阪神間で暮らす

テレビを持たず、ラジオを聞きながら新聞を読んでます

I am not Abe.   高市総務相、米人権報告書に反論

2017-03-07 | 日記




 世界に対し、安倍首相がやっていることが本当の日本の姿じゃないと思い、 『 I am not Abe、 』 と声をあげる。


  14年の選挙の時は『来年10月の引き上げを18カ月延期し、そして18カ月後、さらに延期するのではないかといった声があります。再び延期することはない。ここで皆さんにはっきりとそう断言いたします。平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく確実に実施いたします。3年間、3本の矢をさらに前に進めることにより、必ずやその経済状況をつくり出すことができる。私はそう決意しています。』 と言っていた。


  元官僚の古賀茂明氏は氏の著書「国家の暴走」に安倍首相の事を
  「この人物は、いとも簡単に、しかも堂々と、嘘をつける人間なのだ。」 と書いている。


 安倍政権が進めるアメリカのためのTPP批准に反対します。


  忘れていませんよ、12年の選挙時に貼られたポスター、どうなっているでしょう。
  言っている事とやっていることがさかさま。安倍自民は単にアメリカの隷属政党。

  「日本を耕す自民党」と言うのは外資に対し日本から搾取しやすいようにする。事か?
  「ウソつかない。」自体が嘘



  TPP、ISD条項で日本の国家主権は破壊されコングロマリットの餌食に
  

  農業だけじゃないよ、食料、医療、特許、環境、労働、投資、衛生植物検疫、越境サービス など21分野

  自民党が2012年暮れの衆議院選挙で公約したTPPに関して、自民党のウェッブをチェックしよう。

   
 拡大すると
   



 安倍政権の進めるアメリカのための戦争法施行および帝国憲法への改憲に反対します。



 〈あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。世界によって自分が変えられないようにするためである〉ガンジー

 〈一番こわいものはテロリストでも大不況でもなく、いつの間にか私たちがいろいろなことに疑問を持つのをやめ、気づいた時には声すら自由に出せない社会が作られてしまうことの方かもしれません〉アメリカで医療破産したある女性(堤未果、ルポ貧困大国アメリカⅡより)




 03/07(火)

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高市総務相、米人権報告書に反論 電波停止巡る発言で  【東京新聞】

 高市早苗総務相は7日の衆院総務委員会で、今月発表された米国務省の2016年版人権報告書が高市氏の電波停止を巡る発言などに触れ、安倍政権によるメディアへの圧力強化に懸念が強まったと指摘したことに反論した。「誤解に基づいた記述だ。残念に思っている」と述べた。

 同時に「従来の法解釈と同じことを誠実に答えた。正しい認識を持ってもらいたい」と強調。外務省を通じて米側に説明する意向を示した。

 報告書は、放送法の定める「政治的公平」への違反を重ねる放送局に対して電波停止を命じる可能性に言及した高市氏の昨年2月の発言を、圧力強化への懸念理由の一つとして挙げた。
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 アメリカが言ってるんだぞ、おとなしく従え、トランプ。
 
 

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国民が目覚めた 「支持率急落」は安倍内閣瓦解の予兆  【日刊ゲンダイ】

 「憲法改正の発議に向けて、具体的な議論をリードしていく」

 5日開かれた自民党大会で、安倍首相はこう宣言。党大会では、自民党総裁の任期を2期6年から3期9年に延ばすことも正式決定した。これで、安倍は4年後の2021年まで続投することが可能になった。

 不可解な土地取引に端を発する森友学園問題は拡大の一途で、国民の疑念が安倍その人に向けられている真っただ中だというのに、よくやる。民意との乖離に驚き、呆れるしかない。任期延長どころか、即刻辞任でもおかしくないのだ。「関係ない」「違法性はない」で逃げ切れるとでも思っているのか。完全に国民をナメている。自民党員から任期延長に異論が上がらないことも異様だ。

 競うようにして、安倍一強にひれ伏し、スリ寄り、花を持たせる。そういう支配構造から出てきたのが学校法人「森友学園」への国有地売却問題ではないのか。権力は必ず腐敗する。それをまざまざと見せつけてくれた。

