青裸々日記 Aorara Diary

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こんな自分に誰がした!?

2011年07月04日 19時28分35秒 | 青裸々日記。
アガパンサス(東京都江東区)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 自分より出来た人や先んじている人、あるいはうまくいっている人を見ると、
 「自分なんてまだまだ。とてもあんな風にはなれない」などと、
 劣等感や無力感にさいなまれてしまうことがあります。
 やる気のある人を見ては「私には意欲がない」、
 優しい人を見ては「自分はあんなに優しくできない」、
 幸せな人を見ては「自分はまだまだ」。
 もちろんそうやっているのも、ひとつの生き方です。


 ところで皆さん、ここまでどうやって文章を読んでいただきましたか!?
 「私には他の読者さんみたいに、文章を読めないんです」などとうそぶいていたら、
 いつまで経ってもここまでは読めませんよね。


 …そう。
 人間の秘めている力って、本当はすごく広くて大きいものなんです。

 誰かに嫌な顔をしようと思えば、いくらでもキツい当たり方はできます。
 体力的には無理そうな距離でも、「走り抜こう」と思っただけ、振り絞れる力も違ってくる。
 同じ問題を解くのでも、「自分はダメだ」と思ってやるか「努力してきたんだ、全力を出せば通用するさ」と思ってやるかでは、
 出来具合、ひいては達成感や充実度だって変わってくることもあるハズです。


 つまり人間は、「そうなりたい、そうありたい」と思っている通りの力が出るものなんです。
 人にはそのままで愛、生きる力、意欲、やる気、優しさなど、
 いくつもの美点が備わっているものなんです。

 ただし、もちろん個人差はあります。
 普段から誠実に生きている人といい加減な態度でいる人では、
 どちらが「素敵なもの」を出せるかは、もう言うまでもないですよね。
 そうすると、冒頭に書いた「どうせ自分は…」ということにもなってしまう。


 しかし、信じる者は救われるというのは、自分の場合も一緒なんですね。
 「自分にだって、あんな素晴らしいものがある」と思っていれば、
 少しずつ言動や習慣も変わっていきます。
 どんなに「自分をダメだと言わずにはいられない」と思っていても、
 諦めなければ必ず変われます。


 もちろん、この思想が極端になるとただの根性論になってしまいます。
 「やればできる」とは言っても、ある日突然、全く正反対の性格になるような人がいたら、
 それこそお医者さんにでも診てもらわなければいけませんよね。
 私が言っているのは「変われる」ということではなく、
 「自分に対する見方を変えてみよう」ということ。
 結果は二の次、まずは「自分の劣等感や無力感は、もしかしたら勘違いかもしれない。取り返しはつくんだ」という目で見てみましょう、
 こういう話をしたいわけです。


 自分をダメだと思えば「ダメなもの」が出る。
 自分を素敵だと思えば、「素敵なもの」が出る。
 もちろん、何を「素敵だ」とか「ダメだ」というかは、人によって差があることは事実でしょう。

 しかし、覚えておきたいのは「自分の資質は、自分の思っている方向に伸びていく」ということ。
 レストランで好きなものやおいしいものを注文するように、
 自分に対しても、わざわざダメなものではなく良いものを注文してみましょう。
 嘘みたいですが、人はそれだけで変われるんですよ。

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