青裸々日記 Aorara Diary

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負け癖。

2010年10月26日 13時11分27秒 | 青裸々日記。
ヤマノミ(東京都品川区)

 こんにちは。
 今日もありがとうございます。



 寝起きの顔を不細工と言われても、
 傷つく人はあまりいません。
 しかし、「人のために」と思ってよい表情をしているのに不細工と言われれば、
 明らかに寝起きの顔をとやかく言われるより、傷つく人は多いハズですよね。

 それでは、寝起きでもないのに「不細工」と言われ続けたら、
 当の本人は、どんな気持ちになるでしょうか!?
 最初は抵抗もするし、反発もする。
 しかし、不細工であるとどこかで認めてしまえば、
 元の顔の如何に関わらず、顔を綺麗に見せる努力を放棄してしまうものです。
 本来、どんなに顔の造りがよかったとしても、
 周囲からの評価に疲れないためには、
 「とりあえずそんな(負け組の)身分なんだ」と認める他はありません
 これが「負け癖」が出来る過程なのです。


 ☆、☆ ☆

 レッテルやラベリングによって、
 増長や萎縮をする人がいます。
 一流と言われる学校や組織にいれば「自分は立派だ」と思い、
 負け組と言われる地位に成り下がると「私はダメな奴だ」と卑下をする。

 「なんと馬鹿な話」と、他人事のように思うのは間違えです。
 端から見れば滑稽そのものですが、
 「自分はそうではない」というのは、傲慢そのものです。
 難関と言われるグループに入ったり認められたりすれば、
 優越感に浸るのが、私達というものではないでしょうか。


 本来の実力に関係なく、「勝ち組」や「負け組」とラベリングされる地位に慣れてしまうと、
 自分の価値や実力を勘違いしてしまうのです。

 勝ち組でいるうちは、まあ周りが評価してくれるので、そこそこの努力はするでしょう。
 問題は、努力が奏功しなかった時。
 たまたま報われたか報われなかったかで、自分の価値や実力をコロコロと変える、
 こんな自己認識でいると、腐りやすい人間になるものです。
 自分の努力に依存しないものに価値の判断を委ねていると、
 結局、努力の価値をないがしろにしてしまい、
 結果的に捨て鉢になってしまう
からです。
 


 もちろん、身の丈を知ることは大切です。
 出来ることから一歩ずつ、というのも本当のこと。

 しかし、自分の価値は最終的に自分が決めてやるんだ」ていう気概の有無が、
 一時的な不遇に負けるも勝つも決めるのです

 また、そんな気概があれば、
 「人物本位」で人と相対し、レッテルのトリックに引っ掛かることもなくなります。


 負け癖を持つも持たないも、個人の自由。
 だからこそ、誰もが問われているのです。


 「不遇に遭った時の態度」を。

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