 「森友学園の幼稚園では、運動会で園児に『安倍首相がんばれ』『安保法制、国会通過よかったです』などと宣誓させていた。あの映像を見れば、誰もがおぞましいと感じるはずです。その異様さは、安倍政権の背後にいる日本会議の不気味な存在に国民が気づくきっかけになったのではないか。教育勅語を暗唱させる森友学園の教育方針や、籠池理事長の思想は、すべて日本会議に根差している。そして、安倍政権では大半の閣僚が日本会議のメンバーです。だからこそ、安倍首相夫妻も森友学園の教育に共鳴していたわけで、“お国のために命を捧げよ”と教える教育勅語なんて、安倍首相の考え方そのものじゃないですか。カルト的右翼団体に支えられたウルトラ極右政権の正体に国民が目覚めれば、60%もの高い支持率はあり得ません」(政治評論家・本澤二郎氏)

極右に憲法改正をやらせてはいけない

 安倍は問題発覚当初、2月17日の衆院予算委では、森友学園と籠池理事長について「妻から教育熱心と聞いている」「私の考え方に非常に共鳴している方」と称えていた。最近になって、国会の場で「非常にしつこい」「教育者としていかがなものか」と罵るなど、切り離しにかかっているが、「共鳴」の方が本心なのは、過去の言動から見ても明らかだ。

 森友学園に感謝状を贈っていた稲田防衛相(58)に至っては、筋金入りの教育勅語信者で知られている。月刊誌「Will」(06年10月号)の座談会で、〈教育勅語の素読をしている幼稚園が大阪にある〉と、自ら塚本幼稚園のことを持ち出し、〈教育勅語は、天皇陛下が象徴するところの日本という国、民族全体のために命をかけるということだから……教育勅語の精神は取り戻すべきなのではないかなと思ってるんです〉と話していた。

 「森友学園の問題は、政権とズブズブの日本会議の存在を抜きには語れません。首相や閣僚と極右思想を共有する学校法人だから、役人がルールの捻じ曲げまでして、破格の好条件で国有地を払い下げるのに尽力した。疑惑が発覚すれば、閣僚は嘘とゴマカシで国民を欺き、野党が求める参考人招致を拒否し、ヒラメ役人も『当時の記録は破棄』『記憶にもない』とスットボけて、国家ぐるみで事件を隠蔽しようとする。権力の乱用によって進んだ腐敗には目も当てられません。こんなウルトラ極右政権にあと何年も権力を握らせたら、日本中が安倍晋三記念小学校になってしまう。全国民が『安倍首相バンザイ』と言わされることになる。そうなる前に、嘘つき首相を権力の座から引きずり降ろす必要がある。カルト的な思想集団に操られたアナクロ政権に憲法改正をやらせてはいけないのです」(本澤二郎氏=前出)


森友学園問題で問われているのは首相の資質

 ここへきて、安倍が「腹心の友」と呼ぶ親友が理事長を務める加計学園にも、36億円超の土地が無償譲渡されるなどの優遇ぶりが話題になっている。こうなると、見返りに金品を受け取っていなければいい、手続きに違法性がなければいいという話ではない。国有地や税金を気の合う仲間に分け与える。安倍がやっているのは、権力をカサにきた国家の私物化だ。もはや独裁国家と変わらない。その傲慢、倫理観の決定的な欠如、反民主主義――。安倍自身の資質が問われているのである。

 一連の経緯について、自由党の小沢一郎代表はツイッターでこう発言している。

 〈この問題はいわば安倍政権そのものが簡単に理解できるひとつの「教材」である。安倍総理の国家観や歴史観、外交感覚、自分の「お友達」への奉仕、権力濫用…。安倍政治の本質が集約・凝縮されている。この政権が続けば、この国はいつか来た最悪の道をたどることになる。絶対に止めないといけない〉

 〈安倍総理が名誉棄損だあ!イメージ操作だあ!と、わあわあわめけば、みんな同情し、勘弁してくれると思っているのか。今問われているのは、国としての名誉であり、総理個人のメンツではない。逃げてはいけない〉

 少なくとも、安倍には疑念を払拭する説明責任がある。野党から追及されると逆ギレして、「私を侮辱した!」「私と妻を侮辱した!」とわめき散らす幼児性には辟易だ。自分は潔白だと言うのなら、ブチ切れる相手は野党議員ではない。名前を利用されたのであれば森友学園を訴えるべきだし、不当な働きかけをした政治家や役人がいるのなら、そいつらが相手だろう。野党議員の背後には国民がいることを忘れていないか。

