阪神間で暮らす

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   安倍首相のツルの一声

2017-03-16 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる。


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 03/16(木)

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収束みえぬ森友問題に顔むくみ 安倍首相にまた体調悪化説  【日刊ゲンダイ】

 「また体調を崩しているようだ」――。「潰瘍性大腸炎」という難病を抱えている安倍首相に再び“体調悪化説”が浮上している。近くで見ると顔はむくみ、極端に顔色が悪いという。

 「安倍首相はストレスがかかるとすぐに具合が悪くなる。野党から攻撃されることがよほどストレスなのか、国会会期末の6月になると必ずと言っていいほど体調を崩してしまう。今年はまだ3月ですが、早くも調子が悪そう。国民の目があるところでは元気に見せていますが、身内の会合などでは背もたれに首を乗せてつらそうにしている。野党の質問にすぐキレるのも体調が悪く、ガマンが利かないからでしょう」(自民党関係者)

 体調悪化の原因は「森友問題」を連日、国会で追及されていることだ。周囲が懸念していることは、安倍首相の場合、ストレスを発散できないと持病の「潰瘍性大腸炎」を再発しやすいことだ。子どもの頃からテストがあると持病が再発したと本人が語っている。症状が悪化すると血便と下痢が続き、1日に10~20回もトイレに駆け込むことになる。

■薬の副作用の可能性も

 「総理がイライラを強めているのは、昭恵夫人に足を引っ張られたという思いがあるからのようです。野党からは“アッキード事件だ”と攻められている。閣僚のスキャンダルには慣れっこですが、身内が原因になったことをストレスに感じているのでしょう。家に帰っても、母親の洋子さんから昭恵さんへの愚痴をこぼされ、気が休まらない。いつ森友問題が収束するのかみえないこともストレスになっているようです」(官邸事情通)

 深刻なのは、クスリが効かなくなったのではないかとみられていることだ。難病指定されている「潰瘍性大腸炎」は、完治することはなく、安倍首相は特効薬「アサコール」を服用して症状を抑えている。処方箋には「平常時」は1回2錠服用となっているが、1回3錠服用することもあるという。さらに、最近はステロイドも服用している、といわれている。ステロイドは強い副作用があるだけに、それが体調を悪化させている可能性もある。

 「安倍首相は大好きなゴルフをやり、外遊するとストレスが発散されて元気になる。安倍官邸は、どんなに批判されても、外遊日程とゴルフ日程を確保するつもりです」(政界関係者)

 あと一つスキャンダルが発覚したら、持病が悪化して政権を放り投げた第1次政権の時の再現もあるのではないか。
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 これだけ責められても投げ出さないのはなんだろう、もっとしつこく攻めないと。
 


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安倍首相のツルの一声 「加計学園ありき」の獣医学部新設  【日刊ゲンダイ】

 安倍首相の40年来の「心の友」、加計孝太郎氏が運営する学校法人「加計学園」に、なぜか今治市から広大な市有地が無料で譲渡された一件は、国会でも取りあげられはじめた。

 「『タオルと造船の町』に獣医学部……。つながりがさっぱり分からないね」――。岡山市の「加計学園」が運営する岡山理科大の獣医学部新設用地として、およそ36億円の市有地16.8ヘクタールを「無償譲渡」する今治市。突然、決まった大学設置に対し、首をひねる市民は少なくない。

 確かに市は1970年代から、大学誘致を模索していた。2000年代初めには、進出候補の具体的な名前に「松山大学」(松山市)が挙がった。しかし、「松山大学」の話は頓挫し、代わって07年ごろから、進出に強い意欲を示していたのが「加計学園」だった。元市議がこう明かす。

 「市は全国の学校法人に進出を打診したが、うまくいかず、造成した土地の塩漬けもやむを得ない――と諦めていた時に現れたのが『加計学園』だ。市の当時の説明では、『獣医学部は10倍以上の競争率があり、学生が集まりやすい』でした」

 市は、構造改革特区を利用して国に獣医学部の誘致を認めるよう15回も申請。しかし、日本獣医師会が「現状で獣医師は充足している」と反対を唱えたほか、国も「獣医師の供給不足は起きていない」(08年3月)と、ことごとく却下してきた。

