青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

自分を褒めたほうがよいもうひとつの理由。

2011年03月26日 23時03分43秒 | 青裸々日記。
寒緋桜(東京都江東区)

 こんにちは。
 今日も皆さん、ありがとうございます。



 自己啓発書などを読むと、「自分を褒めるとやり甲斐も出来るし、成長も早い」などと書かれています。
 たしかにそれは、一理ある。
 自分の成長や進み具合がわかればこそ、
 前も見えやすいからです。


 しかし私は、「自分を褒める効用」はもうひとつあると思うんですね。
 それは「他人様に迷惑をかけないため」です。

 往々にして、意気がる人、自分のことをひけらかす人がいるものです。
 自慢したり、あからさまに人を見下したり、
 あるいは自分の世界観や価値観が絶対だと思ったり。
 その度合いが酷いだけ、立ち居振る舞いも鼻に付いてしまうというものです。
 もちろん、多少冗談めかして言っているならまだしも、
 一緒にいて気分が良くなるハズがありません。

 想像しただけで具体例を挙げたくなる位にご立腹の方も、少なからずいらっしゃるでしょう。
 しかし、そんな利己的な人に、何かを言って聞かせようとするのが間違え。
 諭したところで、反発されるのは目に見えています。
 そこで、いくら鼻に付くとは言えど、「人の振り見て我が振り直せ」、
 自分が同じ穴の貉に成り下がってしまわないようにするのが大切です。
 そして、そのために外せないのが「自分を褒める」ということです。


 感情って、一時的に抑えられても、
 いつかは吐き出すしかないんですね。
 たとえば、イライラしていても、その場はなんとか取り繕わなければならないような場面がありますよね。
 必要があればこそ、一応は我慢も出来たりはする。
 しかし、その場面が収まり、自由にして良くなったら、
 さて、その時にこらえた感情を爆発させない人って、一体どれくらいいるでしょうか!?
 …つまり、「誰しもそれなりに、我慢した感情はどこかしらで爆発させている」ものなんですね。

 そこで、です。

 自分をやたら大きく見せようと必死になる人、
 「褒め言葉や愛情とかいったもの」をしきりに求めてくる人、
 こんな人ほど、どこかで自分を褒めたり出来なかった分を、
 自分を許してくれそうな人に甘えて転嫁して、構ってもらおうとしている
のではないか!?という説明が付くと思うんです。


 でもこれって、幼児となんにも変わりませんよね。

 「ママー、お花畑の絵が書けたよー!!」
 「あら綺麗ね、よくがんばって書いたねー、いい子いい子」

 「いや俺なんかさ、普通じゃこなせないことを毎日やってんだよ。俺以外に出来っかよ!!」
 「あら、一生懸命なんですね。尊敬します。素敵な方ですね」

 この両者、どこが違うんでしょうか!?



 大の大人がみっともないことをするのは、
 恥ずかしいばかりか、ハッキリ言って公害です。

 自分の面倒は自分で見る。
 他人にお守り(おもり)をさせない。

 もちろん人間、完璧じゃないと言えど、
 「愛嬌」で済まされる範囲に収めたいものです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