支持層の安倍離れが加速

 国有財産の私物化や、日本会議との薄気味悪い癒着を目の当たりにして、常識ある国民は愕然としているのだが、この政権に危機感はない。信じ難いのは、1日の参院予算委で共産党の小池議員が、鴻池事務所の面会記録を入手し、自民党議員の関与を質問した時のこと。これだけ深刻な問題なのに、安倍や麻生財務相は、閣僚席でヘラヘラ笑っていた。その感覚が度し難い。圧倒的な議席数と60%という高支持率を背景にやりたい放題やってきた慢心と驕りが、こういうところで表れる。それが国民の不信感に拍車をかける。さらなる怒りを呼ぶ。支持率の急落は避けられない。

 日本経済新聞電子版のインターネット意見投票「クイックVote」では、第312回「森友学園問題、真相どう解明?」(投票期間3月4~7日午後1時)が投票中だが、その途中経過は、5日の夜9時の時点で「支持する」が40.3%、「支持しない」が59.7%と、不支持が大きく上回っている。投票は毎週行われているが、今年に入ってずっと60%以上を保ってきた支持率が、一気に20ポイント以上も下がった。初めて不支持率と逆転した。シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏が言う。

 「この意見投票は日経全体で唯一の“読者欄”でもあります。恐らく日経新聞の最もコアな読者層が主に投票しているのに、ここまで支持率が急落しているのは驚きです。もともと安倍政権に好意的で、積極的に意見投票する人々がメーンなので、この調査は無作為抽出法による世論調査より支持率が上振れする傾向にある。例えば、日経新聞とテレビ東京が2月24~26日に行った世論調査の内閣支持率は60%でしたが、ほぼ同時期(2月25~28日)の『クイックVote』で、内閣支持率は3.8ポイント高い63.8%でした。『クイックVote』での支持率が40.3%にまで落ちてしまったのですから、無作為抽出法による世論調査では、支持率が30%台に落ち込んでもおかしくありません」

 ついに内閣の瓦解が始まった。そもそも森友問題は、安倍の身から出た疑惑だ。そこにフタをして長期政権なんて、冗談じゃない。
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 日経の調査と言うところが怖いんじゃない?日経は言えば安倍友、寿司友だから。
 


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安倍首相と現職で思惑にズレ 衆院解散で早くも駆け引き  【日刊ゲンダイ】

 5日開かれた自民党大会で、党総裁任期を現行の「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長することが決まったが、その途端、衆院解散・総選挙が取り沙汰され始めた。

 最も早い解散時期として挙がっているのが「4月解散」だ。その大きな理由は7月の東京都議会議員選挙。小池旋風をまともに受ける自民党は、議席を半減させるという予測もある。これまでの例では、都議選に惨敗すると、その後の国政選挙でも、自民党は大幅に議席を減らしている。

 また、5月には衆院選挙区画定審議会が、区割り変更案を首相に勧告する予定だ。100選挙区前後で見直しが行われるため、調整難航は必至。こうしたことから、先手を取って4月に解散してしまえという声が上がっているのだ。

 一方、2021年までの長期政権が見通せるようになった安倍首相は、解散を来年秋まで先送りする意向とされる。今の衆院議員の任期は来年12月。現有の安定勢力を保持したまま来年9月の自民党総裁選で3選を果たし、悲願の憲法改正に取り組む腹づもりだ。

 何より4月の解散では、安倍首相自身が「森友疑惑」で突き上げられるのは避けられない。解散を焦る平場の議員に対して、「森友疑惑」「都議選ショック」のほとぼりが冷めるまで先送りしたい安倍首相。水面下で駆け引きが始まった。
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 総裁選任期を3期に伸ばしても選挙結果次第ではいつまで首相に居られるかわからない、そうなると3分の2を持っている今のうちにやりたい放題するには4月や今秋ではなく来年に選挙を伸ばすのでは?
 


