人間の価値

　こんにちは。



　泣ける話を聞きました。
　大学入試に失敗した人の話です。

　所謂「東大一家」で、
　その東大の特定の学部に失敗してしまった人がいる、
　そして、自分を責めることから抜け出そうにも抜け出せない、
　そればかりか自分のそんな心理状態もわからない。
　そんな話を伝え聞いたんですね。

　学歴だとか肩書だとか、
　「そんな程度のもの」ですが、
　「そんな程度のもの」という価値観へ到達し乗り越えるまでには、
　振り返ってみれば、私も苦労したものでした。


　しかし。
　「身体検査（政治家の話じゃないですよ）」って皆さんやったことあると思うんですが、
　あれって、ほぼ裸の状態でいろいろとバカ丁寧に調べられるじゃないですか。
　そうでないと、本当にその人の状態がわからないから、
　それは常識だと思うんですが…、

　ついつい、こういう肩書的なものになると、
　目に見えない余りに価値観が極端になってしまいがちです。


　〇　〇　〇


　私が思うに、人間の魅力は、


　・人柄や性格


　がやっぱりベースだと思うんですよ。

　で、
　・肩書や学歴
　・その他、履歴書に書くようなもの
　こんなものは、人間で言う「服」みたいなもので、
　結局、ベースになる人柄がダメだったらどんな肩書を付けてみてもその人には価値を見出だせません。

　逆もしかりです。
　肩書がなくても、人柄が磨かれた人、性格美人な人は、
　人間的魅力に溢れた人だと私は思います。
　そう、所謂「イケメン」は、
　無地のTシャツとGパンだけでキマるのと同じように。



　もちろん、肩書に全くの意味を考えないわけではありません。
　しかし、服や肩書で考える人は淘汰されていく時代になっていくはずです。


　だから私は、この瞬間も、
　過去を振り返りつつ、自分を磨いていたいと思うのです。