犬山城周辺をめぐる -5-
2024年3月16日(土)、栄中日文化センター主催、「歩いて巡る愛知の古城と史跡」(2024年1~3月)「犬山城に入らない犬山城巡り」へ行ってきました。
講師は七種英康先生です。その様子を、5回にわたって紹介し、今回が最終回です。
今回は、犬山城 です。会としては解散した後に一人で訪問しました。
これまでに何回訪れたのでしょうか?
小学校の遠足に始まり、授業での取材など、数え切れません。
しかし、いつも、ガラガラでした。
今回は入るのに30分待ち。
石田市長さんの頃でしょうか…。本町の電線をなくし、町並の古風化に試みました。
私が大口町の派遣社会教育主事だった2001年~2002年はまさにその真っ最中。何度も直接その話を聞かせていただきました。
当時の生涯学習課も、そうした方向での街づくりで足並みがそろっていたように思います。
その後を継いだ田中市長は、私の高校の同級生。彼が野球部の外野で、私がラグビー部のバックスで、ちょうど運動場の同じくらいのところで顔を合わせていました。
街づくりは、着々と進んでいったように思います。
犬山城の古図と解説です。
このように、案内も充実していきました。
黒門の跡です。
この数字は、前回紹介した次の図の番号です。
礎石が残っています。
毎時9年に23円で徳林寺に売られたとあります。
実は同じ頃、興福寺の五重の塔が競売にかけられ「25円で落札」されています。明治の「廃仏毀釈」によ寺が競売に出したのです。現在の価値に換算して20万円にもならない金額だったそうです。落札業者は塔を燃やし、残った金属を売却しようとしていたそうですが、周囲の住民の反対により、からくも残りました。それが、今の奈良を代表する国宝です。
犬山城の黒門が、興福寺五重塔とほぼ同じ値段だったというのは興味深いですね。
長い列ができていました。
犬山城については、細かい説明はやめましょう。
樹齢約650年のすぎです。長い間天守を護ってきた御神木として、現在は「大杉様」として祀られています。
天守の石垣です。野面積みですが、じつはいろいろ見られます。
内部の石積みです。
柱を補強しています。
石垣については、いつものこのサイトをご覧ください。
ここから https://www.takamaruoffice.com/inuyama-jyo/ishigaki-collection/
天守閣の説明です。
この図が面白い!
4つの戦場について、誰が何歳の時に出陣したかが描かれています。
リアリティ、最高!
お城番付
南を見ると、小牧城
西を見ると伊木山
北を見ると美濃の国
西は成田山。
歴代の城主です。
堀があります。
現在まで残る空堀。
これぞ城の醍醐味。
リーフレットです。
さらに詳しいことを知りたい方は、犬山城を楽しむためのウェブサイト をご覧ください。
動画をご覧ください。
バスガイドぶらり旅 vol.60 国宝 犬山城
お城の巡り方 国宝の犬山城編
先ほど紹介したサイトの管理者です。
犬山城を楽しむ3つのポイント【犬山城マイスター!たかまる。の犬山城の世界】
今回でこのシリーズもおしまいです。
今回も、新しい発見をさせていただいた七種英康先生、アシスタントの則竹さん、そして一緒に学ぶ皆さんに感謝申し上げます。
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