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責任逃れから一変 松井知事“森友不認可”で人気取りの噴飯  【日刊ゲンダイ】

 小学校開校が来月に迫る中、「認可」が怪しくなってきた森友学園。大阪府の松井一郎知事はごみの撤去計画や経営見通しが期限内に提出されない場合、「認可は難しい」と表明。暴走する森友学園に体を張って“待った”をかけるリーダー気取りだが、ちょっと待った。これまで、「自分は認可権者じゃない」と責任逃れしていたではないか。

 例えば、2月21日、記者に囲まれて松井知事はこう言っている。

〈昨年(2016年)4月の時点で、私学についての権限を教育長に委譲している。学校の経営が成り立つかどうかについては、20人の専門家でつくる私学審の判断を尊重し、教育長が最終判断する〉

■「認可権限は教育長」と断言も……

 さらに、24日に日刊ゲンダイが、12年に松井知事が私立小設置基準を緩和し、森友学園に門戸を開いたことを報じると、松井知事はツイッターで「新規参入を促すため」と弁明。森友ありきの規制緩和の疑いについてこう反論した。

〈私学審議会の開催は審議会会長判断であり、認可権限は教育長です。ゲスな勘ぐりとはこの事ですね〉

 これはまったく的外れだ。前述した松井知事の記者への説明にあるように、教育長への認可権限移管は16年4月から。基準緩和の12年も、森友学園に「認可適当」を与えた15年も、認可権者は松井知事本人だ。

 ここまで松井知事は、森友学園への認可の“汚れ役”を教育長に押し付ける魂胆がミエミエだった。ところが、問題続出で「不認可」が現実味を帯びると態度を一変させる。25日の日本維新の会の会合でこう言い出したのだ。

〈安定した経営ができないようであれば認めるわけにはいかないというのが、府教育庁の立場だ〉

 あれっ? 認可の権限者は教育長じゃなかったのか? 以降、松井知事は教育長をさしおいて、認可に口を出すようになる。今や世間は松井知事の“英断”に注目するようになった。

 しかし、森友学園問題の元凶は何か。橋下徹元知事は28日のツイッターで「僕が私学設置基準見直しの大号令をかけた」と認め、松井知事同様、「新規参入促進」を強調している。だが、現実には緩和後5年間で私立小学校の申請は森友学園のみというお寒い結果だった。“競争”で活性化どころか、緩和のせいで、質の悪い学校法人を招き入れ、結局、経営不安で「不認可」というオチがつきそうなのだ。橋下、松井両氏は、自らの失政を認めて、府民に謝るべきだ。
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 ついこの間まで責任は教育長と言っていたのに急に話し出したのは自分に嫌疑がかからないと判断した?甘いぞ。
 


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都職員の現状 世間にさらすしかない  【日刊スポーツ】

 ★元都知事・石原慎太郎の記者会見という名の責任転嫁の会は既に先週の話だが、あれほどの専制政治を都政に敷いていた石原が今更、「みんなで決めた」とか「もう決まっていたので従った」といった政治を実行していたとはとても思えず、「忘れた」とか「知らない」といった対応も、会見を開くほどのことだったのかと思いたくなる。実際のプロセスには、当時は最高の技術と最高の情報が投入され、その中で決断したというのならば時の知事の判断として尊重もされよう。だが、責任を分散させようという意図が強く見え隠れした。今後は都議会の委員会、百条委員会、住民訴訟の中で真摯(しんし)に答えていくべきだろう。

 ★石原会見の直後、今度は豊洲市場問題を審議する都議会の参考人招致で、9回目の調査で高濃度のベンゼンが検出された調査を担当した業者が、それまでとは違う手順で調査を行ったことを明らかにした。それは東京都の指示によって行われていた。過去8回は「パージ」と呼ばれる水抜き作業を行ったあとに、再びたまった地下水で採水調査が行われていたが、9回目だけほとんど間を置かずに採水が行われ、パージした地下水そのものを分析に回したケースもあったとの証言だ。都は「スピードを重視していたため」と指示したことは認めたが、その意味は分からない。

 ★都庁関係者が言う。「都知事・小池百合子の『スピード感』をはき違え、調査方法を変えることの重大さに職員が気づかないのなら、調査の起案書から調査のすべてを情報公開するしかない」。その意味では都職員の現状に歴代知事は苦しんだかもしれないが、それらを情報公開によって世間にさらして乗り越えていくしかあるまい。
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 分析対象によってはアンモニアのどのように揮発するものもあり特定の処置をするかすぐ分析するように分析上は規定されている。
 この論評は『スピード感』でくくっているがそればかりではないだろう。
 

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沖縄勤務の元米兵、枯れ葉剤接触認定 退役軍人省が被害補償  【琉球新報】

