本屋で手に取って、たまたま 今読んでいます。
偶然か?
藤原ていさんが亡くなりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けて行くことで、受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、長い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
電通 鬼10則です。
シンプルだけどとても奥が深い。
痛ましい事件があり 電通の手帳からこの鬼10則が削除されるらしい。
ともすると両者(「事件」と「鬼10則」)とを関連付けたくなるが
果たしてそうなのか・・・?
鬼10則
「気合論」「精神論」「けしからん」と捉える人もいれば、
仕事をしていく上での「普遍的真理」と考える人もいるわけです。
社風というものもありますが 行きつくところは個人の問題。
自身の肝に銘じればよいことであって、
他人へのおしつけ(乱用)は単なる気合論、暴力にすぎません。
力点あれば作用点あり。
少しの力を加えることが、受ける側にとって大きな作用(インパクト)が働くことがあります。
実るほど頭を垂れる稲穂かな・・・。
昨年秋 出張で韓国を訪れた際、トラックの車窓からみた一面の黄金色の絨毯。
豊かな土地である印象を強く受けました。
今 韓国が揺らいでいます。
韓進海運が 倒産しました。
サムスンのギャラクシーノートの発火事故が相次いでいます。
そして ついに朴大統領も機密漏洩の疑いで退陣の危機にさらされています。
人が弱っているとき 困っている時に追い打ちをかけるのは卑怯なことです。
こんな時にこそ「隣人」を支えてあげられる、成熟した国家。
私たち「日本」はそうありたいものです。
芯は常に凛とし、隣人に対し謙虚な姿勢で臨めば国家は安泰です。
右往左往する必要はありません。