 そんな状況が一変したのが安倍政権の登場だ。16年1月、安倍政権は広島県と一体で今治市を国家戦略特区に指定。さらに、11月の国家戦略特区諮問会議で、安倍首相が「広域的に獣医師を養成する大学の存在しない地域に限り、獣医学部の設置を可能とするための関係制度の改正を直ちに行う」とぶち上げたのだ。前出の市議は、ここに「カラクリがある」と言い、こう続ける。

 「『国は事業者を公募した』と説明しているが、すべての条件をクリアできる学校法人は事実上、以前から今治進出に積極姿勢だった『加計学園』しかありませんでした。そもそも、事業者の公募は、今年1月4日に告示され、締め切りは1月11日でした。わずか10日足らずですよ。他の学校法人が手を挙げられるはずがありません」

 つまり、安倍首相のツルの一声がきっかけで、“お友達”の学校法人は広大な公有地をタダで手に入れることになったということだ。(つづく)
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 公募の帰還がわずか10日ほど、これじゃ資料の作成もできないわ。
 


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「印象操作」は誰のおはこだ=青木理  【毎日新聞】

 現首相は最近、「印象操作」という言葉にこだわりがあるようです。たとえば、国有地が超格安で売却された大阪の学校法人・森友学園をめぐる多数の疑惑。妻の名誉校長就任がなんらかの影響を及ぼしたのではないか、などと国会で問われると、首相は声を荒らげてこう答弁しました。

 「事実がないのに、まるで事実があるかのように言うのは、これは典型的な印象操作なんですよ」「一生懸命に印象操作をされてますが、本当に何もないんです!」

 辞書をめくると、「印象」は「見たり聞いたりしたときに対象物が人間の心に与える感じ」、「操作」は「機械・器具などを動かして、作業させること/自分に都合の良い結果が得られるように手を加える」(『大辞林』)とあります。つまり「印象操作」とは「見たり聞いたりした時に与える感じを、自己に都合よく手を加える」といった意味になるでしょう。

 ここで僕は、はて?と首をひねるのです。その「印象操作」を縦横に駆使してきたのは、むしろ政権の側ではありませんか、と。

 いわゆる安保関連法制について、反対を訴える人々は「戦争法」と呼びました。僕は使いませんが、これまでできなかった集団的自衛権の行使を一部容認し、駆けつけ警護なども可能になったのですから、「戦争」の現場に一歩近づいたのは間違いない事実。しかし首相は「平和安全法制」なのだと主張しました。まさにこれ、「見たり聞いたりした時に与える感じを、政権に都合よく手を加える」ものでしょう。

 そんな例は枚挙にいとまがありません。戦後日本が長く堅持してきた「武器輸出三原則」を事実上葬った際、これに代わる新ルールを政権は「防衛装備移転三原則」と名づけました。最近では、今国会に提出された「共謀罪」法案を政権は「テロ等準備罪」と命名しています。しかし、実際の法案に「テロ」の文言は一つもなく、それを指摘されると慌てて修正する始末。典型的な「印象操作」であることの証左でしょう。

 自分たちが盛んに駆使してきたから、つい「印象操作」という言葉が口を突いて出てしまう--そんな皮肉を言いたくもなります。
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 執拗に声を荒げて反論するのはうしろめたいところがあるからじゃないか、一般的にはそういう印象。
 


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「日本全体で考えないと」 学生らがゲート前訪問 辺野古新基地建設  【琉球新報】

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に反対する市民らは15日午前、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で約200人が座り込んだ。午前11時半までに資機材の搬入は行われていない。この日は毎週水曜の拡大行動日となっており、県内外から集会への参加が相次いだ。普天間飛行場周辺で育った若者や県外から沖縄への関心を寄せる大学生らも訪れ、市民らの話を聞いていた。

 ゲート前を訪れた専修大学4年の渡辺翔太さん(22)は「沖縄は日本で一番理不尽なことが起こっている所だと思う。(沖縄の基地問題は)沖縄だけでなく日本全体で考えないといけない」と強調した。

 宜野湾市出身の東京大4年の男子学生(23)は「普天間飛行場の近くで育ったけど、移設問題には関心がなかった。どういう人がどういう思いで反対しているのかを聞き、自分の考えを持ちたい」と足を運んだ理由を語った。