 米軍の準機関紙「星条旗」は6日付で、沖縄に勤務した退役米軍人2人が、枯れ葉剤との接触を疑われる事例で重大な病を患ったとして、米退役軍人省が補償認定したと報じた。認定を受けたのは1950年代後半に米軍那覇飛行場(現・那覇空港)に勤務した元空軍兵と、68~70年に那覇軍港に勤務した元陸軍兵。認定時期はそれぞれ2015年10月と、16年9月。

 元空軍兵は滑走路周辺に枯れ葉剤を散布させられて前立腺がんとなり、元陸軍兵は那覇軍港で貨物船から枯れ葉剤入りのドラム缶を積み降ろす作業に従事させられ、糖尿病を患ったと証言している。ドラム缶には当時枯れ葉剤が入っていることを示したオレンジのしま模様があった。

 退役軍人省はいずれの認定についても、申請者の症状と枯れ葉剤の接触に関連が認められるとし、沖縄に枯れ葉剤が「なかった」とする証明が不足しているとの理由で決定を出した。一方、同省は星条旗の取材に「退役軍人省は沖縄で枯れ葉剤が使用、貯蔵、実験、運搬されたと信じるに値する証拠はない」とも回答したと報じている。これまでにも那覇軍港や米軍普天間飛行場、米軍北部訓練場などの勤務経験のある元米兵が枯れ葉剤への接触が疑われるとして被害認定を受けている。
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 ベトナム戦で枯葉剤は使われた、嘉手納から出撃したB-52爆撃機が積んでいたのかも、そうなれば那覇に枯葉剤があってもおかしくない。


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辺野古新基地:「弾圧やめろ」ゲート前で抗議  【沖縄タイムス】

 名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で辺野古の新基地建設に反対する市民らは、7日午前から工事車両の搬入を阻止しようとゲート前で座り込みを続けている。午前9時と正午ごろ、市民約20人を機動隊員約40人以上が強制排除した。市民らは「県民運動を力でねじ伏せるな」「(市民運動は)憲法で保障されている。弾圧をやめろ」などと抗議。排除後には資材を積んだ工事関係車両10台が出入りした

 シュワブ沖では、午前9時半ごろから市民らが船2隻とカヌー12艇で抗議。大型作業船は横付けした別の船から資材などをクレーンで運び入れていた。
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 市民一人につき最低2名の機動隊による強制排除、非暴力をモットーにするから排除されるまま。





 Twitterコーナー、ご参考に

 慶應義塾大学経済学部の金子勝教授のツイッター

 元外務省国際情報局局長、元防衛大学校人文社会科学群学群長の
    孫崎享氏のツイッター

 自由党の 小沢一郎事務所のツイッター

 東京新聞 政治部のツイッター

 東京新聞 ほっとwebのツイッター

 市民連合のツイッター

 関西市民連合のツイッター

 SADL大阪のツイッター

 上智大学 中野晃一教授のツイッター

 法政大学法学部 山口二郎教授のツイッター

 社民党参議院議員 福島みずほ氏のツイッター


 その他、こちらもどうぞ 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



昨日の神戸
最低気温   7.0度(23:55 前日差+1.5度)
最高気温  14.0度(16:01 前日差-0.3度)

  今朝の神戸最低気温   5.4度 (06:34)  3月中旬並み 平年より0.7度高かった
   、

今日の神戸の
   日の出     6時21分 (昨日 6時22分)
   日の入り   18時00分 (昨日17時59分)

       日の出は昨日より一分早く、日の入りは昨日より一分遅い

       

 低気圧・前線が本州の南を北東へ遠ざかる、高気圧は中国大陸の奥に、北海道沖の低気圧も北東へ。
     
     
 明日の朝、低気圧がカムチャッカと北海道の間に、その影響で北陸から北は雪。
     
     
 今朝は薄曇りで晴れ、風が冷たい、今日の天気は小雨マークが出ているが感じるような雨は降っていない。
 今日の神戸の最高気温は10.4度、昨日より3.6度低く平年より1.1度低かった。
 明日は晴れ、朝の最低気温は1.4度、最高気温は8.3度、夜の気温は3.9度の予報、朝がだいぶ冷えそうだ。

 歩いていてどこからともなくいい匂いが、探しても見えないが沈丁花、どこにある?
    
