのミッション」だと言い、「またチャレンジさせていただく」「大阪かは分かりませんが、子供さんの育成は今以上にする」と前向きだった。

 解せないのは、認可申請を取り下げたことで用途指定の国有地払い下げの前提が崩れ、更地にした上で国が買い戻すことになるのに、籠池理事長は「九分九厘までできた」校舎の「解体はしない」と明言し、開校は「延期になっただけ」みたいな発言もしていたことだ。

 ほとぼりが冷めた頃に開校させる口約束を官邸から取り付けたのか。それとも、完成した建物ごと国が買い戻し、まさか国立安倍晋三記念小学校にでもするつもりなのか。

 現地で取材を続けるジャーナリストの田中龍作氏が言う。

 「裏取引の具体的な中身は分かりませんが、籠池理事長が感じている不安は、主に経済的負担、詐欺容疑でパクられること、そして口封じに消されることの3つでしょう。これらを保証する代わりに、今年4月の小学校開設は諦めてもらう。官房機密費からそれなりのカネを渡したのかもしれませんし、脅しもあったでしょう。籠池理事長の会見が支離滅裂だったのは、本人が主導した申請取り下げではないから、事態をまだのみこめていないのではないか。何を質問されても、新左翼の陰謀などといった持論を長々と話すだけで要領を得なかった。明確に否定したのは、『政治家の口利きはないし、安倍首相にも昭恵夫人にも何もしてもらっていない』『安倍首相にお目にかかったことはない』という2点だけです。この点だけハッキリ明言すれば、後は悪いようにはしないと言いくるめられている可能性は大いにあります」

「疑獄事件には死がつきまとう」

 結局、ハッキリしているのは、政権にとって最も都合がいい形で小学校開校が中止になったという事実だけだ。予定通り4月に開校すれば、問題が長引いて政権への打撃になる。かといって、大阪府が「不認可」の決定をすれば、訴訟になるリスクもあった。森友学園側が自ら申請を取り下げた以上、損害賠償の裁判を起こすこともない。大阪府と握り、ある程度のカネを渡して黙らせる。こんな芸当は官邸にしかできないというわけだ。

 「7日夜には大阪の土木工事業者が亡くなりました。森友学園の工事で、土の搬出を請け負う建設会社の下請け業者です。遺書はありませんでしたが、警察は早々に自殺として処理した。現地に飛んで取材したところ、元請けの建設会社は『たしかにそこの会社に発注している』と認めたのですが、自殺者が出た会社は『ウチは森友の工事に一切関わっていない』と言う。真相は不明ですが、ライブドア事件の時、沖縄で不審死した元取締役が早々に自殺と断定されたケースを思い出しました。この元取締役は安倍首相の私的後援会と関係があったともいわれる。ロッキード事件やリクルート事件もそうでしたが、疑獄事件には死がつきまとう。こういうことも籠池理事長への脅しになったのかもしれません」(田中龍作氏=前出)

 業者は本当に自殺だったのか、森友学園の件と関係があるのか、現時点では判然としないが、こういう噂が広まること自体が、この問題の根深さを物語っている。死者が出たというだけで、「余計なことはしゃべるな」というメッセージだと受け取る関係者もいるだろう。そうやって疑心暗鬼にならざるを得ないほどの核心とは何なのか。異様な幕引きは、誰を守るためなのか。森友事件の闇は底知れない。
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