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青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

欲求の棚卸し。

2011年12月21日 22時41分36秒 | 青裸々日記。
モザイク通りから(東京都新宿区)

 こんにちは。
 今日も皆様、ありがとうございます。



 やる気はあるのに、どうも空回りしてしまう。
 目標はあるのに努力が億劫。
 惰性に流されて目指す場所を見失いがち。

 こういった、「理想はあるのに、そこへ向かうためのことができない」という場合。
 実は、自分のことをよく勉強するチャンスなのです。

 一例を挙げると、「料理がやりたいけど、なかなかできない」と思っている人がいるとします。
 しかし、料理にトラブルは付き物。
 レシピだけ見て全てがうまくいくなら誰も苦労はしませんが、
 実際には、味付けの妙や火加減など、経験しなければわからない面もありますから、
 どうやっても失敗の一つや二つは起こります。
 そうすると、「料理=難しくて大変」という図式が頭にできてしまう。
 ということは、「私はつまらないことをやりたいのか」ということになって、
 「やりたいけどやりたくない」という、二の足を踏む結果になるのです。


 「水は低きに流れる」というように、人間、基本的にはかなりの怠け者なのです
 それでは、どうして努力をするのかというと、「理想が輝いて見えるから」です。
 怠け者とて、お腹が空いたら目の前の小さなカップ麺を食べるために、
 お湯を作って注ぎますよね。
 ゴロゴロしていれば楽ですが、それよりも「物を食べること」のほうがうま味がある。
 だから、お湯を沸かす労力をいとわないわけです。

 しかし、元が怠け者であることには変わりません。
 ゴロゴロしていたい気持ちだって、なくなったわけではない。
 いくらお腹を満たしたいからと言って、怠け心がなくなるものではありません。
 つまり、いくら努力することが楽しくても、その裏では休みたい気持ちが必ず隠れているものなのです。


 これ、普段はなかなかわかりません。
 しかし、「どうも空回りしがちだな」という感覚がわくことで、
 「ああ、休みたい気持ちもあったけど、後回しにしてきたのかな」という気持ちに気付けるのです。


 なんだってそうです。

 普段は「人に尽くす」とか「優しく生きる」、「理想を高く掲げる」というような素晴らしいことを思っていても、
 その気持ちが100%になることはありません。
 もし「ある」と言ってはばからないようなら、それはたまたまそういう調子だからというだけで、
 勢いがなくなった途端に「今までの自分は嘘だった」とか言うのです。

 それなら、日頃から自分の気持ちには素直になりましょう
 「本当は〇〇したいけど、□□だから」という場合、
 この「□□だから」の部分が強く影響してしまい、本来の自然な欲求そのものが見えにくくなってしまうことは、意外に多い
のです。

 自分の欲求をわからずに続けるより、自分がどう楽になりたいかを知れば、
 必ず頑張りどころと抜きどころが掴みやすくなります。
 自分のブレーキ系統がどこにあるのか、たまには考えてみてもよいのではないでしょうか!?


 それが、日々の頑張りをより新鮮にしていくのですから。

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