 




「軍歌を歌う幼稚園」

2017-03-07 | いろいろ

より

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「軍歌を歌う幼稚園」森友学園の愛国教育は、戦前だったら不敬罪!?
 なんともトホホな戦後的光景 文筆家、近現代史研究者 辻田 真佐憲氏

注目の幼稚園の「あまりに戦後的な実態」

 国旗、国歌、軍歌、「教育勅語」、「天壌無窮の神勅」、御真影、修身、靖国神社、八紘一宇――。

 「戦前っぽいもの」をカット・アンド・ペーストして、なんとなく愛国的な世界観を作り上げる。戦後、そんな「二次創作」がなんども繰り返されてきた。

 国有地の売却問題などに絡み、大阪市の学校法人・森友学園が注目を集めているが、その教育もまたそうした「二次創作」の典型例である。

 同法人が運営する幼稚園では、「君が代」や軍歌を歌い、「教育勅語」を暗唱し、御真影を掲げているという。これには、戦前回帰との指摘も少なくない。

 だが、その詳細をみると、どこが戦前なのだろうといぶかしく思われる。

 天皇皇后の写真は覆いもなく無造作に置かれ、「教育勅語」は園児たちによって不揃いに唱えられ、「君が代」は毎朝のように歌われる。戦前では、天皇に関するものごとは厳格に管理されており、こんなカジュアルな扱いなどとうていありえなかった。

 たとえば、文部省は、小学校(1941年度以降は国民学校)の儀式で「教育勅語」や「君が代」、御真影をどのように扱うべきか指針を定めていた。

 複数ある指針をまとめると、おおよそ次のようになる。


 そう、戦前の小学生は、祝祭日にわざわざ学校に行って、こんなに堅苦しい儀式に参加しなければならなかった。その空間は厳粛をきわめ、御真影が置きっぱなしにされたり、「教育勅語」がガヤガヤと子供に唱えられたりするなど、もってのほかだった。

 くだんの幼稚園は、戦前ならば、不敬罪に問われたかもしれない。戦後的な、あまりに戦後的な実態。同園の愛国教育を戦後の「二次創作」と呼ぶゆえんである。

「二次創作」は戦後日本の伝統芸

 こうした「戦前っぽいもの」のカット・アンド・ペーストは、終戦記念日の靖国神社の光景を思い出させる。

 8月15日に靖国神社に行くと、旧軍の軍装をしたひとびとの姿が目につく。外見からして、あきらかに旧軍の元軍人ではない。高齢者の場合も、不自然に階級が高かったりする。

 つまり、かれらのほとんどは、民間人の「コスプレ」である。

 これら架空の軍人たちは、くたびれた軍服に、しばしば高級な階級賞をつけ、エリートの象徴である参謀肩章や天保銭を帯びている。そして軍旗を掲げ、軍刀を抜き、境内を練り歩いている。

 その異様な光景は、一度見たらけっして忘れられない。


 もっとも、かれらはふざけているわけではない。むしろ軍装や行進を通じて、靖国神社や戦死者に対して崇敬の念を示しているらしい。だからこそ、これまで許容されてきたのだろう。

 事実、乃木大将のコスプレで有名なある老人などは、最近まで「靖国の英霊に捧ぐ」などと称して毎年軍歌のイベントを開催し、その開会の挨拶で「教育勅語」を恭しく読み上げていた。

 こうした終戦記念日の光景もまた、戦後特有のものである。民間人(子供など一部の例外を除く)が軍人のコスプレをして靖国神社を参拝するなど、戦前であれば考えられなかった。

 これだけではない。「二次創作」の愛国教育は、戦後社会に見られるひとつの伝統芸であり、サブカルチャーであり、この分野に詳しい者にとっては見なれたものである。

 だからこそ、戦前回帰との批判には違和感を禁じえない。「軍歌を歌う幼稚園」も、終戦記念日の靖国神社も、きわめて戦後的な現象であり、戦後民主主義の土台のうえに成り立っているものだからだ。

 ここでは、「戦前回帰」対「戦後民主主義」の図式は適切ではない。そうではなく、戦後民主主義のなかの現象Aや現象Bと捉えられるべきである。戦前回帰との批判は、こうしたフェイクに対してかえってある種の正当性を与えかねない。


保革対立で形成された戦前ネタ

 そもそも「戦前っぽいもの」のパッケージは、戦後長らくつづいた保革対立のなかで形成されたものである。

 保守勢力(自民党文教族、文部省など)は、教育の荒廃が叫ばれると、かならず国旗掲揚、国歌斉唱、「教育勅語」の再評価、修身の復活などを主張してきた。

 国旗国歌問題に火をつけた第三次吉田茂内閣の天野貞祐文相は、その嚆矢である。内藤誉三郎(文部事務次官→参議院議員→第一次大平正芳内閣の文相)のように、「天壌無窮の神勅」を学校で教えるべきだと主張した例もある。