 一方、大浦湾海上では大型クレーン船2隻が稼働し、汚濁防止膜の設置作業が行われている。建設に反対する市民らは抗議船4隻、カヌー約15艇で抗議行動をしている。午前8時ごろに長島付近でフロートを超えて抗議したカヌー2艇が一時拘束された。
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 若い人が真剣に現地を見ることはいいこと。
 

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オスプレイは“空飛ぶ恥”  【週刊 金曜日】
 黒島美奈子・『沖縄タイムス』記者

 つぶの一つ一つにさわれそうなゴーヤーや、花びら1枚1枚がピンと張ったアザミ。植物をモチーフにした繊細な水彩画の作者は、沖縄で暮らして20年になるという奥西眞澄さん(77歳)だ。航空自衛隊の元パイロットで、約30年間、民間航空会社のパイロットをも務めた経歴を持つ。今年1月に「オスプレイを斬る」の題名で紙芝居を披露し話題を呼んだ。

 「みなさん、飛行機が羽ばたくことを知ってますか?」。航空力学の知識を駆使し、オスプレイの構造をコウモリや竹とんぼになぞらえて解説する。「分かりやすい」と評判で講演の依頼が舞い込んでいる。2月中旬に初めて会った日にも、その携帯電話に、紙芝居を譲ってほしいとの依頼が寄せられていた。

 奥西さんは広島県呉市出身。商船大学への進学が決まっていたが「模擬試験代わりに」と友人に誘われ空自を受験したのが入隊のきっかけだ。一緒に受けた7人のうち合格したのは奥西さん含め2人だけ。入隊後は、戦闘機の操縦に必要な数学・物理・英語の履修を徹底させられた。テストの出来が悪いと除隊もあったといい、当初180人余の同期は2年目が終わるころは70人余に。奥西さんは、同期で数人というテストパイロットになるほどの優秀さだった。

 「戦闘機はスポーツカーのようなもの」と言う。夢中になるのに時間はかからなかった。特にテストパイロットの仕事はやりがいがあった。操縦にたけたテストパイロットが「安全」と判断して初めて、他のパイロットが操縦できるようになる。危険な仕事だが手当は当時1日200円だった。「命を懸けてこの額か」と皮肉ったこともある。それでも操縦できる喜びが勝った。34歳で空自を後にしたのは、地上勤務に配属されたことが理由だった。空の仕事を求めて民間航空会社に入社した。

 温暖な気候にひかれ沖縄で暮らすようになったのは55歳のころ。61歳でパイロットを退職。8年前に脳梗塞から失語症を発症した。当初は、病室で医師の問いかけに答えようとしても声が出ず、絶望感を味わった。リハビリに始めたのが描くことだった。

 日常を取り戻し始めたころ、米軍普天間飛行場へのオスプレイ配備を知った。戦闘機のパイロットだった経験から、構造上の問題には早くから気づいた。「オスプレイは、パイロット仲間には“空飛ぶ恥”と呼ばれている。買うのは世界中探しても日本ぐらい」。

 昨年、いつも参加する模合(沖縄での頼母子講)でオスプレイの話をしたら「危険性がよく理解できた」と好評だった。得意な絵と一緒に説明すればさらに分かりやすくなるのではないかと、切り絵の紙芝居を作成した。

 失語症の影響で以前のようにはしゃべれない。早口でのやりとりは苦手なので、あらかじめ台本を作成して臨む。披露する前日は何度も練習を重ねるという。「そこまでしてなぜ訴えるのか」という問いへの答えが印象的だった。

 「沖縄風に言えば『ワジワジー』(怒り心頭に発)している。自衛官の安全と命を政府は何だと思っているのか」

 危険なオスプレイの導入、「戦闘」のある海外への派遣……。「国を守ると言いながら、国民を危険に晒す行為だ」。元自衛官の奥西さんの言葉が重い。
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 元自衛隊戦闘機のテストパイロット、民間航空のパイロットだったからこそ言える話、説得力があるだろう。
 
 

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森友小に「安倍首相寄付金」 籠池氏、与野党と面会  【東京新聞】

