道端鈴成

エッセイと書評など

Tube's Dilemma:そそくさと選挙を急げ、ばれぬ間に

2010年06月11日 | Tube's dilemma
国会延長問題 予算委での政策論争が必要だ 

 参院選の争点を明確化するためにも、与野党が積極的に政策論争を行うことが求められる。
 質問と答弁が一方通行の代表質問では、首相の政治姿勢や内政・外交全般にわたる考え方は十分わからない。やはり予算委を開催して、一問一答形式で双方向の議論をかわすべきだ。
 論戦の機会を奪い、選挙の得失だけを考える。そうした姿勢は、大正から昭和初期にかけ、政友会と民政党などが、交互に野党側の質疑をさえぎる形で衆院解散を繰り返し、政党政治への信頼を失墜させたことを想起させる。
 今回同様、通常国会中に首相が交代した2000年の森首相の場合、所信表明演説と代表質問だけでなく、衆参両院の予算委で質疑に応じてから衆院を解散し、総選挙に臨んでいる。
 首相が交代した以上、国会論戦を通じて、有権者が1票を行使するための判断材料を提供するのは当然のことだ。民主党は予算委員会の開催に応じるべきだ。(読売新聞社説 6月10日)

要するに森首相の場合にもやったような就任後のまとまな国会の論戦をさけて、ぼろが出ないうちに選挙をやってしまおうというもくろみだ。こんな姑息なことをして、論客だとか言われていた菅さん恥ずかしくないのだろうか?

国民は、また選挙の数ヶ月あとで期待はずれだ、騙されたとでもいうのだろうか?

鳩山や子供手当はつきれども
世にLoopyの種はつきまじ