 これに対し、革新勢力(社会党、日教組など)は、ことごとくこうした動きに反対し、抵抗を示してきた。

 「戦前っぽいもの」のパッケージは、こうした保革対立を前提とした一種のネタだったといえるかもしれない。多少大げさなことをいっても、どうせ反対派から批判されて最終的に調整されるだろう、と。

 だが、革新勢力が著しく退潮するなかで、こうした調整機能は失われた。

 世代交代とともに、ネタもいつしかベタとして認識されるようになった。戦前ネタのフルコースともいうべき「軍歌を歌う幼稚園」と、それを評価する首相夫人という組み合わせは、その最たる象徴だろう。

 私立学校でやっている分にはまだよい。だが、これが今後公立学校の教育などに影響を及ぼすとなるとたいへんリスキーだ。戦前ネタの裏で、児童虐待まがいのことをしているとの報道もあるが、事実だとすれば、またなにをかいわんやである。


「戦前っぽいもの」のパッケージを解体せよ

 もとより、教育機関で国民国家の歴史や意義を教えることは必要である。国民国家は、現在の国際政治の基本的な単位だ。これを否定するつもりはない。

 グローバリズムの時代、国民国家というシステムをいかに無理なく保守・管理・運用していくか。政府への盲従や排外主義などの欠陥は認識しつつも、こうした問題に取り組んでいくことは欠かせない。

 では、「軍歌を歌う」式の愛国教育でこの問題に対応できるのかといえば、はなはだ心もとない。「戦前っぽいもの」のパッケージは、いまやなき保革対立時代の産物だからである。

 もはや、かつてのバランサーとしての革新勢力の再興はむずかしいだろう。

 そこで必要なのは、「戦前っぽいもの」のパッケージを解体し、ひとつひとつ検証して、使えるものは使い、捨てるべきものは捨て、再構築を行うことであろう。軍歌はどうか、「君が代」はどうか、「教育勅語」はどうか――、と。

 現代ビジネスの拙稿では、すでに「君が代」と「教育勅語」の意味や歴史について詳しく検討してきた。


 「君が代」は、これからも国歌として使用するべきである。ただし、「歌うか、歌わないか」と踏み絵のように使うべきではない。万人に受け入れられやすい「聴く国歌」が落としどころではないかと思われる。

 「教育勅語」は、復活させるべきではない。発布直後から問題点が指摘されており、今日の複雑化した社会ではとうてい使用に耐えない。部分的に評価できるところがあるのならば、別の文書を用意するべきである。

 修身(道徳教育)や靖国神社(戦没者慰霊)などについても、個別に検討されなければならない。パッケージを丸呑みするかいなかの二者択一は、あまりに単純すぎる。

 もう一度繰り返せば、「軍歌を歌う」式の愛国教育は、「戦前っぽいもの」をカット・アンド・ペーストした「二次創作」である。それはイメージと異なり、戦後民主主義に依存し、保革対立を前提としたものであった。

 したがって、これからの時代に対応するためには、「戦前っぽいもの」のパッケージを解体し、国民国家に関する教育の再構築を行わなければならない。

 戦前の模倣やネタでさまざまな教育問題が解決するのであれば、こんな楽なことはない。だが、そんなうまい話があるわけがない。「軍歌を歌う」式の愛国教育を評価するものは、そろそろ目を覚ますべきである。



 プロフィール: 辻田 真佐憲氏

 1984年大阪府生まれ。文筆家、近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科を経て、現在、政治と文化・娯楽の関係を中心に執筆活動を行う。近刊『大本営発表』(幻冬舎新書)、そのほか単著に『たのしいプロパガンダ』(イースト新書Q)、『ふしぎな君が代』(幻冬舎新書)、『日本の軍歌 国民的音楽の歴史』(幻冬舎新書)、『愛国とレコード 幻の大名古屋軍歌とアサヒ蓄音器商会』(えにし書房)などがある。監修CDに『日本の軍歌アーカイブス』(ビクターエンタテインメント)、『出征兵士を送る歌 これが軍歌だ!』(キングレコード)、『みんな輪になれ 軍国音頭の世界』(ぐらもくらぶ)などがある。
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