 大阪市の学校法人「森友学園」理事長退任の意向を示している籠池泰典氏は16日、設置認可申請を取り下げた小学校に関し「安倍晋三首相からの寄付金が入っている」と述べた。国有地払い下げ問題に絡み、大阪府豊中市の小学校用地を視察した参院予算委員会の山本一太委員長と与野党理事らに対して述べた。

 これに先立ち、山本委員長らは大阪府庁と財務省近畿財務局、国土交通省大阪航空局を訪れ、関係者へのヒアリングをそれぞれ実施した。

 府は、小学校の設置認可などを巡り、近畿財務局とやりとりが複数回あったと説明した。
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 与野党と言っても自公からは山本委員長だけ。


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公明「共謀罪」了承 21日にも閣議決定  【東京新聞】

 公明党は16日の中央幹事会で、共謀罪の構成要件を変えた組織犯罪処罰法改正案を了承し、党内手続きを終えた。自民党は既に了承しており、17日に開かれる与党政策責任者会議で与党の審査は終了。21日に閣議決定される見通し。

 公明党の漆原良夫中央幹事会会長は16日の記者会見で「(犯罪成立に)客観的な行為を要求したことで歯止めがかかった。罪数も縮減できた。国民の理解は得られる」と述べた。

 改正案は「共謀罪」の適用対象を「組織的犯罪集団」と規定し、現場の下見や資金調達など犯罪の「準備行為」があった場合に処罰される。
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 公明は何を自民に握られているのか、創価学会の初代会長(牧口常三郎氏)は治安維持法で検挙され獄死している、共謀罪に対しては一番神経を使う政党かと思ったが。
  

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翁長沖縄知事、辺野古工事の差し止め訴訟を検討 無許可の岩礁破砕に対抗  【沖縄タイムス】

 沖縄県の翁長雄志知事は16日午前、県庁で記者会見し、国が県から岩礁破砕の許可を得ずに名護市辺野古の新基地建設工事を進めようとしていることに対抗するため、工事の差し止め訴訟を検討していると明らかにした。岩礁破砕の許可が切れる4月1日以降、県の調査で国による岩礁破砕行為が確認でき次第、提訴に踏み切る方針だ。

 訴訟に前後し、国に工事の中止を求める行政指導や、県漁業調整規則違反による告発など複数の対抗策も検討する。

 知事は破砕許可が必要ないとする水産庁の見解を疑問視し「長年示され続けた見解が、辺野古案件のために恣意的に変更されたとしか受け取れない。法治国家とほど遠く、国の二重基準と強硬な姿勢が浮き彫りになった」と批判した。
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 どうもこの知事は信用ならんな、まずやるべきは「撤回」だろう。
 岩礁破壊なんかで提訴しても安倍自公政権に言われれば裁判所は政権側だよ。





 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長、元防衛大学校人文社会科学群学群長の
    孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



昨日の神戸
最低気温   3.5度(06:45) 前日差-2.2度)
最高気温  11.6度(13:21) 前日差-1。7度)

  今朝の神戸最低気温   5.7度 (06:30)  3月中旬並み 平年より0.3度低かった
   、

今日の神戸の
   日の出     6時09分 (昨日 6時10分)
   日の入り   18時08分 (昨日18時07分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日より一分遅く

       

 太平洋側の低気圧は北海道東方沖がほとんど停滞であとは黄海の高気圧に覆われる。
     
     
 明日の朝、太平洋側北海道東沖の低気圧はだいぶ離れる、高気圧はゆっくりと黄海へ、その関係で全体的に晴れる。
     
     
 今朝はくっきり晴れ、風が少しあり寒い、午後も晴れだが少し風があり寒かった。
 今日の神戸の最高気温は12.3度、昨日より0.7度高く平年より0.7度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は1.9度、最高気温は12.5度、夜の気温は4.5度の予報、朝がちょっと寒いか。

    
 先日新わかめを酢味噌で、いかなごのしんこの釜揚げを生姜醤油で食べた。
 いかなごのしんこは不漁で値段が3倍くらいらしい。

 




ヒトラーを真似て支持率に執着する安倍政権の衆愚操作  (抄)  Plus

2017-03-16 | いろいろ

ジャーナリスト田中良紹氏のヤフーニュースのコラムより

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ヒトラーを真似て支持率に執着する安倍政権の衆愚操作

 「またか」と思わせる安倍政権の衆愚操作である。政権を直撃している森友学園問題から国民の目をそらすように、安倍総理は唐突に南スーダンから陸上自衛隊を撤退させる方針を発表した。

