道端鈴成

エッセイと書評など

現場の作業員のサポートと長期戦にそなえた手はずを

2011年03月27日 | 時事
福島第一原発の現場の作業員の人たちはかなり劣悪な環境で苦闘しているとの報道があり愕然とした。極度のストレスと疲労のなかで危険な作業を継続していたら、さらに食事や睡眠もまともにとれなければ、人間まいってしまうし、誤りも出てくる。政府は、恫喝や叱責、注文をするだけではなく、なぜ現場で頑張っている人のサポートができないのか?東電に責任はあるにしても、政府も当事者なのだから。これは政治家というより人間としての問題だ。政治家としては、すでに被害は出ているが、さらに大きな被害と悲劇が生じないよう、まずは長期戦にそなえて不測の事態が生じないように手はずをしなけらばならない。東電に丸投げして、まともなサポートができていない政府の様子を見ていると、これも不安になってくる。

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