富士山の裾野市商工会公式ブログ

HPリニューアルいたしました! http://www.susonoshi-sci.com/

月例経済報告(内閣府)では横ばいですが・・・・

2012年02月17日 07時03分32秒 | 管理人の独り言

たまにですが日本国政府の内閣府が発表する月例経済報告を観ています。言葉のニュアンスでよいとも悪いとも取れるのはお役人さんの文章表現の巧みなところですが、どうみてもここ数年(震災前もそうですが)「横ばい」のようです。その横ばいラインが中間線より上なら良いのですが、どうもかなり低空で横ばいのようです。様々な経済政策を打っているようですが私BLOG管理人には、いまひとつ、今二つのような気がします。皆さんも読んでみませんか。因みに⇒で見えますよ月例経済報告

(お問合せ 裾野市商工会:055-992-0057)
にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 裾野情報へにほんブログ村

月例経済報告とは景気に関する政府公式見解を示す報告内閣府景気動向指数に基づいて月次で取りまとめ、経済財政政策担当大臣関係閣僚会議提出し、了承を経て公表される。冒頭の基調判断の部分経済全般総括的に評価し、個人消費設備投資住宅建設公共投資輸出輸入貿易サービス収支企業収益雇用などの個別要素動向についても言及する。基調判断部分では「弱含んでいる」「改善足踏みがみられる」「持ち直しの動きがみられる」など独特の表現が用いられ、前月からの変化注目が集まる

(我が国経済の基調判断:平成24年2月度内閣府発表)
景気は、東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるなかで、緩やかに持ち直している。
・生産は、緩やかに持ち直している。輸出は、このところ弱含んでいる。
・企業収益は、減少している。設備投資は、下げ止まりつつあるものの、このところ弱い動きもみられる。
・企業の業況判断は、大企業製造業で低下しており、全体としても小幅改善となっている。先行きについても、全体として慎重な見方となっている。
・雇用情勢は、持ち直しの動きもみられるものの、東日本大震災の影響もあり依然として厳しい。
・個人消費は、このところ底堅い動きとなっている。
・物価の動向を総合してみると、緩やかなデフレ状況にある。
先行きについては、各種の政策効果などを背景に、景気の緩やかな持ち直し傾向が続くとが期待される。ただし、欧州の政府債務危機が、金融システムに対する懸念につながっていることや金融資本市場に影響を及ぼしていること等により、海外景気が下振れし、我が国の景気が下押しされるリスクが存在する。また、電力供給の制約や原子力災害の影響、さらには、デフレの影響、雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要である。
(政策の基本的態度)
政府は、大震災からの復興に全力を尽くすとともに、欧州政府債務危機等による先行きリスクを踏まえ、景気の下振れの回避に万全を期す。また、デフレ脱却に断固として取り組み、全力を挙げて円高とデフレの悪循環を防ぐ。このため、「円高への総合的対応策」及び平成23 年度第3次、第4次補正予算を迅速に実行するとともに、平成24 年度予算及び関連法案の早期成立に努める。また、1月24 日、「平成24 年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」を閣議決定した。
政府は、日本銀行と一体となって、速やかに安定的な物価上昇を実現することを目指し取り組む。デフレ脱却に向け、日本銀行に対しては、政府との緊密な情報交換・連携の下、適かつ果断な金融政策運営を期待する。
日本銀行は、2月14 日、「中長期的な物価安定の目途」を示し、当面、消費者物価の前年比上昇率1%を目指して、それが見通せるようになるまで、実質的なゼロ金利政策と金融資産の買入れ等の措置により、強力に金融緩和を推進していくことを決定した。また、資産買入等の基金を10 兆円程度増額することを決定した。