 「またか」というのは、昨年暮れにもオバマ政権の逆鱗に触れて政権の支持率に影響が出かねないと思われた時、安倍総理は唐突に真珠湾訪問を発表して「反戦平和」を金科玉条とする国内の大衆心理に迎合しようとした(2016年12月5日ブログ「オバマ政権の怒りに触れ真珠湾訪問のカードを切った安倍総理」)。

 しかし安倍政権の目的は都合の悪いことから国民の目をそらし、支持率の維持だけを考えているため、政策的に一貫した考えがあるわけではない。その場しのぎのポーズに過ぎないことが見え見えなのだ。

 ただ「反戦平和」を念仏のように唱えれば世界は平和になると考える大衆には、時折その気持ちに寄り添うポーズをして見せることが有効な操作方法になることを安倍政権は知っている。

 それはかつてヒトラーが用いた政治手法そのものである。ヒトラーは政権を獲得すると「平和演説」を行って諸外国に好感を与えると同時に、第一次大戦で敗れたドイツ国民の「反戦平和」感情を取り込むことに成功した。

 そしてヒトラーは中央銀行総裁のシャハトと組んで経済再建に乗り出し、平和の祭典オリンピックに力を入れ、第一次大戦後のドイツ民主化によって力を得た既成勢力と敵対しながら財界、官僚、軍部など伝統的エリート層と友好関係を結んだ。

 そのヒトラーが最も力を入れたのは国民の支持率である。そのため「失業」の撲滅、アウトバーン建設など公共事業の拡充、そして「強いドイツを目指す」ことを宣伝し、「民衆宰相」、「平和愛好家」のイメージを植え付け、人気の度合いを測るため国民投票を4度も行った。

 かつて麻生副総理は「ナチスの手口を真似たらどうか」と発言したことがあるが、フーテンに言わせれば安倍政権は十分に真似している。黒田日銀総裁と組んでアベノミクスの幻想を振りまき、東京オリンピックは自分が主役とばかり力を入れ、戦後民主化政策の影響を受けたメディアを潰し、財界、官僚、軍部などの伝統的エリート層と友好関係を結んでいる。

 そしてヒトラー同様に支持率には異常なほど気を遣う。それが昨年末の真珠湾訪問や今回の南スーダンからの自衛隊撤退のように「反戦平和」感情に寄り添うポーズとなるのだが、しかし安倍総理は天才ヒトラーにはなれない。そう思わせるのが昨今の情勢である。

 ヒトラーはシャハトと組んで経済再建に成功したがアベノミクスは「まだ道半ば」と言うしかない。東京オリンピックの主役の座も小池百合子東京都知事という「壁」が現れた。そして森友学園の問題から目をそらせようと発表された南スーダンからの自衛隊撤退は、あまりにもタイミングが露骨すぎて逆に問題の深刻さを浮き彫りにしている。

 フーテンは森友問題が国会で取り上げられた直後に、問題の小学校には認可が下りず、籠池理事長を「トカゲのしっぽ切り」をすることで問題を終息させるだろうと思った。それ以外に安倍政権が存続できる方法はないと思われたからである。

 ・・・・・。





別Webより  Plus

 2月17日の衆議院予算委員会で民進党が不可解な国有地払い下げ問題を追及した時、安倍総理は籠池理事長を自分の考え方に共鳴してくれる人物と好意的な見方を示し、夫人も教育熱心さに打たれて名誉校長を引き受けたと答弁したが、同時に「国有地払い下げに関りがあったら総理大臣も衆議院議員も辞める」と強すぎる否定をしたことでフーテンに「おっ!」と思わせた。

 そして1週間後には小学校の名誉校長であった昭恵夫人が辞任し安倍総理の答弁も一転する。夫人は無理矢理名誉校長を引き受けさせられ、自分にも「しつこく」講演依頼をしてきた人物として籠池理事長を非難した。そこでフーテンは「トカゲのしっぽ切りになる」とブログに書いた。(2017年2月25日ブログ「隠蔽」と言われて気色ばみ逆に「隠蔽工作」を感じさせた安倍総理)

 籠池理事長には然るべき利益を約束して表舞台から消えてもらうシナリオが作られているはずだと思った。一方で問題の中枢にいるのは安倍総理夫妻だけではない。森友学園の教育方針を評価し「認可適当」と判断した大阪府の松井一郎知事がどうなるかという問題もある。すると松井知事は猛然と籠池理事長を攻撃し始め、これで「しっぽ」は籠池理事長ただ一人と思わせた。

 ところが3月9日に「しっぽ」が反撃に出てフーテンはシナリオが未完成であることを知った。報道陣の前に姿を現した籠池理事長は「大阪府の認可」をあくまでも求め、インターネットにも30分ほどの動画映像を投稿して「しっぽ切りはやめてほしい」と訴えた。そして仲間であるはずの稲田防衛大臣が「10年前にしか会っていない」と言ったことや、安倍総理の「しつこい」発言を非難したのである。

 これでは国会の参考人招致を与党が認めることは出来ないはずである。安倍政権は籠池理事長というトラを野に放ってしまったのだ。しかしその翌日に籠池理事長は一転して大阪府に対し小学校設立申請を取り下げ、安倍政権の意向に沿う形を取りながら、夕方に記者会見を行うことになった。

 するとほぼ同じタイミングで安倍総理が「ぶら下がり」という緊急時に行う記者会見スタイルで、南スーダンからの自衛隊撤退を発表した。どこから見ても籠池会見の注目度を下げさせようとする発表の仕方である。

 自衛隊の撤退は昨年9月から政府内で検討されていたと後付けで言うが、国会では撤退する必要はないとの認識を示しており、説明はちぐはぐである。総理日程から分かるのは籠池理事長が反撃の姿勢を見せた9日の夕方5時22分から1時間半ほどNSC(国家安全保障会議)が開かれ、翌10日の籠池理事長の会見が始まった直後の夕方5時51分から再びNSCが10分ほど開かれ、6時05分から安倍総理は「ぶら下がり」で自衛隊撤退を発表した。

 また8日の日程を見ると夕方5時前から40分ほど国家安全保障局長、内閣情報官、外務省総合外交政策局長、防衛省防衛政策局長、統合幕僚長による会議が行われているので撤退方針はそこで決められた可能性が高い。つまりその頃から急きょ撤退方針を発表する事を考え、籠池理事長に申請取り下げをさせる日に発表することを考えたとみられる。

 それほどに森友学園問題は安倍総理にとって致命的な問題であるということだ。しかし籠池理事長の会見を見るとシナリオはまだ未完成のままのようだ。小学校設立の申請を取り下げることは承諾したが、校舎の解体に応ずる考えはなく、本人はあくまでも開校延期と主張している。従って森友問題は幕引きにならない。

 しかも「第二の森友」と言われる問題も明らかになった。こちらは安倍総理の長年の友人が経営する大学に37億円の価格のついた市有地が無償で譲渡され、その学校法人が経営する保育園の名誉園長を昭恵夫人が務めているという。森友学園と同じ構図なのだ。従って問題が終息することにはならない。

 さらに「蜜月」とか「満額回答」と衆愚が喜んだ米国のトランプ政権との関係も喜んではいられない。ロス商務長官は記者会見で「日米の貿易協定は優先度が高い」と述べ、二国間交渉で農産物の市場開放を要求する姿勢を明らかにした。「ネギ鴨外交」は国益にならないことの証である。4月から始まる麻生副総理とペンス副大統領の経済対話が思いやられる。

 トランプ大統領によるゴルフ接待は何を生み出したのか、安全保障で米国は100%日本の側に立つと言われても、米国議会を10年余見てきたフーテンは100%その言葉を信ずる気になどならない。政治家の言葉を信用する人間はただの「お人好しに過ぎない」ことは世界の常識である。

 安倍政権は追い詰められてきた。そして追い詰められてくれば国民に支持されそうなカードを次々に切ってくる。それが国益になるかと言えばそれはまた別の話である。それよりも夫婦そろって「お友達」に利権を与えるような政治、仲間内の思想を優先しそれを広めるために国民の税金を使い捨てにする政治が目の前にある。それを何とかしなければこの国に未来はないとフーテンは考える。
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